敗北勇者(♂)と淫魔王(♀)のマジカルチンポハーレムライフ 作:ぷうち☆りん
「あ、お久しぶりです!」
ここは王都の教会。マリーはライルに挨拶をする。身なりは前と然程変わらないがそれとなく小綺麗になっていた事にライルは安堵した。
「ああ、暫くだな」
互いに笑い合う様はまるで長らくの友人同士の様にも見えた。
「これライル。余を差し置いて何を楽しそうにしておるのじゃ」
「別にいいじゃないフォルディア。ライルもたまにはそういう顔をするのね?」
彼の後ろには控えめに言っても絶世の美女、傾城傾国とすら言える美しさを持つ女性が居た。
「あ、アルテア様!?」
「違うわ、たわけ。 あの様なものと余を一緒にするでないわ」
たじろぐマリーに対しフォルディアは口を尖らせて不満を露にした。
「あ、それもそうですね!その邪霊そのものといったオーラはアルテア様とは似て非なるものですね……ってええーっ!?」
マリーはぽん、と手を叩いて納得しかけたかと思えば仰天し始めた。
「ねえ、ライル。この子、所謂天然?」
「天然?……良く判らんが、彼女の善性は貴重なものだ」
ライルは遠くを見るような目で語った。フォルディアとアルテア、両方を知っているからこそ判るマリーの度を越した天然に憧憬すら感じていた。
「邪霊よ去れ!」
「余が授けた指輪の力が余に効くかバカモノ!」
「ふええぇ!?いふぁいいふぁい!いふぁいれふう!ほっぺた引っ張らないれえ!」
そしてこのじゃれ合いである。ライル、そしてユールの二人はこのやり取りを苦笑しながら見守っていた。
「まったく、戯れは程々にしろ」
ライルは呆れたように言うが、その表情には僅かな笑みが浮かんでいた。
「所で後ろのお二人はライルの友人ですか
?」
「妻じゃ」
「貴方にはどう見える?」
フォルディアは胸を張り、ユールはライルの肩によりかかりながら問う。どこかマリーを挑発するかの様なユールの態度だが、当のマリーは朗らかな笑顔で返答した。
「とても仲が良さそうで羨ましいです!」
「あ、ああ……そう……」
ユールは毒気を抜かれ、フォルディアに視線を移す。するとフォルディアはユールの珍しい有様にカッカと高らかな笑い声を上げた。
「ふっはははは!なかなか言うのうマリー!」
「え? え?」
マリーは訳もわからず困惑し、ライルに助けを求めるような視線を送るが、彼は肩を竦めて笑うだけであった。
「まあ良い、余はフォルディア。駆け出しの冒険者というヤツじゃ」
「駆け出し……ですか」
明らかに魔力の時点で並の人間では足元にすら及ばぬものであったが、フォルディアは敢えてその様に名乗る。
「私はユール。冒険者と言うより娼婦、かしら?」
ユールは艶やかに笑い、ライルの腕に自らの腕を絡ませる。
「いや、違うだろう」
「一緒みたいなものでしょう?ふふ……」
彼女の流し目はマリーにすら強烈な色香を感じさせるが、マリーにはその言葉の真意が判らなかった。
だがそれもまたライルにとって見慣れた光景であるらしく、一つ溜息を吐いて諦めたかのように説明を始めた。
「ああ……まあ、彼女はこう見えても腕利きの密偵でもある」
「密偵……。何だかカッコいいです!
アレですよね!黒いマントを翻し闇から闇へ……!」
「それは怪盗じゃないかしら……」
「まあ、マリーよ。そなたもヒマであろう?ギルドの依頼とやらを果たしに行くから付き合え。アクエスには余が伝えておく」
「はい!」
(即決!?)
(即決か。相変わらずだな……)
ライルとユールは二人同時に、同じ感想を持った。
ー
「あらあら……貴方達。ここは連れ込み宿じゃないのよ?」
ギルドにて食って掛かってきたのは意外にもごろつきではなく魔術師らしき赤毛のウェーブパーマの女性であった。蠱惑的かつ扇情的な服装、その豊満な肉体は男ならば誰もが目を奪われてしまうであろう。
「貴方の格好で言われても、のう?」
ぎゅむ、と乳合わせ、あるいは押し合いの構えになりながらフォルディアは彼女を睨みつけた。が、彼女は動じないどころか挑発的な笑みを浮かべる。
「うふふ……どうやら痛い目を見ないと判らないようね」
「余にそう言って向かってきたものはみな死にたくない、助けてくださいと哭きながら死んでいったぞ」
一触即発。まさに酸素と水素が反応し合い爆発を起こすかの如く、二人の間の空気が張り詰めた。
「ま、ま、待って下さい!」
まさに水入りと言うべきか二人を宥めるべく動いたのは女魔術師の仲間……いや、付き人と言った方がしっくり来るであろう小柄な少年だ。
「何よクタン。このアジョカ・スカーレットのやる事に文句があるの?」
「そ、そういうワケではありませんが……。ここはギルドです、あまり騒ぎを起こすのは『煉獄の魔女』の異名を持つアジョカ様の威光に傷がつきます」
アジョカと名乗った赤毛の女魔術師にクタンと呼ばれた少年が恐る恐る意見をする。
「フーン……アンタがそう言うならまあ、いいわ。けど勘違いするんじゃないわよ!アンタみたいな不器用チビと組む物好きなんて私位のものなんだから!」
「はい!僕はいつまでもアジョカ様に付いて行きます!」
四人の前で何故かイチャつき始めたアジョカとクタンにマリーは目をキラキラさせ、むふー、と鼻息まで荒くしていた。他者の色恋にはかなり俗っぽい所があるらしい。
「なーにが『煉獄の魔女』じゃ仰々しい。『とろ火の雌犬』とでも改名せい。何じゃその男を誘う様な淫売じみた格好は。ユールでもようせぬぞ」
フォルディアは腹の虫が収まらぬとばかりにアジョカの服装をこき下ろす。序にユールにも飛び火したがそれはともかくアジョカの顔が髪の毛以上に真っ赤になった。
「な、何ですって!!これはマナを効率よく体内に取り込むためにご先祖様から受け継いだ由緒正しいローブなのよ!だいたいアンタの男の鎧は何よ!煤けた真っ黒な鎧だなんて貧相でみみっちいったらありゃしないわ!!きっと中身も貧相なブ男に違いないわねプークスクス」
「なんじゃと!?貴様の魂、煉獄に放り込まれる手間を省いてくれようか!!」
「そんな事はありません!!ライルさんは顔も整っていて器もアレも大きくて立派な素敵な人です!」
ライルにとってある意味公開処刑。
まさに顔から火が出る思いというものか。
兜付の全身鎧を纏っていたのはある意味幸いであった。
「皆さんから慕われているんですね」
「あ、ああ……」
クタンの見上げる眼差しにライルは気恥ずかしさから、そう答えるのが精一杯であった。
「こうなったら勝負よ! 何でも最近廃城に山賊共が住み着いたから退治しろって依頼が来たからその成果で勝負よ!」
「ほう、それは良い。つまり撫で斬りにすれば良いのであろう」
「え、なにそれは」
フォルディアの見せるオリジナル魔王の笑みにアジョカは血の気を引かせる。
「皆殺しは流石にこちらの人数が足りないわ。それに疲れるし」
「皆殺しにする事への抵抗はないんですね……」
さらりとユールが同調するのでクタンはついツッコミを入れる中、マリーが更に畳み掛けた。
「駄目です!無益な殺生はいけません!アルテア様の教えに反します!ですので最も罪深い首領のみを抹殺、晒し首にして一罰百戒と為しましょう!」
「え、ええ〜……この方ホントにシスターなんですかぁ!?」
「すまんなクタン。コイツらはこういう手合だ」
果たしてこの六人パーティーで大丈夫だろうかと一抹の不安が拭い去れないクタンであった。
ー
「ふう……ふう…」
自分の数倍の体積を持つマジックリュックを背負いながらクタンは息を切らしていた。
「ちょっと!私に恥をかかせるつもり!
いつものアンタならそのマジックリュックなんて軽々担げるでしょう!」
「そ、それは……」
クタンは口籠る。アジョカがフォルディアに見栄を張るべく過大にクタンを評しているからだ。
「では私が身体強化の魔法でクタンさんの負担を減らすのは如何でしょうか」
「あ……いえ、その……」
「あら? それよりも頑張ってキャンプ地に到達したら私がいい事してあげるわよ?」
まさしく聖女の笑みでマリーは提案し、
さながら淫魔の笑みでユールはアジョカの死角でフェラ素振りをしながら誘惑する。
「そ、それは……」
クタンも少年から青年に成長途上にある故、たじろぎ返答に窮してしまう。
するとアジョカの機嫌が急激に悪くなった。
「アンタ達……私の……んん!クタンに余計なお節介をするんじゃないわよ!!
下手に楽を覚えてガーダーとしての役目を疎かにするようならこの私が承知しないんだから!!」
「ふむ……ふむふむ。そういう事であったか」
やたら気色ばむアジョカに対してフォルディアは生暖かい目線を向けてニヤニヤと笑う。
「な、なによ……」
「まあまあ、そんなカッカするでない。察するにそなたはクタンの事が……」
「わーっ!!バカーッ!!」
フォルディアが最後まで言い終える前に顔を真っ赤にして絶叫しフォルディアの肩を激しく揺さぶった。
あまりに必死なのでばるんばるんと自分の胸が揺れているにも気づいていない。
「あら? クタン君ってばアジョカの胸がそんなに好きなの?」
「い、いえ!?そ、そういうワケでは!?」
「おっぱいが好きだと言うことは邪霊に支配されていますね!浄化を!」
「そうなんですかあ!?」
なんとも姦しい一同をライルは殿を引き受けながら見守る。
『転移魔法を使えば早いのではないか?』
『勇者であったそなたにしては解っておらぬのう、ライル。そのムダこそが冒険者としての醍醐味ではないか』
フォルディアの諭しを思い出し、ライルは苦笑した。
ー
廃城が見えてきた辺りでキャンプを張り、そこで休息を取る事にした。
と言ってもフォルディアがマジッククラフトで即興のコテージを作ったので準備はあっという間に済んだのだが。
「……デカすぎるでしょ」
「何じゃ?不服があるのか『とろ火の万年発情雌犬』」
「勝手に二つ名を変えるんじゃないわよ!しかも蔑称じゃないのよそれ!
というかこれじゃコテージじゃなくて城塞じゃないのよ!!」
「がやがやと喧しいのう。乳はデカいのに細かい女じゃ」
「う、煩いわね!クタン!どこにいるの!?こんなだだっ広い所じゃおちおち休めないからさっさと出るわよ!こっちに来なさい!」
アジョカはキョロキョロと見回しながらクタンを呼ぶが中々姿を現さない。
一体どこに行ったというのか?
まさか……。
『うふふ♥あんなヒステリーソーサレスなんて見限って私達のパーティーに入らない?これからの時代は追放系じゃなくて見限り系よ〜ん♥(クネクネ~ン)』
『そうですよぉ♥私達のパーティーに毎日邪霊祓いのサバトですよサバト♥(クネクネクネ~ン)』
『そうかな……そうかも……』
二人の誘惑にやすやすと屈するクタンを想像したアジョカは怒り心頭に発した。
(クタンは誰にも渡さない……!あの子は私だけのものよ!!)
「あの小僧ならばライルと訓練場におるぞ。ライルに師事するとはなかなか見どころのある小僧じゃ。この依頼が終わった暁にはあの廃城をくれてやろう」
「は?あ、ああそう!別に?別にクタンの心配なんかしていないわよ!勘違いしないでよね!」
「知らんがな」
ー
「うわあーっ!?」
ライルの槍を受けてクタンは盾ごと吹き飛ばされる。木製の槍で魔導金属の大盾を砕くのだからライルの力量は英雄を超えて人外の領域にあった。
「……すまん。加減を間違えた。立てるか?」
「はいっ!」
しかしクタンの目は死んでいない。
その目の光が示すものは匹夫の勇ではなく、愛する者に殉ずる気概と覚悟を持つ忠勇である。
(戦士とはかくありたいものだ)
ライルは彼の忠勇に感嘆した。
だからこそこうして鍛錬をつけている。
「ではもう一度だ。次は槍ではなくこれでいく」
宣告と共に二本の短刀に持ち替える。
短刀の扱いはニンニンの方が僅かに劣るがそれでも達人級である。
「はい!よろしくお願いします!」
クタンは訓練場にある新たな大盾を構えて再びライルの攻撃に備えようとその途端……。
『プロミネンス・ヴァイパー!』
紅の炎の大蛇がライルに向かって襲い掛かるが短刀の一閃により横腹を切り裂かれた。しかし、その横腹から蝮の伝承そのままに数多の炎の蛇が一斉にライルへと襲い掛かる。その数は凡そ200程度。
が、瞬きの内に短刀の乱れ切りによりその全てを切り払う。
「……なんのつもりだ?」
「なんのつもりもなにも……はっ!
こ、これは!アレよ!アンタのクタンへの特訓のつけ方がぬるいから頭にきてたまたま放った炎の魔法がたまたま間違ってアンタに当たっちゃったのよ!そう!たまたまよ!」
明らかに嘘である。と言っても殺意や謀によるものではないのはライルにはすぐに解った。
「そうか……なら俺も偶然でその魔法の流れ弾に当たったという体で構わん」
「そ、そうよ!他意はないわ!悪かったわね!フンだ!」
「お言葉ですがアジョカ様。過ちを認め謝るならば誠意を見せるべきでは」
「うるっさいわね!だいたいアンタが弱いのが悪いんだからね!どんなに心配したと思ってるのよ!……って違うからね!荷物持ちがいなくなったら困るだけなんだからね! フン!」
あからさまにツンデレ魔女なのでであった。そんなワケでアジョカは顔を真っ赤にしながらクタンに食って掛かるが当のクタンはというと。
「はい……心配かけて申し訳ありませんでした……」
「だ、だから違うって言ってるじゃない!私はアンタなんかどうでも良いのよ!
けど私の目の前で死なれると夢見が悪いのよ!わかってるの!?」
「はい!この命尽きるまでアジョカ様のお側に!」
「だ、だから私は……もうーっ!!」
更に顔を赤くしアジョカは頭から湯気を出す始末であったとさ。
ー
「ほーお。その様なことが訓練場であったのか」
夫婦であるから当然同室。ベッドは一つ。
シャワーを浴び終えたライルをフォルディアは彼をベッドに招きながらその話を聞く。
「何やら過去の俺達を見ている様だったな」
「何を言うか。出会った頃のライルは初々しいくせにどこか枯れた所のある男であったぞ。あのクタンとアジョカとやらはまだまだ哀しみが足りぬ」
「まさかあの二人に何かするつもりか?」
ライルの目が僅かに鋭くなる。フォルディアは淫魔王であるから将来の憂いを断つためにあの少年達に何らかの処置を施す事は充分にありえた。
「まさか。今の余は淫魔王であるが、その前にそなたの妻でありライラとフォルテの母じゃ。人間どもと女神どもが何かせぬ限り余からは何もせぬ」
「そうか。そうあってほしいものだ」
ライルはフォルディアと口づけを交わす。
(まあ、余は何もせぬが……マリーやユールは存外に世話焼きじゃからなあ……。
んっ……ああっ♥♥♥)
ライルの太く、熱く、逞しい肉槍が自らの胎内を深々と貫き、その熱に身悶えしながらフォルディアは夫をより深く愛そうと腰をくねらせる。クタンたちの事など夫との情交の前には些事に過ぎなかった。
「んっ……んんん♥♥♥♥」
腰をくねらせる度にフォルディアの子宮をライルの逞しいペニスがごつごつと責め立てる。一突きごとに彼女の脳髄に快楽の稲妻が走り、その肉襞が彼のモノを離すまいと絡みつく。
(あはあっ♥これっ!この感じじゃっ♥♥)
夫の剛槍に貫かれただけで達しそう
になりながらフォルディアはライルの腰に脚を絡ませ、より深く繋がろうと彼の腰の動きに合わせて自らも腰をくねらせる。その様に夫も彼女の限界が近い事を感じ取ると更に激しく責め立てる。
「あっ♥ああっ♥♥♥イクのか?余の胎内にそなたの愛を注いでくれるのか?♥♥」
「ああ……行くぞ……」
ライルはフォルディアの腰を掴み、彼女の胎内に己の子種を注ぎ込むべく一気にラストスパートをかける。その一突きごとに彼のモノはより硬くなり子宮口を激しくノックする。
(ああっ!来るっ!!余ももう限界じゃ♥♥♥)
「あ、あああっ♥イクッ♥イッてしまうのじゃ♥♥そなたの子種が欲しくて堪らん♥♥早くっ♥余の胎内に注ぎ込んで♥♥♥」
フォルディアの懇願にライルは彼女の子宮口に自らのモノを深く突き立て、唇を吸い合わせながら手をつなぎぶるり、と腰を震わせた。
「んっ♥♥♥」
ライルのペニスがフォルディアの胎内に精を放つ。子宮に注がれるその熱と快楽にフォルディアは絶頂に押し上げられ、甘美な悦びに打ち震えた。最愛のライルの子を孕めるかもしれない。
その期待が彼女をより深い快楽へと誘う。「あ、ああっ♥♥♥」
ライルの精を受け止めながらフォルディアは至福の笑みを浮かべた。
ー
一方その頃……。
「く、ああ……ま、マリーさん……!?
こ、こんな事は……!?」
「ダメです!今の貴方は指輪のお力でも除霊できない強力な色欲の邪霊に取り憑かれているのですから!」
マリーは真剣な顔でクタンのペニスに奉仕していた。クタンのペニスは未完の大器にして将来の英傑たる男に相応しく既に勇士としての片鱗が見え隠れするモノであった。
(そ、そんな事を言われてもマリーさん程の方の裸を見たら誰だって……!!)
クタンはマリーに劣情を催すのは男として当然であると必死に言い訳する。
だが、恐れ多くもアジョカの顔や蠱惑的な肢体が頭の中でちらつく。その自分に弁解するようにクタンはマリーの身体に目線を動かす。聖女と言われても説得力に欠けるサキュバスも慄き飛び去るグラマラスな肢体をまじまじと見つめ、更に喉がカラカラに渇いていくのを感じた。
更にその豊乳は張りがあるのに柔らかい。クタンのペニスを挟み込み慰撫するその胸は、まるで極上の絹のシーツに包まれているかの様な感触。
「だ、駄目……です……!こんな事をしたら……マリーさんまで……!」
クタンは必死に抵抗しようとするも彼の意思とは裏腹にペニスがむくむくと勃起し始めてしまう。
「あ、ああ……」
「大丈夫ですよ。これは除霊のためですからね!」
そう言ってマリーは再び奉仕を再開する。彼女の乳内は母の胎内を思い起こさせる様な温かさと柔らかさはクタンをたちまち快楽の渦へと引き込んでいく。
「だ、だめです……マリーさん!で、出ちゃいます!」
「はい♥」
マリーは更に強く胸を押し込みその谷間から覗く亀頭を口に含んだ。その瞬間にクタンのペニスから勢いよく精液が放たれ、それを口で受け止めながら飲み干していく。
「ん……んっ……」
マリーは嫌な顔一つせずに口をもごもごと動かし尿道に残った精液を吸い上げ更にクタンの睾丸を巧みにその豊乳にてマッサージするや否やクタンの腰ががくがく震える。マリーの奉仕に彼のペニスはあっという間に復活してしまった。
(駄目だ……!これ以上マリーさんを穢しては……いけない!!)
「ごめん!なさいっ!!」
クタンはそう叫ぶとマリーを振り払い、腰を引いた。
「ど、どうなさったのですか!?私でも祓いきれない邪霊がいるだなんて……!?」
「ふざけないで下さい!こんなの……ただのセックスじゃないですか!!」
頭の中はマリーを犯したい気持ちで溢れていたが最後の一線でクタンは踏みとどまった。それほどまでにクタンはアジョカを愛していたのだ。
「私は真面目です!これは邪霊を祓うための神聖な儀式です! クタン様、貴方は今、邪霊に憑かれているのです!」
マリーはクタンのペニスをその豊乳で再び包み込もうとしながら彼の説得を続けようとした。
「だ、だとしても……アジョカ様を裏切るような真似だけはできません!!」
マリーによる肉の快楽を知ってしまってなお拒むのだからその恋慕の情の強さが伺える。
「クタン様……」
その身と心を捧げようと健気に務める聖女に対してあまりにも無礼な振る舞いなのは彼にも解っていた。しかし、今のクタンがアジョカに出来る事は従者としての矜持を捨てずマリーの誘惑を撥ね除ける事だけであった。
ー
「だ、そうよ?良かったわねアジョカ」
「う……あ……ああ♥♥♥」
ユールによる愛撫を受けるアジョカの瞳が淫欲に蕩け、口からは歓喜と快楽の呻きが漏れている。クタンの赤心と誘惑に屈しない意志と、それ故に自らの手で愛する従者を穢したい背徳感でアジョカの心も体もすっかり蕩けてしまっていた。
「クタン君が誠実な男の子で良かったわね♥」
ユールの指が蛇の如く蠢き、アジョカの最も感度の高い淫核を優しく触れるか触れないかの絶妙な力加減で刺激する。その快楽にアジョカは屈してしまう。女同士なのに、いや、女同士だからこそユールの愛撫はより的確で巧みだ。
「んっ……♥んうっ♥♥」
女同士で絡み合う恥ずかしさ、男など比べ物にならない程のテクニックに生娘である筈のアジョカはなす術なく腰をがくがくと震わせる。
「あ♥ひいぃぃぃ♥♥♥」
ぷしゅっ♥とはしたない水音と共にアジョカは潮を噴いてしまった。子宮がぞわぞわと疼き、卵巣がぷくうっ、と大きくなっていくのが解る。
「あらあら♥もう堕ちたみたいね!弱すぎるわねえ、貴女♥もう少しクタンの強さを見習ったらどうなの?」
「う……うるひゃい……♥く、クタン……たすけ……てへぇ……♥♥♥」
快楽に蕩け切った頭で精一杯の憎まれ口を叩くアジョカであったがその顔はすっかり発情した雌そのものとなってしまっている。
「んー♥こーんなに可愛いと私も嫉妬しちゃいそうね!クタン君が夢中になるのも解るわ」
ユールはアジョカの唇を奪い、その舌を彼女の口内にねじ込むと自らの唾液をアジョカへと流し込んだ。
「んぐっ……♥んっ♥♥♥ぷはっ……」
「うふふ♥私の唾液は媚薬に等しい効果があるのよ♥伊達に夢魔とのハーフはしていないって事ね」
ユールの不敵な笑みは見えず、彼女の言葉もアジョカには聞こえない。
何も解らない。気持ちよくなりたいという欲求がアジョカの思考を埋め尽くす。
「あ、ああ……♥♥」
「もうすっかり出来上っちゃって♥それじゃあそろそろ……」
ユールは指先に魔力を集めながらアジョカの淫核を摘まみ上げる。
その瞬間、アジョカは声にならない叫びをあげながら達した。
「ーッ!!♥♥♥♥」
その絶頂の瞬間、ユールの陰核がまるでペニスの様に肥大化し、その割れ目からアジョカの膣穴を穿つべくクチュクチュと
蠢いてアジョカを淫らに誘惑した。
「ーッ♥♥♥♥」
その快楽の凄まじさにアジョカは涎を垂らしながら陶酔し、歯を食い縛る。
(ま、まるで本物のおチンポじゃないの♥だ、ダメよ……私は、ああ……私は……)
腰を浮かせ、ユールの凌辱を何とか凌ぐべくアジョカは最後の抵抗を見せるとユールはにんまりと笑った。
「あらあら、クタン君とじゃないとセックスしたくないのね。貴方は」
「う、うん……。初めてはクタンと……♥」
取り繕う事は出来なかった。そこにはあまりの異才故に里から追い出され、『煉獄の魔女』と恐れられるまでにならねばならなかった彼女の持つ本来の純朴さがあった。
「あらあら。お互いに素直じゃないのね。
正直に言えばいいのに」
「だ、だめ♥だめだめ♥ホントの私を見せてクタンに嫌われたら、もう私、いきていけないよぉっ♥」
「もう♥素直じゃないんだから!」
ユールはアジョカの耳元に口を近づけると耳たぶを甘噛みし、そっと呟いた。
「ありのままの貴方が大好きなクタン君はそんな事で貴方を見捨てたりなんかしないわ」
その言葉は理性が崩壊しかけていたアジョカの胸にすとん、と落ちた。それは彼女の本質……自らの本心を全て肯定されたかのようなその言葉にアジョカの瞳から涙が流れる。
「う……あ……でも……」
「ほら、ご覧なさいな」
「え……?」
まだ逡巡するアジョカの目に映る魔術による映像の投影。
そこではマリーがクタンのペニスをオナホにて扱いていた。
ぴゅっ♥ぴゅっ♥とローション代わりに注がれる母乳によりクタンのペニスは白濁に染められていく。
「はい、これは特別なマジックアイテムですからクタンさんの邪霊も除去できる筈です! さあ!貴方の中にある邪霊を! クタン様の想いを解き放ってください!!」
「は、はい! お、お許し下さいアジョカ様!俺は!俺は初めて貴方にあって救って頂いた時から貴方の事だけを!」
どびゅーっ!!とオナホに猛り狂ったペニスを扱かれたクタンは勢い良く射精した。
その迸る勢いは凄まじく、抑えていたマリーの体にも浴びせられるがクタンはまるで意に介していない。
今の彼はアジョカの幻像を愛して、アジョカを想って射精をしているのだ。
まるで萎えないその剛直はクタンの心そのものが強靭で高潔なものを示す聖槍の様であった。
その様にアジョカはゴクリと生唾を飲む。
「あ、ああ……♥」
(クタンが私の事をこんなに想ってくれてるのに私はなんて馬鹿なことをしていたのだろう)
彼女の糸、いや、枷がぷつりと切れた。
更にマリーがクタンに畳み掛けた。
「邪霊から解き放たれた今のクタンさんならば心からアジョカ様を愛する事ができる筈です!さあ、アジョカさんと心から愛し合い子供を作りなさい! さあ♥早くっ♥」
「あ、アジョカ様!どうか!どうか!俺との子供を産んでくださいっ!」
オナホが見せる幻像を孕ませるかの様にクタンはアジョカの胎内へと自らの子種を発射すべく全霊を込めてピストン運動を始めた。
(ず、ずるい♥クタンの赤ちゃんは私だけが産むのに♥♥)
自らの幻霊に嫉妬するアジョカは自らの尻穴にユールの疑似男根が挿入されていくのを感じた。
「あっ♥や……やめっ♥♥♥」
「何言ってるのよアジョカ!貴方が身ごもった後誰かにクタンを盗られてもいいの?
お尻の穴でも気持ちよくなれればクタンもきっと喜ぶわ♥」
『ああ……アジョカ様の尻穴……。俺のをきつく締め付けて……ああ……イってしまいそうだ』
『やめてぇ♥そんなはしたない所見られたくない♥♥♥』
「あらあら。貴方のいやらしい身体をクタンが知ったらどう思うかしらね」
ユールが作るクタンの幻相手にアジョカは顔を真っ赤にしながら尻穴を締める。その反応にユールは更に興奮し、腰を激しく振り始めた。
『ああっ!アジョカ様のお尻の中気持ちいいですっ!最高ですっ!!もう俺には貴方しか居ないっ!! 愛しています、アジョカ様っ!』
(あんっ♥お、お尻なんかで感じたくないのに何で私こんな声を……。あううっ!♥♥で、でもクタンが喜んでくれる♥わ、私も♥アジョカもクタンの事はだーいすきなのぉ♥♥)
「そうよ!それでいいのよ!もっと気持ち良くなりなさい!」
そう言ってユールは抽送を早めていく。その激しい責めにアジョカは急速に高みへと昇っていくのを感じた。
「あっ♥ああ……来るっ♥何か来ちゃうぅっ!!」
『出しますよ!俺の子供産んでください!!』
その宣告の前にはあらゆる金銀財貨も路端に転がる石コロである事をアジョカは思い知らされた。
「出してっ♥クタンの子供産むから精子いっぱい注いでえっ♥♥」
そのアジョカの返事と共にユールが最奥にて射精した。
『孕め!アジョカ!!』
「ああんっ!!♥♥♥♥♥♥」
尻穴ではなく子宮を灼熱で満たされる錯覚にアジョカも激しく絶頂を迎え、意識を手放した。ユールは満足そうに微笑み、彼女の身体よりペニスを抜き取ると彼女の横に寝転がってアジョカの頬に軽くキスをした。
ー
一方廃城の中では……。
「ひいっ!た、助けてぇ!」
「い、命ばかりは!!」
山賊であろうと死の恐怖には抗えない。
最奥にあった封印を解いた彼らに待っていたのは栄光からもっともかけ離れた惨劇であった。
「ふう……やはり男の血は不味い。
やはり血は生娘の魔道士に限る」
鱈腹殺し、血を飲み、肉を食らった上での放言。封印されていた大悪魔はまさに暴君。彼の前では山賊、ならず者など何の価値もなくただただ屠られるだけの哀れな獲物でしかない。
「な、何でも差し上げます!!お赦しを!!」
命乞いをする山賊の長らしき男に大悪魔はきょとんとした顔をした後、高らかに笑い出した。
「おお!そうか!お前は私に富を貢ぎたいのだな!」
「そ、そうです!貴方が王になればこの国に貴方に逆らう者はいない筈!」
「だろうな。だが俺の国に貴様のような者など必要ない」
「ひっ!」
その言葉に長は失禁してへたり込む。すると大悪魔はその顔を見下しながらこう呟いた。
「愚か者が。嘗ては邪神アダーカを覇を競ったこの大悪魔ブルーマに臣民など必要ない。
全ての生けとし生きる者は皆、俺の餌よ」
大悪魔はそう言うと彼の頭を掴み、魔力を解放した。それはおぞましいほどの力であり、まるで内側から破裂するように長は爆発四散した。
次回ブルーマくん、初エンカがオメガウェポンの巻
補足説明
マリー
相変わらずセックスは邪霊を祓う儀式だと信じている。
しかしフォルディアの指輪で彼女とセックス目当ての不埒な輩はせんの、もとい改心するので問題ない
ヒロインって誰が好き?
-
フォルディア
-
ユール
-
ミアン
-
ニンニン
-
アクエス
-
スレイ