スカイリムで賞金稼ぎ 作:オークポーク
「すまない。今は死者の間には誰も入れないようにしているんだ。
タイミングがやってきた。内心喜び踊りまくっているがそれは表に出さないよう、勤めて顔を引き締める。今の俺は仁王像のような表情に違いない。
「え、えーと、一体なにがあったんだ? 前に来た時は普通に入れてもらったと思うんだが」
理由は知っているがすっとぼける。
「問題があるんだ。すまないが、今は話せない。でも安心してくれ。首長には言ってあるから、すぐにまた墓参りができるようになるさ」
作り笑いを浮かべるヴェルラス。不安が見え隠れしているぞ。
「なあ、司祭様よ。俺はこう見えても凄腕の傭兵なんだぜ? 死者の間の問題を腕力で解決できるかは知らないが、相談してくれよ。何か力になれるかもしれん」
スピーチチャレンジ。俺の提案を聞くとヴェルラスは頭を抱えて悩んで見せて来た。
「うーん……わかった。お前を頼ることにするよ」
よっしゃ。まあ俺は話術100(自己申告)のCharisma20(自己申告)だからな。こんな交渉ちょろいちょろい。
「私はアーケイの司祭として埋葬された死者たちの世話をしているんだ。それで、ある時気がついたんだが………」
ヴェルラスは一息置く。被っているフードの下に一筋の汗が見えた気がした。
「死者たちの中には……食べられた者がいる。肉は噛み千切られ、骨は割られて髄液を啜った痕跡があったんだ」
ヴェルラスは口元を抑える。精神的にまいっていそうだな。アーケイの司祭だから死体のエンバーミングなんかで普段から内臓とかは見慣れているだろうが、カニバリズムには耐性がないらしい。
「食い殺された被害者なのか?」
「いや、違う。その死者を弔う時に状態の確認をしたが、頭を打ったのが死因で体には外傷はなかった。明らかにこの死者の間に運ばれた後に食べられている」
拳を握るヴェルラス。
「気づいた時に慌てて全ての入り口の鍵を閉めたんだ。その時は私以外には誰もいなかったと思うんだが、妙な不快感が拭えない。もしかしたら、まだここに死体を食べている何かがいるのかもしれない」
震える指が死者の間の扉を指差す。まあいるでしょうね。
「任せておけって。故人の眠りを邪魔する不届き者は俺の拳でわからせてやるからよ」
俺は自慢の力瘤を盛り上げて見せ、頼もしさをアッピール。
「ありがたい! もしも解決してくれたらアーケイの司祭として礼をさせてもらうよ! これが鍵だ」
ヴェルラスから鍵を受け取って扉を開錠、死者の間へエントリーする。
死体が入った棺桶が納められた石棚の間をカツーン、カツーン、そう足音を立てながら進む。相変わらずジメジメしてカビ臭い場所だ。アーケイの司祭は一日中こんなところにいて気が狂わないのだろうか。
しかし、目的の人物には会えるのだろうか? ヴェルラスはいると言っていたがいないかもしれないし、いたとしても俺が彼女のお眼鏡に叶うかわからんし。
『墓地を彷徨い、鉄と血の匂いを嗅ぎ、恐怖を感じない者は稀です』
お、来た。やっぱドヴァキンじゃないとダメかなーって半ば諦めていたところへ、不気味な女の声が響いて来た。辺りを見回すが目視では何も見つからない。
『貴方の中に飢餓を感じます。苛む飢餓。死人を見ると唾を飲み込んでしまう』
まあやろうと思えば生命探知で居場所を見つけられるが、どうせすぐに出てくるだろうから壁を背にして待つだけとする。
『いいのですよ。それは忌避されるようなものではありません。忘れた事を思い出させてあげます』
女が語る声は俺の中に潜り込んでくるようだ。まるで押さえつけた女の中に槍をゆっくり挿れる時のように、ミチミチとねじ込んでくる。言葉が俺の意志とは関係なく心の中へ入り込んでくる。幻惑魔法か何かを声に乗せているのだろうか?
しかし、うげぇ、不快だ。俺に犯された女どもはこういう感覚を味わっていたんかな。よし、今度はその苦しみもじっくりと味わうことにしよう。
「初めての体験は子供の頃ですか? 相手は姉妹か知り合いでしょうか? それは事後だったのでしょうが、赤い血、剥き出しの肉。好奇心が湧き、そして渇きを覚える。たった一口だけ、何を責められることがありましょう」
気がつけば女が俺の近くに立っていた。金髪のブレトンで皮の鎧を纏っている。片目は白く白濁していて見えないんだろうなとわかるが、そのせいで釣り上がった口角が浮かべる笑顔が酷く不気味に見える。
この人の過去を決めつけるセールストークは詐欺占い師の手法かな。思い当たる節が少しでもあれば心を開いてしまうあれだ。幻惑魔法と合わせれば効果は倍点といったところか。
どれ、取り込まれないように関係ない話に変えるか。
「俺の初体験は大学時代…………いや、たまたま会った避難民だったぜ。オークの砦じゃ族長以外女を抱けなかったからなぁ、溜まっていて思わず襲い掛かっちまったんだ」
◆
やっと要塞から出れた。長かった、決闘でヤマーズのカス野郎をぶちのめせるようになるまで、本当に長かった。要塞から出たけりゃ1000ゴールド払うか決闘で勝つかが条件だと抜かしやがる。鍛えて鍛えて決闘を挑んで奴をボコボコにして要塞から出してもらったんだ。
あのクソ野郎、殴り合いの時も鎧脱がねえから防具なんて関係ねえ!ってくらい拳を鍛えたんだよ。
(しかし、これからどうするか。ラーガシュブールにいたら何れ呪われるから逃げてきたのはいいが、次の目標がねえ。手持ちもヤマーズから奪った100ゴールドだけ。どうにか身を立てる方法を見つけないとな)
街道を歩きながら考える。鉱山労働者……ないな。もう薄暗い洞窟で壁に向かって機械みたいにツルハシを振り下ろすのは飽き飽きだ。街で衛兵でもやるか? だが直近の街はリフテンでウルフリック西尾の陣営だ。ノルド以外を採用するかわからん。
やはり、この三十年で鍛え上げた拳を活用した仕事、傭兵にでもなるか。個人事業主に種族は関係ないからな。
「あ?」
街道の先、俺の方へ歩いてくる奴らがいた。男一人に女二人、片方はガキだ。いかにも不幸な目に遭いましたって感じのズタボロの格好をした家族だ。
「た、旅の人。どうかお恵みを。山賊の一団が村を襲撃してきて、命辛々逃げて来たんです」
男がなんか言っているが俺の目は女どもに釘付けだ。オーク要塞の女どもときたらゴツくて男と何ら変わらないのばっかりな上兄弟姉妹、そもそも族長以外は女とヤれない。
「10ゴールド、いえ、5ゴールドだけでいいんです。どうか、お恵みを」
それに引き換え目の前の女はどうだ。ノルドらしい金髪、白い肌。服の上からでもわかる巨乳。ツラも悪くない。足元で母親の足にしがみついているガキも悪くないぞ。
や、やべえ、槍が勃ってきた。さっさとどっかの街とか村とか言って娼婦とか抱きたい。
「た、旅の人。ゴールドでなくとも、せめてパンを一切れでも」
「あ?」
ピーチクパーチクうるせえなこいつ。俺の至高の思考に野郎が割り込んでくるんじゃあねえよ。どんな女を抱きたいか考えているってのによ。
だが…………待てよ? 俺は周囲を見回す。石で整備された街道とはいえ衛兵は一人も歩いていない。せいぜい兎がいるくらい。
ふむ。
「よし、いいだろう。美人の奥さんと可愛いお子さんに免じて金をくれてやる」
「ほ、本当ですか!?」
「ああ、マーラの慈悲よ!」
「お、おじさん、ありがとうっ」
俺がそう言うと家族はワッと盛り上がった。そんな様子を尻目に懐から100ゴールドの袋を取り出して見せつける。
「さあ受け取れ」
目の色変えて前のめりに袋を受け取ろうとする旦那。俺はそいつの手をひらりとかわして、
「え?」
首に腕を回して思い切り力を込めた。
「くぺっ」
ボキャッといい音を立てて旦那の首をへし折る。そうなったら野郎に抱きつくなんてもうごめんなんでさっさと地面に放り出す。
「え」
状況が理解できていない内に素早く動いて奥さんの腹を殴る。
「うごっ!?」
そしてガキの腹を蹴り上げる。
「う゛っ」
女二人は気絶して地面に転がる。よくよく考えたら100ゴールドぽっちなんて所持金で娼婦なんて買ったら先行きが不安になる。ちょうど良く穴がやってきたんだから節約しよう。
「あらよっと」
旦那の死体を街道から外れた適当な茂みに放り込んでおく。そのうちオオカミとかクマとかトロールが始末してくれるだろう。その間、俺はお楽しみタイムと洒落込もう。
「たしかこの辺に………あったあった」
奥さんを担いでガキを小脇に抱えてやって来たのは洞窟。一人で狩りに行くときに偶然見つけた場所で、おそらく俺しか知らない。修行したりマスかきたくなった時はここに来るんだ。
「中は……よし、何もいないな」
ここには持ち込んだりDIYして作った家具なんかが置いてあって、手作りの棚には酒も常備してある。たまに獣が巣にしていたりするからな。そうしたらヤるまでお預けさせられるところだ。
「ガキはこっち………っと」
まずガキは服を脱がせる。うむ、見事なつるぺたとイカっ腹だな。次に椅子に座らせて両手を背もたれに、足首は椅子の脚にロープで繋いでおく。これで逃げられないし、逃げようとしても大きな音が出るだろ。
「さあて……ぐへへ」
おっと下品な笑いが。ワクワクしすぎなんだよな。
奥さんを藁山の上に毛皮を敷いただけの寝床に横たえ、服の胸元をご開帳。瞬間肉の塊が膨れ上がった。おお! すげえ! こいつは大当たりだ!
スカートを捲り上げてダサい黄色パンツをずらす。窯から漂う女の匂い………いででででで!? 俺の槍がとんでもなく膨らんで腰巻きの中で圧迫されている!?
大急ぎで服を全部脱いで圧迫感から解放される。下を見ると我が自慢の撃龍槍はいつもの二倍程の大きさになっており、表面にぶっとい血管が走ってまるで糸瓜とメロンが合体したみたいになっている。これは急いで大人しくさせないと血管がブチ切れて出血死するぞ。
「まず濡らして………いやむり」
俺は奥さんの窯口に唾を吐きつけて適当に濡らし、足を上げて左右に開き槍先をあてがう。
「では………いざっ!」
「んがッ!?」
一気に奥までぶち込む。奥さんの腹がボコォっと盛り上がり、胸を大きく弾ませて身体を大きく反らしながら飛び起きた。
おお、久しぶりの、生まれ変わってからははじめての女の窯の感触だ。熱い肉の筒が俺の槍を包み込んでいる。このまま動くとすぐに出ちまいそうなので馴染むまでグリグリと押し付けていると、奥さんの肌から脂汗が滲み出て来た。窯内の肉壁がうねって槍を押し出そうとしてくる。そうはさせまいと手首を押さえ付け、槍を更に奥深くへと突き刺した。
「んがっ……!? がっ……!」
突き上げると喘ぎ声が出るが、汚ねえ声だなぁ。ガキいるんだから俺の槍より明らかにでかいモノ捻り出した経験あんだろうがよ。慣れて来たんで奥さんの身体を持ち上げて槍を半分くらい抜き、一気に奥へ叩き込む。
「あガァッ!」
おおぅ、最高かよ。俺の槍を肉壁が締め付けながら滑る感触が気持ちいい。これよこれ。これが欲しかった。
「どんどんやるよー。オラッ!」
「んガァッ!!」
腰を引いて叩き込む。
「オラッ!」
「んガァッ!」
腰を引いて叩き込む。
「オッラッ!」
「アガァッ!」
深く深く叩き込む。一回ごとに丁寧に窯奥を押しつぶす。ノルド女の具合は最高だな。突き上げる毎にデカ乳が揺れて打ち水みたいに汗をぶちまけるのが面白いし、腰が止まらん。
「う゛〜〜〜〜〜! ノ、ノルドの人妻は最高だなぁ! あっ、旦那俺が殺したから未亡人か!」
「だ、だずげでぇ゛ッ!」
奥さんは涙と汗と鼻水と涎でぐしゃぐしゃになった最高にブサイクな面で悲鳴を上げた。
「いやぁ 助かっているのはッ 俺の方ですよッ 奥さんッ。生オナホご提供ッ マジ感謝ッ マジ卍マンコッ!」
「ぶぎぃッ ぎッ ぎッ ぎッ ぐげぇッ」
身体を密着させて腰を振る。押し込まれた乳首の先端が俺の胸板をくすぐる、柔らかい肉が腹筋に吸い付く、女の生の体温がダイレクトに伝わってくる。
「んぐッ!?」
奥さんの唇にむしゃぶりつく。舌とか唇とか噛まれそうだから我慢してたけど興奮して抑えが効かなくなった。
「ぶちゅっ ぶちゅちゅ ん〜〜〜」
「ン゛ーーーッ! ン゛ン゛ーーーーーッ!!!」
だが杞憂だった。奥さんは悲鳴を上げるだけで反抗してくる様子は見せない。ならば遠慮なくお口の中を吸い尽くさせてもらおう。
「ぢゅるっ ぢゅるっ ぢゅるるるるるるる!」
「んごーーーーーッ!!!」
しゃぶりつきながら槍を突き上げると窯内は健気にちゅうちゅう俺の槍をしゃぶってくる。めっちゃ興奮する。全身に力が漲る。
ボギャンッ!!!
「ぶぎぃィィィイイイイッッッ!?!?!?」
あ、力みすぎて手首の骨握り潰しちまった。一応回復薬はあるけど…………オナホ如きに使うのもったいないなぁ。いっか、そのままで。俺がヤる分には全く不便ないし。
「ぶっはぁ! よっと!」
「ひっ、ぎぃっ!」
槍をより深くまでねじ込むため、奥さんを脚ごと抱えながら立ち上がる。槍でぶっ刺して落ちないように力一杯抱き締める。
「かッッッ!?」
おお、締まる締まる。新感覚の無重力体験に奥さんの窯も大喜びだな。
「俺も大喜びィ!」
「ぐがッ」
抱きしめた奥さんの身体に杭打ちピストン。一回一回渾身の力を込めて叩き込む。パンパンなんて生ぬるい音じゃなくてバシンッ! バシンッ! と鞭を打つような音を響かせる。
「あがががが」
奥さんは歯を剥き出しで口をガクガク揺らしながら白目を剥いている。涎が風呂桶みたく溢れ出ている。ぶにゅっと潰れた巨乳がビシャビシャだ。
俺は抱き締める腕に力を込め、高速に切り替えて槍を突き上げる。
「げっ………! ぐげっ………!」
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!! 出る出る出る出る! 奥さんよ! たっぷり出してやるからあのガキの妹産めよ! 絶対に妹だからな!」
生まれてきたガキも頃合い見て犯してやる。野郎を抱く趣味はないから絶対に女産めよ?
登ってきた絶頂感に応えるように全身の力を振り絞る。
「出ッッッッッすッッッッッ!」
ケツの中から股間、そして槍先に電流が走る。そして玉袋からドクドクと種汁が放出される。
「ぐげッッッ…………………」
いや、もうそれは放出なんて生ぬるい言葉では済まない。供給だ。濃くてとんでもない量の汁を俺はこの女の中に供給しているんだ。
「う゛ッ う゛ッ う゛ッ…………あ゛〜〜〜〜〜」
ひとしきり出し終えた俺は槍を抜いて下を見る。窯からベッドに滝のような白い粘液がドバドバと降り注いでいる。あ、毛皮洗うか敷き直すかしないと使えないじゃん。失敗した。
「ふぅ〜〜〜〜〜! ひとまず一回ィ〜〜〜!」
奥さんを適当に放り出す。白い海の中に落ちた女体はまだ窯から粘液をぶりゅっぶりゅっと吐き出しながらビクンビクンと痙攣している。
長くて濃い発射を終えてもなお俺の槍は上に向かってそそり立っている。まだまだ全然満足できそうにないや
「オラ生オナホ。さっさと起きろや。テメーが汚した槍をそのお口で綺麗に磨き上げんだよ」
足裏で蹴っ飛ばして叩き起こそうとする。
「あ? おい」
だが反応がない。痙攣する以外に力が入っていないように見える。顔を見ると、目と鼻と口から血を流していた。まさかと思い耳をすませてみたが、息をしていなかった。
あー………そう言えばフィニッシュの瞬間、なんかベキバキとか聞こえたような……………。なんか手足も明らかに関節でないところが曲がっているし、テンション上がって絞め殺しちゃった!
「んだよ、脆い女だな。死体なんかヤってもつまんねーだろうがよ」
俺はゴミを蹴っ飛ばして壁際まで吹っ飛ばす。あーあー、まだ俺の槍は元気なのに。いったいどうすりゃいいんだよ。
「………………! ………………………! ………………………………!」
ふと、小さな息遣いが聞こえたんで頭を上げてみると、椅子に縛り付けていたガキが泣きながらブルブル震えているのが目に入ってきた。しかも椅子はびしょ濡れで臭い。
「あ、そういやいたね。忘れてた忘れてた」
俺はガキの方へ歩き出す。
「い、いや! いやーーーーッ! 来ないでーーーーーーッ! 来ないでぇーーーーーーーッ!!!」
ガキは暴れようとするが手足が縛り付けてあるんでガタガタと数センチ程度動くのが精一杯な様子。まあそうなるようにしたんだけどな。
「ママが役立たずだからさぁ、ガキのお前がママに代わって責任とってねー」
槍を見せつけながら言った。
「いやぁぁぁぁぁあああああああああ!」
◆
「そんでさー、ガキの方も最高だったわけよ。千切れるくらいギュウギュウで5分と経たずに出しちまってさ、二回三回ってヤったのよ。でも中は狭いし小さいから無理やりぶち込んだら一発でズタズタに破けちゃってさー。終わる頃には股が血まみれで泡吹いて死んでやがんの。死体は熊の巣に放り込んでおいたから証拠隠滅も簡単。で、味を占めてしばらくその辺で旅人とか避難民とか襲ってヤって殺したりしていたワケ。でもバレないように気をつけていたはずなのにいつの間にか手配書が出回っちゃってさー。リフテンで顔を変えるまでビクビクしていたんだよ。で、思ったワケ。ヤるなら誰にも文句言われない盗賊とか犯罪者にしたほうがいいって。それで俺は賞金稼ぎになったんだ」
「あー……そういうコトを聞いたわけではなかったのですが………」
話を聞いていた不審女の笑顔は引き攣っていた。俺の有難いエピソードトークを聞いておいてなんて態度だ。でも機嫌がいいから今のところは許してやる。
「で? テメーはなんだ? ヴェルラスの奴が言っていた死体食ってるアホってのはお前か?」
言いながらファイティングポーズを取る。まあ何の事情も知らず仕事しに来たって形だけでも見せておかないと不自然だしね。
「そうです。私はエオラ。貴方のような屈強な信者を誘き寄せるためにあえてわかりやすいようにしました。このまま私たちが殺し合うのは簡単ですが、どうでしょう? 私からの仕事も受けてみませんか?」
「ふうん? 聞かせてもらおうか」
ファイティングポーズを解く。
「廃滅の女公、ナミラは貴方を家族の一員として迎え入れたいと考えています。ですがその前に女公は献身を望んでいます。我々の食卓を準備するため、リーチクリフ洞窟に巣食うドラウグルたちを一掃してほしいのです」
来た来た。この言葉を待っていたんだ。
「いいだろう。テメー等の仲間になるかは即答できんが、仕事というなら受けてやらんでもない。その代わり、もう墓所の死体を食うなよ」
「ええ、勿論。マルカルスの人々には死者の眠りが妨げられることはない、そう伝えておいてください。では、後で」
そう言ってエオラは透明化の薬を飲んで何処かに去っていった。ここまでは上出来だ。さっさとヴェルラスに報告してリーチクリフ洞窟に向かうとしよう。
いつも読んでいただきありがとうございます。