スカイリムで賞金稼ぎ 作:オークポーク
あるサンダスの日(日曜日)のこと。
「ナァ、イソルダさんよ」
「何?」
「俺らさ、結婚しね?」
俺は湯船に浸かりながら一緒にいるイソルダの身体を後ろから抱きしめ、耳を啄むようにキスしながら言った。今日も彼女とヤリまくってめちゃくちゃ汗かいたから、どうせなら一緒に風呂に入るかってなった。
「んっ……結婚? 嫌よ。ちょっと、また硬くなってる、んんっ」
だがバッサリと断られた。これで十回目のプロポーズ失敗だ。
「え〜〜〜何でだよ〜〜〜。金があって腕っ節も立つ俺に、頭が良くて綺麗なお前。俺ら絶対いい夫婦になれると思うぜ〜〜〜? それに何回も寝てる仲だしさ〜〜〜」
と言うか雄としての本能を発散させたい。具体的に言うならイソルダを孕ませたい。未婚だからダメというなら結婚すりゃいいじゃんって話なんだがなぁ。
俺は囁きながらイソルダの胸を優しく揉み、乳首をゲームのコントローラーみたいにグリグリ動かす。
「いてっ」
すると手の甲を摘まれた。
「まずね、貴方、この要塞だけで何人の女と寝てるのよ。商売女は含めないで」
俺の手を払ったイソルダは身体を反転させて俺の方を向き、ガシッと強めの力で槍を掴んできた。
「え、えーと……さ、三人くらい……かな? うごぉっ!?」
手の力が強められる。
「嘘ね。私、オルフィナ、アルフヒルド、フルダに給仕のサーディア。それにあのカルロッタともですって? 歴戦の業物なのね、コレ」
ちゃぷちゃぷと湯面を波立てながらイソルダは俺の槍を磨く。というか削れそうなくらい強く扱かれている。
「おいおひッ!? シルグジャ忘れてるぞォッ!?」
手の動きが速くなる。あ、やばっ。
「私ね、自分の物は独り占めにしたい性分なの。何人もの女、特に人妻や恋人がいるような女と寝る悪いヒト。貴方、結婚しても絶対に浮気するでしょう?」
「うひぃっ! し、しないしない! 絶対に浮気とかしなおふっ」
あ゛〜〜〜〜〜絞り取られた〜〜〜〜〜。腰に全く力が入らない〜〜〜〜〜。湯が汚れる〜〜〜〜〜。
「出まかせは嫌いよ」
イソルダは踵を返して形のいい尻を見せつけながら湯船から出た。伸ばした俺の手は虚しく空を掴む。
「それに……賞金稼ぎ、傭兵、冒険者。いつ帰ってこなくなるかもわからない仕事している人となんて……ゴメンよ」
声のトーンが落ちる。顔は見えないが、少なくとも笑ってはいないだろう。
「最後に。プロポーズするのに何も演出しないダサい男は絶っっっ対に無理。だから、これからも良いお友達でいましょ。じゃあね」
彼女はそれだけ言い残し、手をヒラヒラと振りながらさっさと出て行ってしまった。俺はそのあとも力が入らず、呆れ顔のシルグジャに助けられるまでずっと湯船でプカプカ浮いていた。クソう。
とにかくご機嫌を取るために指輪でも贈ろうかと画策していると配達人が訪ねてきて手紙を置いていった。俺をご指名しての仕事の依頼。仕方がない。イソルダへのプレゼントは帰ってからにしよう。
俺は旅支度を整える。スケールの鎧と兜とブーツ、スチールの籠手を装備。財布と保存食と幾らかの薬をカバンに詰め込む。
「いってらっしゃンンッ!?」
送り出そうとしてきたシルグジャの唇を奪う。俺に呆れ顔なんて向けてきたお仕置きと、イソルダにしてやられたことの八つ当たりだ。口内に舌を突っ込んでシルグジャの舌に絡め、ヨダレで口の周りがベチャベチャになるくらい激しくしゃぶり尽くす。
「んちゅっ んれっ ち、ちょっとまっんんっ」
ちゅぽんっと唇を離すとシルグジャは膝から崩れ落ちた。しかも床に水溜りまで作る始末。
「帰ったらソブンガルデとやらに行けるくらい可愛がってやるからな。ちゃんと掃除しておけよ」
「こっ、このバカオーク! さっさと死んできなさいよ!」
シルグジャは顔を真っ赤にしてその辺にあった桶を投げつけてきた。俺は笑いながら家を出て逃げるように要塞の門へ走った。目指すのは要塞の外にある馬屋。そこにある馬車に乗って依頼主のいる場所、ウィンドヘルムに向かうとしよう。
◆
ウィンドヘルムにあるスラムめいた場所、灰色地区。ダークエルフの避難民が押し込められたそこはロクな整備がされてない荒れた下層で、人目が少ないために脛に傷のあるような連中にとっては絶好の隠れ家だ。そして今回の仕事はそんな場所に隠れているクズを引き摺り出すことだったりする。
「オラよッ!」
「ブッ! も、もうやめへ……」
「じゃあもっとしっかり絞めろや」
そんな灰色地区のある安宿の一室で俺はインペリアルの女にのしかかり、顔を殴りまくりながら槍をぶちこんでいた。着ていた豪華なドレスをズタズタに引き裂き、全ての指に豪華な指輪をハメた手を握り潰し、豊満な胸が紫色になるまで捻り握って乳輪周りに牙を突き立て、端正な顔は半分だけ見ると原型がわからなくなるまでボコボコにした。
おっと、俺が金持ち女を拉致して乱暴に及んでいるなんて誤解しないでくれよ。これも仕事だ。
「フッ! フッ! フッ! おいアバズレ。依頼主の方々は相当な額をテメーに盗られたっつってたぞ。この悪趣味な服や指輪じゃ足りる気がしねぇ。残りの金はどこだ?」
槍を窯奥に叩きつけながらインタビューする。
「な、なひっ……もう、じぇんぶ使いまひた……ゆるひブッ!」
俺は女の腹にパンチを叩き込む。こんなことしても法的に許されるんだなこいつには。
この女は結婚詐欺師だ。わかっている限りだと今まで総額12,000ゴールドもの金を男たちからむしり取っている。人相描き付の手配書も出回っている極悪人だ。中には破産して首を吊った奴もいるらしい。
今回俺は騙されたバカども、じゃなくて、哀れな非モテたちからの依頼でコイツをとっ捕まえてくれと言われた。生捕ではあるが金の奪い返しと、二度と女としての価値を利用できないようにズタズタにぶっ壊せば報酬アップというので痛む心(笑)には鞭を、詐欺女には腰と拳を打っているわけ。
「もがッ!」
種が登ってきたんで俺は詐欺女の口に奴の下着を丸めて突っ込む。全キャラ共通の黄色いダサい奴じゃなく明らかに金がかかってそうなシルクの下着だ。半ばスラム街とは言え、あまりにデカい声出されたら衛兵が様子を見にきたりするかもしんないからな。もうちょっと遊びたいし、まだ金の場所も聞き出せていないし、まだ豚箱にぶち込むのは早い。
「治して〜〜〜」
「ンッ!? ンーッ! ンーッ!」
せっかく恋人繋ぎしながら呪文で治してやっているのに詐欺女は首を振る。俺は構わずその小さな両手をベッドに押し付け、窯の中に種をぶちまける瞬間、
「また潰す!」
「ングぅぅぅウウウウッ!」
お〜〜〜〜〜出る出る出る〜〜〜〜〜〜。こいつには5回くらい出しているがまだ出そうな気がする。男どもから吸い取っているから相当良いモン食って美容にも気を遣えるらしいな。今まで抱いてきた女の中で上位に食い込むほどの具合の良さだ。小汚い山賊女なんかとは全く違う。持って帰って奴隷にしちまいたいが、そうすると金がもらえなくなるので我慢我慢。
手を破壊するのはやりすぎだと言う奴もいるだろうが、こいつ幻惑魔法の推定見習いレベルの使い手で手を壊しておかないと姿を眩ませる可能性があるんだ。
まあ、必要以上に痛めつけている理由の半分以上はイソルダに振られたことだがな。ここにきてイライラし始めちまったんだ。
「ふゥーッ! さぁ〜て。今度はどうしてやろうか……おい」
詐欺女は白目を剥いて泡を吹いてる。ビクンビクンと痙攣して失神したようだ。すぐに叩き起こしても良いが、ちょっと出しすぎて疲れたんで休憩。陸に上げられたタコの死体みたいな手を離して槍を引き抜く。血と共に流れ出てくる俺の種がシーツ代わりに敷いてある毛皮を濡らしたので俺はベッドから出て側の椅子に腰掛ける。
死なない程度に回復させながら次はどう苦しめて情報を絞り出そうか考える。思いの外強情で全然口を割らねえ。まあそれならそれで限界まで楽しませてもらうんだがな。
「スゥーッ! ブハァ〜〜〜。ん?」
パイプを吹かしているときに部屋の隅に放り捨てた奴の荷物が目に入った。久々の綺麗な上玉をヤレるって浮かれてたんですっかり忘れてた。
俺は一旦椅子を立って荷物を持って戻る。中を改めると金、宝石やアクセサリーなんかが出てきたがまだまだ被害額に届きそうにない。更に改めると、なんと御禁制品であるスクゥーマと所持に行政の許可が必要なムーンシュガーが出てきた。こいつジャンキーか? と思いながら更に荷物を改めると、奴の日記が出てきた。良い手がかりだ。
読んでみると元々は孤児で騙されて娼館に売られた過去あり、客だったウィザードから幻惑魔法を、カジートの商人から話術を教わったらしく、それらを利用して自分を買ってもお釣りが来るくらいの金を稼いだらしいことがわかった。で、自分の身分を買って自由になった後はマジメに働くのが馬鹿馬鹿しくて詐欺師になり、それと並行してヤクの売買にも手を出そうとしていたようだ。
最近の日付のところを読むと、指名手配されたことに焦っているようでウィンドヘルムを経由してリフテンに向かい、そこにいるらしい顔面改造医に顔を変えてもらうつもりだったようだ。なるほど。慌てていたから隙を見せてくれたわけね。
「お、これはお宝の地図か」
どうやら持ちきれない分の金は宝石や宝飾品に変えてあって、顔を変えた後で取りにくる予定だったらしい。これを渡せば依頼主どもは大喜びするぞ。
「ん〜〜〜と。このページはヤクの取引相手の名前か…………げっ」
俺は並んでいる名前の中から見覚えのあるものを見つけた。ホワイトランのイソルダ。眠りの木の樹液を取引していたようだ。
参ったな。内戦中ではあるからウィンドヘルムと敵対派閥であるホワイトランの犯罪者の情報は共有されないだろうが、帝国とストームクロークのどっちが勝っても内戦が終われば保管されている証拠品は改められるだろう。そうなればイソルダは豚箱行きになるし、ヤクの売人なんで確実に死刑だ。
「い、イソルダが何だってんだよ。あんなお高く止まった女なんていなくなっても、俺にはセフレたくさんいるもんね。嫁だってその気になれば百人くらいできるもんね」
そうだ、冷静になれ俺。女一人がなんだってんだ。ヤクの売人の情報を行政に売れば更にボーナスが入ることは確実なんだぞ。その分を含めたらソリチュードに家を買えるくらいの金が貰えるのは確実だ。そのくらいの金があればどんな女ともやりたい放題なんだぞ。
「ぐぅ〜〜〜〜〜」
俺は頭を抱えた。目を閉じるとイソルダの顔が浮かんでくる。くそう、絆されているのか俺は。
「イスミールの聖なるクソがっ」
俺は目を皿にして日記を読み込み、売人の情報とイソルダの名前が書かれたページを見つけて全て破り、手から破壊魔法の炎を出して火をつけて金属製の皿の上に乗せた。あーあ。ボーナスが灰になっていく〜〜〜。
「全部テメーのせいだ! オラ起きろ豚女!」
詐欺女の腹をぶん殴る。
「ガボバァッ!? 」
衝撃で口から下着がスポーンッ! と飛び出た。面白いがまだ腹の虫が治らない。
「も゛ッ、ゆ゛ッる゛ッじッで」
「黙りやがれ。テメーの日記は読んだ。隠し財産の場所は把握した。つまりテメーに手心を加える必要もなくなった。ここからは情報を絞り出すための尋問じゃねぇ。俺の趣味の拷問だ。死なねーように気を遣ってはやるが俺が飽きるまで終わりはないと思え」
依頼主どもには尋問に時間がかかったとでも言っておこう。女を利用できないどころか二度とウンコができないくらいケツの穴もめちゃくちゃにしてやるわ。
絶対に許さないぞこの女。