インペルダウン性拷問部門部門長『ナルイト・ホーテンス』 作:栗藤 紅
え? 何故って?
囚人だろうが拷問とかこつけておっせっせするような連中はまとめて更迭されたからです()
「はっ♡♡ あっ♡♡♡」
部屋に響くルラの嬌声。
「おいおい、もう感じてんのかい?」
「だ――れがっ♡♡ んんっ♡♡」
縛られた体の中で、少しでも動かせる部分を動かして。
自分の体の中に溜まっていく快感を逃がそうとしている。
……まだ準備運動の段階なんだけどな。
「まだ挿入してもないし、乳首にすら触れてないのにそんなんで大丈夫か?」
何事にも準備というものは必要だ。
当然、この性的な拷問においても。
同僚達はいきなり指をアソコに突っ込んだりするが、俺から言わせりゃあそんなのよりもまずはこいつ。
五本に増やした触手で乳房を揉み。
首筋やわき腹、脚の付け根など、性感帯と呼ばれる個所をなぞっていって。
よく言えば恋人とする時の愛撫。
悪く言えば、まぁ拷問の始まりか。
もちろん触手には媚薬効果のある粘液を纏わせているし、それでなぞっているのだから媚薬は確かに身体に付着する。
ただ、付着した瞬間から効果がある様な即効性も、強力性もない。
というか、そういう薬の効果に頼った拷問は著しく正確性が落ちる。
「はっ、早く触ればいいだろっ♡♡」
乳首に触れるかも、という動きで乳輪をなぞり、割れ目に当たるかという動きは寸前で止めて。
分かりやすく焦らしてやれば、既にルラのアソコからは愛液が溢れ。
充血し、分厚くなったビラビラが、物欲しそうにパクパクしている。
見た所使い込んではいないみたいだが、それでも多少は遊んでいたらしい。
まぁ、違法薬物なんて扱ってるしな。
「なんだ、触って欲しいのか?」
「はぁっ!? そんなわけ――んんっ!!♡♡♡」
そんな訳ない、という瞬間に、触手の先端を割り、乳首に吸い付いて。
散々焦らしていた刺激を与えてやれば、ルラは首を仰け反らせて感じてしまう。
だいぶ出来上がってんね。
「あ♡ ……っ!?」
ただ、乳首への刺激は一瞬。
それでも、乳首から触手が離れる瞬間に、名残惜しそうに触手を見たルラは。
自分が触手からの刺激を欲したという事実を自覚し、俺を睨みつけてくる。
いや、そんな睨まれてもな。欲しがったのはお前だし……。
「にしても胸小せぇな」
「うるせぇっ!! ほっとけ!!」
なんとまぁ揉みごたえのない胸だこと。
無いとまでは言わないが、控えめに膨らんだルラのおっぱいは、触手が巻き付けばあっさりと隠れてしまう程度。
当然、柔らかくはあるんだけど揉んでいて楽しいかと言われると……。
まぁ、好きな奴もいるんじゃねぇの?
俺はもう少し大きくて張りがあるおっぱいが好きだけど。
*
『準備運動』を続ける事かれこれ一時間。
まだそれだけしか経っていないのに、ルラはもう荒い熱い息をして。
目にはうっすらと涙が浮かび、顔はすっかり紅潮し。
体温も高くなり、誰がどう見ても発情している状態。
それなのに、クリティカルな部分には一切触れられていないのだから、相当溜まっているのだろう。
「いい加減触ったら?」
なんて、もう懇願に近いような言葉で俺に挑発してくる。
……そうだな、もうそろそろいいか。
「じゃあ、お言葉に甘えさせていただきますかね」
と俺が言うと、ようやく絶頂出来る、と傍から見ても喜んでいる表情になったルラは。
それを俺に確認された途端、表情を引き締め。
「さっさとすれば?」
だとさ。
もう手遅れだっての。
あと、もしかして恋人がするみたく優しく触ってくれると思ってんの?
仮にも拷問なんだけど? これ。
先端を口にした触手三本をルラにけしかけ、それぞれ乳首とクリに吸い付かせ。
「んん゛っ♡♡♡」
待望の刺激を味わってるところ悪いが、こんなもんじゃ終わらねぇぞ?
「んあ゛っ♡♡♡」
三点を強く吸い上げれば、首を仰け反らせ、太ももを震わせ。
ゴポリと白く白濁した愛液を吐き出しながら、一度目の絶頂。
チョロいなぁ。そんなんで今日一日持つのかね……。
「ふぇ?♡♡♡ 今逝った♡♡ 逝ったからぁっ♡♡」
当然のようにルラが逝った程度で責めを止めるわけがなく。
気にせず三つの突起を触手に吸わせていると、ルラから抗議の声が。
「逝った……ねぇ。だから?」
「と、止め――てっ!♡♡」
絶頂の余韻に浸る暇なく。次なる絶頂へと押し上げられ。
首を大きく振り始めるルラ。
「お? なんだ? もうギブアップか?」
それを確認し、予め決めた合図かと確認を取ると、
「はぁっ!? そんなわけっ♡♡ ないぃぃぃっ♡♡♡」
どうやら違ったらしく、首の動きを止めて二度目の絶頂。
人間の身体はさ、快楽に抗う為にはどこかしらを動かさないとダメなように出来てんの。
で、こうして身体を拘束してると、動かせる場所は決まってくるわけで。
一番動かせるのは、首なんよな。
でも、首を動かすとこうしてギブアップと取られる。
だから、首が動くのは意識して止めないといけない。
この意識をして止めるという行為が、より快感を増幅させちまうんだよな。
なにせ、本来動かせるはずの場所を自分の意思で制限しちまう訳だからな。
「簡単に逝き過ぎだろ。あんまり逝くと先々辛いぞ?」
「分かってるわよ!!」
あーあ、もう目に涙が溢れてら。
俺ら男には無い器官だけど、どうもクリを吸われるってのは辛いらしいな?
もちろん、快楽が押し寄せてくるって意味で。
「まぁ、今はたった三本しか触手を使ってないし、少し増やすか」
「へ?」
俺が宣言し、触手の本数を増やして見せると、ルラの表情が明らかな絶望の表情に。
いや、そりゃあお前、たった三本だけの責めが拷問な訳ないじゃねぇかよ。
倍の本数に増えた触手を、増えた分だけ割れ目に集結させ。
「結構遊んでそうだし、三本入るだろ?」
一本一本は指の太さ程度だし、大丈夫だろうとねじ込むと。
「ぎっ!!♡♡♡」
虫の鳴き声みたいな声を出して仰け反るルラ。
と同時に、プシッ! と潮を吹き。
「気に入って貰えたみたいだな」
挿入した三本の触手を、それぞれバラバラにうねらせて。
「なにっ♡♡♡ その動きなにっ♡♡♡」
絶頂の連続で浮き上がる腹筋。
そして、初めて味わう触手からの快楽に混乱するルラ。
触手がちんこにも、指にも勝ってる点の一つとして、文字通り変幻自在な事があげられる。
ちんこはその形状が変わることは無いし、指も関節以外で曲がることはない。
だが、触手はどこからでも曲げられ、形状すら俺の思うがまま。
つまるところ、普段は絶対に責められないような個所を自在に責められるという事。
「まだ始まったばかりだ。これからゆっくり、お前の身体の感じる所を探っていくぞ」
そう宣言すると、四度目の絶頂を迎えたルラは。
これから先に与えられるであろう快楽の量を想像し、早くも絶望していた。
……実際に与えられる快楽の量が、予想の何倍も多い事を知らずに。