以前の、エトナの一件がきっかけとなったのか、俺の部屋に押し掛ける人数が以前にも増して、増えてきた。
「それが、よりにもよって、この人かぁ!」
「なんだ、文句はあるのか」
目の前にいる人物、その人物の名はラハール。
だが、その見た目は、俺が知っている子供のラハールではなく、女性の姿。
いわば、ラハールちゃんである。
彼女は、いわゆる並行世界の住人の一人であり、もしもラハールが女性だった場合の世界である。
容姿以外は、ほとんど変更点はなく、まさしく魔王である。
「それで、一体、なぜここに」
「別の世界のエトナがお前に仕掛けたと聞いたからな、他に俺様の物に手をつける前にやっておかなければならないと思った」
その一言と共に、既にこれから行われる行為に対して、簡単に予想できた。
「以前までの俺様だったら、この身体は鬱陶しかったが、貴様を手に入れるには丁度良さそうだな」
それと共に弾力たっぷりの爆乳を俺の胸板にグニグニ押しつけながら、ラハールちゃんが耳元でそう囁いてくる。そして俺の股間へと伸ばされてゆく、ラハールちゃんのしなやかな手。
ラハールちゃんはそのまま触れるか触れないかのギリギリのタッチで肉棒に手の平を重ねる。
ガッチリと肉棒を掴むと共に、絶妙な力加減で、もどかしくなるような微妙な快感を何度も送り込んでくる。
「ぐっこれはっ」
「ふふっ、俺様がただの力任せでやると思ったか? こうした事も、今の俺様には容易い」
そのままラハールちゃんは怪しい手つきで俺を弄びつづける。
そのまましなやかな指で肉幹を掴んで固定すると、グニュウ、グニュウと何度も爆乳を押しつけて、亀頭を押し潰してくる。
「うわぁ、あそこの先っぽにおっぱいがグニグニ当たってきているっ!」
敏感な亀頭を襲う柔肉のひしゃげる快感にたまらなくなった俺。
そんな俺に対して、ラハールちゃんはさらに容赦なく、肉棒を包み込む。
柔肉がつぬれてゆく極上の感触にたまらなくなった俺は、つい腰を突き上げてしまった! しかし……。
「ああっ、駄目だ白野、まだイクんじゃないぞ?」
ラハールちゃんは肉棒を掴んだまま、その動きを止めて、甘い声でそう囁く。
「えっ!?」
思わず声を上げる俺だったが、次の瞬間には目の前が真っ暗になった。どうやらラハールちゃんによって視界を奪われているらしい。
さらに俺の口の中に柔らかいものが侵入してきた。それが舌だと気づいた時にはもう遅い。
「んむぅ……ちゅぷ……れるっ……ぢゅるっ……んんっ……」
舌先でチロチロと歯茎を舐められると背筋にゾクッとした感覚が走り抜ける。まるで蛇のように這いまわったかと思うと今度は舌同士を強く絡めてくる。
唾液を流し込まれながら、ねっとりと粘膜同士が絡み合うディープキス。脳髄まで蕩けてしまいそうな快楽に身を震わせながらも必死になって応えようとするのだが。
「ふふっ、良い表情をしているじゃないか白野? そろそろイキたいだろう?」
「それは」
その、調子に乗った顔に対して、俺は何か言ってやりたかったのだけれど、言葉にならない。ただでさえ、さっきから下半身への刺激で頭がどうにかなりそうだというのに。
しかし、彼女はそれすらも見越していたのか、妖艶な笑みを浮かべた。そして。
「ほら、こうすれば気持ちいいだろう?」
そう言うと、彼女は掴んでいた手を離した。当然、支えを失った肉棒をラハールちゃんは、自分の身体へと導いた。
「ちょ!? ま! 待って!!」
慌てて止めようとしたけど、そんなものは無意味だった。
ずぶぶっ!! ぐちゅううう!!!
「~~~ッ!」
一気に根元近くまで飲み込まれた肉棒はあまりの衝撃に一瞬だけ意識を失いかけた。気づけば、いつの間にか彼女の背中に腕を回して抱きついていた。
ラハールちゃんはと言えば、その肉棒から来る快楽に対して、笑みを隠さない様子で獰猛な獣を思わせる双眼になっていた。
「ん……動くぞ?」
ズリュウゥゥゥッ!!! ジュプッ! グチュッグチョッ! ズンッズンッドスッドスンッ!!! ゆっくり引き抜かれては勢いよく突き刺される。ゆっくりとした動きだというのに、彼女の手によって固定されているため、逃げられない。激しいピストン運動によりベッドが激しく軋む音が響く中、徐々に絶頂へと向かっていた。
腰を打ち付けられる度に感じる快感と幸福感。身体も心も満たされている感じがする。このまま果ててしまいたい。そんな気持ちだったのだが、ラハールちゃんはそれを許してくれなかった。
「まさか、この程度でまさか限界なんて、言うなよ」
それと共にラハールちゃんの腰の動きは激しくなり、肉棒も彼女の蜜壺の中で締め付けられる感覚に陥ってしまう。
そして、その快感に我慢できなくなった俺は──
「……んっ! やばいっ……!」
「ぐっ、ほら、出せっ、お前の精液を、俺様の中にたっぷりとなぁ」
どくんと脈打ちながら大量の精液は、そのままラハールちゃんの膣内を汚すように流れていく。
「ふぁ……あちゅいぃ……♪」
「らっラハールちゃん?」
「くくっ、まだまだ終わらないぞ」
繋がったままの状態で向かい合う。
「えっと、それは」
「まさか。まだまだやりたいからなぁ」
ラハールちゃんの一言と共に、再び行為が行われていく。