※この作品はR-18です。

【アークナイツ】赤毛の人形遣い   作:おくちだいすけ

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【第二章】5話 - 狂宴の後

 

(――――、3時間後)

 

 

 ■ ■ ■

 

 

 ――――、

 

 ――――――、

 

 

「―――― で、その結果がこれってわけねぇ~。かははっ!盛(さか)りすぎだろ」

 

「いやぁ~~、私が寝てる間にこんな事になってるとは~……、ご、ごめんねっ?」

 

「はっ、いや別に構わねぇよ。徹底的にやって良いって言ったのは俺だし……、まぁ……、拘束無しであいつを放置してんのは……、ちょっとあぶないとは思うけど……」

 

 ひどい性臭が漂う薄暗い部屋の入り口に二人の男女が立っていた。

 一人は寝起きで跳ねた髪を手櫛で必死に整えているメイヤー。

 そしてもう一人は燃えるような赤毛の少年、このレユニオン遊撃隊のリーダー人形遊び(<ドールプレイ>)だ。 クリっとした青い目を部屋の中へと向け呆れた表情を浮かべている、背はメイヤーよりも若干低く、まだ少年と呼んで良い年に見えた。

 それこそ実際に部屋の中に置かれたベッドの上で(・・・・・・)伸びている(・・・・・)二人の男より若いようだ。

 

 部屋の中は嵐が過ぎ去ったあとのようにめちゃくちゃになっていた、ベッドのシーツは乱れに乱れ、いたる所が濡れて変色している。床も所々が濡れキラキラと輝いていた。

 調教部屋、またはヤリ部屋と呼ばれているこの部屋だが、ここまでの状態はなかなか見た事が無い。

 

 

 ――――、

 入り口の二人から見て左手側のベッドの上にはスペクターとジャスタがいた。

 ぐったりと大の字に身体を広げたジャスタの股間にスペクターが顔を寄せている。入り口からは影になっていることと、ビロードのように広がった銀色の髪に阻まれしっかりとは見えないが、小刻みに上下しているスペクターの後頭部と、部屋の入り口まで届くぐちゅぐちゅと鳴り響く水音により、行われている行為は直接見なくとも明確だった。

 

「―――― んぶぅっ❤ぶぼっ……❤ぐぢゅるぶぼっ……❤ぶぼっ……❤……ぶっこ❤ぶっこ❤ぶぢゅぅぅぅぅ~~~ぢゅぞぞずるるっ……❤」

 

 スペクターの手からは拘束器具が外されており、自由になった両手を使いジャスタの股関節を押さえつけて大きく広げている。スペクターは正座の姿勢でちょこんと座っているが、時折ビクビクと尻を跳ね上げると透明な飛沫を女陰から吹き出した。ベッドの上には扇状にぐっしょりと湿った範囲が広がっており、その飛沫を吹き上げた回数が二度や三度では済まない事が想像出来た。

 

 ジャスタは仰向けのまま既に意識を手放しており、幸せそうな表情を浮かべ時折腰をビクビクと跳ね上げた。その動きを見るにどうやら射精をしているらしい。肉棒の根本まで食らいつく深いストロークをお見舞いされ無抵抗な吐精を繰り返す。

 更にはスペクターの口から飛び出した長い舌がジャスタの陰嚢に巻き付いていた。巻き付いた舌がモニュモニュとマッサージをするように蠢くと、肉棒が晒されている暴力的な快楽とは違い、とろけるように優しい刺激によって陰嚢が精液を無限に作り上げていく。

 その技術は、連日強制的に<脳抱き(ブレイン・ハグ)>によって学習(・・)させられた他人の経験の集合体だ。実際の性奉仕の経験はほぼ無いスペクターだが、既に熟練の娼婦も顔負けのテクニックで男の汁を吸い上げている。

 

 

 ――――、

 二人から見て右手側のベッドの上にはスカジとヒエンの2人がいた。

 脚をピンと伸ばしたスカジと、そこから横へ崩れ落ちるようにヒエンが横たわっていた。既にヒエンの肉棒は力を失っている、ぐったりと力が抜けた四肢と同様に、萎びた陰茎がスカジの肩の上に乗っかっている。

 そしてそのヒエンに散々に咥えさせられたスカジの口腔からはドロドロと白濁が溢れ、時折泡立った飛沫をベッドの上に飛ばしていた。鼻からもドロドロと白濁を零しており、零れた汁が顔を伝いだらだらとしたたり落ちる。

 両の手はいまだに拘束されたままとなっており、バンザイの体勢で拘束された手首をガチャガチャと擦り合わせている。

 

「…………うぎゅぅぅ〜ッ♥おぼっ……♥はひゅっッ……♥れるれるッ……♥足りないッ、ふぅっ……♥ふぅぅぅ……ッ、♥ああッ……♥れぅぅ~……♥」

 ――ぷしゅッ……ぷしゅしゅッ……♥

 

 口はポカンと開いたままになっており、口が寂しいのか、口の中に溜まった白濁をスカジが舌で転がし、時折自らの唇へ塗り込むように舌がねちょねちょと蠢いている。

 時折肩に乗るヒエンの萎えた肉棒を目掛け舌を伸ばすが、あと一歩という所で届かない。その事実にスカジが悩ましい声をあげた。

 そして女陰も疼くのだろうか、必死に自らの白く長い足を必死に擦り合わせている。ベッドの上でモゾモゾ、スリスリと小水を我慢している時のような動きで脚を交互に上下させ、時折小さな潮を吹き上げていた。

 足りない足りないとつぶやきながら、人肌と雄を求めてイモムシのように蠢いている。

 

 

 ――――、

 そしてこの部屋で一番大きな音はふたつのベッドの間で鳴っていた。壁に背をつけ、股を開いた状態でマゼランが座っている。必死に右手を動かし、自らの女陰をほじくり回している。

 

「……げうっ……♥ぃぃぎっ……♥あぅぅ……、いっ、いぎゅッ……れぶっ……♥うぶぅッ……、イッグっいぐいぐぅぅ……❤❤❤――――、えぅぅ❤れるれるれうっ……❤❤❤❤」

 ―― ぐぼっ❤ぶぐぼっ!❤ずぼっ……❤ぐぼぐぼぐぢゅぅぅぅ~~ッ!❤ぶしゅっ❤ブシュシュッ……❤

 

 

 マゼランの手にはどこから出したのか、黒く太いディルドが握られており、そのディルドを自らの女陰へ突っ込んでいる。

 一心不乱にリズムカルに右の手を動かし、ディルドを奥深くまで突き込む、そして次の瞬間には勢い良く引っ張り出す。そしてマゼランは勢い良く潮を吹き出した。

 

「イグッ……❤イグっ……❤ふっぐぅ、あっぎゅぅぅぅ~~ッ……❤うぎゅぅ……、あっ❤イッグ!❤いぐいぐぅぅぅ~~ッ!、❤ああっ止まらないぃ♥止まらないいぃ……!♥、♥♥♥♥」

 ―― ぶしゅっ……❤ぶしゅぶしゅぅぅぅッ❤じゅばばっ……❤❤ぐぼっ……!❤ぐぢゅぢゅぢゅぅぅ~~ッ❤

 

 潮を吹き出しながらも手の勢いはまったく変わらない、まるでリ(・)モ(・)コ(・)ン(・)で(・)操(・)作(・)さ(・)れ(・)て(・)い(・)る(・)か(・)の(・)よ(・)う(・)に(・)ズボズボと激しい音を立て自慰に没入している。

 女陰は真っ赤に腫れ上がり、白く美しい肌が続く稜線の中でそこだけ果実にように熟れていた。

 

 マゼランの足元の方向の床は雨漏りを起こしたようにぐっしょりと湿り気を帯びており、その水たまりが潮なのか尿なのか、この淫臭を煮詰めた様な香りが漂う部屋ではもはや判別がつかなかった。焦点がブレた表情を浮かべ、ひいひいと悲鳴を上げながら貪るように情欲に身を任せている。

 

 マゼランは部屋の入り口にメイヤー達がいることにも気付かず、ひたすら絶頂しながらオナニーを続けていた。耳元には卵型のデバイスが装着されており、そのデバイスから走る信号に脳を焼かれている。

 止まらない止まらないと、うわ言のように漏らしながら自らの手と腕に犯されている。

 時折自らの右手を空いた左手で止めようと試みているような動きを見せるが、激しく動く右手に弾かれそれは敵わない。

 

 (―――― あっちゃぁ…………)

 

 そのマゼランの姿を見たメイヤーが軽く頭を抱える。

 恐らく出力を弱めた上で自ら装着したのだろうが、アビサルハンター向けに強めに調整された脳抱き(ブレイン・ハグ)の信号によりマゼランは消えることの無い無限とも呼べる性欲に身を焼かれていた。

 

 (やっぱ私も一緒に来れば良かったかなぁ……、最近暴走しがちだなぁマゼランちゃん……)

 

 メイヤーから見た最近のマゼランは実に危なっかしかった。メイヤーも人の事は言えないが、それでもいささか快楽に流されやすいと言うか、快楽主義者の一面が強くなっていたのだ。そしてそれを証明する目の前のこの光景である。

 

 

 部屋の中はドラッグ中毒者のパーティー会場のように乱れ、汚れ、凄惨な状態となっていた。もはや無事な人間は誰もいない。

 

「おいおい、マゼラン大丈夫か?……あれかなり強いって言ってなかったっけ?自分で着けたのか?」

 

「あっうん、けっこうヤバいと思う……、あっはは~……、が、我慢出来なかったのかな…… ?」

 

 そうメイヤーはドールプレイの問い掛けに答えつつも、それもしょうがないのかな?とも考えていた。

 こんな媚薬香も焚かれた淫猥に狂った部屋の中で独りだけ正気を保つのは難しいだろう。もちろん、それがメイヤー自身だとしても。

 

「…………どっちかに混ざらなかっただけ偉いのかな……?んんん〜〜……」

 

「……、……ジャスタもヒエンもずいぶん楽しんだみたいだな。お~い、ちゃんと生きてるか?」

 

 というリーダーの問いかけに、ベッドの上の二人の返事は続かなかった。やはり完全に伸びているようだ。

 ジャスタとヒエンは報酬としてこの役目を任されていた。調教と評しているが、要は好きに楽しんで良いと言うご褒美だったのだ。セックスを行う事は極力避けろと指示は出していたが、この光景を見るにそれでも十分に、いやそれ以上に堪能したようだ。

 

(てゆーかあれだな、ジャスタのはそろそろ引き剥がしてやんねーとだな……、ヒエンは…………、まぁ大丈夫かな?)

 

「しゃーねぇなぁ…………。悪い、メイヤーはマゼランをなんとかしてくれ。やばそうだったら医療チームを呼んでも良い」

 

「あっ、うん。わかったよ。…………お~~い、マゼランちゃん~~。大丈夫~~?…………ううわっ、すっごっ……、――――」

 

 ドールプレイの言葉を受け、メイヤーがマゼランのいる奥の壁際へと近寄っていくと、その前の床のぐちゃぐちゃの状況に思わず声を漏らした。まさしく水溜りのようにマゼランから吹き出した液体が溜まっていた。

 

 

 (さて…………、)

 そしてドールプレイは左手側のベッドへ近付くと右の手をゆらっと掲げ、垂らした指先 "くいくいっ" と動かした。その動作は傀儡師が吊るされた人形を操る様に良く似ていた。

 

「んぶぅ……!んっびゅぅぅッ?!❤❤」

 するとベッドの上のスペクターの身体がビクンっと震え、ジャスタの股間に向かい上下にカクカクと振られていた頭の動きがピタっと停止する。そして動きが止まった事をドールプレイが確認すると、更に指先をくいくいと動かしていく。

 

「ぶふぅぅッ……んじゅぅぅ~~ッぶぢゅっ……❤、れぢゅぢゅぅぅぅぅぅぅッ…………ぶぽぉぉッ❤」

 ―― じゅぽっ……、ひくっ、ひくひくっ……、びちゃっ……!

 

 ドールプレイの指先に合わせて、上から見えない糸に吊られているかのように、スペクターが肉棒を根本まで咥えこんでいた頭をどんどんと浮上させた、そして吸い付きを止めないスペクターの唇から下品な音を立ててジャスタの肉棒が開放された。

 解放されたジャスタの肉棒は既に半勃起の状態となっており、解放された状態のまま少しの間だけヒクヒクと震えると、柔らかくなった肉棒がくたぁっとジャスタの腹の上へ倒れ込んだ。

 

「おいおい、もう吸い尽くされてるじゃねえか。生きてるか〜?ジャスタ。……仕上がったエーギル人恐るべしって感じだな?ははっ」

 

「へっ、へぅっ、あびゅぅぅ……♥ああっ♥無くなっちゃ……った…………、げぷぅッ……♥はひっ……ひふぅっ♥」

 そしてドールプレイのアーツ能力により操られたスペクターが、がくがくと震える足で徐々に立ち上がっていく。その乱れた銀髪を垂らした姿を見て、ドールプレイは淫魔や悪魔といった人外の女を連想した。

 

 立ち上がったスペクターがゆったりと振り返ると、股からは無色透明な汁がコポコポと音を立てながら溢れる。口からは小さいゲップの音を立てると、口の端から溢れた白濁が顎からその美しい胸部を伝い、女体の上を滑り落ちていく。そのあまりに淫靡な姿にドールプレイはゴクリと生唾を飲んだ。

 

「…………ふぅっ♥はふぅっ……♥うふぅっ、♥ぢゅるるっ……♥へっ、はふっ♥ごぷっ、ごぽぽ……♥えれるっ♥れうっ……♥」

 

 虚ろな顔をしたスペクターの口から更なる雄を求めた舌がレロレロと飛び出した。ヒダヒダとした表面に泡立ったカスのような白濁が絡まり、まるで別の生き物のようだ、それこそ海の……。

 身体はいまだにビクビクと内側から電気を流されたように震えており、滑らかな稜線が悩ましく波打つようにゆらめいている。

 その肢体は雄と雌の汁にまみれ淫らに汚れていたが、だが仄かに朱に色付く白い肌からは艷やかな活力を感じる。まるで美術品のようだ、とドールプレイは心の中で賛美の声をかけた。

 

 (すげぇな……、これが噂に名高いアビサルハンターか……まさしく絶品だな…………)

 

 

 スペクターの耳元に装着された脳抱き(ブレイン・ハグ)からはいまだに最大出力の信号が発せられている。ビリビリと信号が脳髄に走るたびに狂おしい絶頂感がスペクターの全身を包む。

 そしてマインドコントロールを受けたかのように、敵対する行動は内から湧き上がる前に阻害され霧散し、代わりに沸き立つ情欲は麻薬の禁断症状のように人肌と雄の猛りを求め続ける。

 恐らくこの状態でも、体の自由を許せばすぐに近くにいる男に襲いかかるであろう、その情欲に焼かれたアビサルハンターの女体をドールプレイは能力により操り固定する。

 

 ドールプレイのアーツ能力は "他者の身体の操作" である。

 単純な操作だけに留まらず、少しの時間をかけチューニングすれば、その身体の操作範囲は操作される本人の認識範囲すら凌駕する、更には仔細なチューニングを行えば "意識" すら操作が可能だった。

 それは例えば "○○が欲しい" や、"○○をしたい" という欲求だったり、例えば "攻撃する" や、"防御する" と行った反射的な行動の阻害だったりと複雑で多岐に渡る。

 

 そしてその能力でスペクターの身体を操り、スカジと含むアビサルハンター二人をイベリアで捕獲した。ドールプレイの真骨頂である "仲間割れ" でだ。まさしく大きな獲物をハントするような大捕物となり、その作戦の代償としてメンバーのマルコは大怪我を負っていた。

 

 (マルコはそろそろ復帰出来るって話だったよな…………?……、マルコの為にも早く仕上げねぇとな……)

 

 そして能力でスペクターを拘束したまま、横目でスカジを見る。

 弱めた出力ですら、マゼランを半分壊れた状態へと貶めた脳抱き(ブレイン・ハグ)、その強力な快楽信号に焼かれ続けたはずなのに未だ活力に漲った美しい2つの女体を眺める。その凄まじい生命力を目の当たりにする。

 

「…………。かははっ、これはやり甲斐があるね……じゃあまぁ、そろそろぶっ壊れてもらおうかねぇ〜〜……」

 

 

 ――――、

 

 ――――――、

 

 そしてそのままドールプレイの能力により自由を奪われたスペクターとスカジは別の部屋へと移動させられ、これから更に追い詰められて行く。

 もちろん休息出来る時間なんてこれっぽっちも与えられなかった。

 

 

 

 

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