※この作品はR-18です。

龍闘士ユラン ~悦ヘト堕チル凌辱冒険譚~   作:キバガミ

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廃城の怪しげな部屋を捜索していたユラン。
その中にあったおもちゃ箱からは大量の玩具と医療器具が溢れ始め――。


――――


※このシーンに含まれる要素

【オスケモ】【竜人】【異種姦】【スリット責め】【物品化】


BADEND 泡沫ノ末路ハ皆同ジ① ※凌辱シーン

 

「身動きが取れなくなる前に急いで物をどけるぞ!!」

 

 悩んでいる暇はない。

 

 オレは雪のように物をかき分けながらどうにか入り口の扉付近まで到達すると、

土を掘るように一心不乱に物を投げ捨てていく。

 

 ティエルも協力してくれているが、おもちゃ箱からの供給は一向に止まず、

これでは焼け石に水をかけているような状態だ。

 

「ヤダヨォォォ!! 死にたくネェヨォォォッッ!!」

 

「誰が死なせるかッ……!」

 

 とは言ったものの、胸の裡には強い絶望感が漂っていた。

 

 他に扉もない。分厚い石で出来た壁だけだ。斬竜刀でもあれば

力任せにどこか叩き壊せたかもしれないが、ただただ自分の判断ミスを嘆くしか出来ない。

 

「なんだ……!?」

 

 すると、おもちゃ箱がみるみる内に膨れ始め、正方形から球体の形へと変化していく。

 

 そして、その膨張に耐えきれなくなった箱は風船のように勢いよく破裂し、

中の物が濁流のように中身の物が溢れる。

 

「まずい。伏せろッッ!!」

 

「生き埋めになるっすぅぅぅ~~~~~~!!!」

 

 二人を抱きかかえるように盾となるが、こんなものは気休めに過ぎない。

 オレ達は断末魔を上げながら、おもちゃと医療器具の山に埋もれてしまうのだった――。

 

 

――――

 

 

「ん、く……」

 

 泥のような黒い澱の中から意識が這い出す。

 まだ、頭の中が霞がかっていて朦朧としている。

 あれからオレ達はどうなってしまったのだろうか。

 

「大丈夫、か……ティエル。ハナさん……」

 

 返事はない。彼らもオレと同じで意識を失っているのだろうか。

 未だ重い瞼をどうにか開いてみる。

 

(ここはどこだ……?)

 

 錆色の空が頭上に瞬き、こちらを見下ろしている。

 だが、それ以外には何も無い。一体、どうなってしまったのだろうか。

 

(…………!?)

 

 ふと見下ろしてみると、そこには普段と違う光景があった。

 それは、前に訪れた遊戯区画だったが、まるで空から眺めているような光景だ。

 

(これは……風船……!? オレは一体どうなっているんだ……!?)

 

 ここで、ようやくオレは異常事態に気がついた。

 オレ自身が巨人のように大きくなっているのだ。

 しかし、単純に大きくなった訳では無かった。

 

 一度、サーカスの催し物で見上げるような熊の風船を見たことがあったが、今の自分はまさに"それ"だった。

 

 何を言っているのか理解出来ないとは思うが、自身の姿を模した巨大な竜の風船――

所謂、キャラクターバルーンと呼ばれる物になっていたのだ。

 

(待て待て待て……訳が分からんぞ……!)

 

 オレはただただ焦っていた。確かにこの世界はおかしな事だらけだが、

今回は一層、頭を抱えてしまいそうな訳が分からん状況だ。

 

 身体を動かそうとするも、当然風船なので動ける訳も無し。

 首すらも動かないので、ただただ眼下に広がる光景を見ている事しか出来ない。

 

(落ち着け……状況を整理するんだ……!)

 

 確か、ティエル達と共に廃城の一角、子供部屋らしき場所を調べていたはずだ。

 それで、突然おもちゃ箱から医療関係の物が溢れて――

 

(あれから埋もれて気を失ったのかオレ達は……

 なら、あの二人も近くに……?)

 

 ティエルとハナさんは無事なのか。それだけが気がかりだ。

 それとも、彼らもオレと同じように風船になってしまったのだろうか。

 想像すればするほど、胸の裡がざわめきが強くなっていく。

 

(あれは……白影、か……?)

 

 オレ達が遊戯区画を訪れた時には、時間が止まっていたかのように

白影は身動き一つ取らなかったが、今は秒針が動き出したように活発に活動している。

 

 相変わらず、言葉を発する気配はないが、小柄な白影は飛び跳ねたりしており、

全身を以て喜びを表現していた。その様子は、屈託なく遊び回る子供そのものだ。

 

 ――この世界が歪で無ければ、さぞ微笑ましい光景だろう。

 

(しかし……本当に参った)

 

 声も発する事が出来ず、自ら動く事すらも出来ない。

 それが、こんなに辛い事だとは思わなかった。

 ハナさんもこのような気持ちだったのだろうか。

 

 いや、なんならハナさんより状況は悪いかもしれない。

 彼は言葉を発することも、顔を動かす事も出来ていた。

 今のオレはそれすらも叶わない。

 

 傍から見れば、本当にただの巨大な風船と変わりないのだ。

 

(…………)

 

 このまま人知れず、遊戯区画の一角にある玩具風船として生涯を終えるのだろうか。

 国と立場を投げ出し。身一つで飛び出した後がこれとは何と情けない末路だ。

 そう思うと、心が硝子の城のように音を立てて崩れてしまいそうな感覚に囚われる。

 

 こんな状況だからこそ、精神を強く保たなければならないのに、

逞しいのは肉体だけか。女々しい自分にただただ自己嫌悪だけが募る。

 

(……なんだ?)

 

 ふと視線を下ろせば、小さな白影達が集まり始めている。

 看板のような物が建っており、その前に一列に並んでいた。

 何かのアトラクションを待ちわびる時のように。

 

(――オレを見ている?)

 

 巨大な竜の風船が珍しいのだろうか。どんな風船にされてしまっているのか、

自身からは完全には窺い知る事は出来ないが、ずんぐりむっくりした手足と

でっぷりとしたお腹にデフォルメされた鱗条線が走っており、

さぞ、愉快な姿をしているのは間違いないだろう。

 

 だが、それなら一列に並ぶ必要は無いはずだ。

 観察して楽しみたいだけなら、むしろ、横に広がった方が見やすいだろう。

 何故、そのような隊形を取る必要があるのか理解に苦しむ。

 

(…………!?)

 

 座っているオレの股へと白影が近づいていく。

 この時、ようやくこの白影達が何をしようとしているのか理解出来た。

 

 ――オレの中へ入ってこようとしている。

 

(くぅ、ぅぅ……!)

 

 白影が入り込んだ瞬間、ぞわりとした感覚が股間部から駆け上がってくる。

 

 どう考えても、今の自分はまともなヒトの姿で無いにも関わらず、

感覚自体は普段の時と全く変わりなく、スリット内に指を突っ込まれたような感覚だ。

 

 しかし、自分の意志で動かす指とは全く違い、白影の動きは予想がつかず、

まるで小さな蟲に這い回られているかのような感触だ。

 

(入って……来る、な……!!)

 

 そう叫び、暴れているつもりだが何も変化は無く、白影達は構わずに内部で暴れまわる。

 その度に粘膜に擦れ合い、ため息をついてしまいそうな快感が押し寄せる。

 一体、今のオレの身体の構造はどうなっているんだ。

 

(それに……なんだこれは……!)

 

 白影が這い回るような感覚と共に、粒々の何かが粘膜や肉棒に擦れ、

得も言われぬ快感が与えられていく。

 

 この感触は一体なんだ。

 

 コリコリとした極小の球体に肉棒全体を弄られているような――。

 

(がっ……!? まだ入って……っ!)

 

 オレの様子など知ったことではないと言った様子で、次から次へと白影達は

股間部へと潜り込み、そして、その隙間から複数個、怪しげな球状の物体が転がる。

 

 それは、片手で鷲掴み出来るほどの小さいボールであり、

子供が遊んでも安全面に問題無いような柔らかい素材で作られていた。

 

 一度、オレも見た事がある。

 

 キャラクターバルーンの中にプールのような窪みのある空間があり、

その中にたっぷりと遊具用のボールが敷き詰められている。それに酷似していた。

 

(今のオレの身体の内部は、そうなっているのか……?)

 

 実際に確認する事が出来ないので、そう仮定する事しか出来ないが、

そう考えれば今飛び出して来たボールや先程感じた感触も合点がいく。

 

 しかし、よく見ればそのボールは柔らかい素材というよりは、肉々しい物――

肉塊や化け物の卵のようであり、たっぷりと粘着質な粘液を帯びていた。

 

 あんな気色の悪い物がオレの肉棒を擦り上げていたのかと思うと悪寒がする。




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