※この作品はR-18です。

インペルダウン性拷問部門部門長『ナルイト・ホーテンス』   作:栗藤 紅

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LEVEL1 快楽地獄

 前にも後ろにも。

 妊娠したと思われる程度には腹が膨れる様に注ぎ込んだ栄養剤兼水分補給薬は、休憩中の間にすっかりと吸収され。

 それに伴い、休憩までは散々絶頂に浸されていたルラも、何とか平常に戻って来られたらしい。

 すっかり拷問前と変わらない目つきで、俺を睨んでくる。

 ただなぁ、

 

「そんな怖い顔するなって。どうせまたアホ面晒してよがり狂うんだからよ」

「誰が!! 二度とあんな醜態晒してたまるか!!」

 

 おーおー、吠えなさる。

 まぁ、無知ってのは気楽でいいねぇ。

 あんな脳みそに刻み込むような快楽が、与えられてる時にしか作用しないと思ってんのかね。

 大体、そうならないための休憩でもあるんだけどな。

 

「じゃあこうしよう。今から十分。俺はお前を本気で責める。――やっぱ五分でいい。で、その間にお前が一度も絶頂しなければ解放しよう」

「そんなの余裕だけど?」

 

 余裕じゃないから俺から提案してるんだけどな。

 

「解放した後は……そうだな。ハンニャバル署長に頼み込んで正義の門を開いて貰って、軍艦も一隻くれてやろう」

 

 俺が提案するたびにどんどん表情が明るくなっていくな。

 知らんのか? 目の前に見えた希望の大きさが大きければ大きい程、その後に来る絶望もデカくなるんだぞ?

 

「その言葉、嘘じゃないでしょうね?」

「天井見てみろ。監視用の電電虫がいるだろ? そこに今の映像も音声も流れてる。俺が約束を反故にすりゃあ、そこで監視中の海兵からの俺の評価は地に落ちる。仮にも部門長なんてやってんだ。部下から評価されなきゃすぐに左遷されちまうよ」

 

 どうせ映像電電虫の向こうでは、また始まったよ、程度にしか思われてないけどな。

 

「じゃあ、始めなさいよ。言っとくけど、私は絶対に絶頂なんてしないからね?」

「その意気だ。まぁ、どうせ無駄だけどな」

 

 そうして、ルラの絶頂ガマン合戦がスタートしたわけだが……。

 

「待って!!♡♡♡ もう無理ぃ♡♡♡」

 

 開始二十秒。一度目の絶頂。

 そして、その絶頂の余韻が引く前に次の絶頂へと押し上げ、今のところ連続絶頂八回目。

 

「まだ一分も経ってないぞ? 絶対に絶頂しないって言ったんだからまだ逝ってないんだろ?」

 

 潮は吹き、全身は痙攣し。

 目には涙、全身の毛穴は開き、鳥肌が立ち、汗をべっとりとかいていて。

 閉じ切れない口からは、涎の線が一筋延びている。

 誰が見ても絶頂している――どころか、絶頂がずっと続いていると分かる状況だが、俺だけはそれが絶頂とは認めてないんだよな。

 

「クリ吸わないで!!♡♡♡ 中っ!♡♡♡ イグっ!!♡♡♡ お尻だめぇぇぇっ!!♡♡♡」

 

 責められる全部で感じ、それぞれの個所で絶頂するルラは、もう自分の口から逝くって言葉を発している。

 にしても、本当に休憩の効果って凄いよな。

 人間の脳は、あらゆる物事を反芻する。

 そうして記憶し、経験として蓄積していくわけなのだが。

 それは、絶頂に対しても同様。

 さっきまでの、今まで感じたことのない絶頂責めを、あの休憩中に脳が反芻し、咀嚼し、飲み込み。

 そして、記憶してしまった。体の奥底に、刻み込んでしまったのだ。

 そうなると、もう二度と忘れることはない。

 与えられる快楽を、記憶に眠る快楽に結び付け。

 本能で受け入れる。それまでは強すぎた快楽も、経験から耐性が出来てしまい。

 本来は絶頂するほどの大きな快楽も、経験から受け取れる。

 そうしてため込める絶頂が増えてしまうと、こうして、限界を超えた絶頂までをも勢い余って受け取ってしまい。

 結果、

 

「死ぬっ♡♡♡ 逝き過ぎて死ぬっっっ♡♡♡」

 

 終わらない、下ろされない絶頂へと上り詰めてしまう。

 

「絶頂したって事でいいのか?」

「してる!!♡♡♡ ずっと逝ってるの!!♡♡♡ だから止めてっ!!♡♡ 触手止めて!!♡♡♡」

「なんで?」

「――っ!?♡♡♡」

 

 俺が絶頂を認めたら触手を止めるなんて約束したか?

 俺は、五分耐えられたら解放するとしか言ってない。

 つまりは、耐えられなかった時点で、お前は逝き続けるだけの肉塊になるんだよ。

 その事を理解した時のルラの絶望顔は凄かったな。

 涙が追加され、この世の終わりのように目を見開いて。

 縋るような目で俺を見ながら、身体を仰け反らせて絶頂したもんな。

 

「止めてやってもいいが、情報と交換だ」

「なに?♡♡♡ 何言えば止めてくれるの?♡♡」

「お前ら海賊団の残党の拠点。あと、薬の出処と、裏に付いてる組織の事」

「――っ♡♡」

 

 流石にこの状況でも全部は欲張り過ぎか。

 じゃあ、

 

「どれか一つでいい。どれか一つ喋ったら、今日は終わりにしてやるぞ?」

 

 妥協案を提示してやる。

 ぶっちゃけ、どれか一つすらも話すまいとしていたルラからしたら、一つですら喋りたくないはずだが。

 

「分かった♡♡ 言う!♡♡ 言うからこれ以上逝かせないで!!♡♡♡」

 

 腰をビクンと浮かせ、絶頂しながら喋ることを約束。

 それで、今の責めがどれほどのものかってのが分かってくるよな。

 ただ、

 

「喋ったら止める。止めて欲しけりゃさっさと喋れ」

「ふぇ?♡♡ 無理!♡♡ ずっと逝ってるから喋れなひっ♡♡♡」

「じゃあこのままだな」

「んひぃぃぃぃぃっ!!♡♡♡」

 

 結局、この後ルラは、

 

「ブリーギル島!!♡♡ そこ拠点!!♡♡♡」

 

 と、息も絶え絶えながら仲間の入る拠点を喋り。

 それを持って、今日の拷問を終了した。

 まぁ、最後に明日の拷問の為の布石として、それまではGスポットしか弄ってなかった触手で、一番奥。

 子宮口まで貫いて、ポルチオの刺激を脳にインプットさせたけどな。

 

「うし、じゃあ今のお前の情報は精査して海軍に共有される。以上を持って今日の拷問は終了。まぁ、明日もあるからゆっくり休め」

 

 部屋から出る前にそう告げると、絶望の顔になってたけど、まさか俺が情報一個引き出してお前を解放すると?

 全部喋らせるに決まってるだろ。遅いか速いかの違いだよ。

 さて、ルラの事は他の看守に任せていいし、飯だ飯。

 携帯食料じゃ腹は膨れねぇ。今日は何食うか……。

 やっぱカレーかな。




セルフQ&A

 Q:触手って粘液出せなくない?

 A:触手とはそういう生き物だぞ。
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