※この作品はR-18です。

龍闘士ユラン ~悦ヘト堕チル凌辱冒険譚~   作:キバガミ

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錆色の世界で目を覚ましたユランとアシモフの爪一党のヴェラクトーレは
鍵となる時間の兎を追っていたが、その道中、歪な人形達に襲われる。
討伐出来たと思ったのも束の間、それらの残骸が交わって出来た
歪な巨大熊に苦戦する事になり、
キリがない戦いにユランはヴェラクトーレを先に逃がすが――。


※このシーンに含まれる要素

【ケモナー】【ケモノ】【オスケモ】【竜人】【獣人】【逆レイプ】【射精】【首絞め】【搾精】【馬乗り】


六十八話 実りなき営みは罪の香り ※凌辱シーン

(駄目だ――! 間に合わない――!)

 

 ほんのコンマ数秒――その時間さえあれば、

ヴェラクトーレと共にこの空間から脱する事が出来ただろう。

 

 だが、この歪な世界も優しくは無かった。

 

 鏡は見るも無惨に木っ端微塵にされ、

オレはそれと共に怪腕に押し潰されてしまう。

 

「か、はッ――!!」

 

 全身が圧搾され、激痛と共に肺から

空気が絞り出されていく。

 

 怪物熊の腕が持ち上げられ、光が漏れると

微笑んでいるかのような、不気味な顔で

オレの事を見下ろしていた。

 

「ぐ……ッ……! ぁ、ぁ……!」

 

 まるで、巨大な大岩でも背中に落とされたかのようだ。

 

 どうにか起き上がろうとするが、肉と骨が悲鳴を上げ、

膝をつくので精一杯で足の関節が灼けつくように痛い。

 

「キャ……キャ、ハ……! アウウ……」

 

 トドメを刺すべく、歪な熊は頭上高く腕を振り上げる。

 

 その拳でミンチのように潰され、物言わぬ肉塊になるのを

心待ちにしているのか、甲高い赤ん坊の様な笑い声を上げながら

マネキン塗れの石の塊を振り下ろした。

 

(こんな訳も分からない所で死んでたまるか……!)

 

 十分に目標を引き付けると、大きく後ろに翔ぶ。

歪な熊の腕は水晶の床に大きく突き刺さり、

けたたましい音と共に破片が乱舞する。

 

 脚がこれ以上虐めないでくれと雄叫びを上げる。

 申し訳ないが、オレに生えてしまった以上、

これからも無理をさせてしまう事になるだろう。

 

「オ、ォォォッ!!!」

 

 オレは地面に刺さった歪な熊の腕に飛び乗り、

風のように駆けていく。

 

 表面に埋まった無数のマネキンの腕が、

死者が生者を求めるようにオレに手を伸ばすが、

その全てを置き去りにして歪熊の顔へと肉薄し、

 

一回転して斬竜刀に遠心力と速度を乗せ、

斬るというよりは叩き割るように

破壊の権化を首に向けて放つ。

 

 その歪で重そうな頭を軽くしてやる――!

 

「ガ、ギ……ギ……ゴ……!?」

 

 何が起こったか分からない様子で

呆けた顔をしていた歪熊だったが、

 

首元が破裂して綿と石膏を噴き出すと

まるでボールのように頭はごろりと

硝子の床へと落ちて転がっていき、

そのまま自身の開けた穴へと落ちていく。

 

 そして、あたふたしている歪な熊の胴体に向かって、

真上から押し潰すように斬竜刀を叩きつけると、

 

その身体は真っ二つに斬り裂かれ、

一対の腕と脚は別れを告げながら

そのまま重い音を立てて倒れ込んでいく。

 

「ハァ……! ハァッ……!」

 

 恐ろしい事に、完膚なきまでに破壊したにも関わらず、

既に胴体から漏れ出した綿液は結合し、

 

人形達は亡者のように手を伸ばしては

自身に相手の一部を埋め込んだり、食い合って

互いの主導権を求めて争い始める。

 

「もう再生しようとしているのか……ッ、

 だが……ここまで破壊すれば……

 時間は掛かる筈だ……」

 

 ――きっとそうに違いない。

 

 そう自身に言い聞かせると、重い身体を引きずって

ヴェラクトーレの後を追うべく、別の出口を目指して

再び歩き始めた――。

 

 

――――――

 

 

「う、ぐ……! はぁ……はぁ……」

 

 錆色の世界を歩き続けるが、瓦礫の山ばかりが目に映る。

 

 先程の様に得体の知れない人形達が

いつ襲ってくるのか分からない為、

気を抜く暇がなく、精神的にも摩耗していく。

 

「…………」

 

 鏡の中に入ったヴェラクトーレだが、

あの状況では手段を選んでいられなかったとはいえ、

中も危険で一杯かもしれないのだ。

 

 早く合流しなければという焦燥感だけが募り、

たった今、この世界に存在するのは自分だけなのではという

寂寥感や孤独感が揺らぐ心をひたすらにかき乱す。

 

 あの歪な熊がいつ再生して追いかけてくるかも分からない。

 それ故、休憩すらままならない。

 

「…………ッ!」

 

 目の前の壊れた人形の山が激しく揺れだし、

石膏と石膏が擦れる不快な音が響き渡る。

 

 そこからは複数体のマネキン人形が這い出て、

表情の無い真っ白な顔でこちらを一斉に向く。

 

 まるでホラー小説か何かのような光景であり、

一瞬、たじろぐがすぐに斬竜刀を引き抜き、

戦闘態勢に入る。

 

「倒さなくてもいい……戦闘不能にして、

 早く別の出口を見つけ……!

 ――なっ!?」

 

 足に何かが抱きついたような感覚があり、

視線を落としてみると瓦礫の山から上半身だけ

這い出したマネキン人形が両腕を絡めてしがみついていた。

 

 二人程度であれば足を蹴り上げて振り払う事が出来ただろう。

 

 だが、まごついている間に次々とマネキン人形が集まって、

胴体や腕にまでしがみつき、オレの動きを封じてくる。

 

 オレの身体より明らかに華奢で背も小さい筈だが、

どこにそんな重量があるのかと疑う程に

その容姿からは想像も出来ない程重く、

 

とうとう透明な床に仰向けに押し倒され、

バツ印のような格好で抑えつけられてしまう。

 

「離、せッ……!! ぐぅぅッ……!

 なんて重さ、だ……こいつら……ッ!!」

 

四肢の一つにつき、人形二体が体重を乗せて拘束されており、

首まで両腕で抑えつけられてしまっており、

頸動脈が締まって意識が朦朧とし、視界がチラつく。

 

 頭が真っ白になリ始め、確かな失神する予兆に

激しく暴れて抵抗しようとするが、

動くのは指だけでどうする事も出来ない。

 

「かはぁぁッ……! はぁぁッ……! はぁ……!」

 

 しかし、失神寸前まで追い詰められた所で

突然マネキンの力が抜け、急速的に肺の中が

新鮮な空気で満たされていき、

 

 曇天が雲散したかのように

頭の中はクリアになっていく。

 

 だが、心臓の拍動は増すばかりで、

このマネキン達がこれからオレに対して

何をしようとしているのかが全く理解出来ず、

 

裁判官から処刑方法を告げられる罪人のように

心臓の鼓動と未知への恐怖が止まらない。

 

「カタ、カタタ、カタカタカタカタカタ」

 

 マネキン達は、まるで意思の疎通を図るかのように

顔が真横に曲がり、音速のメトロノームのように

激しく動かしてけたたましい石膏の音を響かせる。

 

 すると、オレのむき出しになった腋を指でほじりだし、

着衣を胸部の上にはだけてずらすと

汗ばんだ胸板を弄りだす。

 

「くあ……っ!? 貴様ら……一体何のつもりだ……ッ!

 あ……ッ! ぐ……! ぉ゛……ぐぉ゛……!」

 

 これ以上喋るな、耳障りだと言わんばかりに

再びマネキン人形が体重を乗せて首を締めあげだし、

息苦しさと共に意識が酩酊し始める。

 

 口は酸素を求めて無意識に大きく開き、

端から唾液が伝っていく。

 

 それを拭う事すら出来ず、無力感に打ちのめされながら

意識と無意識の狭間で確かな別の感覚――

 

乳首と腋を弄られる快楽だけが

空っぽになった頭に直接響く。

 

「か、は……! はああぁぁッ……! はぁッ……!」

 

 全身の血液と頭が沸騰してどうにかなりそうだ。

 

 視界には尚も星々が散らばっており、

きっと、今のオレの目は血走っている事だろう。

 

「まさか……人形が情欲を貪ろうと言うのか……!?

 よせ……っ! 止めろッ!!」

 

 一体のマネキンがオレの身体に馬乗りになり、

指を自らの陰部へと近づけていく。

 

 すると、そこには無機質なマネキンには

不相応なピンク色の割れ目があり、

 

そこを指で開くと艶めかしい愛液が滴って

オレの腹筋へと糸を引きながら垂れていく。

 

 無機質な人形が欲情するなど信じられない事だが

オレを一思いに犯して悦楽に興じようと言うのだろう。

 

 だが、こんなマネキンの性器を見て

欲情する程、オレは落ちぶれていない。

 

 他のマネキン達がオレの下半身をはだけ、

スリットを露わにするが、当然勃起などしておらず、

馬乗りになったマネキンは落胆するように首を落とし、

 

 カタカタと不規則な不協和音を奏でる。

 

「オレを性処理道具として使おうとでも

 思ったのかは知らないが、生憎だったな……

 他を当たってくれ……! がッ……!? ぉ゛……ぉ゛……!」

 

 オレの口を黙らせるようにマネキンは首を

締め上げていき、繰り返される苦痛に唾液が溢れる。

 

 大きく首を左右に振って息苦しさから逃れようとするが、

無数の手に強引に抑えつけられていてどうしようもない。

 

「あ……が……ぁぁぁッ……!」

 

 身体の上にいるマネキンが割れ目で亀頭を

ねっとりと擦り上げてくる。

 

「ぐぁ……! どうして……

 こんなにオレの肉棒が……

 こんなにそそり立って……!」

 

 マネキンの性器に興奮する事など断じて無い。

 だが、オレのスリットからは嫌という程固く、

肉棒がそそり立っており、表面に青筋を浮かばせている。

 

 恐らく、何度も首を絞められているせいで

頭や下腹部に血が集中してしまい、

意識とは無関係にそそり立ってしまったのだろう。

 

 自身にはそのような性癖は決して無いが、

中には絶頂する際に首を絞められる事を良しとする者が

少なからず存在しているらしい。

 

 なんでも、失神する程の息苦しさは

絶頂の快感に等しいらしく、

慣れれば相乗効果で蒼き白園(びゃくえん)が見えるのだとか――。

 

(ダメだ……意識が……飛ぶ……)

 

 失神寸前で瞼が閉じようとした瞬間、

馬乗りのマネキンは一気に腰を落として

肉棒を不釣り合いな程に柔らかい柔肉で包み込む。

 

「ぎううぅぅう!!! んが、あぁぁあぁぁ~~~~~~!!!」

 

 意識が飛びそうな快感というのは

こういったものの事なのか――。

 

 ただ、肉棒は性器に包まれてしまっただけで、

まともな愛撫はまだされていないのにも関わらず、

熱く滾る白濁液を下品な音と共にたっぷりと吐き出してしまい、

 

 マネキン人形の下腹部は溢れた精液でドロドロになっていた。

 

「はぐぁ……ぁぁッ……う、ぁ……ッ!」

 

 目の前に在るのは、激しい喪失感と罪悪感。

無慈悲で無機質な実り無き営み――。

 

 酸素不足で強い快楽を上手く中和出来ず、

まるで脳内を直接刺激されたように

チリチリと神経が灼けつく。

 

「はぐぅぅッ……! ま、待て……ッ!

 今は……動く、な……! け、ほっ……!

 ぎうぅぅ、ぁ……ぁぐ……あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛~~~~~~!!!」

 

 そんな異常事態になっていても、

マネキン人形は待ってはくれない。

 

 それどころか、ようやく勃起したのかと言わんばかりに

腰を深く落としていき、肉棒の根本まで

マネキンの粘着肉穴を味合わされてしまう。

 

 てっきりヒトの性器がついているのかと思っていたが、

どうやら限りなく精巧なオナホールのような物であり、

純粋な肉質でない分、快楽を与える事に特化しており、

 

温もりこそは無いものの、

その弾力や柔らかさは桁違いだ。

 

 加えて内部の愛液――ローションは恐ろしい程に滑りが良く、

締め付けるような摩擦と刺激を与えられているのにも関わらず、

全くその動きは阻害される事はない。

 

 そんな人造性器に肉棒を蹂躙され、

尿道どころか睾丸の内部に至るまで

一滴残らずに子種を搾り出さんとする動き――。

 

 ――オレにとっては拷問にも等しい責め苦だった。

 

「ダメ、だ……! 射精(で)るッ……!

 射精(で)るぅぅぅッッ!!! あぐ、か……はぁぁぁッ!!」

 

 耐えきれずに雄叫びにも近い声を上げてしまうと、

首を絞められながらピストン運動を激しくされ、

100%の快感を脳内に叩きつけられる。

 

 先程と同じかそれ以上の精をマネキン人形に吐き出し、

身体を痙攣させながら飛びそうな絶頂を味合わされてしまい、

 

 どこにも到達する事のない精子は人造性器の中で

迷子になり、短い旅はすぐに終わりを迎えるだろう。

 

「うぐ、あぁッ……かふっ……! うぅ、ぁ……!」




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