※この作品はR-18です。

ようこそ性感操作スキル持ちがいる教室へ。   作:ソードなすび

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プロローグ

 突然だが、ちょっとオレの出す問題を真剣に聞いて、答えを考えてみて欲しい。

 

 

 

 問い・創作物において可愛い女の子を即イキさせるのは正義であるか否か

 

 今、現実社会は即絶頂、即射精と訴えて止まない。

 社会のさらなる効率化を叫ばれ、 r18創作物においてもタイムパフォーマンスを重視すべきだと躍起になっている。

 感度を3000倍にしよう、おせっせ専用車両を作ろう、時には絶頂RTAを行う始末である。

 それは正しいことなんだろうか。と、焦らしフェチの俺は疑問を抱いた。

 おせっせは段階を踏んで行うのが理想だ。どれだけ丁重に扱っても、濡れてない段階でいきなり挿れたりするのはただの暴力に変わりないのだ。そこから目を背けては何の意味もない。

 

 つまり答えは否。やはり女の子を焦らすことが正義であり、絶頂RTAは存在してはならない。

 かつて前世でプレイしたエロゲーの主人公”音宮裕正”が、コーヒー豆を蒸らすのと同じように女の子も焦らしてこそ至高、と言う言葉を世に生み出した。そして彼は性感操作スキルを駆使してヒロインたちを快楽漬けにして、愛を深めていった。特にメインヒロインの20回連続寸止めシーンは神だったなぁ……。

 

 兎にも角にも……オレたち人間は考えることが出来る生き物だ。

 セックスだからといって猿のように本能のまま交わるのは正しくない。

 やはり、じっくりねっとり時間をかけるべきだ。

 その方がお互いの愛だって確かめあえるし、生物学的に見ても血行が良くなってイった時の快感が増すらしいから一石二鳥なのだ。

 

 なあ、今このページを開いて読んでいるそこのお前。

 お前はセックス相手の気持ちについて、ちゃんと考えたことがあるか? 

 ベッドに入って即セックスするものだと考えてないか? 

 流石に焦らしプレイ趣味までは押し付けないが、少しくらい考えてみてもいいと思うぞ。

 そうすればきっと、より良い性活ライフが送れるはずだ。

 是非、皆様にはこのことを心がけて頂きたい。

 

 

 

 ……あんまり記憶は残ってないけど、よう実の冒頭ってこんな感じで良かったけ? 

 

 

 ────

 ────

 

 

 俺がよう実の世界に転生してから早1年が経つ。

 転生した最初はいきなりよう実の世界に飛ばされて、とにかく困惑していたものだ。

 しかしそれも、作品の舞台が同じ現代日本であったお蔭もあってすぐに順応することが出来た。

 

 唯一の懸念事項は、肝心の高度育成高校に入学できるのかという点だったが、こっちに来てからした様々な努力が実ってくれたのか見事合格を果たすことができた。

 そして俺は、原作知識を駆使しつつ必死に退学にならないようしがみ付く楽しい高校生活を送ろうと決意したのであった。

 

 

 ……とまあ、ここまではいいんだ。問題は、俺が憑依(ひょうい)した人物についてだ。

 

 

 ”音宮裕正(おとみやひろまさ)

 

 

 なんと俺が憑依したのは前世で散々プレイしたエロゲーの主人公ご本人様だったのだ。

 チートスキルマシマシで散々女の子を悶えさせたちょっと鬼畜系の主人公くん。

 

 よう実世界に転生したのにも関わらず、俺は何故かこいつに成り代わってしまったようだ。

 いや、ほんと、世界線くんは何処に存在しているんだろうか。いやまあ俺が転生している時点でそんなもんは無いに等しいんだけどさ。

 

 ともかく、俺はエロゲーの主人公に転生したある。

 主人公ということもあって、ありがたいことに顔や体格等は優秀だ。

 恐らく勉強もそこそこ出来るだろう。何せ前世の記憶残ってるし。

 

 しかし、どうしたことだろう。

 

 なんと、主人公くんのチートスキル『性感操作』が使えるではないか! 

 チートスキル系のエロゲー主人公に転生したという時点で覚悟はしていたが、まさか本当に能力を引き継いでいるとは思わなかった。

 

 もちろんこの能力を手に入れたことはラッキー以外の何ものでもないのだが、問題なのは俺の転生した世界がよう実であるということ。

 天才たちの頭脳戦が繰り広げられるこの世界で、『性感操作』なんていうエロ系スキルが果たして通用するものなのか?

 そこのところは不安なのだが、せっかく神様から受け取った異能だし、宝の持ち腐れにはしたくない。

 それに、高度育成高校には魅力的な美人さんがたくさん居る。そんな世界線でこのスキルを使用しないのはまさに愚の骨頂だ。

 

 

「目指せ、夢のハーレム! 絶対に可愛い女の子を焦らしてやる!」

 

 

 こうして、原作知識とエロ系スキル、そして歪んだ性癖という三種の神器を携えた一人の男子高校生が高度育成高校に入学したのであった。

 

 




──────────-

音宮裕正(おとみやひろまさ)

 学力   B+

 知性   C−

 判断力  B+

 身体能力 A

 協調性  A


 面接官からのコメント
 バランスの取れた能力で、中学時代では文武両道の優等生として名が通っていた。性格面において特筆すべき点はなし。ただ、1年前に突然記憶が抜け落ちる、性格が変わるなどの症状を発症しており医師による診察を受けたものの原因は不明。総合的に見て非常に優秀な生徒だと言えるが不安要素も抱えている為、Dクラスへの配属とする。



 スキル【性感操作】
 その名の通り、対象の感度を操ることができる。
 また、一時的な性感帯の開発も可能。
 ただし、5秒間手で触れたことのある人物相手にしかこのスキルは発動しない。


堀北さんとのplayについて(再々)

  • 堀北から襲う→立場逆転
  • 主人公から襲う→立場逆転
  • 堀北から襲う→そのまま
  • 主人公から襲う→そのまま
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