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あの日、ミュルジスはある意味半信半疑な気持ちでメイヤーとマゼランに声をかけていた。
最近多発している女性オペレーターの失踪。
その因果についてドクターから相談を受けたミュルジスは、最初はその相談を悪い冗談だと思っていたのだ。
曰く、長期休暇を取得している女性オペレーターがそのまま職場へ復帰しない。
曰く、作戦地で負傷し孤立した女性オペレーターが行方不明となる。
……これだけの話ならよくある話だろう。それはロドスでもライン生命でも、このテラの大地で根ざしている企業では極普通の事だと言えた。
里帰りが危険を伴う旅路となる事も、鉱石病の急性症状で不意に帰らぬ人となる事も、危険な原生生物や略奪を行う現地住民やテロリストに遭遇する事も。雷に打たれるよりは余程あり得るポピュラーな話だからだ。
……だがドクターはその頻度が高くなっていること、そして失踪者に "とある傾向" が強い事から、その懸念をミュルジスへと共有していた。
(なぜ、あたしに……? と聴くのは、あまりスマートじゃないわよね。 聡いあの人の事だもの、きっと意味があるはずだわ……)
ドクターからミュルジスへのその "共有" は「物騒だから用心してね」とか「念の為注意するように」だとか、そういった類の世間話に近い物であったが、それを半分部外者である自分に話した事にはなにか意味がある、そうミュルジスは考えた。
ライン生命生態課主任であるミュルジスは、業務提携に近い形でロドスへ訪れていた。ドロシーが以前に提携した共同研究、表向きはそれに似た共同研究プロジェクトを立ち上げている。ロドスにはフリーパス状態というわけだったが、ロドスからすればミュルジスが部外者である事に変わりはなかった。
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ミュルジスはまず情報収集に入った。
さすがにロドス職員の個人情報である事から、ドクターから失踪者の仔細なデータまでは受け取れておらず、ドクターが言う "とある傾向" とやらを自分の目でも確かめ、そして分析する必要があったのだ。
その手段は半ばロドスに対するハッキングに近い物であったが、情報収集をして数日、あっさりとその "傾向" がデータ上で表面化する。
(……確かに女性に偏っているわね。 ……あとは年齢も? ……だけど、これはそもそもロドスには若い子が多いから論拠には乏しいか? 際立っているのは……やはり "容姿" ね)
その傾向は明らかだった。
突然姿を消した人物は "容姿に優れた女性" に偏っていたのだ。
更には……、
(研究部門と開発部門のエンジニアが多いわね? ……つまり戦闘能力が低いがゆえのトラブル解決力の低さに起因する?)
失踪疑惑のある人物達は所属していた部門に大きな偏りがあった。
主に後方支援を行っている部門の割合がとても高かったのだ。
当然、ロドスと共同研究を行っている関係上、その2つの部門にはライン生命の人間も少なくない数が出入りしている。
(…………)
そこまで辿り着いたミュルジスは自らのアーツ能力、水を操る能力を使い、ロドス内部で調査を開始した。
だがこの時、ミュルジスは "身内に犯人" がいるとまでは推測出来ていなかった。
この時ミュルジスの中に産まれたのは、まさに研究部門と開発部門にいる "ライン生命" や "元ライン生命所属" のオペレーター達を
その為、メイヤーやマゼランに声をかけ、所謂 "ライン生命女子会" に参加した事も、なにかあれば皆を守らなければと考えてはいたものの、その実、情報収集の意味合いが非常に強かった。
初手で "大当たり" を引いてしまうことなど、ミュルジスはまったく予測出来ていなかったのだ。
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――――――、
マゼランに睡眠薬と媚薬が盛られた酒を飲まされ、そして眠らされたミュルジスは、その眠りから覚めた直後に能力を全開で行使した。
ドクターからの情報、そして自らが調べた情報からして、これが例の失踪事件に絡んでいる公算が非常に高かったからだ。
「―――― ッ?! 水よっ……!!」
「ぎゃっ?!」
「ぶ、ぐあっ……!?」
ミュルジスは覚醒と同時に周辺の水分子を強く振動させるアーツを放った。
体内がいきなり沸騰したに等しい攻撃を即座に受け、周辺にいる人間から悲鳴が上がる。それは生物に対して絶対的で最強の攻撃であった。
―― ミュルジスの能力は水を操るアーツである。
水を呼び、水を操り、そして水を支配するその能力は実に多彩で実に強力だった。
そしてミュルジスは身体から浮かび上がった水で自らを拘束していたベルトを一瞬で吹き飛ばし、即座に座らされた椅子から立ち上がったミュルジスが臨戦の構えを取る。
……だがそれは既に数手遅れた状態であり、詰み寸前のとなった事態を好転させるほどの一手とはならなかった。
「死にたくなければっ――――、ぎゃっぶぅぅッ?!」
―― バシャッ! ドボボボッ……!!
牽制の言葉を放つミュルジスの声に悲鳴が混ざる。
ミュルジスの体内に走った強烈な刺激により、アーツ能力で現出させた大量の水分が周辺の床に落ち飛び散った。
「ぎゃぁぁッ……!?、なにィッこ゛れぇッ……!!、おぎょっ……!? ぶぇぇぇおぼぉっ……ぉげぇぇぇ~~~ッ……!!」
―― ごぼっ! ごぼぼぼっ……! ごぼぅぶびょっ……!!
ミュルジスの胃や臓器が雑巾を引き絞られたように収縮する。胃の内容物を口から吹き出し、その苦しみにミュルジスの双眸が天を向く。臨戦態勢から身体を崩し、その場で膝をつき、そしてそのまま四つん這いの体勢に崩れ落ちた。
そのミュルジスの背後には手に持つアーツロッドを掲げたドールプレイがいた。
「あっぶねぇっ! 寝起きにいきなり無差別かよ!? おい、大丈夫か?!」
ドールプレイが能力をくらった部下達に向かい声を上げる。
「ぉげぇぇ~~ッ、っぐぼッ……! や゛め゛っ……、ぐぎゅっ、うぅ゛ぅ゛ぅ~~ッ……!」
「 "要警戒" どころじゃねえじゃねえか! マゼラン! メイヤー! 早くこいつに装置をつけろ!!」
ミュルジスを睨みつけながらドールプレイが叫び、少し離れた位置にいたマゼランとメイヤーに命令をする。
「わっ、うわわわっ……!」
「うぇっ、えっと、え~~~ッと!」
まさか即座に攻撃を放つとまでは予想出来ておらず、その様子を呆然と眺めていたマゼランとメイヤーは慌てて情けない声を上げる。
そして手近な台の上に用意されたバイザー型の装置を手に取ると、崩れ落ちたミュルジスの元へ駆け寄って行った。
床に這いつくばるミュルジスの周りでは床に落ちた水の塊が蠢き始め、まるで意思を持ったスライムのように対流を初めていた。地獄の苦しみの中でミュルジスは死力を振り絞りアーツ能力を行使しようとしている。
そのミュルジスの執念と気迫にドールプレイにも強い焦りが生まれる。このままでは殺される前に殺すしかない。
「くそっ!!! 早くしろ! このままだと殺しちまう! ルダス! 薬もだ!! もっかい眠らせろ!」
「わ、わかりましたっ!」
だが初手を挫かれ、封殺されたミュルジスに逆転の目は残っていなかった。
多勢に無勢、部下2人の大怪我という損害を被ったが、ドールプレイの運と能力がミュルジスの執念を上回った。
◆
――――、
次に目を覚ました時には、全てが手遅れとなっていた。
身体に刺された複数のチューブ、そこに流し込まれる緑色をした薬品。
目元を覆うバイザーから放たれる電気信号は、ミュルジスが見たことも体験したことも無い性体験を眼前で繰り広げ、流し込まれた他人の記憶で熟練の娼婦のごとき性技を教え込まされていた。
その記憶の中には常人では耐えられない強度の快楽までが含まれており、性体験の薄いミュルジスの記憶と無惨に混ざり合った。
「―――― お゛ッ?!!!ッ!!!!♥♥ おお゛お゛おっんっ♥♥ お゛っほォっ♥ ほおお゛ぉ゛ぉぉ゛ぉ゛~~~ッ?!♥♥♥」
覚醒した瞬間からミュルジスはなにも考える事が出来なかった。意識は一瞬で快楽に流され、かろうじて自分がガニ股の体勢で立たされている事のみ認識が出来た。身体のあちこちで爆発をするように快楽が弾け、実際に四肢が弾けているのではないかと感じるほどの錯覚をミュルジスは覚えた。
「ぉッ~~~~!?♥♥、おっ゛♥ ンブギュゥゥ~~~ッ!!!!♥♥」
周りには複数の男がいる気配を感じたが、バイザーを着けられ、見たことも無い光景を脳内に直接叩き込まれているミュルジスにはその詳細までは把握出来ない。装置からは屈強な男達に犯される "銀髪の女" の記憶が再生されており、経験したことも無い刺激が脳内で弾けた。
―― ぐっぼっ! ぐぼっ! がぼっ! がぼぼっ!
ずぼっ! ずっぶぅぅ~~! ずぶぶッ……!
そしてミュルジス本人は、ガニ股に開いた股間を2本のディルドでめちゃくちゃにほじくられていた。
それぞれ別の男が掴んだ極太のディルドがミュルジスのまんこ穴とケツ穴に深くぶっ刺さり、そのまま乱暴にグチャグチャとかき回されている。
着ていたドレスは乱暴に剥かれ2つの胸部をボロンと露出し、ドレスのスカートを履かされたまま身につけていた下着はビリビリに破かれていた。巨大な異物を腹に突き込まれている為、ミュルジスのスレンダーな下腹部はディルドの抽挿に合わせ内からボコボコと膨れ上がった。
露出した肌からは大量の汗が溢れ、ビチャビチャと床に池を作るほどに垂れ落ちる。
両手は自らの頭の後ろで見えないなにかに固定され、バランスを保つのも難しいはずの腰は穿たれるディルドを迎え入れるようにヘコヘコと前後に揺すられていた。
「お゛おっおお゛おっんッ!!♥♥ あ゛あっイグっ! イグゥ!! あ゛あぁ゛だぁめぇ死゛ぬッ! 死゛んぬ゛ぅぅぅ~~!! ッあイグ!! いぐぅぅ~~!!!!!♥♥♥」
―― ブシュッ!♥ ぶしゅぅぅ~~ッ!!♥♥
そしてミュルジスは抗えない絶頂を迎えた。
まずは映像の中の他人の記憶、その記憶の持ち主が絶頂を迎える。巨根にまんこ穴とケツ穴をズコズコと穿られ、悦びの絶頂を迎える。
「あっ! イグっ!!! イグゥゥゥ~~~ッ!! あ゛っ!♥ ♥あっ! あっ! あ゛♥ぁっ! ああ゛あ゛あっ! イッグ! イグイグイグイグぅぅぅぅ~~~ッ!!!♥♥♥♥」
そして次にミュルジス自身の身体も絶頂を迎えた。
ドロドロにほぐれた膣と尻穴をディルドでめちゃくちゃに穿られ、ぷっくりと腫れ上がった肉を巻き込みながら深い絶頂を迎えた。
「あああっッ!! 無理っ!♥ む゛り゛ィ……!! 死゛ぬっ、死んじゃう゛っ! イう゛ぅあ゛っ!あっ!! ンッぶあぁあ゛ああ~~ッ、止めてぇ! 腰止めてぇぇぇッ!!!?♥♥」
―― グッボ! ぐっぼ!! がぼっ! ぐちょぐちょっ!!
ブショッ!♥ ブショショッ!!♥ ぶっしゅぅぅ~~ッ!!♥♥
同時に迎えた2人分の絶頂。もちろんそれは薬によりドロドロになってしまったミュルジスの脳では到底耐えきれない。
しかもドールプレイに操作された腰はそれでもそのヘコヘコとした踊りを止め無い、止まらない。
そして2本のディルドをズコズコと突っ込む男達も、ミュルジスのイキ潮を顔面に受けながらその手を止めなかった。その2人の男は身体に包帯を巻いており、憎しみを込めた顔でミュルジスの雌穴をこれでもかと強く掘削する。
2人の男は、ミュルジスの攻撃により負傷した男達だった。
「―――― ッ♥♥、っぐ―――― ッ!!♥♥、あっ―――― ♥♥♥―――― …………♥♥♥」
ミュルジスは余りの快楽に意識を飛ばし、バイザーの下で幸せそうな顔を浮かべたまま意識を手放した。
だらしなく開いた口から可愛らしい舌をだらしなく垂らし、涙と鼻水にまみれた顔を周りにいる男達へ晒した。
―― へこっ♥ へこへこっ♥♥ へこっ♥
グボッ! グッボッ! グボンッ!
ぶしゅっ! ぶっしゅぅぅ~~! ぶしゅっ!
だがミュルジスが意識を手放してもそのドールプレイに操られた腰振りは止まらない。
変わらず憎しみを込めたディルドの抽挿も続き、女陰からはイキ潮が変わらず吹き上がり続けた。
再び覚醒し意識を手放すまでの時間が気を失っている時間より短くなっても、男達のミュルジスへの怒りは収まらない。
そしてドールプレイも決してミュルジスを能力から解放しない、見えない糸で釣られた操り人形と化したミュルジスの身体は死んでもおかしく無いほどの快楽にその後も数時間に渡り晒され続けた。
装着されたバイザーからは強度の高い "調教" と "洗脳" のデータが送られ続け、ミュルジスの人格とグロテスクに混ざり合っていく。
それは一人の女の人格を完膚なきまでに破壊してしまうのに充分な効果を持っていた。
この時、まだサイレンスとドロシーはゆったりとした眠りについていた。
2人が呑気に眠っている数時間の間に、ミュルジスは呆気なく壊されてしまっていたのだ。