※この作品はR-18です。

ネトってハーレム   作:ボルメテウスさん

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記憶の補完

「それで、イシズさんが狙っていた奴らは」

「全員、カードの中に魂が封印されたみたいですね。

ある意味、彼ららしい罰ですが」

 

そう、イシズさんは落ち着いた様子で、話していた。

その様子にゆっくりと僕は見つめていく。

 

「どうか、しましたか?」

「いえ、その、実は死に神ちゃんの力を使った人は、その後は」

「死に神ちゃんと名乗る人物のようになるでしょうか」

 

それに対して、僕は頷く。

 

「だけど、イシズさんを見る限りだと、全然、そんな気配はまるでないから」

「その、死に神ちゃんと名乗る人物が言っていた言葉、纏めてみますと、記憶を奪い、代わりに自分自身の記憶を渡すでしたね」

「えぇ」

 

それに、僕は首を縦に振る。

 

「そこから考えたのですが、おそらくは死に神ちゃんという方が奪う記憶は、その人物が寝取った相手との行為の記憶でしょう。

そこに自分自身の記憶を入れる。

だけど、その量が問題なんでしょう」

「と言いますと」

 

僕は思わず聞いてしまう。

 

「これまで貴方が関わった人達が奪った記憶は、その人の人生観を大きく変える程の記憶。

それらを全て奪い、埋め込んだ。

それは、つまり、本人の人格を書き換える事ができる程の衝撃があったんでしょう」

「そう言えば」

 

そこまで言われて、少し納得してしまう。

屈辱という行為を行われた彼女達。

だからこそ、その記憶を奪われ、補完されれば。

 

「イシズさんは、その影響はなかったんですか」

「私は、その屈辱に対しては、特に気にしていませんでしたから、その影響でしょう」

 

その、言葉に、少し納得してしまった。

 

「死に神ちゃんの人格が宿るという事ですか」

「記憶とは、その人物を形成する大切な物の一つです。

記憶喪失とは違い、別の記憶を埋め込む事ができる力を持つ死に神ちゃんというのは、とても強い力の持ち主でしょう」

『その通り、俺様ちゃんはまさしく無敵なのさぁ!』

 

そう、死に神ちゃんは笑みを浮かべながら、僕の横に立っていた。

 

「だからこそ、問いますが、あなたは一体何者なんですか」

『俺様ちゃんは死神だよ、それは揺るがない事実だし、変える事はないよ。

それとも、俺様ちゃんの事を知りたいんだったら、記憶、あげようか?

勿論、お前の記憶は貰うけど』

 

そう、イシズさんと死に神ちゃんが互いに睨み合っていた。

 

「・・・これ以上は、私でも無理でしょう。

とにかく、これからは、私も分かった事があれば、連絡しましょう」

「本当ですか、ありがとうございます。けど」

「力を使うのは不安ですか」

 

そのイシズさんの言葉に対して、僕は頷く。

 

「・・・力を使わなければ、その人達の人生が潰れる。

そう感じた時にだけ使って下さい。

今は、まだ解決方法が分からなくても、いずれ、解決できる可能性はありますから」

 

そう言ったイシズさんの言葉に、僕は頷いた。

ご主人様が選ぶのは

  • 馬乗りパイズリフェラ
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