※この作品はR-18です。

龍闘士ユラン ~悦ヘト堕チル凌辱冒険譚~   作:キバガミ

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ティエルを肉天馬から逃がし、一人犠牲となったユラン。
歯車の海に細切れ肉にされたと思われた彼は――。


――――


※このシーンに含まれる要素

【オスケモ】【竜人】【異種姦】【触手】【アナル責め】【スリット責め】【前立腺責め】【二穴責め】【拘束】


BADEND 白馬ト白濁竜ノ騎士① ※凌辱シーン

「がッ……!?」

 

 肉天馬は歯のない口でオレの右脚へと食いつき、

そのせいで体勢が崩れてしまう。

 

「ぐああぁぁぁぁッッ!?」

 

 音色箱の断罪刃は無慈悲に振り下ろされ、

シリンダーを強く弾く。

 

 その衝撃はまさに天からの断罪と呼ぶに相応しく、

全身が激しくシェイクされるように痺れ、

肉天馬ごとオレは弾き飛ばされてしまう。

 

「ぐッ……ぁぁ……ッ!」

 

「にーさんっ!!」

 

 反対側に大きく弾き飛ばされたオレは、

辛うじてシリンダーの突起――ピンに腕を引っ掛けて

歯車の海に落ちる事はどうにか防いだが、

 

 シリンダーは死のカウントダウンを刻むように

ゆっくりと回転し続けており、

 

世界が巡り、徐々にピンの角度は

水平から斜めへと変わっていく。

 

 指が滑る。抗えない。

 

「いいか、ティエル……よく聞け……」

 

「…………?」

 

「今すぐ、助け、を……ヴェラクトーレを

 呼びに行ってくれ」

 

「何言ってるっすか!? 離れるなって

 言ったのはにーさんっすよ!!」

 

 ティエルはオレの胸元から這い出ると、

ピンを掴んでいるもう片方の腕を持って、

どうにか持ち上げようとしている。

 

 しかし、今の彼女の力では無理だ。

 そんな事は当の本人ですら分かっている。

 それなのに、泣きそうな顔のまま必死に力を込め続ける。

 

「頼む……時間が無いんだ。

 今は何も言わずにオレの言う事を聞いてくれ……」

 

「絶対に嫌っす……ッ!!」

 

 ティエルには分かっているんだ。

 これが、今生の別れになる言葉だと。

 

 後ろ髪を引かれないようにと言葉を選んだが、

その真意をとうに彼女は見透かしていた。

 

「なら……言わないとならない事がある」

 

「話は後にして下さいっすよ!!」

 

「オレは……旅先でリュメイヌを語る時、必ず……

 共に駆けたガルガリオンの事を、口に……」

 

 オレは彼女の言葉を無視して語り続ける。

 

 嗚呼、ダメだ。

 

 彼女の中の楔を取り除くには、

何もかもが足りない。

 

 時間も、言葉も、心も。

 

「それは、言の葉に乗って……

 いつか必ず……耳、に……

 誰の中でも……お前は死んでなど……」

 

 腕の感覚が無くなってきた。

 

 遥か下方の歯車達は猛獣の様に、

その歯をひしめかせている。

 

「…………」

 

 ティエルの背後に肉天馬が迫る。

 

 彼女を丸呑みにしようと、

蛇のように顎を外して大口を開ける。

 

「……ガ、アァァアァァッ!!!」

 

 オレは最後の力を振り絞って、

彼女を鷲掴みにすると、大きく下へ振りかぶる。

 

「にーさんッッ!!」

 

「達者で、な――」

 

 腕が千切れる程の力で天目掛けて空高く――

ティエルを放り投げた。

 

 彼女は風に乗って飛ばされ、見えなくなった。

 残ったのは彼女の悲痛な叫び声と残響だけ。

 

 願わくば、ヴェラクトーレとソレイユと共に

この世界から逃れられるよう――。

 

「……は、は……最低、だな。オレは」

 

 とうとう腕が耐えきれなくなり、

オルゴールの音色を終曲にしながらオレの身体は

歯車の海へと落下し、急速的に意識が遠のいていく。

 

 オレは今生の別れという"さよなら"を

彼女に贈ってしまった、最も罪深き旅人となった。

 

 

――――

 

 

「う、ぁ……」

 

 ――ここはどこだ。

 

 オレは歯車の海に落下し、

肉体は細切れにされたかと思っていたが、

それどころか、傷一つ無かった。

 

「なっ……!?」

 

「フシュル……」

 

 目の前の光景に目を疑った。

 

 オレ達を襲っていた肉天馬が、

こちらにその顔を向けていたのだ。

 

 見れば、いつの間にかオレは

その背中へと乗せられているようで、

粘着質な肉の音と体液が竜皮にへばりついている。

 

「ぐっ……!」

 

 身体を動かそうとするが、両足は肉天馬の

脇腹に膝下まで埋まっており、更にそこから

伸びる触手に固定されて身動き一つ取れない。

 

 両腕も同様で、背中の辺りから伸びている

肉触手に後手に拘束されている。

 

「クソッ……! 離れろ……!」

 

 身体を動かしている内に意識ははっきりとし始め、

力を込めて拘束から逃れようとしながら、周りの状況を伺う。

 

 そこは尻目に見ていた遊戯区画の端らしく、

スノーノイズに包まれた人影が

あちらこちらに見えている。

 

 何か喋っていたり、動いているようにも見えるが、

ヒトの形をしているのにヒトとしての息吹が感じられない。

 

 まるで、ゼンマイ仕掛けで動く、

決まった動きしかしない人形のよう。

 

「……シュ、ル」

 

「ぐっ……! 貴様の目的は一体なんだ……!

 オレをどうする気、だ……!」

 

 恐怖心を払拭するかのように、

目の前の肉天馬に向かって叫ぶ。

 

 処刑台に向かうのなら首を刎ねられた際の激痛を想像し、覚悟も出来よう。

 囚われて奴隷として扱われるなら屈辱に歯を噛みしめ、耐えようとするだろう。

 

 だが、目の前の肉天馬が何をしたいのか全く分からない。

 故に覚悟のしようがなく、どう振る舞って良いのか分からない。

 

 オレを食い殺す事が目的なら、

一思いに丸呑みにすればいいのに、

わざわざ背中に乗せている。

 

 全く持って状況が意味不明で、

それが余計に恐ろしい。

 

「ぐぅぅッ……! ぁ……!」

 

 肉天馬の身体の表面から複数の触手が伸びると、

それらが鞭のように振るわれ、オレの身体を痛めつけていく。

 

 四肢が固定されているので、身体を捩って苦痛を抑える事さえ出来ず、

たちまち、オレの装備と衣類は皮の様にひん剥かれていく。

 

「がぁぁぁッ……! ぁ、ぁ……!

 オレ、を痛めつけて……加虐心を満足させようというのか……

 実に……化け物らしい、嗜好だな……」

 

 オレの言葉を理解しているのかしていないのか、

肉天馬は反応する事もなく前を向いた。

 

 理由は分からないが、先程まで襲っていた

傍若無人な姿とは似ても似つかない程に大人しい。

 

「…………ッ!? なん、だ……これは……?」

 

 跨がらされている部分の少し前に、

何やら瘤の様な物が二つ膨らんでくる。

それは棒のように伸び、一つの形状を成していく。

 

 それは、一本の肉の棒のようであり、

端的に言えば男性器に似ていた。

 

 しかし、その先端部分はヒトの物とは違い、

開きかけた蕾のようになっており、端が反り返っている。

 

 これは、馬のペニスの形状そのものであり、

花弁の中心からは透明で粘着質な

我慢汁に似た液体が漏れていた。

 

 あの特徴的な亀頭の形で女性器を抉って内部に引っ掛け、

簡単には抜けないように蓋をし、ザーメンを零さないようにたっぷりと吐き出して

確実にメスを孕ませる構造となっているのだ。

 

「まさか……そんなワケが……!

 うぁぁッ! 止めろッ……!

 オレは男だ……ッッ!!!」

 

 四肢を拘束している触手が持ち上がり、

オレの身体が宙に浮き、位置をその馬ペニスの

形状をした瘤の上に定める。

 

「クソッ!! ふざけるなッ!!

 こんな触手……ッ!? が……ッ!?

 うぐ、あ、あぁぁあぁぁぁ~~~~~~!!!」

 

 オレの身体はまるでギロチンの刃のように落とされ、

先程の鞭打で露出させられた、スリットと尻穴の部分に

馬肉ディルドが突き刺さり、食い込んでいく。

 

 その熱く火傷しそうなペニスが体内で脈動し、

未知の刺激と快感に目を白黒させながら絶叫してしまう。

 

 肉天馬の表面にたっぷりと付着した粘液のおかげで、

そこまで痛みは感じなかったが、その分、ゾクゾクとした感覚が

全身を駆け抜け、身体を身震いさせる事しか出来ない。

 

「うぁ……ッ……! ぐぅぅッ……!

 オレの中に……入ってくる、なぁぁッ……!」

 

 肉触手ディルドはオレの中で自己主張を続けており、

心臓の鼓動のように一定のリズムを刻みながら脈動していた。

 

 二つの穴を蹂躙されるのは筆舌に尽くしがたく、

その行為で僅かながらも快感を感じてしまっているのが、

何よりもオレの尊厳を傷つけた。

 

「オレを犯しても、新しい生命を宿す事など出来ないのに……

 こんな無駄な行為……! やるだけ無駄、だ……!」

 

 肉天馬は何も語らない。

 

 オレの肉穴を穢し、快楽を感じている様子もない。

だが、まるで満たされているようにも見え、

オレを振り落とそうとしたり暴れる様子もない。

 

「…………っ!」

 

 あの巨大オルゴールの物悲しい曲が遠くから聴こえる。

 それと同時にゆっくりと肉天馬は動き出し、景色が巡る。

 いや、肉天馬が動いているのではない。地面が動いているのだ。

 

「これは……!?」

 

 ようやく、オレはここがどこなのか理解した。

 

 どうやら、ここは回転木馬――メリーゴーランドであり、

後ろや前には同じ肉天馬が繋ぎ止められており、

その背中にはスノーノイズに埋め尽くされた人影が乗っていた。

 

 影法師達も何も語らない。動かない。笑わない。

 

 メリーゴーランドは通常の物であれば愉快な娯楽の筈なのに、

そこには空虚感と孤独感だけが澱となって溜まり、空間を支配する。

 

「はぐ、ぁ……ッ……! ぁ……ぁぁ……ッ!!」

 

 回転木馬は宙を舞う。

 

 緩やかに上下しながら廻転し、寂れた遊戯区画が巡る。

 今のオレにはそんな些細な動きで身体を揺らされるだけでも辛い。

 

 肉触手ディルドが肉穴に挿入されたままのせいで、

腸壁やスリット内を抉られ、突き上げられるのだ。

 

 じわりとした甘く痺れるような快感は、

こんな尋常ならざる今の状況でも

オレの身体を昂らせ、火照らせていく。

 

 前立腺の場所をコリ、と肉棒の青筋と亀頭が抉り、

微弱な電流のような快感が脳まで突き抜ける。

 

 ダメだ。淫紋の影響もあって、

どんどんいやらしい気分になっていく――。




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