翌朝、翔一は上機嫌で学校に登校していた。
昨日の出来事を思い出すだけで顔が緩んでしまう。
昨夜は最高の初体験を味わえた上に、初めての行為に興奮したためか何度も出してしまい最高の気分で眠りについた。
そのため今日は少々体が重いが昨日のことを思い出すと疲れも忘れて股間が熱くなり再び大きくなっていくのを感じた。
しかも、最後は恵子から積極的に求めてきた、あんな姿を見たのはおそらく翔一が初めてだろう。
(はぁ……最高すぎて一生分の運使い果たしたかも……)
そう思わせるくらいに幸福な朝であった。
行為が終わり、恵子の家まで送る最中に彼女との会話を思い出す。
彼女はいきなりこんなことになったことに対して、なぜか翔一が気に病まないよう必死でフォローしていたのだ。
これも催眠の効果で翔一の行動全てに対して疑問を持たず、むしろ当然の事と思っているらしい。
(はー、田中さんほんと可愛かったよなぁ)
そんな事を思いながら下駄箱を通り教室に向かおうとすると背後から聞き慣れた声で呼び止められる。
「おっはよ~♪」
「うぉ!?棚町か。びっくりしたな。どうした?今日はずいぶん早いじゃないか」
「えへへ、だって早くあんたに会いたかったんだもん♪」
「な、なんだよそれ……は、ははは……」
明るい表情とは裏腹に薫の目の奥は笑っておらず真剣な眼差しでこっちを見ているのがわかった。
そんな目をされた瞬間、心臓の鼓動がバクバクとうるさくなっているのを感じた。
(うわっヤバい、なんか怒ってるっぽいけど何でだろう?……まさか、田中さんのことか……?)
「わかってるわよね?鈴木くん?」
にっこりと笑う棚町は物々しいオーラを纏っていた。まるで獲物を見つけた肉食獣のような迫力がある。
翔一はごくりとのどを鳴らして生唾を飲み込んだ。
(やっぱり……バレてる…)
「あ、あはは。まぁほら、あれだ……俺たち高校生だからそういうこともあるっていうか。別に変なことじゃないっていうか……なんというかさ……」
「放課後……楽しみにしてなさい……」
そう言って彼女はくるり踵を返し去って行く後ろで恵子が申し訳なさそうに頭を下げ薫についていく姿が見えた。
「だ、大丈夫か?」
「橘……」
振り返えるとクラスメイトの橘純一が心配そうな表情で俺を見ていた。
「ああなった薫はなかなか収まらないぞ」
「…うっ、そうか…」
純一は薫と教室内でじゃれあったりしているのをよく見るほど仲がよく本人曰く腐れ縁らしい。
そんな純一が言うのであれば間違いないだろう。
「はぁ、どうしよう」
落ち込む翔一にポンと慰めるように肩を叩くと純一は教室へと入っていった。
(ううっ、どうしてこんな事に…)
放課後、翔一は薫と恵子に連れられ保健室に来ていた。
部屋に招き入れられた翔一は椅子に座り、薫は机に腰掛けているのだが翔一にはその姿がいつも以上に恐ろしく見えていた。
「え、と。そのですね……棚町さん……何のようでしょうか?」
薫は黙ったままじっと翔一の目を見つめている。
「それに……田中さんは……どうして……」
太郎は視線を移すと薫の隣に立っている恵子が困った表情で俯いていた。
「…………ねぇ……アンタ恵子に何をしたの?」
静かな口調で聞いてきたがその声色には確かな怒りが込められているのを翔一は感じた。
その証拠に薫の握りしめた拳が小さく震えているのが見える。
(……怒られるのは怖いけど仕方ないか…これはもう正直に言うしかないな…)
「その……田中さんと……エッチなことをしました…!」
「っ!」
覚悟を決めて翔一は素直に打ち明けると薫はその言葉を聞いて絶句しているようだ。
「で、でもな棚町!誤解しないで欲しいんだ。無理矢理やってないからな?お互い同意のうえで……」
「恵子」
「は、はいっ!」
棚町が遮るように名前を呼ぶと恵子は背筋を伸ばし返事をした。
「本当なの?」
恵子はビクッと肩を震わせたあと消え入りそうな声で答え始める。
「うん……昨日薫と別れた後に……」
「っ!……おかしいでしょ!あんたたち今まで仲良かったわけでもないし!恵子は好きな人がいるし!それなのに急にそんなことするわけある!?」
翔一の方を向いて薫が詰め寄る。
「いや、それは……仲良かったわけではないけど最近気になり始めてて……その場の勢いで……」
「……前に告白した人の話をしたら、そんな人よりも俺にしてくれって言われたのが嬉しくて……それに鈴木くんはいい人だと思ったから……」
「だ、だからってその日のうちにやっちゃう!?」
「ごめんなさい……」
顔を真っ赤にして叫ぶ薫を尻目に恵子は申し訳無さそうに呟いた。
「あのね恵子、そういうことは軽々しく決めちゃダメなのよ?もっと自分の身体を大事にしなきゃ」
諭すような口調で優しく話す。だが、恵子は首を横に振って否定の意を示す。
「薫の言う通りだけど……。私、初めてだったけど全然嫌じゃなかったの。むしろ嬉しかったくらいだし、鈴木くんとだったらって思ったの……だからお願い、認めて欲しいの」
「恵子……」
(おぉ、あの大人しい田中さんがこんな事を言ってくれるなんて…催眠様様だな……)
翔一は感動して胸の奥で熱いものがこみ上げてくるのを感じた。だが、薫は冷静な様子でため息をつくと再び視線を向けてきた。
「とりあえず、どんな理由があったとしてもいきなり手を出すなんて信じられないわ。最低」
キッと鋭い目つきでこちらを見る彼女に思わず後ずさってしまう。
「………だけど、恵子本人がそれで良いっていうんだったら私は何も言えないわ……それに、あいつよりはマシっぽいし………」
「え……薫……本当に……許してくれるの……?」
「まぁ恵子の気持ちはわかった、嫌な思いもしなかったみたいだし今回は特別に大目に見てあげる。ただし!」
指を突き立てて睨む。
「きちんと避妊すること。これだけは守らないとダメだからね」
その言葉で一瞬場が凍りつくのを翔一は感じた。
(や、やばい…最後のほうは避妊せず中に出しちゃった………)
「………」
「………」
「まさか、あんた……したの?」
「………はい」
「なっ!!あんたね!信じらんない!ありえない!!」
「ぐえっ!!」
薫は翔一の胸ぐらを掴んで激しく揺すり始めた。
頭がシェイクされ視界が歪む。
「棚町っ……ぐっ!」
「薫!落ち着いて!」
慌てて薫の腕を掴んで制止しようとするが、それでも暴れることを止めようとはしない。
「落ち着けるわけないでしょ!?妊娠しちゃったらどうするつもりなの!?責任取れるの!?」
「痛っ!ちょっ首締まって……」
あまりの剣幕と腕力の強さで意識が飛びそうになる。必死になって振り払おうとするがなかなか離そうとはしない。
(ぐえっ…まずいなこのままだと落ちる……)
「…っぅ、棚町っ!…離せ!」
その声を聞いてハッと動きが止まりようやく手が離れた。
「げほっ!がっはっ!」
酸素を求めて荒く呼吸しながら見上げるとその先には薫が立っていた。
表情は先ほどまでとは違い穏やかに見える。だがその瞳には虚でぼうっとしているように見える。
(…くっそ何すんだこいつ!危うく死ぬ所だったぞ!……だけどこれでこれは催眠状態になったのか?…今のうちになにか命令をしないと…)
翔一は考えを巡らせている間も棚町は黙ってただ虚な目でこちらを見ていた。
ただぼうっと立っている彼女を見て翔一はなんとも言えない高揚感を覚える。
(やっぱり綺麗だよな……)
普段は明るく元気な彼女であるが、こうして静かにしている姿を見ると美人であることがよくわかる。改めてまじまじと見つめると先ほどまでの怒っている姿とのギャップでますます魅力が増しているように感じる。
ぞくりと翔一の中で何かどす黒く汚い考えが起き上がる。
無意識に彼女の顔へ近付いていく。
ゆっくりと手を伸ばす。
理性ではダメだと思いながらも心の底にある欲望のせいで身体が勝手に動いてしまう。
「……棚町、今から俺とセックスしろ」
「…す、鈴木くん!?」
耳元で囁いた言葉を聞いた途端、後ろにいた恵子が驚いて叫んだ。
(……!?俺は今なんでこんなことを?田中さんがいるのに……)
翔一自身も自分がした行動に驚いていた。
普通であればありえない事だが、『催眠サイトがあれば全てを自分の思い通りになる』という考えが頭の中を駆け巡りそれに従って身体が動いたのである。
だが恵子は驚いた様子を見せたものの、少しの間落ち着かない様子で手をモジモジさせるだけだった。
「……そ、そうだよね……薫も経験すればきっと………それに鈴木くんのやることは正しいから……」
ぶつぶつと小声で呟きながら顔を赤くしている。
その様子を見て、翔一は戸惑うばかりだった。
「鈴木くん!私、外で見張ってるから薫の説得よろしくね!」
彼女はそう言い残すと、そそくさと外へ出ていってしまった。
そして部屋に二人だけ取り残されてしまう。
目の前には呆然とした様子の薫が立っている。突然の出来事に頭が追いついていないようだ。
そんな状況でも、彼女の唇はとても艶やかで美味しそうなものに見えた。
(はははっ、なんて都合良く解釈してくれるんだ。本当にこれがあればなんでもできるきがする…!)
吸い寄せられるように、翔一は一歩ずつ薫の元へ足を進めた。彼女はまだぼんやりとしている。
「棚町、服を脱いで」
「えっ?」
薫は戸惑いを見せる。当たり前の反応だ。しかしそんな事はお構いなしに翔一は続ける。
「聞こえなかったか、服を全部脱ぐんだよ」
薫の目つきが変わる。それは先ほどの虚ろな目ではなくはっきりとした意志のある視線へと変わっていた。
それを察して翔一はごくりと唾を飲み込む。
もう戻れないところまで来ている事を自覚していた。
(な、な、なに言ってるの!?こいつ!!)
咄嵯に後ろに飛び退いて距離をとる。だが彼女の目は動揺の色を浮かべている。そして何より一番驚いたのは自分の身体に起こった現象である。
心臓が激しく脈打ち全身からじっとりと汗が吹き出しているのを感じる。
(うそ……あたしどうしてこんな……)
自分の身体に起きたことに混乱し、戸惑いを隠すことができずに呆然と立ち尽くしていた
そんなことを考えながらちらりと彼の方を見る。すると目が合ってしまった。反射的に逸らす。
「そっ、そんなこと…できるわけないでしょ……」
彼女は震え声で言った。その声はかすかに上ずっていた。そんな彼女の様子を気にせず、淡々とした口調で言う。
「……いいやお前は俺とセックスしたくてたまらなくなる……俺の声を聞くたびに胸が高鳴り息苦しさを感じて下半身は疼き始める……俺の顔を見ただけで興奮してしまうようになる……そうなったらもう俺のことを無視できなくなる」
薫は視線をそらそうとするけど何故か体が言うことを聞かない。それどころか段々息が上がってきた
翔一の言葉を聞いているだけで子宮がきゅんきゅんとうずく。
頭ではダメだと思う反面、本能が彼に抱かれたいと訴えてくる。
彼女は思わず両手を太股に押し付けてギュッときつく締めて堪えようとするが無駄であった。
息が荒くなり体温が上がるのを感じた。
身体の奥底で燃え上がった情欲の炎がジリジリと彼女の理性を焦がす。
(ダメ……なんなのいったい……!)
彼女は必死に自分に言い聞かせる。
そんな彼女にお構いなしに翔一は薫の腰に手を回しぐいっと抱き寄せる。抵抗しようとしたが力が入らない。されるがままに引き寄せられる。
そしてそのまま唇を重ねてきた。
「んっ!!ちゅぷっ!やっ……!じゅるっ!……はぁ……♡ちょっとぉ…!」
キスされた瞬間、甘い痺れが全身を走る。そのまま舌を入れられ、唾液を流し込まれる。それを夢中で飲み込む。頭がぼうっとする。気持ち良い……。
「んふっ!はぁはぁ……」
「はあっ…………、棚町……お前が欲しい…」
「えっ?」
突然の告白に薫は困惑し、動きが止まる。それを見逃さず、翔一はさらに激しく舌を絡め、貪るように口付けを続ける。
「はっ……んぅ……、ふぅ……はっ……!」
「んふっ、やっ、だめっ、ちゅ♡……ふっ、ん、ちゅっ……ふぁ……♡」
最初は拒んでいた彼女だったが、次第に自ら求めるようになっていった。二人はお互いを求め合い何度も角度を変え、キスを繰り返した。
「……ふぅ、ふー……はあはあ……ちゅぱ、れろ、はぁ……ちゅっ♡」
唇を離すと薫はすっかり出来上がっており、潤んだ瞳をトロンとさせ、顔は紅潮している。呼吸は荒く、肩を大きく上下させていた。
そんな様子を見ていた翔一は、さらに嗜虐心を煽られた。
(棚町のこんなエロ可愛い表情見たことがない……。もっとだ、もっ見たい!)
「はあはあ……あんた、いきなり何してくれてるのよ」
彼女は頬を赤らめたまま彼を睨みつけるが、全く迫力がない。
「そんなこと言うな。そんなに俺とのディープキスが気持ち良かったのか?」
その言葉を聞いた途端、棚町の目つきが変わった。
「……アンタねぇ、さっきから調子乗ってんじゃないわよ。 あたしのこと舐めるのもいい加減にしなさいよね。だいたいねえ…っあぁん!♡」
だが次の瞬間、突然彼女は身体を震わせ甘い喘ぎ声を上げる。いつの間にか彼女の体をなぞるようにして、翔一の手が這っていたのだ。彼の手は制服の上を這い回り彼女の敏感な部分を探すように動く。胸、腹、脇を撫で回される度に薫の身体はピクッと跳ね、吐息に混じって微かな艶やかな喘ぎ声が漏れ出す。
「やめて……!触らないでぇっ……んっ♡」
「おっ、ここが弱いのか?」
翔一はお腹を優しく撫で回すと今度は指先でツンツンとおへそをつついた。
「ひゃうんっ!?ちょ、ちょっとぉ……!ん、んんっ……はうっ!?♡」
振り払おうとするが体に力が入らず振り払うことができない。それどころか、薫の口から漏れる声は徐々に大きくなっていった。
「なんだ。お前意外と感じやすい体質だったんだな。かわいいじゃないか。もっと色々調べてやるぜ。例えばこっちの方とか……」
「そんなわけ……あるはず……ああッ!?ひゃうっ!♡」
翔一の手がスカートの中に侵入してきて直接秘所に触れると甘い声が震え出る、彼女の一番感じる部分を捉えたらしい。
(嘘…こんなのウソに決まってる…こんな最低のやつに触られてるのに、感じちゃうわけ……♡)
必死で否定しようとするも、その努力とは裏腹に彼女の体はますます熱を帯びていくばかりである。
(ダメ……体が熱い……!♡頭がボーっとしてくる……このままじゃおかしくなっちゃう……!嫌なのにぃ、なんで……♡)
そうこうするうちに翔一のもう片方の手が
彼女の太股に伸びてきた。スカート越しに彼女の太股をさわりさわりといやらしく撫で回す。
「ひゃっ!そこはっ……!」
薫は反射的に足を閉じようとしたが翔一はそれを許さない。強引に両足を広げられる。恥ずかしいところが丸見えになってしまった。
「ほら見てみなよ。もう濡れてるぜ。」
彼はニヤリと笑い、彼女の羞恥心を更に煽ってくる。
(なんで、こんな……!嫌……いやぁっ)
「ちが……う、これは汗だからぁ……!」
「はいはい、わかったよ」
「はあはあ……ふっ♡やぁ……やめ……!♡」
「はぁはぁ……んぅ、はあはあ……あっ……♡」
「どうだ棚町。そろそろ降参したら。お前のここはもう準備OKみたいだけどな。」
翔一が意地悪く言うと、その言葉を聞いただけで薫の身体がビクッと震えた。同時に子宮がきゅんきゅんとうずくような感覚を覚える。
(ダメっ……!認めたくないけど……やっぱり欲しい♡もっと奥まで……。そんな……!あたし、どうして……。ダメ、これ以上されたら本当におかしくなっちゃう……♡)
「ダメ……それ以上は……」
翔一の指が下着を上下にこすりつけながらゆっくりと降りてくる。そしてついに最も敏感な部分に辿り着くと割れ目を軽く押し開いた。
「はあ……はあ……やっ、そこは……!」
薫が顔を背け抵抗するも無駄だった。翔一の細い指が中へ侵入して来た。彼の指が内壁を擦ると、
「はぁっ……ふっんぅ♡」
思わず変な声が出てしまう。
自分の意志とは反対にどんどん蜜液が流れ出てくるのを感じる。
「すごい、ぐしょ濡れじゃないか。棚町のエッチ。本当は期待してたんじゃないのか?」
「はあはあ……うるさいっ……!」
(ダメ……気持ちいい……♡あたしこのままだと本当にどうにかなっちゃう。……でも、止められない……♡)
「ふっ、くぅんっ♡はあぁぁ……ふっ、あんっ♡」
「ここが良いのか?変態女」
翔一の言葉を聞いてもなお彼女の体は反応し続け、むしろ快感を増していった。
「だめ……やめて……っんぅ♡お願い………」
(はあはあ……こんなことされてムカつくのに……気持ち良くて仕方ない………もっとして……♡)
彼女の心の声が聞こえるかの如く、翔一の愛撫が激しくなっていく。
「あはぁっ、やめ……♡ひゃうう!らめえ……イイッ……!♡」
「ほらほらイケよ」
「やめ、らめ、イク……!♡あたし、また……っ!♡」
「ああ、良いぜ、好きなだけイケよ」
「やあぁ、あぁぁぁっっ!~~~♡♡♡
」
次の瞬間、彼女の体が大きく跳ねたかと思うと、秘所から大量の液体が吹き出し床を濡らす。
絶頂を迎えたことで全身の力が抜け、ぐったりとする薫。しかし彼女の身体はまだ満足していなかった。
「おいおい、まさかこれで終わりと思ったか?」
そう言いつつ、翔一は薫をベットに寝かせズボンを脱ぎ捨て、既に限界まで怒張したモノを露わにする。
「俺をここまで興奮させた責任取ってもらうぜ」
「……っ!…めて……それ、入れちゃヤダ……」
翔一のそれを見た薫は息を飲んだ。
初めて見るそれはグロテスクな形状にビクビクと動いており、それでいてどこか惹かれるものがあった。
その先端からは透明な汁が出ている。
それを見ているだけで彼女の秘所は再び疼き始め、早く挿れて欲しくて堪らなかった。
翔一のそれが秘所に宛がわれる。それだけで薫の体はビクンと震えた。
(棚町のここ、もうびちょびちょになってる…)
「やっ、やっぱり……こんな……」
(入ってくる……。こんなの入れられたら……あたしもう……。)
ずずっ、じゅぷ、ずっ。
太い肉棒が膣壁を押し開きながら、奥へ奥へと進んでくる。
「はあ……んぅっ!凄い……大きい……♡」
(棚町の中っ、ぎゅうぎゅう締め付けて気持ち良すぎるっ……)
薫の中が満たされていくと同時に強烈な快楽が襲いかかってきた。薫はその感覚に抗えず再び喘いでしまう。
「棚町っ……締め付け過ぎだよ」
「らってぇ、気持ち良すぎる……!こんなぁ、奥まで届いて……♡はあはぁ……」
「動くぞ…」
「やっ、ダメ……今……♡」
ぐっちょ……ぱちゅん……
翔一がゆっくりと動き出すと、カリ首が内壁に引っかかり、ゾクッとした刺激を与えてくる。
(はあ……あはあ、すごぃ♡なにこれっ!♡)
「やぁ、んぅっ♡はぁ、はぁ、鈴木、それっだめぇっ!♡」
「棚町、はぁはぁ……どうした?さっきの威勢はどこ行ったんだよ」
「うるさいっ……んぅ、ふっ……♡ああっ♡」
(ダメっ、そんな風に優しくこすられたらっ……んぅっ♡)
翔一は薫の中をじっくり味合うように腰を動かし、その度に結合部からは淫猥な音が聞こえてきた。
そしてゆっくりと抜き差しを繰り返すうちに、翔一は更なる快感を求めて速度を上げていった。
「はぁはぁ、やべっ……気持ち良すぎっ……」
「やあ、♡激しっ……んうう!♡ふっ……はぁはぁ……」
激しく腰を動かす度に、結合部から水音が響く。
(ダメ……っ♡ダメなのに……っ、なんであたしこんな奴とセックスして感じてるのよ!?最低のはずなのにぃ……!♡ダメなのにぃ……っ!はあはあ……また来るっ!♡)
彼女の意思に反して、身体は正直に反応してしまう。
翔一は薫の手をぎゅっと掴みそのまま押し倒した。するとさらに挿入が深くなり彼女の最深部を刺激する。
「ふあぁぁっ!!奥当たってるぅ!♡ダメぇ!これ以上されたらあたしぃ♡」
薫の反応を見て取ったのか翔一の動きが激しくなる。
(くぅぅ……棚町のここも、そろそろ限界みたいだな)
激しいピストン運動は止まることなく、むしろより一層激しさを増していった。
「んっふぅ……はぁはぁ、ふぅ……あぁぁぁっ!♡はぁはぁ……ああんっ♡♡」
(棚町のずっげぇヒクついてる……。俺のこと欲しいんだな……)
「棚町、はぁはぁ、そろそろ出そうだ……」
「ダメっ……♡中に出しちゃ……赤ちゃんでき……んちゅっ♡……はぁっ♡」
翔一は薫を覆い被さるように抱きしめるとキスをしながらラストスパートをかける。
ぐっちゃぬっちゅぱぢゅくっぱんぱぱん!
「んっ……ちゅっ♡…ダメェ、中は本当に……あっ!♡」
「でも中に出した方がすっごく気持ちいいらしいよ?」
「だとしてもだめっ……♡お願いだから外に出して……♡」
「うーん…どうしようなぁ…ちゅっ」
翔一は悩むふりをして薫の首筋や耳にキスをしながら、トントンと軽く突き上げるようにして答えを促した。
そんな事をされると子宮の奥がキュンとして、もっと求めてしまう。
「ほらっ、棚町の中さっきよりも締まってるよ。そんなにして欲しいの?」
「違うっ……あはぁっ♡……これはぁ……♡」
口では抵抗するが身体は正直だった。膣内の収縮が激しくなり彼のモノを求めてしまっていた。
そんな彼女の心を知ってか知らずか、更にピストンが激しくなっていく。
(あぁ……ダメっ、このままじゃほんとに堕ちちゃうっ……♡でも……♡)
ずぶぶっ♡ばちんっ♡
(こんな気持ちいいこと知ったら戻れないっ…♡)
パンッパチュパチュン♡♡♡
(ああ……だめ、そんな強くしたら……またイッちゃいそ……ぅ)
「はぁ、あぁ、やめっ、はげしっ……あぁぁ♡イキそうなの……♡」
「はぁ、棚町。俺ももう限界みたい」
「やらっ♡このままじゃ……イっ、イッちゃうからぁ……!♡」
絶頂を迎えそうになる薫の耳元で翔一が囁いた。
「イってもいいぜ。俺も出すから……全部受け止めてくれよ?」
ぐちゅっ、ぐっちゅずちゃぐちゃ、じゅっぷ、ぱちゅんっ!!
「やぁっ!あぁ、ダメぇ!イクっ!♡……あああぁっ!!!♡」
ビクンッ!! 薫の体が今までで一番大きく跳ねる。
同時に膣内に熱い精液を注ぎ込まれた瞬間、薫は盛大に潮を吹きながら達した。あまりの快感に意識を失いそうになりながらも必死に堪えた。
どぴゅ!びゅくん!ぶっしゃあああ!!
「んっ~~!?やぁ、あぁぁっっ!!!♡」
(やばぃい、これしゅごぉお、あぃ、イクッ、またイクゥッ!♡♡)
長い射精を終え翔一が薫から離れると、秘裂からは大量の白濁がゴポリと流れ出てきた。それは彼女の内股を伝わりベッドに小さな水溜りを作るほどだった。
(あぁぁぁ、出されてる……!鈴木のが……いっぱい………♡)
「んっ……やぁ、こんなに……♡」
「凄いな、棚町のここヒクヒクしてる…………」
「うっさい馬鹿……こんなの…妊娠しちゃったらどうしてくれるの……」
翔一が繋がったままの秘所に触れると、彼女はピクンっと反応してしまう。指先で掬うとねっとりとしたものが糸を引く。それを見つめて彼は呟いた。
「責任取るさ…」
(なぜかわからないけど今日は大丈夫…な気がするし…)
「えっ……」
(何言ってくれてんの……この男は……ほんと調子狂うわ)
「ばかっ……そんな事言われても……んっ!♡」
ぐっちゅ……ずぷっ……ぐちゅくぱちゅぱぱん……ぐちゅっ……!
突然再開された抽挿に言葉が続けられなかった。
「あれ?何かいったか?」
「んぅ、あひっ♡……はぁはぁ……あんっ、ああっ!♡」
(なんなのよ、こいつはぁ!)
「ほら棚町、続きをしよう。まだまだいっぱいイカせてやるからな」
「んっ♡…………うん」
薫は無意識のうちに両手を翔一に向けて伸ばしていた。
そして翔一もそれに応えるように彼女を抱きしめると唇を重ねた。
翔一が再び激しい動きを始めると、さっきまでの余韻がまだ残っているのか、あっという間に薫は快楽の海へ沈み何度も何度も絶頂へと達するのであった。
「なんだか最近棚町のやつ色気が増してきたよな」
そう梅原が言い出したのが純一が薫のことを意識したきっかけだった。
確かに薫は最近になって大人びたというか綺麗になった気がすると純一は思う。
だがそんな薫に対して純一は複雑な気持ちを抱えていた。
というのも少し前まではお互い腐れ縁ということもあってちょっとしたスキンシップを取る程度はあったのだがここ最近はそういったことも減り、会話をしても少し距離があいたような感じがしていたのだ。
それが何なのか純一自身わからなかったが、もしその理由を聞ければ不安な思いを拭うことが出来るかもしれない。
(それに、前にバイト先でしつこく話しかけてくるお客さんがいるって言ってたな……その人のことも気になるしバイト先に行ってみるか……)
悩んでいてもしょうがないと思い、薫のバイト先のファミレスへ足を運んだ。
夕方前のファミレスは時間帯のためかぽつぽつと席が埋まる程度で、ウェイトレスの数も少なく薫の姿は見当たらない。
ボックス席に通された純一はメニューを広げ何を頼むか考えていると斜め前の先に座っている大学生くらいの男性がキョロキョロと辺りを見渡しては落ち着かない様子を見せていた。
(なんだ、あの人…?)
その男性の様子を疑問に思うが、あまり気に留めるわけにもいかず、そのまま純一はメニュー選びに集中する。
しばらく迷って純一はメニューを選び、店員さんを呼ぼうと辺りを見渡すと正面に薫の姿が見えた。
純一と目が合った薫はぱっと普段では見たことのない可愛らしい笑みを零し、こちらへ小走りでかけよってくる。
(……っ、かっ可愛い……!!)
純一は思わず心の中でそう呟き、こちら向かってくる薫の姿を呆然と眺める。
席にくるもう少しのところで純一はハッとして薫から目をそらし声をかける。
「……か、薫「いらっしゃいませ〜、一名様ですか♪」
薫は純一の席を素通りし、新たに来た客に向かって満面の笑顔を浮かべて話しかけた。
(ぼ、僕のこと見てたわけじゃなかったんだ…恥ずかしい…)
勘違いしていたことが少しだけ照れくさくて頬をかきながら、メニューを見るフリをする。
「……こちらのお席にどうぞ〜……」
「……ははっ………ありがとう……」
「………もぅっ……急に……来る………聞いてない………」
「………わるいわるい………その姿……見たくてさ………似合ってる………」
純一の少し後ろの席に案内したようだが、店内のざわめきや店員を呼ぶ客の声にかき消されてしまい声がよく聞こえないがどうやら薫と仲の良い男性客のようだ。
純一はなんとなくどんな人なのか気になってしまい、そっと振り向く。
「……ふふっ……そう言われると………悪い気は…………てんきゅ♪………」
そこには頬を赤らめ嬉しそうに話すウェイトレス姿の薫とほとんど死角になっていて見えないが男性の頭が少しだけ見える。
(薫があんな表情するなんて……!あんな顔見たことない……)
純一は薫の今まで見たこともないような姿を見て驚いた。
純一にとって薫とは、明るく、サバサバしていて男勝りなところもあるけれど友達思いで、誰よりも正義感が強い真っ直ぐな友達だと思っていた。
しかし、今の薫はいつも見せている元気いっぱいな笑顔とはまた違う優しく、愛おしいものを見るような女性らしい笑顔を覗かせていた。
(なんだよ、あれ……僕には一度も見せた事無いじゃないか……)
自分の知らない親友の一面を見てショックを受けながらも純一は何とも言えない胸騒ぎがした。
メニューに目線を戻そうとすると斜め前の大学生風の男が薫達を睨みつけている姿を目にする。
(うわっ…!本当になんなんだよあの人は……)
先ほどまでキョロキョロしていたのに今では苦虫を噛み潰したような表情で薫達のことをじっと見つめている。
「…………ねぇ……もうすぐ……あがるから……」
「…………あぁ……俺の家………………」
「…………うんっ………」
(全然聞こえないな…何を話してるんだ……?)
段々と声が小さくなっていき、ほとんど会話は聞こえなくなり少しの間を空けて、
「…………ちゅっ………」
「!?………っち!」
後ろから微かな音が聞こえると大学生風の男は愕然とした表情になり、大きな舌打ちを立てると伝票を取りドタドタと怒りを露わにしながらレジへと向かいそのまま出て行ってしまった。
純一が呆気に取られ、一体何が起きたのか分からなかったが、おそらく薫達を見て男にとって気に食わない何かがあったのだろうということだけは分かった。
「………んっ……♡……っぁ………いなくなった…………?」
「………ああ………ちゅっ………」
「………っゃぁ♡………だめだって………ここじゃ………♡」
その後も断片的だが何度も短いリップ音が続き純一は心臓が張り裂けそうなぐらいドキドキしてしまう。
(う、うそだよね……まさかここで……)
純一はこれ以上はいけないと思い、目を閉じ、頭の中で円周率を唱えることにするも後ろから聞こえてくる微かな音で全く数字が入ってこず、余計に妄想ばかり膨らんでしまう。
「………っふぁ♡………そこ……♡………」
「………くちゅ………ゅっ………」
その音が聞こえるたびに、薫の顔が赤く染める様子が頭に浮かび上がり、頭の中で薫と男がイチャイチャしているシーンが浮かんでしまいどうにも耐え切れなくなってしまう。
「………ゃん♡………だめ…………鈴木………♡」
「………!?」
(今、鈴木って言わなかったか?鈴木ってあの鈴木のことか…!?)
純一はその言葉を聞いて驚きのあまりびくりと体が反応してしまう。
鈴木翔一はクラスメイトでお宝本の交換をする仲で、多少の交流はあるが女性と仲が良いところや薫と話しているところなど見たことがなくそんな鈴木が薫とそんな関係だったなど純一は全く知らなかった。
(う、嘘だよな?鈴木が薫とそんな関係に?ありえないだろ……そういえば先週くらいに薫が鈴木に対して怒っていた姿を見たけど………なにか関係してるのか?)
純一は動揺を隠し切れず思わずテーブルに置いてあったコップを倒してしまう。
「うわっ!」
コップは音を立てて床に落ちてしまい、コップの中の水もこぼれてしまった。
幸い、周りには客が少なく、気付いた客はいないようだったが席が近い薫達には気づかれただろう。
「……っ……今向かいます〜」
(………やばいっ)
コップの落ちた音が聞こえた薫がこちらへと向かってくると、純一は心を落ち着かせながら紙ナプキンで濡れた部分を拭き始めた。
「大丈夫です、か……って純一!?」
薫は純一の元へ辿り着くとその姿を見て一瞬固まるが、こぼれた水を見て同じように紙ナプキンで床を拭い始める。
しばらくお互いに無言のまま掃除を続けた後、薫が口を開く。
「……なんでここにいるのよ」
「なんでって………前に言ってたろ変なお客さんに絡まれてるって、それが気になって……」
ぶっきらぼうに話す薫に純一はたじろぎながら返すと、彼女はバツが悪そうな態度でボソリとつぶやく。
「ああ〜………あれね、もう大丈夫だと思う」
チラリと先ほどまで大学生風の男がいた席を見て、その後あらかた拭き終えたのか立ち上がって気まずそうに髪や服を整えている。
「…………」
「………っ…」
もう大丈夫ってどういうことなんだ?
さっきまで何をしてたんだ?
後ろの席にいるのは………あの鈴木なのか?
聞きたいことは山ほどあった、だが純一は
何故か聞けずにいた。
「…な、なぁ薫……」
「……あっ!もうすぐバイト終わりの時間だ、それじゃあね!」
時計を見た薫が慌てたように遮り、早足で店の奥へと消えて行った。
一人残された純一は何が起きたか分からないままただ呆然としていた。
ただ頭の中で薫のあの嬉しそうな表情と、微かに聞こえたリップ音が何度も繰り返され、なんとも言いようがない恐怖と興奮で心臓がバクバクと高鳴っていたのだけは感じていた。