オンドリッドとユランは命が助かった事に安堵するが――。
※このシーンに含まれる要素
【ケモノ】【ケモナー】【オスケモ】【竜人】【オナニー】【スリット責め】【産卵】
「う…………」
言葉に詰まってしまう。
リバーシュやカルバル達にあれだけ注意するように
言われたのにも関わらず、自ら霧の中へと飛び込んでいったのだ。
それだけでなく、既にオンドリッドの死を悲しみ、
故人としてけじめをつけ、前に進み始めようとした彼らに対し、
部外者であるオレが首を突っ込み、かき乱した。
これは、彼らの顔に泥を塗るに等しい行為だ。
そして極めつけはリバーシュに命を救われ
自身の尻拭いすらもさせてしまったのだ。
穴があれば今すぐにでも入り込み、
入り口をオリハルコンで溶接してしまいたい。
海があれば一生殻の開かぬ貝になりたい。
返す言葉も無いどころか、合わせる顔すら持ち合わせていない。
「も、申し訳ない……」
「ごめんなさぁい……うぅ……」
「ユランさんも巻き込んでごめんぅぅ……!」
「いや……オレが勝手にした事だ……
気にしないでくれ」
液状化した乳肉から這い出たオンドリッドは
目尻に涙を浮かべながらリバーシュと
オレに向かって許しを請うていた。
いつの間にか、化け物の残骸も乳肉と同じように溶けて
殆ど水分になっており、跡形もなくなっていた。
「…………まぁ、いい。話は後だ。
まずは霧の中を抜ける。
そしたら、すぐに野営の準備をすンぞ」
「分かった」
「ホントは今すぐにでもレギオンに帰りてェが、
てめェらの……そのふざけた身体じゃ今日中には無理だろ
見てるこっちが恥ずかしくなるぜ」
「それは…………」
リバーシュの言葉にオレは自身の身体を見下ろす。
まるで力士のように膨らんだ腹に、小さい林檎のように
パンパンになった睾丸。
確かにふざけている。
今の自分の姿を自覚すると、唐突に恥ずかしくなるが、
身につけていた物はボロボロで隠すものすらも持っていない。
「とりあえずそこで応急処置だな……」
「う、うん……でも大丈夫かな……
ボク……足がガクガクで……
ロクに歩けないよぉ……
「――――あ?」
「ひぇッ……! ウソ! ボク嘘ついた!
まだまだ頑張れる!」
「因みにテメェは帰ってから
ゆっくりシバいてやるから楽しみにしとけ?」
「だ、だよねぇ~~~~……
うぅ……」
リバーシュのドスの効いた声にオンドリッドは
全身の毛を逆立たせ、しゅんと耳と尻尾を
垂らしながら後を付いていった。
オレもこの身体では長距離の移動は厳しい。
リバーシュの心遣いに感謝しながら、
重い身体を引きずりながらその場を後にした――。
――――――
「動くなデブ! じっとしやがれ……!」
「だ、だってそんな敏感な所触られたら……ひあああッ!?」
霧を抜けた時には既に
界獣クルラインの体内で朧に輝いていた。
リバーシュはクチュラヌプスに毒されているオレ達に
気を使って一人でテキパキと野営の準備を終わらせてくれた。
胸元の包帯も彼が巻いてくれたものだ。
彼には本当に頭が上がらない。
焚き火の傍でうつ伏せに転がっているオンドリッドは
泣き叫びつつもリバーシュの手当を受けており、
どうやらアナル内に産み付けられた卵を摘出されているようだ。
「コイツが終わったら次はアンタの番だ……
少し待ってろ」
「いや、大丈夫だ……一人で出来る」
とてもではないが、オンドリッドのように
ペニスを扱かれ、胸を搾られ、アナルを指で抉られるような
恥辱心を抉る治療はとても受ける気にはならない。
――――それとも、血の通った兄弟であれば
それほど恥ずかしくは無いのだろうか?
オレには居ないのでその感覚が分からない。
「ぐっ……! はぁぁぁッ……! ぁ……ぁ……!」
オレは恥ずかしさから二人から離れた場所
にある木の根元に腰を下ろし、握り拳を作って
膨らんだ腹の部分を抑える。
すると、まるで筋子の膜を切ったイクラのように
オレのスリットからはどぷり、と精液に塗れた
大量の卵が溢れてくる。
滑らかかつ粘度のある精液に包まれた卵は、
外に排出するだけで淡い溜め息が
漏れてしまう程に感じてしまう。
リバーシュに救出されなければ、
この大量の卵はオレの体内で孵り、
好き勝手に中で暴れ回っていただろう。
想像しただけでもおぞましさに背筋が凍り付く。
しかし、これだけではとても全ての卵を
排出出来る気がしない。
もっと、水と共にかき出さなければ――。
「――――」
オレは更にその場から離れ、リバーシュが
水を確保した池へと向かった。
水面には朧月が浮かび、幻想的な光景だったが
今からオレはそれを化け物の卵で穢さなければならない。
申し訳無さを覚えるが、放置する訳にはいかなかった。
「…………ッ」
下半身まで池に浸かると、身体の芯まで
凍りつきそうな清涼で冷たい水に
ぶるりと身体と尻尾を震わせてしまう。
そして、その状態でスリット内に指を挿れ、
雑に指で粘膜を洗うように擦り上げていく。
「ぐ……ッ……!」
痺れるような快感に足がガクガクと震えるが、
自分で弄ってる分、他人や化け物に触られるより
遥かに刺激はマシだった。
「はぁ……はぁぁ……ッ……! ん、く……
これで……大丈夫、なのか……?」
膨らんでしまった乳房は定期的に
母乳を搾ってさえいればじきに元に戻るのだと
リバーシュは言っていた。
睾丸の卵も多めに尿を排泄すれば良いが、
本当は射精するのが一番好ましいらしい。
(流石に……こんな所でする訳にはいかないな……)
何がいるかも分からない草原で
無防備な姿を晒す訳にはいかず、
そもそも、気分が昂ぶる所か勃起する気配すらない。
(明日中にはレギオンに戻れる――
それからでも問題は無いだろう……)
しかし、これだけ化け物に身体を弄くり回されたので、
多少の後遺症は覚悟していたのだが、
まさか完治するとは驚きだ。
あるいは、更にあの化け物に好き勝手させられていれば
取り返しのつかない状況にでもなっていたのだろうか――。