インペルダウン性拷問部門部門長『ナルイト・ホーテンス』 作:栗藤 紅
こまけぇことはいいんだよ。
「くっ……♡ このっ!♡♡」
「お? 逝ったか?」
「逝くわけないでしょ!!」
現在、触手を一本だけ使用して、二人を責めている。
あ、一人につき一本な。
んで、ガフォーの方はクリに吸い付き、内側にビッシリとひだを生やしてやって、まるでブラシで磨くように刺激中。
対してグリンの方は、右の乳首に吸い付いて、同じくブラシで磨くような刺激を与えている。
……ただ、刺激の与え方から分かる様に、反応がいいのはガフォーの方で。
グリンの方は、身を捩ったりはするものの、絶頂に至る様な快楽は受け取ってないらしく。
物凄く恨めしそうに、俺の方を睨みつけている。
それもそうか。
なんせ、
「これからお前らを拷問するが、俺の知りたい情報を喋るって先に約束したどっちかを、約束した時点でそいつだけ拷問を終わりにしてやる」
って伝えておいた。
これで、相手よりも先に情報を吐けば、自分だけは助かる、という認知が二人の間に共有される。
さらに、
「三日間どっちも情報を吐くと約束しなければ、俺としては手の打ちようがない。お前らは解放するよ」
とも続けた。
つまり、二人は三日間さえ耐えれば、晴れて自由の身ということ。
ただ、前述の通りどちらかが先に喋れば、喋ったほうだけが拷問は終わる。
言ってしまえば、相手を裏切り、犠牲にすれば。
自分だけは拷問から逃れることが出来る。
そして、
「俺の責めは全部性的な拷問だ。んで、どっちかが一定回数絶頂したら、相手の責めをキツくする」
最後にこう伝えたのだ。
これで、二人は三日間、情報を喋ると約束せず、さらに、激しくなる責め苦にさえ耐えれば、自由の身に慣れると信じている。
もちろん約束は守るよ? 三日間も耐えられたら、だけどな。
「んひぃっ!!♡♡♡」
「これは逝ったな。カウント進めるか」
クリを吸われ続けているガフォーが仰け反り、太ももを震わせ。
目に涙を浮かべ、半開きの口から涎を垂らしている様子に、グリンが叫ぶ。
「た、耐えろよ!! なんで逝ってんだよ!!」
まぁ、まだ乳首しか責められてないお前はそう言えるよな。
言われてるガフォーからしたらたまったもんじゃないだろうけど。
「うっさい!! これでも頑張ってるわよ!!」
「じゃあ逝くなよ!!」
「無茶言わないで――んんっ!!♡♡♡」
明らかに緩い責めを受けているグリン。
そして、それに対し、理不尽なほどに強い責めのガフォー。
この取引のキモはここ。二人への責めが全く対等ではないという事だ。
片方が絶頂するともう片方が不利益を被る。
そして、これが何度となく繰り返される。
すると、最初は二人で黙秘し、三日間耐えようと考えていた思考が、こんなに自分だけ理不尽な目に合うなら、自分だけでも助かってしまえ、と。
そう考えるようになってしまうのだ。
……別に発案者は俺じゃねぇぞ? 先代の拷問部部門長だ。
「ねぇ!! 休憩!! 休憩させて――っ!!♡♡♡」
「バカ言うな。そんなの、囚人のお前らにあるわけないだろ」
大体、拷問開始からまだ十分と経ってない。
そんなすぐに休憩とかするかよ。
まして、囚人からの提案とかさ。
あと、逝ったの分かってるからな? 誤魔化そうとしても無駄だぞ?
「バカガフォー!! ちゃんと耐えろよ!!」
「じゃああんたもクリを吸われてみなさいよ!!!」
お、もうか。
これをすると、相手にも自分が受けてる責めを味合わせようとし始めるんだが。
思ったより早かったな。経験が浅い分、快楽に慣れてねぇな?
自分の身体が制御不能になっていく恐怖が、正常な思考を奪い始めてるみたいだ。
「もう……無理!!♡♡♡」
「さて、五回絶頂したな。グリンの方の責めを強くするぞ」
あっという間に五回の絶頂を達成。
宣言通り、相手の責めを強めるとするか。
……ふむ、こんなもんか。
「な、なにする気だよ……っ!?」
触手を追加で一本生やすと、動揺するグリン。
そのグリンの股間。割れ目に触手を這わせると。
「や、やめろ!!」
潤滑油となる媚薬入りの粘液を生成し、ゆっくりとグリンの割れ目へと侵入していく。
「んっ♡♡ んっ♡♡ んっ♡♡」
少し入るたびに、声を上げ。
身体を強張らせながら、必死に抵抗してはいるが。
潤滑油纏った俺の触手は、残念ながら止められねぇぞ?
「くはー♡♡ はー♡♡」
あっさりと奥まで到着し、子宮口をタッチして。
乳首だけ刺激され、お預け状態だったマンコに挿入され、待ち望んだ刺激に呆けてしまっているグリン。
あーあ、ガフォーが可愛そうだ。
こんな反応なら、五回の絶頂なんてあっという間に達成しちまうな。
「じゃあ動かすぞ」
と言ってもいきなり激しくするわけじゃなく、マンコの開拓といこう。
今後、どんな風に弄られても、あっさり発情するくらいには開発しとかなくちゃだしな。
まずは、オーソドックスにGスポットの開発といこうか。
「ひぐっ♡♡♡」
触手を操作し、Gスポットを撫でてやると、かなりの反応を見せるグリン。
その様子を見たガフォーが、
「あ、あんた!! 私にあれだけ言ったのにあっさり絶頂したら承知しないわよ!!」
なんて声を上げるが。
「う、うるさい!! 少し黙れ――ッ!!♡♡♡」
もうさっきまでの余裕は微塵もないグリン。
そして、
「ヤバい!♡♡ 無理っ♡♡」
「バカバカバカバカ!!♡♡♡」
ここは双子と言うべきか?
ガフォーもグリンも、一緒のタイミングで絶頂に達した。
……ガフォーは六回目で、グリンは一回目という違いはあるが。
とはいえ、一度絶頂してしまえば、後は堰を切ったように止まらなくなる。
こりゃあ、今回は楽が出来るな、なんて考えつつ。
二人を責め立てるために、触手の操作に集中するのだった。
セルフQ&A
Qナルイトさんの好きな食べ物は?
Aカレーライス(スパイシーなやつ)。
ちなみに嫌いな食べ物はキノコ類。ただ、形状がダメなだけで刻んだりしてあれば食べる。