こんにちは、エキゾチックです。
ブルアカの長編、三作目です。
先生を罠にかけて、無理矢理恋人にしてしまうミドリのお話を書きました。
宜しければご覧ください。
──だれもいない部屋で、マウスを動かす音だけが響いている。
鬼も寝静まる夜、シャーレで私はPCに向かってゲームをしていた。……別にサボっているわけじゃない。現に今日の仕事は終わっているし、これも仕事の一環なのだ。
事の始まりは仕事中に届いたミドリからのモモトークだった。
『先生、今いいですか?』
『これから作るゲームの試作品ができたんです』
『良かったら遊んでみて下さい』
そのメッセージと共に届いたのが今遊んでいるゲームのデータだった。仕事が終わった後に存在を思い出したので、感想を考えるために起動してみた。内容は昔流行ったブロック崩し……を大胆にアレンジしたものだ。ステージ毎に重力の働く向きが違ったり、パワーアップアイテムを取ると好きなように玉を動かせたり、挙句の果てには崩すブロックが敵エネミーとして動き出してシューティングに見立てたボスステージが始まったりと……グラフィックは試作品のせいかまだ荒いところがあるが、なかなか斬新で面白く、いい塩梅の難易度のゲームだった。……ただストーリーらしいストーリーがないから、モモイが仕事なくて可哀想だな、とも思うが。
「よしッ、あと少し……あと一発で太ももブロック大魔王ユウカを倒せる……ッ!」
ラストステージに思わず熱が籠ってしまい独り言が漏れる。そのぐらいにはBGMもSEも熱いし、演出も悪くなかったのだ。跳ね回るボールをパワーアップアイテムで強化してユウカの足を模したブロックにぶつけると、その敵は情けない悲鳴を上げながら爆散した。
『Congratulations!ゲームクリアおめでとう!』
その文字と同時にエンディングが流れ始める。私は達成感に浸りながらその中身を眺めていた。と言ってもゲーム開発部が作った物なので中身は少ない。……どうやら最後の敵の悲鳴は実際のユウカの悲鳴らしい。一体どこからサンプリングしたんだ。バレたら怒られるぞ?
「ふー、柄にもなく熱中しちゃったな。ラスボスのグラがセミナーにバレたらやばそうなこと以外は完璧かもしれないな……うん?」
エンディングが終わり、伸びをしながら感想を呟いていると、ゲームはスタート画面に戻っていた。のだが、それは以前と違っていた。今までになかった項目が増えているのだ。
「Special Game……?」
ははあ、なんとなくわかったぞ。クリア特典の新ゲームって事だな?試作品と聞いていたが、ここまで作り込んでいるとは恐れ入った。明日はそこまで忙しくないし、もう少しだけゲームをしても悪くないだろう。私はその項目をクリックした。
『Special Stage』
画面にそう文字が出てから消えると、現れたのはスタンダードなブロック崩しのステージだった。ただ、どこにもブロックが見当たらない。ブロックに当たる部分の代わりには、ポーズを決めるミドリの写真しか写ってない。
「……どう言う事だ?」
バーから自動的にボールが射出される。放たれたボールはミドリの服に当たると反射して下に落下してくる。慌ててバーでボールを撃ち返す。またボールはミドリの写真に向かって進み、服に当たると跳ね返りの繰り返し。これに一体なんの意味が……ッ!?
「ミドリの服が……削れている……!?」
そう、今までやってきたブロック崩しのようにミドリの服装が削れているのだ。削れたその下には柔らかい肌色が覗いていて、これが脱衣ブロック崩しゲームなのだと私は今更理解したのだ。嫌な予感がしてゲームを終了させようとするが、試作品故に途中終了機能がついていない旨をミドリに伝えられたのを思い出した。なら自分からゲームオーバーにしようとしたが、いつのまにか拾ってしまったパワーアップアイテムのせいで無敵になってしまった。しかもボールがありえないぐらいに増殖し、どんどんミドリの服を崩していく。
「……ッ」
こうして30秒も経たないうちにミドリの服は全部崩れてしまい、彼女は素裸になってしまった。いや、正確には、胸の先端を隠すように小さな緑色の絆創膏を二つ貼って、股の性器、その割れ目に人差し指を一本だけ立てて当てて隠しているだけ、かろうじて局部を隠した過激なヌード写真といった方が正しいだろう。絆創膏は乳輪を隠しきれて入れず赤い部分が見えていて、局部を隠していない方でミドリの目元を覆っているのが余計にエロティックに感じる。見てはいけない生徒の痴態。目を瞑るなりパソコンの電源を切るなりすればいいのに身体が動かない。最近溜まっていたせいか、目の前の官能的な写真を目に焼き付けようとしてしまう。
『ステージクリアおめでとうございます』
画像が消えて、文字が画面に浮かぶ。
『続きが見たかったら、このアカウントに連絡して下さい』
そして表示されるモモトークのアカウント名。その後画面はタイトル画面に戻り、先ほどまであった『Special Game』の項目は綺麗さっぱり消え失せていた。
「……一体、どう言うことだ」
そう呟くも、誰が何を企んでいるのかは大体想像できた。確証を得るために表示されていたモモトークのアカウントにメッセージを送る。
『ミドリ』
『なんなんだ、あの写真』
すると即座に既読がつき、メッセージが返信されてくる。
『あ、先生見てくれたんですね』
『どうでしたか?私のハダカ』
『興奮しましたか?それとも失望しましたか?』
私は返答に困った。先生として、大人として、ミドリの行った事は叱らなければいけない。だけど私の身体はあのミドリの恥ずかしい自撮りで興奮しきっていて、今もドクドクと自分の下半身が脈動しているのを感じるほどになってしまっている。あの裸の先を見てみたい。そんな欲望が理性を鈍らせる。
『沈黙はいい意味だと解釈しますね』
ミドリのメッセージが一方的に送られてくる。
『先生にだけ、実際に見せてあげてもいいですよ』
『あの格好の私を見てみたいと思いませんか?』
心臓が早鐘を打つ。あの自撮りのミドリを、直で、見られる……?
『今から送る座標に来て下さい』
『待ってますからね、先生』
『みんなには、内緒ですよ?』
メッセージと共に座標が送られてくる。そこはブラックマーケットの如何わしいお店が並ぶホテル街だった。私は反射的に仕事部屋から飛び出した。シャーレの玄関を駆け抜けて、ブラックマーケットへと走っていく。
(これはミドリを説教するためだ、そのために直接会いにいくんだ……)
心の中でそう言い訳しながら、私は夜の街を駆け抜けた。
◇ ◇ ◇ ◇
指定された座標であるブラックマーケットのホテルに入ると、フロントが声をかけてきた。
「お待ちしておりました。先客がお待ちです。こちらの鍵をお使いください」
私は部屋の鍵を渡された。1327号室──そこにミドリがいる。私は深呼吸をしてエレベーターに乗り込んだ。上昇するエレベーターの中で私は幾分か冷静さを取り戻していた。
(……本当はホテルまで来なくても良かったけど、ここはしっかり目と目を合わせて叱るべきだ。少し心は痛むけど、本気で説教しよう。それが彼女のためだ……)
チン、とエレベーターが鳴り響いて扉を開く。廊下は淫靡な光に照らされていて、まるでこの先の展開を物語っていてるような気がする。けれど私はミドリの思うようにはならない。そう決意して歩み始める。
コツン、コツンと長い廊下を歩みながらついに1327号室に辿り着く。重厚な扉の先に、ミドリがいる。正さねばならない生徒がいる。私は深く深呼吸して、鍵をドアノブ上の差し込み口に入れて開けた。
恐る恐る扉を開くと、部屋の中は真っ暗だった。人の気配も感じられない。
「……ミドリ?いるのか……?君を、説教しなきゃならない……」
ゆっくりと部屋の中に入る。おそらく部屋の機能が働いていないのだろう。鍵を差し込むことで起動するタイプなのか。私は手探りで差し込み口を探そうと部屋の中に一歩踏み出した。
その瞬間、ガツンと頭部に衝撃が走った。
身体が倒れる。朧気になっていく意識の端で、満面の笑顔を浮かべるミドリが見えた気がした。
◇ ◇ ◇ ◇
──頭がズキズキする。
痛みの実感で私は意識を取り戻した。薄らと目を開くとそこはピンク色の部屋。背中の柔らかい感触からして、私はベッドに寝かされているのだろう。服はパンツ以外脱がされていてほぼ全裸。身体を起こそうとするが、手足が思うように動かず起こすことができない。圧迫感から、身体のあちこちを縛られているようだ。
「あ、目が覚めましたか?先生」
視界の届かない位置から女性の声が聞こえる。間違いなくミドリのものだ。
「ごめんなさい。多分先生は説教してくるんじゃないかなって思ったので身体の自由を奪わせてもらいました」
淡々と話すミドリに悪寒が止まらない。多少私に好意のあるような言動が見られていたが、まさかここまでする娘だったとは。
「ずっと、ずっと、ずっと、先生と二人きりになる方法を考えてました。そこで思いついたのが撒き餌作戦です」
ミドリが私の視界に姿を現した。とても満足げで色欲に塗れた笑顔を浮かべる彼女はまるで15歳の子供とは思えない。
「私のえっちな写真を送って先生を誘き寄せる。先生が興奮して襲ってくるならなおよし、説教しにきたとしても気絶させて拘束してしまえばよし。どちらでも密室で二人きりになれますからね」
ベッドの淵に座っていたミドリが私の身体の上に跨ってくる。彼女の重みが直に伝わると同時に、彼女がいつもの半パンを履いていないことに気づいた。
「じゃーん」
「……ッ!?」
ミドリが羽織っていた上着を脱ぎ捨てた。その下は一糸も纏っておらず、先程のゲームで見せつけられたほとんど裸の姿だった。胸先には絆創膏、下は履いていない、あの時の姿。彼女の息遣いと上気した肌、私の股間にダイレクトに伝わる彼女の性器の柔らかさが新たに刺激として加わって、私の身体は再び熱を帯びてしまう。
「や、やめるんだ、ミドリ、そんな恥ずかしいこと」
「確かに恥ずかしいですけど……先生のためならなんでもできます。朝弱いけど早起きしてチョコを渡したり、クリスマスに家族になりたいって伝えたり……色々してきましたけど先生は振り向いてくれませんでしたね。だから、強硬手段にでました」
ミドリの顔が私の目の前に降りてくる。その瞳には光が無く、代わりに妖艶な欲望が仄かに灯っていた。
「先生も興奮してるみたいですね?下着越しでも先生の、熱くて、大きくて……直接見てもいいですか?」
「だ、ダメだ、ミドリ、そんなの、触っちゃ」
「まぁダメって言われても勝手に見ますけど……?先生は抵抗できないですから、ね?」
ミドリは私のトランクスを下ろした。その瞬間に反り立つ私の肉棒。勢いで至近距離に顔を近づけていたミドリの頬をペチンと叩いてしまう。ミドリは全く動じることはなく、肉棒に頬を添えて愛おししそうな表情を浮かべる。まるで我が手で子供を抱く母親のように。
「ふ、ふふふっ……元気いっぱいですね。口ではいやいや言っても身体は興奮、って言うのは古今東西エロゲーの定番ですもんね」
ミドリは頬に添えた肉棒をそのまま上下に動かして頬擦りするかのように擦り上げる。添えられた手の温度と、頬の産毛が微かに刺激的な部分を擦ってくる。私は情けなく喘ぐことしかできない。
「ミドリ……っ、ダメだ……ダメだよ……っこんなこと……っ」
「本当にダメだと思っているんですか?こんなにそそり立たせておいて……最初から混じりっ気なしで私を説教しようと思っていましたか?私のエッチな姿を直に見たいと一瞬でも思わなかったんですか?」
「そっ、それは……っ」
図星を突かれてもごもごと言い淀んでしまう。正しい大人なら憮然と否定するべきなのだが、あの写真で抱いた劣情がそれを許してくれない。
「ま、それもこれも今からすることすれば明らかになりますからね。先生の心の底からの『本音』、聞かせてもらいますね……♡」
そういうとミドリは私の肉棒を自身の性器にあてがう。小さな入口は既に湿っていて、触れる男性器を拒むことなく受け入れ始める。
「先生、との……ナマ、エッチ……興奮します。一つ願いが叶いますから……♡」
「ミドリ……ッ!なんでもする!君の言うことを聞く!だからそれだけは……ッ、まずい、まずいって……ッ」
「魅力的ですけど……ダメです。必要なんですよ、私と先生が結ばれたという事実が。お飯事のような恋じゃ終われないんです……だから」
ズブリ、ズブリ、ズブッ……
私の肉棒が卑猥な音に包まれながら、ミドリの性器に飲み込まれていく。なんの遮りのない彼女の膣はあっさりと最奥まで私の肉棒を飲み込んでしまう。
「私と先生は繋がるんですッ……なんの遮りもなく……♡」
私にとって未知の感触が肉棒全体を包んでいた。ひだのような膣壁が舐め回すかのように私の肉棒を包み、ミドリの心音に合わせて甘く締め上げる。ぐじゃぐじゃと音を立てながら彼女の熱が伝わってきて、私は一線を超えてしまった事と未知の刺激にただ歯を食いしばりながら結合部を見つめるほかなかった。
「あ、あっ……私は、生徒、をっ……けが、したっ……」
「この程度じゃ汚したうちに入らないですよ、先生。セックスすら始まってないじゃないですか?」
絶望的な呻きを漏らす私を他所に、ミドリは腰を上げて私の肉棒を膣から抜いていく。水音を立てながら引き抜かれた肉棒はすぐさまミドリが腰を下ろす事で、再び彼女の膣に戻る事となる。これが何度も時間かけて繰り返される。
ばちゅっ、ばちゅっ、ばちゅっ。
肉のぶつかる音、水音、ミドリの吐息、私の喘ぎ声。聞きたくない、聞いてはいけない卑猥な音々に耳を塞ぎたくとも両腕は後ろ腕で結ばれていて動かすのはできない。怪しく口角を上げるミドリの笑みと透明な液体で泡立つ結合部が視界に入り目を背けて瞑るが、視界が暗闇になる程肉棒から伝わる感触が鋭敏になってしまってどうしようもない。私は完全に詰んでいる。どうやっても生徒と交わっている現実から逃げられない。
「あ、がっ……やめっ……ぐ、はっ……ミド、リッ、ダメ、だって……ッ」
ミドリが腰をぐりぐりと回して、私の肉棒をかき混ぜてくる。左右に動かされるたびに粒々の膣襞がぷちぷちと肉棒を撫であげて私の身体全身に快感を刻んでくる。反射的に腰をベッドに押し付けて引き抜こうとしてもミドリはさらに体重をかけて私の肉棒を捕らえて離さない。柔らかい壁がきゅうきゅうと私の肉棒の先端に張り付いては優しく刺激を繰り返す。その度に身体の芯が抜けるような感触と共にだらりと液体が飛び出す感覚に襲われる。
「あはっ、あっ♡先生、出ちゃってますよ……♡先走り液が私の赤ちゃん部屋に……♡我慢しないでホンモノをどくどくって出しちゃいましょうよ……っ♡」
「ダメ、だっ……それは……ダメ……、だ……っ」
「いじっぱりですね……なら奥の手です……♡」
必死に堪える私に対してミドリは腰の動きを止めて、上半身を私の胸板に近づけてくる。絆創膏で辛うじて隠されている乳首が私の肌に触れて擦れる程に近づき、ミドリの顔が眼前に迫ってくる。彼女は舌をベロンと口から伸ばすと、チロチロと私の胸を舐め始めた。ざらり、ざらりとした痛みとむず痒さで全身に鳥肌が立つ。まるで猫のようなその舌は着実に私の乳首に向かって進んでいく。興奮と鳥肌で膨れ上がった先端にミドリの舌が触れた瞬間、脳にパチリと電流が走る。今の自分では許容できない快感が走ったせいで身体の自由が効かなくなってしまう。押さえ込んでいた肉棒はむくりと膨張し、心臓は激しく鼓動し、それに合わせて睾丸もどくん、どくんと跳ね回る。ミドリは私の乳首への攻勢をやめない。片方を舌で、もう片方を指で弄り、私の我慢を打ち崩そうとしてくる。
「あはっ♡あ、ああっ♡先生のおちんちんビクビクしてますよ?もうそろそろ限界ですよね?もう苦しいですよね?正直になっちゃいましょうよ♡」
「ダメ……だ……ぜったい、に……負け、て……たまるか……っ」
「あはっ、はっ♡ほんと、本当に堪えますね……♡でもこれでトドメ、ですっ……♡よく、見ててください、よ……♡」
ミドリが自身の胸元に手を当てて、ぺりぺりと乳首を隠す絆創膏を剥がし始めた。膨らみかけの乳房が絆創膏の粘着に引っ張られ形を変える。私はその背徳的な光景に息を呑んでしまった。目を瞑ればいいのに、瞬きすら忘れてしまった。
そして、ピンク色の突起がわずかにぷるんと揺れながら絆創膏から解放された瞬間に、私の身体の全てが弛緩した。
「……あっ」
身体の制御すべてを手放してしまった。
「……っ♡きたっ、せんせいのっ、きたぁっ♡どろって、どくって、流れてきてるっ♡わたしのっ、わたしのっ、おくにっ……♡♡♡」
どぴゅっ、どぴゅっ、びゅー、びゅーっ。
睾丸がドクンと精を解放して、肉棒にせせり上がって、なんの躊躇いもなくミドリの最奥に吹き出した。まるで噴水のように彼女の子宮に白濁は注ぎ込まれて、あっという間に彼女の下腹部を膨らませていく。入りきらない分が膣からコポコポと溢れ出し、結合部から赤色を孕みつつ私の肉棒の付け根を染め上げていく。私が教育者として終わったことをむざむざと突きつけるその光景にミドリは恍惚な表情で身体を振るわせていた。
「せんせいのっ、せんせいのせーえき♡もっと、もっともっと、なかに、なかに、なかにっ……♡」
ぐりぐりと子宮を押しつぶし、今なお吹き出す洪水を膣に収めようとミドリは試み続ける。膨らんだ子宮はちうちうと私の肉棒に吸い付き、ごくごくと溢れる白濁を吸い続けている。生殖に従った本能的行動に、私が我慢しきれなかった事実に、眩暈がする。最早抵抗を諦めぐったりとしていると、カシャリ、カシャリとシャッター音が鳴り響く。ミドリの方に視線を向けると、彼女はスマホを使って自分と私の交尾光景を自撮りしていた。
「せんせい、みてください……よく撮れていますね、私たちの初めての子作りの瞬間。一生の宝物が出来上がりましたね。これ、トキさんとかカリン先輩とかに送りつけちゃいましょうか?」
「……ッ!?ダメ、駄目っ!そんなことしたら……私は……ッ!」
「ええ、ええ。先生はそういうことしてしまう人なんだと、そういうことしてくれる人なんだと認識されちゃいますね。多分私以外にも襲われちゃいますよ?先生を狙う人はたくさん、たくさーんいますから。そうしたら先生は先生でいられなくなっちゃいますね。複数の生徒と関係を持っちゃう悪い大人になっちゃいますよね……?」
尚も自撮りと腰の律動を続けるミドリの笑顔がひたすらに恐ろしい。これは悪魔の笑みだ。私を悪い大人にしたてあげる悪魔だ。この悪魔に徹底的に独占され、調教されるのだという予感をひしひしと感じて、肺の奥からひゅー、ひゅーと悲鳴のような呼吸が漏れてしまう。
「せんせい、取引しましょう?私の裸で興奮したことを認めること。私を心から愛すると誓うこと。先生の意思で私と子作りセックスすると行動で示すこと。この三つさえ守ってくれれば、私はこの写真を外部に晒したりはしません」
妖艶に理不尽な要求を突きつけてくるミドリ。最早私には選択権はなかった。どう転ぼうが私は私が立派だと思える大人ではいられない。
だからもう、一番責任を取りやすい手段を選ぶしかなかった。最低の決断を下すしかなかった。
「分かった……分かった……っ!ミドリ、ミドリッ、君に従うっ!君の要求を飲む……っ!」
「ちゃんと全て声に出して誓ってください……後で撤回されないように、録音するので。さぁ、せんせい、どうぞ、宣言してください……♡」
「……私はミドリの身体に興奮した。私は、ミドリだけを愛し続ける……っ。私は……私の意思で君を……母親にする……孕ませる……っ!」
「……ひひっ。あ、あはっ、あははっ……♡♡♡はいっ、せんせい、せんせいっ♡嬉しいですっ、嬉しいですっ♡私だけのものになってくれるなんてっ♡あ、あははっ、あははははっ……!」
私の敗北宣言に、ミドリはこれ以上もないほどの笑顔を浮かべた。歯を見せて、瞳に仄暗い色欲を宿されて、両手を顔に当てて、この場にいないライバル達に勝ち誇るかのように高笑いし続けた。
「……さ、先生。拘束を外してあげます。最後にやることがありますから、ね?」
ミドリは私の手足を縛り上げていた紐を千切り捨てていく。この後起こる事に期待し、全身を紅く上気させながら。私は解放された身体をゆっくりと起こす。自然とつながったままのミドリの身体がベッドに横たわり、私たちの立場は逆転する。
「さ、先生、もう自由ですよ。これで悪い、わるーい生徒の身体に触れて、押さえつけて、お仕置きすることができますよ……♡思う存分に犯して、犯して、犯して……めちゃくちゃにして、子作りしてくれるんですよね……♡」
ミドリはくしゃくしゃと両手を丸めて口元に当てて、私の行動を心待ちにしている。瞳からは生理的な涙で溢れていて、つながったままの結合部からは愛液をだらだら垂れ流し、膣をきゅんきゅんとひくつかせて、私が私の意思で犯す事を心待ちにしている。
「ミドリ」
私はもう、躊躇いを捨てた。
目の前の雌だけを愛すると覚悟した。
──目の前の悪い生徒を指導すると決意した。
「──お仕置きだ」
私はミドリの細い腹を両手で掴み、深く、深く、腰を打ちつけた。
「あっ、あ゛あっ♡……〜〜〜♡♡♡」
ミドリはその衝撃に顔を歪めて嬌声を上げた。両手を握りしめて、ずっと待ち望んでいた私からの性交に歓喜して、甘く絶頂した。
「お゛おっ!?」
彼女のもう片方の乳首を隠す絆創膏を乱暴に引き剥がした。突然の衝撃にビクンとミドリの身体は跳ねて、ケダモノののうな悲鳴をあげる。ぷっくりと腫れ上がったその突起を私は指で押しつぶした。
「いたっ、あっ♡らんぼう、ですっ♡きもち、いいっ♡さいこうっ、さいこうっ……♡♡♡」
きっと今のミドリには私から与えられる何もかもが気持ちいいのだろう。多数のライバルを出し抜いて、意中の男性を強引に自らの手中に収めて、大人の子作り交尾をしているのだから。だから一切の容赦も必要ないだろう。私は欲望のままにミドリを犯す。未成熟な身体、薄い胸板、柔らかく細い腹を撫でまわし、既に薄く膨らんだ下腹部を押し込み、肉棒を深く深く突き刺し、体内外から彼女を刺激し喜ばせるだけの機械になる。
「せんせいっ♡せんせいっ♡ちゅーしましょうっ♡らぶらぶでりょうおもいのちゅーしてくださいっ♡……はむっ、むちゅ、じゅる、くちゅ……♡」
ミドリが唇を突き出して口付けを求める。私は躊躇いなく顔を近づけて彼女と唇を重ねる。すぐさまミドリの舌が口内に侵入してきて、私の舌をザラザラ、ぬちぬちと舐め回す。それに応えて私も舌を絡めれば肉感的な快感が脳を駆け巡る。舌の付け根から喉を駆け上がるような感覚が僅かに残った罪悪感も理性も責任感も消し去ってくる。
「こんなキス、どこで、おぼえたんだ?ミドリ……ッ」
「とうぜんっ、とうぜんゲームですよっ♡たくさんえっちなゲームでのうこうなキスをみてきたんですからっ♡ずっと、ずっとあこがれてたんですからっ♡」
「まだ15歳なのに……遊んじゃいけないゲームを遊んで……本当にミドリはっ、わるいこだなっ……!」
「はいっ♡はいっ♡わたし、わるいこですっ♡だからわるい大人にこうやっておかされてっ♡こどものたねをうえつけられちゃうんですっ♡これはとうぜんのバツなんですっ♡だからはやくっ、はやくっ、せんせいのいしでっ、わたしのなかにしゃせーしてくださいっ♡」
ミドリは歪んだ笑顔を浮かべながら恍惚に私の子種を求める。身体もそれに呼応し、膣は私の肉棒を締め上げる圧力を高めて、小さくも既に私の白濁を抱える子宮は欲深く肉棒に吸い付く。もう目の前の雌は立派に大人なのだと自己主張を繰り返し、私の限界を待ち望んでいる。もう我慢する必要はない。理由もない。私はミドリの身体を引き起こし、力の限り抱きしめて、激しく腰を打ちつける。
「ミドリ……ッ!私をこうやってオとしたからには……責任を取れよ……っ!?一生私の物であり続けろ……っ、一生私以外愛するなよ……っ!」
大人らしくない、無責任で乱雑な言葉だと我ながら思う。けど私の口から執着と欲望を感じたのか、ミドリは満足気に頷きながら私の身体に抱きついた。
「あっ♡はっ♡ひひひっ……♡もちろんですっ♡あなたいがいのおとこになんてっ、なびきませんからっ♡わたし、わたしっ、せんせいにみとめられたおとなのおんななんですからっ♡」
ミドリが私の首筋に噛み付いた。まるで交尾中の猫のように。本来噛まれるのは雌のはずだけど、雌の排卵を促す行為なのだけど、もう思考も理性も滅茶苦茶な私の箍を外すには十分すぎる刺激だった。
私は快楽に身を任せた。
「ひゃああっ♡きたぁ♡せんせいのっ、せんせいからのせーえきっ♡だくだくって、たくさんでてるぅ……♡♡♡」
どくっ、どくっ、どくっ。
睾丸が悲鳴を上げるほどの量の塊が肉棒を膨らませるほどに登って、ミドリの膣の中にぶちまけられる。結合部から溢れ出す白濁がないほどに子宮はキツく吸い付き、まるで既に子供ができてしまったかのように錯覚するほどにまで下腹部は盛り上がり、自分が目の前の子供を大人に仕立て上げてしまったのだと痛感させてくる。
「せんせ……っ♡みてください……♡ぬいてもっ、ぜんぜん、しろいのでてきません……っ♡ぜんぶぜんぶ、わたしのおなかにそそがれたんです……っ♡」
ミドリの言う通り、私の肉棒を引き抜かれた彼女の膣から溢れる精液は殆どなかった。いったいどれほどの粘度でミドリの中にこびり付いているのだろうか。こんなもの、己の意思で女を孕ませると意思がなければ出せないのではないかと思うほどに。
「あは……っ♡せんせいの、きれいにしてあげますね……♡んちゅ、じゅる、ずずずずっ……♡」
ミドリが未だトロトロと精液を流し続ける私の肉棒に口を当てて、ゆっくりと飲み込み、吸い込みながら啜る。その光景で遂に私の精神は限界を迎えたのだろう。
私は目の前が真っ暗になった……。
◇ ◇ ◇ ◇
あれからどうやってシャーレに帰ったのか覚えていない。ただ気づけばいつもの日常に戻っていた。いつも通り書類仕事に埋もれて、生徒の悩みを聞いて、あちこちに出張に行って……だがミドリとの行為は間違いなく夢ではなかった。あの試作品のゲームは未だに私のパソコンに残っているし、ミドリの秘密のアカウントもモモトークに残っているのがその証拠だ。ただ不思議なことにそれから先暫くミドリからの接触は無かった。再び連絡があったのは数ヶ月が経過してからだった。
『大切なお話があります』
『またあのホテルに来てください』
あのアカウントからのメッセージに私は悪寒を感じた。また再び交尾をせがまれるのかと怯えて出向くと、今度は明るい部屋でミドリがベッドに腰掛けて待っていた。幾分大人びた服装で、短かった髪を伸ばして、ガラリと印象を変えていた。私の存在に気づくとミドリは笑みを浮かべて立ち上がり、来ている服を捲り上げた。……そのお腹は、大きく膨らんでいた。
「先生……ふふ。お久しぶりです。あの日のこと、覚えてますか?覚えてますよね?あの日は私危ない日だったので……もうここまで大きくなってしまいました。言うのが遅くなってごめんなさい」
彼女の言葉でミドリの企みを悟って、膝から崩れ落ちた。私に先手を打たせないためにわざと後戻りがができなくなるまで接触を断ち、一人妊娠を隠していたのだろう……。流石はミレニアムの生徒、本当に賢いというか、目的のためにはどんな手段でも使うのだな……。
きっと恋愛ゲームなら、私という存在はフラグ立てが難しく、距離を縮めても靡いてくれない高難易度の攻略対象か、若しくは攻略すらできないNPCなのかもしれない。だけど諦めなかったミドリは自らそのゲームをひっくり返した。自分でシナリオを作り出し、グラフィックを描いて、強引に私を手に入れるMODを作り上げた。公式なものではない、非合法で非難されるであろうオリジナルシナリオをミドリは秘密裏に見事に成し遂げてしまったのだ。
もうルートは確定してしまった。私は逃げられない。
「先生……約束してくれたこと、覚えてます?私だけを心から愛する、って約束を。無論それはこのお腹の子にも適用されますよね?先生なら頷いてくれると信じています……♡」
ミドリは妖艶に笑う。かつての子供らしい姿はもうどこにも無く、一歩早く大人となった女性しかいなかった。きっと彼女に私は尽くし、そして尻に敷かれることとなるだろう。
過ぎてしまった過去は変えられない。現実を受け入れよう。
「……あぁ。絶対幸せにする。君も、子供も……。君たちだけを愛し続ける……」
「先生……いえ、貴方。嬉しいです……ずっと一緒にいましょうね……命尽きるその日まで……」
こうして私はミドリに攻略されて、永遠の隷属を誓うのだった……。
THANK YOU PLAYING GAME
ブルーアーカイブ ミドリルート
〈HAPPY END〉
これで才羽ミドリルートはゲームオーバーです。
きっと先生はこれから先も彼女の尻に敷かれ続けるのでしょう。
どうか先生に、僅かでも慈悲が在らんことを。