敗北勇者(♂)と淫魔王(♀)のマジカルチンポハーレムライフ 作:ぷうち☆りん
「魅了結界で女を操り、虜にするとはとんだ宿もあったものだな……」
ライルはあらためて聖教国の腐敗ぶりを実感する。どの様な清水であろうと流れねば澱んで腐る。故に、
教皇、聖女、枢機卿と3つの象徴をもって流動的な政治形態を形成した筈なのだが……。
(なんのことはない。誰が掬った所で泥は泥なのだ)
そしてその泥から生まれるモノもまた同様に醜悪であった。
「……だが、今となってはどうでもいいことか」
既にライルは勇者ではなく魔人なのだ。人類が黄昏時であろうが魔族の時代の夜明け時であろうが知ったことでは無い。彼を愛してくれるものと彼が愛するものの為に戦うだけだ。
「はい……某も同感でござる。
聞けば神官用の私娼窟まであるとか。この国の闇の一端を見た思いにござる」
いわゆる賢者モードなのかライルから多量の精と寵愛を賜ったニンニンは全裸にマスクという珍妙極まりない格好のまま、彼の傍らに侍っていた。
「……まあ、いい。とにかくフォルディアの部屋に行こう。奴にも話しておかねばならないことがある」
そう言ってライルはニンニンに黒装束を纏う様に指示、改めて服と甲冑を改めて装備すると彼女を伴いフォルディアの部屋へと向かった。
ー
部屋に入った瞬間、ばっと黒い影がライルに迫った。まさか既に刺客が入り込んでいるのか?!一瞬緊張したライルだったがそれはすぐに解けた。
むにゅん♥と甲冑越しであるのに柔らかい感覚が胸元に広がる。見やればそこには生まれたままの姿、いや最愛のライルのため子を産んで尚己の美貌を磨くために日夜努力している美しきフォルディアの裸体があった。
「むう〜♥遅いぞ我が夫よ♥
余は寂しいと死んでしまうのだぞ?」
まるで兎の様にライルに抱きつき頬擦りするその姿は実に可愛らしい。思わずそのまま押し倒してしまいそうになるが、今はその時ではない。
「すまんな、待たせた。早速だがこれからの事について話をしようと思うのだが……」
「うむ♥その辺りはあのテラスで交わった後でな♥」
魅了の魔法に掛かったかの如き甘えた声音で言う。瞳は潤み呼気は荒く、身体には特有の色香が漂っている。そんな妻にライルは優しくキスをしてやる。それに応えるように舌を差し出し絡めてくる。互いの唾液を交換しあいながら唇を重ねていくうちに段々と息遣いが激しくなる。彼女からは酒の匂いがした。恐らくはワインだろう。ライルが浴場にいる間の寂しさを紛らわすために痛飲したに違いない。そう思うと尚の事フォルディアへの愛おしさが込み上げてくる。
「寂しい思いさせてすまなかったな、フォルディア」
「ふふふ♥解っておるならばよい♥それより早く……の?」
フォルディアの指がそっと触れると甲冑はまるで霞のように消え失せてしまう。それを確認してからライルは再び彼女に口づけする。
「お、お二方!お言葉ながら今はそのような事をしている場合ではござらぬ!」
「がやがやと喧しいのう。ライルに抱かれて欲望を発散したか。この出過ぎものめ!」
フォルディアは指をニンニンにむけると光の輪で彼女を拘束する。女神の加護により魔法が無効化される筈の街だが淫魔王たるフォルディアの力ならば造作もない事だった。
「あうう……返す言葉もございませぬ……」
認める辺りニンニンもなかなか図太い性格をしているようだ。ともかく邪魔者がいなくなったのを幸いにフォルディアはライルをテラスへと誘う。夜風が心地よく吹き抜けている。眼下に見える街の灯りが美しくて幻想的だ。こんな景色を見ながら愛し合うのもまた乙なものであろう。
「さあライルよ、存分に余を抱くがよい♥」
艶やかな笑みを浮かべると彼女は満月と見紛うばかりの美しい尻を見せつけるようにして突き出しながら手摺に手をつく。そして自ら腰を突き出すようにしてライルを受け入れる準備を整える。
ライルはまずその尻たぶやとろり、とした蜜壺に視線を向ける。すると自然と喉が鳴る。フォルディアの色香にあてられたのか興奮を抑える事が出来ない。ソムリエさながらに彼女の秘所から溢れ出る愛液をちろり、と舐めるとそのまま割れ目に顔を埋めてクンニを始める。鼻腔いっぱいに広がる芳しき香り。舌先に触れる感触はねっとりとしていてそれでいて柔らかい。それがまた癖になるような味わい深さがあるのだ。
「んっ……♥ライルぅ♥気持ち良いぞぉ♥もっと奥まで……そなたの舌を余の奥深くにまで入れてくれぇ♥」
そう言ってさらに強く尻を押しつけてくる。まるで愛撫を催促するかの様な仕草にライルは応えるべく、舌を膣内に差し込む。そしてゆっくりと抜き差しを繰り返しつつ、時折クリトリスを軽く噛んでやる。すると魚のように身体を跳ねさせ悦びの声を上げる。
「ほおおっ♥余のオマンコにっ♥余の子宮にっ♥そなたからの愛が流れ込んでくるのわかるぅ♥」
「フォルディア……可愛い俺の妻。お前を愛してるよ」
ライルの言葉にフォルディアは感極まったのか涙を流し始める。それは悲哀から来るものではない。ただひたすらに嬉しく、幸せであったからだ。死角故にフォルディアは魔王として取り繕う必要もなく顔を蕩かせ、ライルからの寵愛に酔う。
「匂いと味が濃くなってきたな。もうイキそうなんだな?」
ライルからの指摘にフォルディアは涙目かつ尻を淫らに振り乱しつつ振り返る。連動して乳房がばるん、とたわんだ。
「に、匂いとは何じゃ……♥せめて香りと呼ばぬかっ♥我が夫であるそなたでなければ灰燼に帰しておるところぞ♥」
そんな憎まれ口を叩くものの既に声音は甘く、瞳は潤みきっていた。
「ふふ、すまんな。あまりに可愛らしいものだからつい、な」
「ふ、ふんっ♥」
素直に謝られるとそれはそれで困ってしまうらしい。照れ隠しなのか更に激しく尻を振るう。そんな姿すら可愛らしくて仕方がない。ライルは再びその柔らかで豊満な尻肉を掴み上げると挿入の構えに入る。
「入れるぞ」
「うむ……♥」
そして一気に突き入れた。
「ひぎぃいいいっ!?♥」
瞬間、フォルディアは背筋を仰け反らせ獣じみた声を上げた。しかしそれも一瞬の事。すぐさま夫の虜となり甘い声を上げ続ける。
「はぁあああっ♥や、やはり凄い♥ライルのちんぽ♥ライルのチンポで余の身体中が満たされていくようじゃああ♥」
「相変わらずの名器だな。だが、今日はいつもより締め付けが強いんじゃないか?」
ライルは笑いながら言う。事実、フォルディアの秘部は普段よりもきつく、そして熱くなっていた。まるで彼の精を搾り取ろうとするかのように絡みついてくる。
「当たり前であろうが♥ライルの愛を感じながら抱かれているのだからのう♥余の肉体が悦んでいるのは当然の事よお♥」
そう言いながら積極的に腰を動かし始める。最初はゆっくりだった動きが段々と早くなり、やがて激しいピストン運動となる。はねあがる彼女の金髪は流星の如く煌めき、そして月明かりを反射して美しい。
「おほっ♥おほおぉおっ♥ライルのチンポ♥いいっ♥ライラとフォルトを産んだ余の子宮に新たな子宝を授けようと膨らんでおるうぅ♥♥♥」
辺境の居城ではなく、温泉宿のテラスである事も忘れてフォルディアは乱れに乱れた。彼女の頭には最早新たな命を孕み産み落とす事しか考えられなかった。ライルもまた彼女の痴態に興奮し射精寸前になっていた。
「そろそろ出すぞ!しっかり受け止めろ!」
「はいっ♥出して♥余の子宮にそなたの子種を注いでくれえぇ♥♥♥」
どくん!と脈打つ感覚と共に熱い奔流が注ぎ込まれる。フォルディアはその刺激に歓喜の叫びをあげ、自らも絶頂を迎える。
「おおぉぉぉぉぉぉ♥♥♥イグゥウウッッ!!!!」
ぶしゃあ、と勢いよく潮を吹き出しながら彼女は果ててしまう。その表情は完全に堕ちきった牝のそれであり、だらしなく開いた口から舌を突き出している。
「しゅ……、ごお……♥ライルの……ライルの精子が余の中を満たしていっておる……♥♥♥」
ぶぴゅ、ぶぽっと下品な音をたてながらも彼女は腰を振り、ライルのペニスから最後の一滴まで絞り出そうとしていた。
「ふぅ……。最高だったぞ、フォルディア……」
「余もじゃ……♥ライルよ……♥」
二人は互いに抱き合い、唇を重ね合わせる。それは愛を確かめる為のものというよりは、互いの唾液を交換しあうような濃厚なもの。舌を絡めあい、吸い付き、歯茎をなぞり、舌を甘噛みしては口内を犯し合う。
「んちゅ……♥ライルぅ……♥もっとぉ……♥もっとそなたのザーメンを余の子宮にぶちまけてくれぬか……♥他ならぬ余の願いじゃ♥」
「解っているさ。まだまだ夜は長いからな」
そう言って再び腰を動かそうとしたその時、コンコンとドアがノックされた。
「……」
ライルの表情が俄に厳しくなる。
睦み合いを邪魔された事もあるが、もう聖教国の方から仕掛けて来たかと判断したためだ。
(それにしては……)
あまり強大な魔力は感じられない。
精々中堅位の冒険者程度の実力だろう。ライルはフォルディアから名残惜しげに離れると扉の向こう側に声をかける。
「騒がしかったか?何分田舎生まれなのでな。マナーに疎いところがあるのだ。許してくれ」
若干謝罪にしては傲慢に聞こえなくもないが向こうの人物は腹を立てることなく、寧ろ楽しそうに言った。
「いえ、お気になさらず。
随分楽しそうな事をしているなあ……と思って♪女の一人旅なんてしていると人肌恋しくなるものですから♥」
どうやら相手は女性らしい。
しかも大分好色というかビッチな臭いがプンプンしてくる。ライルは正直鼻白む。
「申し訳ないが俺は妻以外を抱くつもりはない。お引き取り願おう」
「あら、つれない。でも、そういうの嫌いじゃないわよ♥ねえ、ちょっとだけお話しましょう?『解錠』」
返事を聞く前に女は勝手に部屋の鍵を開けた。そしてそのまま中に入ってくる。
「ぬう……!何奴!?」
未だに拘束中のニンニンは訪問者に対して敵意を向けるが当の本人は何処吹く風でひょい、と跨いで歩く。
フォルディアは下着を纏い、ベッドの上に座っていた。
「あら、綺麗な金髪ね。それに凄い美人さんだこと」
「……誰だ、貴様は?娼婦の押し売りなんぞライルには必要ないぞ?なにせ、余が居るからのう♥」
「おい、フォルディア」
ライルが咎めるように言うが妻は聞かず、むしろ挑発的な笑みを浮かべて言う。
「別に良いではないか。折角の逢瀬の時間を邪魔した罪、この者に償わせてやろうぞ」
ニンニンを拘束した光の輪が訪問者に向かって放たれるが、その全てが彼女に届く前に霧散してしまう。
「へえ、これが淫魔王の力なのね。確かに凄いわ。だけど、私には通用しないみたいね?」
訪問者は銀色のツインテールをふぁさり、とかきあげつつ不敵に笑う。転じてフォルディアはピキッ、と額に青筋が立つ。自身の力が通じぬ事を屈辱と感じているのか、それとも単純に目の前の女を不快に思っているのだろうか。
「貴様、一体何者かと聞いておる!」
「ああ、自己紹介がまだだったわね。私はユール・マアタ。貴方のファン……って所」
「俺のファンだと……?」
ライルは静かに訝しむ。勇者時代の自分を知っている人間など限られている筈なのだが。まして表向きは失踪している事になっているし、何より今の自分は魔人となり髪と肌の色が変化している。それを見抜けるとなると、油断はできない。
「そ。貴方の活躍を見てからずっとファンなの。勿論、今でもね」
「それで、その熱烈なファンがこんな夜更けに何の用だ」
フォルディアやニンニンに危害を加えるというのならば容赦はしないとばかりにライルは睨みつけるがユールは微笑みで応えた。
「うふふ……。英雄色を好むと言うけどライル様は意外に初心ね♥女が男の閨に忍んで来る理由なんて一つしかないでしょう?」
そう言いながら彼女はゆっくりと服を脱ぎ捨てていく。フォルディアに負けず劣らずの豊満な乳房が露になり、下半身もショーツ一枚となる。
彼女の肉体はまさに芸術品と呼ぶに相応しいものだった。程よく鍛えられた肢体、整った顔立ち。その美貌は妖艶さを帯びながらも美しさを失わず、まるで女神のようだ。
「アルテアの手のものか?」
「どうかしら?そういうムードのない事は言わずに楽しみましょう?」
手馴れた様子で彼女はライルに抱きつこうとするがするり、とかわされてしまう。
「俺は別に毒とも薬ともつかないものに手を付ける程飢えてはいない」
「あら、用心深いのね。それとも臆病者なのかしら?ちょっとガッカリだわ」
あからさまに失望したような表情でライルを責めるが、彼は気にも留めていない。しかし、流石にこれ以上は黙って見ているわけにはいかないと思ったのか、フォルディアがライルに話しかける。だが、それは助け舟ではなく火に油を注ぐようなものであった。
「これ!ライルよ!その様な生意気な売女に挑まれて縮み上がるとは何たる情けなさ!特別に余が許すからそこなユールなる小娘をそなたのモノでひいひい言わせてやるが良い!」
フォルディアの言葉にユールはニヤリと笑い、ライルは内心頭を抱える。どうにも魔族というのは貞操観念というものが薄いらしく、彼女もまた例に漏れないらしい。まあ、そんな奔放な性格も含めて愛してしまったのだが。とはいえ、このまま放置してはフォルディアの面子が立たないだろう。
「ふふ♥淫魔王様の許しがなければ不倫もできないヘタレ魔人様に私を満足させる事が出来るかしら?」
自身の裸体を見せつける様に寝釈迦の姿勢をとるユールにライルは嘆息しつつ、無言でベッドに押し倒す。
「きゃっ!もう、いきなり大胆ね♥それとも淫魔王様じゃ物足りなかったのかしら?」
「…………」
「だんまりね。まあいいわ。
私としてはむしろ好都合だしね♪」
二人は唇を重ね、ユールの手がライルのペニスへと伸びしゅこしゅこ、と擦られれば徐々に硬度を増していく。
「んちゅ……♥れろぉ……♥じゅぷ……♥」
舌を差し入れ絡め合いながら互いの唾液を交換しあう。男を悦ばせる為だけの淫らなキスをしながらユールの手は巧みに動き、ライルの股間を弄ぶ。フォルディアのみならず四魔衆や淫魔王城の侵入者を抱いたライルだが初めから自分に女として挑みかかる相手は久々であった。
「ら、ライル様!そのような淫売に心を奪われてはなりませぬ!ニンニンはライル様を信じておりますぞ!」
ニンニンは必死にライルに呼びかけているが、当の本人は気にせず行為を続ける。
「うふふ……♥私の身体に夢中みたいねダーリン?まあ、仕方ないわ。信じてるなんてわざわざ口に出すというのは実は全く信用していない証拠だものね」
「ぐぬう……」
ユールはニンニンを一笑に付すと今度はライルのペニスをその豊かな胸で挟み込む。そして上下に動かして刺激を与える。
「ほーら、おっぱいで挟んであげる♥」
「くっ……」
「ふふ、気持ち良いでしょう?神官様や貴族様もみんなみ〜んな、気持ちいいって夢中になってくれるのよ?ねえ、ダーリン♥私のおっぱい支えて下さる?」
そう言ってパイズリを続けながら空いた手で玉袋を優しく揉む。確かにこの技巧はフォルディアにはないものだ。
「うふふふふ、おちん○んビクビクしてきたわね。それじゃ、次は口でご奉仕してあげようかな?愉しんでね……♥」
そう言うとユールはライルのペニスを口に含み、そのままピストン運動を開始し始めた。
「ぬうぅ……」
フォルディアはライルの様子を爪を噛みながら眺めている。その瞳には自分が許したもののユールに対する嫉妬と不安の色がありありと浮かんでいた。
「はぁむ……♥んっ、んっ、ぢゅぽっ♥んっ♥んっ♥」
激しく卑猥な水音を響かせながらフェラチオを行い、時折亀頭を舐め回す。先走り汁が溢れ出るとそれを飲み込み、再び激しいストロークで責め立てる。
じゅぼっ♥じゅっぼ♥ぶぼぼっ♥
むにむにっ♥むにぃ♥ちゅばちゅぱっ♥ちゅううっ♥
淫靡な音を立てつつ行われるそれはまさしく娼婦の中でも最高級のテクニックだ。勇者時代も数え切れない程の相手を快楽に堕としてきたが、ここまで強烈なものは初めてだった。
「どう、気持ち良いでしょう?」
ユールは勝ち誇ったような顔でライルを見つめるが、ライルはライルでどこか家畜を見るかのような目つきで彼女を見下ろしていた。
「ああ、悪くはない。だが、悪くないだけだ」
「あらあら?こ〜んなにチンポをバキバキにしておいてクールぶっても説得力はないわよダーリン?素直に認めたらどう?」
少し不機嫌な様子で雁首を舌の先端でこそぎ落とすようにしながらユールは再びライルの股間に顔を埋めた。
「さあ、そろそろフィニッシュね♥」
ライルの肉棒は今にも破裂せんばかりに怒張している。それを満足げに見下ろすと彼女はラストスパートをかける。激しく喉奥まで使って吸い上げながら同時に乳房で激しくしごく。
(どうしたユール……。想定より早いではないか)
ライルはユールの痴態を見て興奮した様子だが、彼女の予想に反して彼のペニスは未だ精を放つ気配がない。
「んん……♥んん……♥」
懸命にフェラを行うユールだが一向に射精する様子が見られない。焦りからか彼女の動きが徐々に精密さを欠いたものになっていく。それでもなお、ライルは冷静にその様子を観察していた。
(くっ……!問題ないわ破戒神様!
まだまだライルとの交わりは始まったばかりだもの。貴方の期待を私が裏切った事がありまして?)
(それは……そうだが……)
ユールの心に語りかけるが、返ってきたのは珍しく歯切れの悪い返事であった。だが破戒神の態度はユールにすれば怪我の功名。自尊心を傷付けられた怒りで逆に奮起し、さらに強くペニスを締め付ける。
「ふふっ、まだイカないのね?でも、私は諦めないわ!必ず貴方をイかせてみせる!」
ユールは覚悟を決めるとさらにペースを上げていく。
「んっ♥んんっ♥んんんんんっ♥」
皮肉な事にライルは技巧よりも誠意や愛情といったものを重視するタイプである。故に、ただ欲望をぶつけあうのではなく、相手に尽くされ愛される事で満たされるのだ。故に今のユールの必死なパイフェラ奉仕は彼をじわじわ昂らせていく。
「うぐぅ……!」
ライルの口から声が漏れると同時にユールの口内でライルのペニスが大きく脈動を始める。
「んん!?んんんんんーッ!」
ユールの口内に容赦なく大量の白濁液が流れ込んでくる。濃度も量も一人の男から出されたものとは到底信じられない程だ。
「んっ、こくっ、んん……♥はぁ……♥」
ユールはライルの精を一滴残らず飲み干すとようやく口を離す。
「ふふ、ごちそうさま♪」
そう言って口元についたザーメンをぺロリ、と舐める。その仕草はとても淫らで官能的である。但し内心はその様に振る舞う事で心の平静を保っているのだ。
(何これ……?魔人の精子ってこんなにも魔力も濃度も高いものなの……♥はあ……♥『香り』もすっごく芳醇……ウイスキーを一杯まるまるストレートで飲んだみたいな感じだわ……♥凄い……♥喉と鼻の中が焼ける位に熱い……♥クラクラしちゃう♥)
(ユール!大丈夫なのか!)
心配そうに声をかける破戒神だったが、ユールは、はっと気がついた。しかし、そのユールの感じた疼きと高揚をフォルディアは見逃さない。
「ふっふふふ♪どうじゃ?ライルの精は?そのあたりの男のものなど真水同然になる程に濃厚じゃろう?」
「え、ええ……。確かに……そうね……」
はあ、はあと肩で息をしながら答えるユール。その顔は真っ赤に染まりもじもじ、と内股を擦り合わせている。
「そうであろうそうであろう。そんなライルの精を余は毎夜毎夜、三……いや五回は注がれておるのだ♥羨ましかろう?ふはははは!」
何故か誇張を混じえてまでフォルディアはマウントを取ると、ユールは悔しげに唇を噛むと、自らの行いに動揺した。
(え……今のは!?私……あの女に……嫉妬したの!?)
それは、彼女が味わった事のない感情だった。性豪にして淫蕩。破戒神の使徒にして破戒の勇者である彼女は男を蕩かし、手玉に取り、籠絡する事こそ至上の喜びであり、快楽。それこそがユールの存在意義なのだ。だが、今、ユールは目の前の女にライルを奪われたかのような錯覚を覚え、激しい嫉妬を感じてしまった。それは今までの彼女では考えられないような惰弱な思考だった。
(違う!これはきっと何かの間違いよ!私が、この私が……こんな男に……!)
「あぐうぅっ♥い、いきなり指ぃい♥♥♥」
フォルディアに注視した余りライルからの不意打ちに反応が遅れてしまう。ユールの膣内はすっかり濡れそぼっており、ライルの指を容易く受け入れた。そしてそのままユールのGスポットにライルの太い人差し指と中指があてがわれる。
グチュリ♥
ライルの指がユールの秘所に押し当てられ、激しく振動を始める。容赦も遠慮もない高速スクリューの撹拌はメレンゲさながらにユールの本気汁の泡立たせる。
「ああっ♥ああん♥ひいいいっ♥らめぇ♥やめて♥ああ、ダメェ♥」
ユールの意識が一瞬遠のくが、それを破戒神の声が呼び戻す。
(ユール!ユール!気をやられるな!貴様は私の期待に常に答えてきた勇者だろう!)
はっ、と堕ちかけた意識が覚醒する。そうだ。自分は破戒神の啓示を受けなければ生きている意味も解らず、尊厳や誇りを失い生きたまま死んでいる様な生涯になっただろう。
「ふ……ふふ♥乱暴なのね?クールなくせに意外だわ♥」
ライルの項を撫でながら余裕ぶった笑みを浮かべて見せる。だが、内心は心臓がバクバクと脈打っている。久し振りに感じる不安と期待のせめぎあいはユールを久々に新鮮な気持ちにさせた。
「……いい加減詰まらない小手先の応酬には飽きた。お前の望み通り、本気で相手をしてやる」
「ふふっ♥漸くその気になったみたいねダーリン♥いいわ。来なさい。忘れられない夜にしてあげるから……♥」
そう言ってユールはライルのペニスを握り締めると、自分の割れ目に宛がいゆっくりと腰を落としていく。
「はぁ……♥んんっ♥あ、熱い……♥」
ライルの剛直が侵入してくる感触はユールにとって初めてのものだった。これまで、幾人もの男達と交合してきたが、ここまで熱くて、太く、固いものは初めてだった。しかもそれが自分を貫き、子宮にまで届くのだ。想像以上の存在感に思わず息を飲む。ライルもまた、挿入時の吸着感に息を飲んだ。フォルディアと交わっていなければあっさり果てていたかもしれない。それほどまでにユールの中は名器であった。
「ぐっ……!」
「あ……あぁ……♥」
ユールはライルの上に跨る形で、彼のペニスを受け入れていく。既に二人の結合部からは愛液が滴り落ちており、太腿はびしょ濡れになり腹筋まで湿っていた。
そして、遂に根元まで飲み込んだユールの表情は明らかに悦楽に満ち溢れている。
「あっ……♥ぐうっ……♥ふふ、貴方のが、私の中に入ってるのよ?どう?どんな気分かしら?」
「ああ、気持ちいいな。それは認めよう」
「何ですと!?」
「何じゃと!?」
まさかライルが行きずりの女に対し称賛の言葉を口にするとは思ってもいなかった二人は驚愕の声を上げる。
「ふふ、嬉しいわ……♥もっと私で感じて欲しいわ……♥私で一杯になって欲しいの♥」
「それはお前次第だ」
そう言うとライルは腰を突き上げる。
ズドンッ!ユールの尻肉が波打つほどの強烈な突き上げにユールは目を見開き仰け反る。
「んひいっ♥あ、慌てないで!?
私が、動くから……は、ああ、ああっ♥す、凄い!ライルのが奥にっ!当たってるうぅ!!」
ユールの身体はライルの上で激しく上下に揺れ、その度に彼女の乳房がばるん、ばちん、と音を立てて跳ね回る。しかしユールは完全にライルに屈服したワケではなかった。
「あ、あなた、さっきから好き勝手してくれてるけど……!わ、私はそんなに簡単には……負けないわ!」
ユールの瞳は未だ輝きを失ってはいない。彼女は破戒神の使徒として破戒の勇者としてのプライドをまだ失っていなかった。
「ほう……」
ライルはユールの腰を掴み、感心した様にペニスを突き上げる。ズンッ!
(おほっ!?あ、ああ……!そ、そこぉ♥あ、ああ、ああっ♥良いっ♥良すぎるぅぅ♥)
子宮口を突かれる度、ユールの脳髄に電流が流れる。淫魔王を満たし、数多の女を犯してきた魔人が本気で落としにかかっている。しかしユールも腹に力を込め、膣圧を高め、ライルの射精を促す。ある意味男と女の交わりというよりインファイトに近い状況だった。
「くっ……なかなかやるじゃないか」
「ふふ、あ、当たり前じゃない……♥このアタシがこんな事で、イキ狂ったりなんかしないわ♥はぐっ♥アタシは今まで貴方が物にしてきた女とは違うのよ♥ふう……♥ふう……♥」
ユールの強気な態度は崩れない。それどころか呼吸を整えると竜巻じみた腰の捻りを加え始めた。
「はあっ♥んんっ♥ほおおおっ♥」
腰を回転させるたびに膣内のヒダが絡みつき、亀頭を擦る。螺線を描くように腰を回せばカリ首に引っかかり、竿を締め付ける。まるで熟練の娼婦のような腰使いにライルのペニスも限界を迎える。ユールの本気汁が潤滑油となり蓄圧器の様にライルの睾丸の圧力が高まる。そして、ユールが渾身の力を込めて腰を落とす。
「うぐ……!」
ライルのペニスから限界を超えて高まった精液が放たれ、ユールの子宮を満たす。光線銃の様な一撃にユールも一瞬意識が飛びそうになるが歯を食いしばり何とか屈服を堪えた。
「は、はあ……♥はあ……♥
どうやら私より貴方が先にイッちゃったみたいね?ふふ、これで形勢逆転ね♥貴方も私の中で果てて、私の虜になるといいわ……!」
ユールは勝ち誇っているがフォルディアは余裕綽々といった顔でユールを見ていた。夫のライルが敗れたというのにその表情には焦りの色は無い。
「ふふふ、何も知らぬ小娘が。
ライルの精を受ける意味がまるで解っていないようじゃな?のう、ニンニン?」
「ふふふ、左様でござる。戯れならばいざ知らずライル様が本気で精を放てばどうなるかその身で知るがいいでござるよ」
未だ拘束中のニンニンも覆面の下でユールの過ちを笑う。
(な、何だっていうの?)
ユールには二人の言っている事が理解できない。ライルの精を受けた者は例外なく彼の奴隷となるはずだからだ。だが、その疑問はすぐに氷塊する事になる。
ユールの子宮内膜に焼けた鉄の様にへばりつくライルの精液が徐々に熱を帯びていく。
「えっ!?あ、熱い……!い、一体どうして!?あ、ああ、あああああぁぁぁぁぁ♥♥♥」
ぶしゅっ!ぶしゅう!!と消防隊の水消火器のように噴き出すユールの愛液は潮吹きというよりは尿漏れに近い。子宮が熱くなり、全身に鳥肌が立つ。
「ああっ♥熱いのっ止まらない♥ゾクゾクして……頭が溶けるぅ♥」
「ふふ、そうであろうそうであろう♥ユールとか言ったかの?余興にしてはまあまあ愉しめたぞ?
故に余から褒美をくれてやる。ありがたく受け取るが良い」
フォルディアはユールに寄り添い、下腹部に錐の様に鋭い人差し指を突き刺す。
「あ……が……あ……ひい…」
ユールの口から苦痛の声が洩れるがフォルディアは気にせず、淫紋をユールに刻み込む。
「さあ、望みを声にせよ。ユール・マアタ」
(ああ、ああ、ああっ♥欲しいぃ♥ライルのザーメンがもっと欲しいのぉ♥一滴残らず搾り取ってあげるぅ♥)
ユールの瞳に淫欲の炎が灯る。それは先程までの快楽への渇望ではなく、目の前の男から全てを吸い尽くす為の貪欲な欲求。
「くくく、良い目をするようになったではないか。余の好みじゃ。二度と余とライルに邪魔だてせぬと誓うならライルの孕み奴隷として飼うてやるのを考えてやっても良いぞ?」
(欲しい、チンポ欲しい♥)
(フォルディア様には絶対服従♥)
(ライル様に全てを捧げるのが私の存在理由♥)
顎を擦られると服従を誓う言葉が勝手に飛び出しかけていく。「ほほう、もう堕ちたか。余の見込み通り、そなたは余のお気に入りになりそうじゃ。どれ、もう一度聞く。余とライルに忠誠を誓うか?」
(負けるなユール!貴様は……キミは強い女の子じゃないか!そんな奴等に負けるな!)
破戒神の声がいつものユールを取り戻させる。そうだ、私は破戒の勇者。戒めを破りながら自らに由る者。淫欲に縛られてはいけない。ユールは心を強く持ち、誘惑を振り払う。ばっ、と再戦に持ち込む勢いでライルを押し倒し、騎乗位の姿勢を取る。その顔には媚び諂いは無く、不敵な笑みを浮かべていた。
「まだ、まだよ……!私はまだ負けたわけじゃないわ……!」
「ほう……面白い。ならば今度はお前が攻めてみるがよい。まあ、余を上回る事が出来ればの話じゃがな」
ユールがライルの上で腰を振り、肉棒を擦り上げる。
「くう……ふうっ……私は負けない……!絶対に貴方に勝ってみせるわ!!あぐっ……!何回イカされても……!諦めないんだからっ!!」
ユールの腰の動きが更に激しくなり、ライルのペニスを扱き立てる。
「あっぐううぅ♥♥♥また、またイクッ!」
脳髄が蜂蜜漬けにされたような甘い感覚に意識が飛ぶが、彼女の信念がそうさせるのかあるいは本能によるものなのか腰の振りを止めない。
「うぐ……!」
ある種、勇者であった頃のライルに似通った不屈の精神力を見せる彼女にライルは奇妙なシンパシーを感じていた。
(この女は……俺に似ている。だから惹かれたのか?いや、それだけではない気がする。俺はこいつの魂を気に入っているのだ。だからこそこうして抱いているのだろう)
「ああ……もう……もう……♥」
目は虚ろで口の端からはヨダレが垂れている。ユールの腰が徐々に緩やかに、油が切れた機械のようにぎこちなくなっていく。それでもなお、ユールは必死に膣圧を高め、ペニスを刺激し続ける。
「はぁ……♥はぁ……♥んふぅ……♥」
やがてライルの上に倒れ込み、荒い息を繰り返す。まるで甘えるかのように彼の胸に顔を埋め、身体を預けてくる。
「はあ……♥あふ……♥」
「どうしたユール。もう終わりか?」
ライルはユールの髪をくゆらせ手触りを愉しみつつ、優しく頭を撫でる。ユールの口からは喘ぎ声とも吐息ともつかぬ声が漏れる。そして彼女は小さく呟いた。
「す、少し疲れただけよ……。
待っていなさい……今、イかせてあげるから……」
「そうか。お前はいい女だな」
ぞんざいながらライルはユールの名を覚え、そして褒めた。ユールの顔が赤らみ、ライルの胸板に顔を押し付ける。
(な、何じゃと!?これでは主従や性処理ではなく、恋人同士のようではないか。ライルの顔が余にも見せたことのない優しい表情をしておる……)
ライルにそんな顔をさせているのが自分ではなく、ユールである事にフォルディアには我慢がならなかった。妻として、女として、自分の立場を奪われるのは屈辱的だった。
「ライル!次は余の番じゃ!さあ、早くユールを放すのじゃ!」
「すまないが、それはできない」
ユールを抱き締めたまま、ライルはフォルディアの申し出を拒否する。
恐らく神の軍勢が一斉に彼女に襲いかかろうとしないだろう動揺にフォルディアは焦っていた。
「なっ!?何故じゃ?」
「俺は今、ユールに挑まれている。
フォルディア。君は嘗て俺が挑んだ時、悠然として受け止めてくれたな。だから俺も勇者の挑戦を受け続けなくてはならない」
ライルの言葉にフォルディアの頬が緩む。あの時からライルが自分に恋をしていたのだと知り、歓喜に打ち震える。怒りと嫉妬の火は感情の大波に呑まれるように鎮まり、愛しさだけが残った。
「ならば良かろう。余の伴侶として勇者ユールを退けてみせよ!」
そしてユールはライルに改めて抱かれた。
凌辱でもなければ奉仕でもない。愛する者と睦み合う男女の交わり。溶け合い、混ざり合う混沌の果てにユールは何を見たのか。それは破戒神にも淫魔王にもわからない。ただ、一つ言えるのはユールは魔人と交わりながら屈服しなかったという事だけだ。
「ユール・マアタ。その名前、覚えておく」
「え、ええ……私も覚えておくわ……。
また、会いましょう……ダーリン……」
「余は覚えぬぞ!決して覚えぬからな!ニンニン!城に戻り次第結界をより強化する様にあの者らにしかと伝えるのじゃぞ!こうした時のために奴等めを飼っているのじゃ!」
涙目かつ頬を膨らませてフォルディアはニンニンに下知する。なお一晩経ってもニンニンの拘束は未だに解かれていなかった。
「しかしながら彼らは、某らの命に従いませぬ。何でも『満足してしまうものを作ったらフォルディア様に褒められてしまうではありませんか』と臆面もなく申しておりました」
「何!?敢えて余の不興を買おうと言うのはあのバカ者どもは……」
フォルディアは頭を抱えるしかないが次のライルの一言で憂鬱も煩悶も消し飛ぶ。
「フォルディア、今回の件は悪かったな。埋め合わせ、というワケではないが次は海に行かないか?」
「海じゃと!?」
「ああ、この国に来る前に立ち寄った港町で聞いたんだがな。なんでも、ここから南に行ったところに綺麗な浜辺があるらしい。そこで二人きりで過ごさないか?」
「行くっ!絶対に行くのじゃっ!!」
先程まであった不機嫌など吹き飛び、子供のように目を輝かせる。
「そうか、良かった。それならお前に似合う水着を用意しないとな。何せフォルディアは世界一美しいのだから」
「ライル……!そなたと言う男は余を幸福にする天才じゃのう♪」
ライルに抱きつき、身体を擦り付け、未だに焦点の合わない目でベッドに横たわるユールを見て勝ち誇った笑みを浮かべる。だが、その時の彼女はまだ知らなかった。さらなるトンチキかつハチャメチャな事態が待ち受けているという事を。
破戒神「ユール!がんばえー!」
汚えプリキュアだなあ……。
良かった、脳を破壊された破戒神はいなかったんだ。
ロールケーキパクパク
ヒロインって誰が好き?
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フォルディア
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ユール
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ミアン
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ニンニン
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アクエス
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スレイ