インペルダウン性拷問部門部門長『ナルイト・ホーテンス』 作:栗藤 紅
泥棒猫の二回目の射精はどんなことをしてやろうかと考えたが、ふと、一つ思い浮かんだことがある。
「こういうのとか、どうだ?」
そう言って泥棒猫に見せたのは、いくつものくびれがある触手。
やや細身で、既に粘液で妖しく光ってるのだから、これを挿入されることくらいは想像出来るはず。
まぁ、触手から目を逸らして唇を噛んでる時点でお察しだが。
「別に許可とかは取らなくてもいいんだけどな? 色々と初めてだろうから見せただけだし」
そう言って、触手が狙いすますのはもちろんアナル。
細身であり、粘液にコーティングされた俺の触手は、どれだけ括約筋を締めても問題なく挿入っていって。
「やだっ! 気持ち悪いっ!!」
まだ全くと言っていい程尻穴の開拓が進んでいない泥棒猫は、嫌悪感から顔を歪め。
必死に触手を抜こうと腰をフリフリ。
抜けるわけ無いんだけどな?
「さて……と。あったあった、ここだここ」
アナルを進んでいくこと少し。
ちんこを装着するに際し、必ず取り付けられる器官。
本来は男にしか存在せず、その男がその器官を開発すれば、女の様に快楽でのたうち回れるようになると言われている場所。
俗にいう前立腺――だけではなく、精液を生み出すのに必要な他の器官も。
精嚢なんかが代表例。
……どこからそれらを調達しているかは想像に任せるが、一言いえばここは監獄。
しかも、凶悪犯罪者を収容する監獄である、とだけ。
「な、なによ……」
ちなみにこの前立腺に代表される男の性感帯群も、例に漏れずある程度の訓練が無いと快楽と認識できないが。
だったら快楽と認識するまで責めるだけである。
というわけで触手のくびれで前立腺を刺激するよう動かし。
さらには裏精嚢と呼ばれる性感帯も一緒に刺激。
というか、めぼしい所は全部刺激し、どれかで感じるだろ、という投げやり気味の責めを続ける。
すると……、
「な、なに?♡♡♡ なんなのよこれ!?♡♡」
泥棒猫の反応が、明らかに変わった。
さっきまで気持ち良くないだの、気持ち悪いだのずっと吐き捨てていた泥棒猫が。
困惑するような、戸惑うような反応を見せる。
つまり、自分でも理解出来ない感覚に襲われているという事。
後はそれを、男の快楽であると教えてやればいいだけだ。
「やっと感じ始めたか。長かったな」
「な、なにをしたのよ!♡♡」
「男の性感帯でな? そこを開発すると、全身を震わすほどの快楽が長く味わえる場所ってのがあるんだが……」
「まさか……♡♡」
性に敏感だと短い説明で理解してくれるのは助かるね。
あと、理解したって事はそれを快楽だって認めたことになるわけで。
太ももからびっしりと鳥肌を立たせ、全身に脂汗をかき。
小刻みに首を振りながら、
「いや……♡♡ 嫌……っ♡♡」
と呟いてるところ悪いが、メスイキの時間だぜ?
……でも元々メスだしなぁ。
この場合はなんて呼べばいいんだ?
「逝っっ♡♡♡」
なんて考えていたら泥棒猫が絶頂。
ただ、前立腺を弄っての絶頂で、俗にいうドライオーガズム。
つまり、精液は出せていない。
だから、俺は射精するお手伝いをする。
「待って♡♡ 今逝ったの!!♡♡ 怖いくらい大きい絶頂をしたの!!♡♡♡」
ドライオーガズムをきめた瞬間、亀頭の先端を触手に吸われ、そんな事を言う泥棒猫。
あっそ。だから何だ?
「逝く逝く逝く逝く逝く逝く逝く!♡♡ 逝くっ!!♡♡♡」
男の絶頂中に叩きつけられる男の絶頂。
喜べよ。こんなの、男ですら早々味わえねぇぞ?
「約束が違うわ!! 私が絶頂した回数しか逝かせない約束の筈よ!?」
泥棒猫に連続絶頂の味を教えてやると、ニコ・ロビンがそう怒鳴る。
そう怒るなって。お前も快楽が欲しいんだろ? そらよ。
「んひぃっ!!♡♡♡」
子宮口を下から押し上げ、触手を波打たせて大きい刺激を継続的に与え。
アナル側から子宮を押さえ、その衝撃を逃がせないようにしてやって。
クリと乳首を強く吸えば、はいお終い。
絶頂おめでとう。
これで辻褄が合ったな。
「くっ……!」
おろ? 雑に絶頂させられたのが腹立つ感じ?
そんな睨みつけられてもなぁ……。
――そうだ。ろくでもない事を思いついたぞ。
「ひっ!♡♡」
一先ずニコ・ロビンを責めていた触手を回収し、泥棒猫へ。
泥棒猫は、連続絶頂の刺激があまりに強すぎたか、今は脳みそが情報を整理している様子でぐったりしている。
とりあえず萎えかけのちんこに刺激を与え、固さを取り戻させまして。
腕や脚を念入りに触手で固め、万が一にも動けないように致しまして。
「な、なにをする気!?」
その様子で何かされると悟ったらしいニコ・ロビンに聞かれるが、応えてやる道理はないんだよなぁ。
ま、別に構わねぇけど。
「お前ら同じ船に乗ってたクルーなんだし、仲良くしねぇとなと思ってさ」
拘束した泥棒猫を触手で担ぎ、空中を動かして。
ソコへ狙いを定め、ゆっくりと動かしていく。
「まさかっ!? やめなさい!!」
ニコ・ロビンが何か言ってるけど当然無視。
そして、
「やめっ――ひぃっ!♡♡」
「――っ!?♡♡ 何っ!?♡♡♡」
童貞卒業おめでとう。泥棒猫。
仲間のマンコの感触はどうだ? 気持ちいいだろ?