本編のネタバレは一切ないです。
一言で言えば、油断だった。
それは、仮にも超探偵である僕――ハララ=ナイトメアにあってはならないことだった。
だが事前に調査した相手の犯罪組織の規模が小さかった事、そして普段相手にしていた犯罪者達の実力が歯牙にもかからないような者達ばかりだったのが、探偵としてあるまじき先入観をいつの間にか作ってしまったのかもしれない。
相手の犯罪組織には、想像以上の人員、そして組織の規模にはそぐわない武術の達人がいた。
また、更にそれらの人員を犠牲にするような意識を刈り取る即効性のトラップの存在……それらがすべて複合した結果、僕は捕らえられた。
その結果として、今僕はこうして両手両足を拘束された状態で宙吊りになっている。
しかも、眼鏡だけを残し後はすべてを奪われた全裸の状態で。
「へぇ、こいつがうちの組織に喧嘩を売ってきたっていう探偵か」
暗い個室の扉が光られたかと思うと、そんな声がする。
見るからに下衆そうな男だった。
「なかなかいい体をしているじゃないか……ん?」
その男は僕の体を舐め回すように見ながら言う。そして、僕の下半身に目がいったときに、彼は視線を止めた。
「おいおい……こいつ、女なのにチンポが生えてるのか?」
男は半笑いで言った。
そう、僕は両性具有……女性の体を持ちながらも男性器を持つ半陰陽であった。俗社会ではフタナリとも言われている。
僕はそれが特異な事は当然知っているので、なるべく他人に性別を明かすことはなかった。
いや、明かせなかったというのが正しいだろう。僕の超探偵能力である過去視でも怪しく思われるのに、フタナリだとバレればもっと僕は怪訝な目で見られてしまうだろうから。
「クックック……こいつはいい」
しかし、目の前の男はそんな僕の体を見て、不快感を表すどころかむしろ笑った。
「何がそんなに面白いんだい?」
僕はあくまで不敵な笑みを崩すことなく言う。
すると、男は言った。
「これは調教しがいがあると思ったのさ。フタナリなんてそうそうお目にかかれないからな」
「調教? 僕をかい? これはまた、面白い冗談だね」
僕は彼から出たワードに対して挑発するように言う。調教、つまりは性的な行為を僕に行おうと言うのだ。
そんな事に僕が屈すると思っているのだろうか。ならばそれは、甘い目論見というものだ。
「いいや冗談じゃないさ」
しかし、彼はゆっくりと首を横に振って言う。
「俺は一度壊すと決めた相手は必ず壊す主義でね。お前も、快楽しか考えられないバカにしてやるよ」
男――調教師はそう言って僕に近づくと、片手にあるものを持って僕に近づいてくる。それは針なし注射器だった。
「何だい? 薬に頼るのかい? 調教師と言うからにはもっと手腕を見せるかと思ったが、随分と短絡的じゃないか。ガッカリだよ」
「まあそう言うな。お前のような超探偵は意思がとんでもなく強い。でも上のオーダーはとっとと堕とせっていうオーダーなんだ。時間をかけてもいいならじっくりやるが、今はそうでもない。だから、近道を取らせてらうんだよ」
調教師はそう言って僕の手首に針なし注射器を当てると、その引き金を引き、僕に注射する。
「そうだ、効果が出る間にアレを持ってこよう。いい余興になるはずだ」
そして調教師は、そう言って部屋を出た。その間放置された僕はなんとか手錠や足かせを外せないか試してみる。
だが両手両足をまとめ拘束している拘束具は外せず、口に隠し持っていたヘアピンも届かない。
正しく手も足も出ない状態だった。
そうしていると、段々と体が熱くなってくる。恐らく先程彼に撃たれた薬の効果だろう。また、時間が経つと熱だけでなく飢餓感にも似た性欲が溢れ出てくるのを感じた。間違いない、これは違法な媚薬の類だ。
「ふーっ……ふーっ……」
僕は思わず息を荒くする。僕についている男性器の先端からはカウパーが流れ出始め、女性器からは愛液がこぼれ始める。
まさに物欲しさでヒクヒクとしている状態と言えよう。
「おっ、すっかり出来上がってるじゃないか。にしてもさすが超探偵だ。常人なら一発で廃人になってもおかしくない濃度の薬を、よく耐えてやがる」
そんな状態になってしまったタイミングで、調教師が帰ってきた。肩に大きなバッグを下げて。
「なんだい……旅行にでも行くつもりなのかな?」
僕は汗をかきながらも彼に皮肉交じりに言ってやる。だが、彼はニヤついた表情を変えずに言った。
「いいや、ここにはお前を堕とすための道具がたくさん入ってるのさ。例えばコレとかな」
彼がそう言って取り出したのはディルドーとローションだった。ディルドーはなかなかの大きさで、女性によっては挿入するのも大変そうだ。
「へぇ、てっきり自前のモノでやるのかと思ったら玩具に頼るのかい? もしかして、短小なのかな?」
「まあそう焦るな。物事には順序ってモンがある。そう……例えば」
調教師はそう言ってディルドーにローションを塗る。そして、ふいに僕の背後に回ったかと思うと――
「――こっちに最初に挿れるとかな!」
僕の尻穴に、ディルドーを挿した。
「ぐぅっ!?」
さすがの僕もそれで声を上げてしまう。だが、ただ挿れられただけではなかった。
ディルドーは僕の尻穴に深々と挿入されたかと思うと、ブルブルと振動し始めたのだ。
「おっ、おおおっ!?」
それは、快楽を欲していた僕の体にはなかなかに堪えた。
「どうだ、案外いいもんだろ? ケツアナを犯されるっていうのはな」
「……! こ、こんなの……どうってことないね……!」
僕はそれでも彼に笑って見せる。弱みを見せたら終わりだと思ったからだ。
「へぇそうかい。じゃあ、これでどうだい?」
すると今度は、別のものを取り出す。僕は最初それが何か分からなかったが、少し考えて理解した。それは、オナホールという奴だ。しかも、見るに僕の尻穴に挿入されているディルドーと同じく振動するタイプの。
「快楽を両方で味わうってのは、どんな気持ちなんだろうな? きっと、凄い気持ちいいんだろうな」
彼はそう言って僕の男根にオナホールを被せ、振動を開始させる。
「っ……!?」
それは計り知れない気持ちよさだった。苦しいだけのはずの尻穴の振動は、薬のせいか悪くなく、男根の方は言わずもがなの快楽だ。
その両方の快楽が、僕を襲った。
「ぐ……!」
薬で増加している快楽に、僕はさすがに顔を歪める。だが、男は更にそれでは終わらなかった。
「よし、じゃあお前のマンコ、堪能させてもらうぜ」
なんと、男はこの状態で僕を犯そうと言うのだ。さすがにそれはまずい。僕は直感的にそう思った。
「……くっ! 貴様……!」
だが、それを口に出すことはできない。それは弱みを握られる事になるからだ。だから僕は男をできるだ険しい表情を作る。
「そんな顔で睨まれたって怖くねぇよ」
しかし、男は僕の女性器に男の固くなっている大きな男性器をあてがい、そして素早く僕の中に入って来た。
「くっ、ぐううううううううっ……!?」
僕はまたも声を上げてしまう。それほどに、男の男根が挿入されるのは気持ちよかった。
「ん? なんだお前処女か? まあフタナリならそうそう男とヤる事なんてなかっただろうし、まあ当然か」
そんな僕に調教師は言う。彼のその言葉に、僕は睨んで言う。
「だ、黙れ……! そんなものに価値なんてない……好きにするといいさ……!」
「おう、好きにさせてもらうぜ」
調教師はそう言って男根を前後に動かす。
すると、その度に僕の頭に電流が走ったかのような快楽が流れてくる。
「うっ……!?」
「おらおら、この程度でヘバってんじゃねぇぞ。まだまだいくぜ」
調教師はそう言いながらどんどんとピストン運動を繰り返していく。
「うっ……あああっ……ふう……ひい……はあ……あっ……んっ……くっ……はぁ……」
僕は自らの男根、尻の穴、そして陰部から感じる三つの快楽に必死に耐える。
声もなるべく上げないように抑える。
「ふう……ふう……はあ……ふう……はあ……うう……はあ……ふう……ふう……」
「頑張って耐えるじゃないか。面白え。なら、もっと気持ちよくさせてやるぜ」
調教師はそう言うと、今度は腰を振りながらも僕のそれなりの大きさの胸を掴み、揉みながら乳首を噛んできた。四つ目の快楽だ。
「あっ!? あふううううううううううううううううううっ……!?」
それに、さすがの僕も耐えられずに声を上げてしまった。
三つの快楽をギリギリで耐えていたところに、予想外の快感がやって来たのだ。それを我慢するのは難しかった。
「ふふ……可愛い声上げるじゃねぇか。こっちもやる気になってくるぜ……!」
そう言って調教師は僕の胸を揉み、乳首を口で転がし、アソコと尻穴と男根を弄ぶ。
「ああああっ……! ううううっ……! うぐぐぐぐぐっ……! ふわああああっ……! んんんんんんんっ……!」
それに耐えられず僕はらしくない艷やかな声を上げてしまう。まるで、娼婦にでもなったような気分だった。
「おらおらおらっ……! まだまだだ。これからが本番だっ……!」
男はそう言ってピストン運動をより激しくし、胸を弄ぶ力を強める。それに呼応するように、ディルドーとオナホールも振動する。
「んひいいいいいいっ……!? ふおおおおおおっ……!?」
僕はそれがあまりに気持ち良すぎて思わずはしたない声を出してしまう。
こんな声、僕らしくない……!
だが、僕の思いとは裏腹に調教師はそんな僕の姿を見て、ニヤリと笑った。
「いいぜ……それでこそ“女”だ。女は女らしく、女々しい声を上げてればいいんだよ……!」
そうして男は責めを激しくしてくる。
腰の動きを緩急がついた巧みな動きをさせ、僕の快楽を煽る。更に胸を揉む手付きを単調ではなく独特のリズムを付けて僕の劣情を湧かせる。
「あっ……あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ」
その中で、僕は限界が近いのを感じた。女の限界と男の限界、両方だ。
嫌だ! こんな男の前で、そんな情けない姿を晒すなんて……! 僕はそれを必死に我慢しようとする。
「お、限界が近いようだな。いいぜ、お前の快感、全部吐き出しちまいな!」
しかし調教師はそれすらも見透かし、僕に言う。
だが、やはりこんな男の前で僕の恥ずかしい姿は見せたくない。
僕は必死に歯を食いしばって男を睨んで、言う。
「い、嫌だね……誰が、お前なんかの責めで……!」
すると、調教師はニヤリと笑う。そして、言う。
「ふぅん……あくまでも強情を貼るつもりか。いいぜ。だったら、言い訳ができないほど派手にイってもらおうか!」
調教師はそう言うと僕への責めをより激しくした。
それだけでない。ディルドーとオナホールの振動を操作し、より強くしたのだ。それは言葉にできない快感を、僕に味あわせた。
「あっ、ああああああああああっ……! うううううううううううっ……!」
おそらく今の僕の顔は酷く真っ赤になっているだろう。酷く我慢をした顔になっているだろう。
それほどに、その快楽は強かった。
「うううううううううううううっ……! おおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ……!」
とにかく声を上げる事しかできなかった。
普段のハララ=ナイトメアを知っている人間が見たら、別人と見間違うほどの嬌声を上げてしまっていた。
調教師は、そんな状態の僕に言う。
「よし……そろそろ俺も出そうだ……それを受けて、お前も派手にイっちまえ」
「……え?」
それはつまり、調教師の射精が近い、ということなのだろう。そして、調教師の男根を僕の女性器から抜く様子が見えないということは、腟内に出すという事なのだろう。
僕はそれに、青ざめるかのような感覚に陥った。
「や、止めろ……! だ、出すならせめて外で出せ! 中で出したらどんな事になるのか分かっているのか……!?」
「ああ、そこは大丈夫だ。ちゃんと後でアフターピルは飲んでもらう。そこはしっかりしてるからな、俺」
「そ、それだけの問題じゃ……! んんんんんんんんんんんんんんんんんっ!?」
僕の言葉を遮るように調教師はピストンを早める。ラストスパートと言った感じだった。
そうしてどんどんと僕は追い詰められていき、ついに――
「オラッ! 出すぞハララ! 受け止めろっ!」
「んんっ!? んひいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいっ!?」
僕は男に射精されると同時に絶頂した。また、それだけでなく自分の男根からも射精した。
男と女の快楽が、同時に襲ってきたのだ。
それは、まさに得も言われぬ気持ちよさだった。
「ああああああああああああああああああああああああああああああああああっ……!?」
僕は絶えず声を出してしまう。今までの人生で味わったことのない気持ち良さ。それにすっかり僕の脳みそは焼かれてしまっていた。
「ふう……なかなかに気持ちよかったぜ、ハララ」
一方で調教師はそう言うと、僕の男根からオナホールを外し、尻穴からディルドーを抜いて離れる。
そうして離れていく男の姿を、僕はおぼろげに見つめる。
「これから、じっくり、たっぷり可愛がってやる……楽しみにしておけよ」
調教師のその言葉を最後に、僕はその場での意識を手放した。
それから、調教と言う名の地獄の日々が始まった。
意外な事に、調教師が僕を直接犯したのは初日だけだった。男は僕を犯す事はなかった。それどころか、彼は僕の男性器を締め上げるような貞操帯をつけ、男としての絶頂を封じた。
更に、男は僕のお尻を玩具や彼の男根で犯すが、女性器はあくまで手でいじるだけで、僕が絶頂を迎えようとするとその手を止めた。寸止めだ。彼は、その寸止めを延々と繰り返した。
僕の胸を弄るときも、尻穴を犯すときも、彼は絶頂のタイミングを完全に把握し寸止めする。
また、男根も貞操帯をつけた状態でありながらもオナホールなどで刺激し、またこちらも寸止めしていく。
毎日打たれる薬でおかしくなりそうな体なのに、イきたくてもイけない。まさに地獄の日々だった。僕はそれを必死に耐えた。いや、耐えるしかなかった。それしか、僕に選択肢はなかった。
だが、快楽は日に日に増していく。どんどんと頭が狂いそうになっていく。もう死にたいと思い、舌を噛もうとしたときもあった。だが、それを予期した調教師は僕に普段用としてギャグボールを咥えさせそれを防いだ。食事も無理矢理食べさせられ、舌を噛む暇もなかった。そうしていくうちに舌を噛む気力もなくなっていった。
排泄も彼に管理された。なるべく我慢していたが、彼の前で垂れ流すことになった。
悲しいことに、排泄の瞬間は貞操帯を外されるため、素直な排泄の快楽を享受することができた。
排泄すると、彼に丁寧に体を洗われた。まるで赤子にするかのように。それはとても屈辱的な行為だった。
そんな日々が一週間は続いただろうか。時間間隔もなくなってき始めてだいぶ曖昧だ。
僕はもう、限界に近かった。
「どうだハララ=ナイトメア? 今の気分は」
「……はぁ……はぁ」
僕は彼に答えることすらできなくなっていた。恐らくやってくる今日の調教。
それに耐えることだけを考えていた。そして今日も媚薬を打たれる。そして、きっとまた寸止めされるのだろう。
僕はフルフルと小さく震えながら、息を荒くすることしかできなかった。
「……そろそろ頃合いだな」
と、そのとき調教師が言った。一体何のことかと僕は思った。
すると、彼は言ったのだ。
「おいハララ、もしお前が望めば、このチンポでお前を犯してやる。好きなだけ絶頂させてやる。条件はただ一つ。俺に屈しろ」
と。
「……な」
僕は驚き口をポカンと開けた。
それは僕への降伏勧告だった。普段なら、とても飲めない要求だ。しかし――
「――はぁ……はぁ……!」
僕は、それを直ぐ拒絶することができなかった。それどころか、彼のたくましい男根に目が行き、離せなくなっていたのだ。
「一週間ぶりに犯してやるよ。辛いだろう? 苦しいだろう? そりゃそうだ。お前は毎日ありえない濃度の薬を打ち込まれて、でも一週間お預けを食らったんだ。常人ならもうとっくの昔に壊れてる。お前はよく耐えたよ。でももう、耐えなくていいんだ。好き放題イかせてやる。この生のチンポの気持ちよさをまた味あわせてやる。どうだ? 悪くない取引だろ?」
ニヤニヤしながら言う男。
「……そ、そんなの……誰、が……」
僕は必死に我慢して言う。ここで折れたら、すべてが壊れる。そんな気がしたから。
すると、調教師は言った。
「……そうか」
と半笑いで。
「なら、これはお預けだ。もうお前を犯すことはねぇ」
「……え?」
僕はその言葉に耳を疑った。それは、一体どういう……?
「お前はもう、一生ここで飼い殺しだ。ただ飯を食って、糞尿を垂れ流すだけの存在だ。気持ちよくなりたくてもなれない、そんな哀れな肉塊になるのさ。残念だよハララ。もうお前を気持ちよくしてやることはできねぇ」
そう言って男は去ろうとする。それは、もう彼に会えないという事だった。
これで、終わり? もう、気持ちいいのを味わえない? ただ、ここで快楽もなく過ごすだけ?
僕はそんな日々を想像する。それは、とてもおぞましい日々に思えた。そして思ってしまったのだ。そんなの、嫌だ、と。
「……待って、くれ」
だから、僕は彼に小さな声で言った。
「ん? なんだよ」
「……くれ」
「聞こえねぇな。大きな声で言え」
「……僕に……快楽を、くれ……!」
そう、僕は彼に言ってしまった。それは、敗けを認める言葉だった。
「もう嫌なんだ……これ以上、焦らされるのは……僕は、気持ちよくなりたい……お願いだ……僕に、君の男根を突っ込んでくれ……!」
僕はいつしか惨めに彼にそう願ってしまっていた。
すると、彼はそんな僕の言葉にニヤリと笑った。
「……ああ、それでいい。女は素直に快楽に屈していればいいんだ」
調教師はそう言って僕に近づいてくる。そして、男根を僕の女性器に擦りつけながら、囁く。
「いいか、これから俺の事はご主人様と呼べ」
「……ご主人、様……」
僕は言われたままに呟く。自分でもどうかしていると思う。でも、今は彼の――ご主人様の言葉が気持ちよかった。
「そして、ここはマンコだ」
更に彼は僕の女性器を撫でて言う。
「マン、コ……」
「ああ。そしてこれは……」
そうして、手を女性器から外すと、再び男根をマンコに宛てがい――
「――こいつは、チンポだっ!」
勢いよく、挿入した。
「あっ、あああああああああああああああああああああああああああああああああっ!?」
その瞬間、僕の脳に電流が走る。脳みそを焼くほどの快感が、僕の脳内を駆け巡った。
「オラオラオラオラッ! どうだ! 久々のチンポの味はっ!」
「さ、最高でしゅうっ! ご主人様のチンポの! チンコ! おちんぽ! マラ! 最高なのぉ!?」
僕はあられもない顔をして言ってしまう。でも仕方がないじゃないか。本当に気持ちがいいんだから……!
パンッ! パンッ! とご主人様は僕のマンコを激しく突き立てる。それがあまりに気持ちよくて、僕は自分からも腰を振る。
そうしてしばらくお互い獣のように腰を振り続けた果てに、ご主人様は言う。
「よし、俺はそろそろイく。お前も、それに合わせてイけっ!」
「は、はいっ! ハララ=ナイトメアはっ! ご主人様と一緒に絶頂しましゅうううううう!」
その次の瞬間だった。ご主人様のザーメンが、僕の中に吐き出される。それがあまりに気持ちよくて、僕もまた絶頂する。
「んっ、んひいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいああああああああああああああああああああっ!?」
僕は大声を上げ、天井を見上げながら絶叫する。ああ、自ら受け入れる快楽は、これほどまでに甘美なのか……!
「はぁ……はぁ……!」
僕は息を荒立てながらご主人様を見る。すると、ご主人様は言った。
「気持ちよかったか? ハララ?」
「……はい、良かったですぅ、ご主人様ぁ」
僕はそう言いながらご主人様とキスをする。舌と舌を絡め合った、ディープキスだ。そのキスが気持ちよくて、僕はまた軽くイってしまった。
「ふっ、これだけじゃ終わらないぜ」
また、ご主人様は口を離すと僕に言う。
「え……?」
「おい、連れてこい」
ご主人様は、外に待たせていたらしい手下に命令した。すると、部屋に一人の女性が連れ込まれてきた。僕と同じく全裸で拘束された、怯えた様子の女性だ。
「おいハララ、こいつを犯せ」
そしてご主人様は僕の手足の拘束を解いて、女を僕の前に跪かせて言った。
「犯す……?」
「ああ、お前はフタナリだからな。女を犯す快楽も知っておけ。男に愛され、女を性欲のはけ口にする。それがお前の新しい姿だ。ハララ」
「…………」
これまでの僕だったら到底飲めない言葉だったろう。でも、今の僕はその言葉に対し、こくりと頷いて、笑った。
「……はい、ご主人様。僕も、チンポ気持ちよくなりたかったですから」
僕はご主人様に答えると、女の腰を掴み、後背位の体勢で、自分のチンポを女に突っ込んだ。
「んっ、んほおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!?」
それがあまりに気持ちよく、僕はまた叫んだ。ああ、女のマンコってこんな気持ちいいんだ……!
「はあ……はあ……はあ……はあ……!」
そうして僕は激しく女を犯す。自分の事だけを考えた激しいピストン運動をする。それが最高に気持ちよかった。
「ククク、完成したな……」
そんな僕を見てご主人様が何か呟いたが、僕にはよく聞こえなかった。
だって僕は、今は目の前の女を犯すことで精一杯だったから……。
◇◆◇◆◇
「……ほう、それがか」
それから数日後。すっかり快楽を味わった僕は、ご主人様に連れられてその人の前にやってきていた。
僕が壊滅させようとした犯罪組織のボスの前だ。
「はい、見ての通りのフタナリで、元超探偵です。ご指示の通り、今は快楽に従順な雌です」
「ふむ……」
ボスは僕を品定めするかのように見る。
一方、僕はその視線が気持ちよくてマンコを濡らしていた。
だって、今の僕の姿はとても破廉恥なモノだったから。まとっているのは長い黒のタイツと長手袋だけだ。いわゆる逆バニーという格好らしい。ご主人様がそう言っていた。
「ほら、行け」
僕はご主人様に指示されると数歩前に出る。そして、その場で蹲踞の体勢を取って組織のボスに言った。
「どうも、ハララ=ナイトメアだ。以前は超探偵などと言って粋がっていたが、今はすっかりご主人様に調教されて快楽しか頭にない雌豚奴隷だ。気持ちよくなったらいつでも僕の名前を呼んでくれ。ハララ=ナイトメアはいつでも駆けつける」
「フッ、しっかりしつけられているじゃないか……よし、お前はもう我らの組織の子飼いだ。これからはその頭脳、力、そして体をせいぜい役に立てるといい……」
ボスが言う。僕はそれに笑顔で頷く。
「ああ。任せてくれ。僕のロジックに不可能はない。どんな犯罪も、どんな性行為も成功させて見せよう」
「ふふ、よく出来たな」
僕の頭をご主人様が撫でる。それだけで僕は嬉しくなる。
「あっ……」
「クククッ、撫でられただけでチンポを立たせマンコを濡らすとは、本当に変態だな」
僕の状態を見て、ボスは言う。するとボスは僕に近づき、僕の顔の頬にチンポを擦り付ける。
「いきりたってきた。お前の最初の仕事だ。これを鎮めろ」
「だったら俺のも頼む。お前のフェラと手コキのテクを味あわせてくれ」
そうして、ボスとご主人様のチンポが僕の眼前に晒される。僕はそれでもう蕩けてしまう。
「ああ……おちんぽが二本も……それじゃあ、失礼します……」
そうして僕は彼らにフェラや手コキを始める。こうして、僕は彼らの従順な奴隷となった。
僕の名はハララ=ナイトメア。快楽のためにだったらなんでもする元超探偵。
今は、一匹のフタナリ雌豚だ。