嫌な記憶を洗い流すように豪雨で頭と身体を冷やして清めるが、
冷えない部分も存在した――。
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※このシーンに含まれる要素
【オスケモ】【メスケモ】【竜人】【射精】【搾精】【体格差】【フェラチオ】【イラマチオ】【尿道責め】
「…………ふぅ」
オレは豪雨で濡れた頭をタオルで拭き、
髪を乾かしていた。
雨ははっきりと頭を目覚めさせ、
へばりつく汗を洗い流してくれたが、
些か冷たすぎたらしい。
「にーーさん!!」
「うぐ……!?」
頭を拭いているオレの背後から、
どん、と強く何かがぶつかるような衝撃を感じた。
振り向いてみると、そこには別のタオルを持ったティエルが飛んでいた。
持つというよりは、身体が小さいせいで殆ど被っているような状態で、
どちらかと言えば宙に浮かぶ幽霊やお化けの類のように見えた。
「なんだ……結構痛かったぞ」
「ごめんっす。今度はあーしが
にーさんを拭いてあげようと思って」
「大丈夫だ。一人で出来る。それに、
そんな小さい身体だとタオルを持つのも一苦労だろう」
「いーから!!」
そう言ってティエルは、オレの首に無理矢理タオルを掛け、
後ろ髪とうなじの辺りを拭き始める。
他人に身体を拭かれるという経験が殆ど無く、
ぞわぞわとした感触に思わず身震いしてしまう。
自分で自分の身体を弄ってもくすぐったく無く、
逆に他人に触られると耐えられないアレだ。
ティエルの身体が小さいせいか、猫に前足と肉球を
押し当てられているかのような絶妙な力加減が、
更にその感覚を加速させた。
「……やっぱり、くすぐったいから
止めて貰えないか?」
「えぇ!? いいじゃないっすか!
大体、あーしが全身揉みくちゃにされてる時も
割とくすぐったかったんですから、にーさんも我慢して下さいよ」
「…………」
オレは諦めて、背中の拭き辛い部分は
ティエルに委ねる事にした。
「にーさん。凄いムキムキっすねぇ~~……
まぁ、あんなバカでかい鉄の塊持ってたら
これくらい無いとダメなのかもっすね」
「そうか? ガルガリオンの姿のティエルもなかなか」
「きぃぃぃッッ!!」
「……なんでもない」
ティエルの威嚇する声が聞こえ、怨嗟の炎が背後で
揺らめいているのが分かる。
つい、相手を褒めようとすると男に対しての賛美となってしまう。
経験が少ないとは言え、いい加減学習するべきだろう。
「…………」
ティエルが持っているのは、彼女を拭いた時に使用したタオルなのか、
動く度に妙にふわりとした香りが漂ってくる。
それに、懸命に彼女が身体を拭く度に、
息がうなじや耳裏へとぞわりと当たって、
思わず身体の力が抜けそうになる。
(は……?)
気がつけば、オレは下品にも勃起していた。
身体を拭かれただけで――あり得ない。
この下腹部に刻みつけられた紋章の影響だろうか。
酷く異性の気配と香りに敏感になり、
大したこと無いような事でこうなってしまう。
ダメだ、どんどんムラムラしてくる――。
(ティエルにバレてしまったら
面倒臭い事になりそうだな……)
「え? にーさん……なんかそこ、
膨らんでないっすか?」
「ッッ!?」
ふと見れば、ティエルが首の横からひょっこりと顔を出し、
オレのそそり立ったテントを見下ろしていた。
豪雨といい、これといい、
どうしてこうも最悪なタイミングで
最悪な事が起きるのだ。
オレは何か良くないモノに呪われていたり
でもしているのだろうか。
「あーしに身体拭かれただけで
期待して興奮しちゃったんすか……?
どれだけドヘンタイなんすか!」
「そんなワケ無いだろう!! これは霧氷の乙女の
悪辣極まりない最低最悪な紋章に加え、男性の寝起きは
アレが大きくなってしまう生理現象があってだな……!」
「へへ、冗談っすよ。
……辛いっすか?」
「別にこの程度、どうという事はない……!
少し……身体が火照るだけだ……」
「――本当にそうっすか?」
前のオレの言葉を、同じようにティエルは返した。
正直に言ってしまうなら辛い。
常時、媚薬が全身を蝕んでいるように熱いのだ。
戦闘をしたり、走ったりと身体を動かしている時は
意識がそちらに向いている分そこまで感じないが、
それが終わると溜め込んでいた情欲が
破裂するかのように、身体をどこまでも昂らせる。
「…………」
だが、そんな事彼女に言える訳が無い。
それでは、オレが刻みつけられた紋章を免罪符に、
行為を要求しているようではないか。
女々しい事この上なく、彼女にも失礼だ。
言語道断。こんな一時の感情で流されてはならない。
こういった行為は心を許し合った者同士で行うべきなのだ。
「ここにはおっさんとねーさんも……誰もいませんよ。
にーさんとあーしの二人だけ」
「だから、何だと言うんだ……」
「だから、大丈夫っす。逆に考えてみて下さいっす。
にーさんはいつ出られるか分からないこの世界で、
ずっとずっと、我慢し続けられますか?」
「…………」
「こーいうのはスッキリ出来る時にしとくもんっす。
でないと、いつこっちが襲われるか分かったもんじゃないっすよ。
それどころかその内、エッチな想いが爆発して男である筈のおっさんを――」
「ひっ……!? や、止めてくれ……!
霧氷の乙女よりも恐ろしい……!!」
「でしょ?」
想像しただけでも悍ましい。
あの男の事だ。「私の肉穴はいつでも新しい風を受け入れよう」
などと悦びながら尻穴を差し出しそうだ。
「…………」
以前、ツノブタマンとかいう極悪非道のレイプ魔に犯された時に、
男の味は鴨の味と言っていた気がする。
男性の肉穴は余程、良いものなのだろうか。
背徳的かつ、禁断の行為だと思いつつも、
どれほど気持ちいいのかと想像してしまう。
ペニスはオレの嗜好に同意するように、
びくびくと膨れ上がり、震えていた。
なんという愚直な正直さと情けなさ。
突き出したテントを恨めしそうに睨みつけ、
穴だったらなんでもいいのかと罵りたくなる。
(バカ……! 何を考えているんだオレは……
こんなふざけた考えが浮かぶのも、全部全部
この悪辣な紋章のせいだ……!)
「そう、全部、刻みつけられた淫紋のせいっす。
だから、全部あーしに任せるっすよ」
「…………ッ」
まるで、オレの思考を読み取ったかのように
ティエルは耳元で囁き、その淡い吐息で
思わず腰が抜けてしまう。
「お、にーさんもやっとその気になってくれたっすね」
「いや、これはつい身体が……!
おい、止めろ……ッ!」
ティエルから逃げるように後ずさるが、
その行く手はすぐさま廃屋の壁に遮られてしまい、
オレの制止する声も聞かず、ティエルは
下半身に近づくと器用に口と手を使って、
衣類から肉棒を取り出してしまう。
「わわっ!? これはなんとも立派っすねぇ……
まさに"竜"って感じっす」
「オレをおちょくっているのか……!?
「にへへ、ごめんっす。
でも、どうするっすかね……
こんなに大きいと……」
今のティエルの大きさは小型犬程――
いや、下手をすればもっと小さい。
そんな彼女が、これの相手をするのは
荷が重いだろう。
「これで分かっただろう。
だから、もう諦めて――」
「ん、ぐぅ……ッ!」
「はうあぁぁッ……!? お、い……!
聞いている、のか……!」
ティエルはぱくりとオレの肉棒を咥え込み、
じゅる、と舌を滑らせながら奥へと呑み込んでいく。
窄まった粘膜とヒダ一本一本がペニス全体に絡みつき、
少し強めに締め上げていく。
少し身体を動かしただけでも強く擦れ、
漏らしてしまいそうな程の極上の快感が駆け抜ける。
(なんだこれは……! 下半身が蕩けそうだ……ッ)
幸い、竜人や蛇人と言った爬虫類に属する者は
大きく口を開けるような構造になっているが、
それでも今のティエルには大きすぎる。
現に、少し嗚咽しており、目尻に涙を浮かべている。
「お、い……もういい。止めろ……ッ!」
「ぷあ、あっ……! へへ……にーさんのここは
そうは言ってないっすけどね?」
「ぅ……ぐッッ!!」
小さい両手で肉棒を抱え、くちゅり、と
尿道口を舐め上げられ、尿道口を尖った舌で
少し内部を抉られる。
まるで糸のように細い触手をペニスに
挿れられているかのような、甘く痺れる背徳的な快楽――。
オレの身体は勝手に腰を突き出しており、
ティエルの与える快感を享受しようとしていた。
「この身体じゃ、ちゃんと出来るか分からなかったっすけど……
気持ちよさそうで良かったっす……へへ」
「…………ッ」
「まだまだこんなもんじゃないっすよ。
次はもっと気持ちよくなって貰うっす――」