※この作品はR-18です。

狐蔵乃様のドスケベ超能力   作:聖夜竜

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対決!闇のゲーム! ★(イシズ・イシュタール、ブラック・マジシャン・ガール)

 

 イシズを捕獲して数時間後……グールズの首領であるマリクは快楽堕ちしたイシズを地下アジトの拷問部屋へと監禁し、罰ゲームと称して徹底的に淫乱調教していた。そして……

 

 ぱちんっ! ばちんっ! ぱんっぱんっ!

 

 薄暗い部屋に卑猥な音が響く中、イシズはマリクが新たに召喚したと思わしき自慰用のディルドを尻穴に挿入し、騎乗位の格好で激しく腰を振って喘いでいた。既に彼女の股間からは大量の愛液が溢れ出し、床に大きな水溜りを作っている。

 

 

【挿絵表示】

 

 

「あっ♡ あぁんっ♡ だめですっ♡ このサイズでは足りないぃ……♡ もっとぉ……お願いマリクぅ、もっと太くて硬い、わたくしの尻穴を穿り出す“あのおちんぽ”で強くパンパン突いてくだしゃぁい♡」

 

 涎塗れの舌を突き出しながら、彼女は自ら腰を振り続ける。あれから疲労困憊で気絶してしまったイシズは、目覚めた時にこの拷問部屋に監禁されていた。

 

 マリクや他のレアハンター達の姿は見当たらず、代わりに置いてあったのは平均的なサイズであるピンク色のディルドだった。

 

 最初は放置されている事に困惑したものの、次第に身体の奥底から沸き上がる淫らな欲求に耐え切れなくなったイシズは、囚われの身であるにも関わらず自分で自分を慰め始めたのだ。

 

 しかしそれでもディルド程度の刺激では満たされず、ついには彼女が唯一知っている狐蔵乃の男根を求めて媚びるように勝手に懇願し始めた。

 

「はぁ、はぁっ……だめなのですっ……! こんな事をしたらわたくしはもう戻れないのですっ……! でも、あぁんっ……♡ どうしてもエッチな腰振り我慢できないのぉ……♡ ごめんなさい狐蔵乃さまぁ♡ わたくし……貴方と会えない間にスケベな淫乱女になってしまいましたぁ……♡」

 

 涙を浮かべながら謝罪の言葉を口にするイシズだったが、その表情にはどこか嬉しそうな感情が見え隠れしている。イシズはまだマリクの肉棒を知らない為、与えられた性処理用のディルドを狐蔵乃の分身に見立てていた。

 

 息遣いを荒くさせながら一心不乱に物足りないサイズ感のディルドを使ったピストン運動を繰り返すイシズの尻穴からは、時折ぶぴゅっと下品な音を立てて腸液が噴き出している。

 

「だめぇっ……♡ やっぱり狐蔵乃さまの“あのおっきぃおちんぽ”じゃなきゃ満足できません……♡ こんなの生殺しです……あぁん早くぅ……早く助けに来て、どうかわたくしをこんなところから連れ去ってぇ……♡」

 

 絶頂寸前まで昂った身体を持て余しながらも、彼女はひたすら待ち続けた。自分が最も信頼を置く醜悪なブサイク顔のキモデブ少年が助けに来ると信じて……

 

 

 

 

 

 ──さて、話は変わってマリクが部下のリシドから預かった2枚のレアカードがある。

 

 『ブラック・マジシャン・ガール』と『青眼の白龍』──どちらも元々は武藤遊戯からデュエルモンスターズの精霊がカードに宿っているかもしれないという事で、個人的な調査の為にイシズが遊戯から預かったものだ。

 

 しかし昨夜、イシズが宿泊先のホテルに備えられたお風呂場で別れて間もない狐蔵乃から受けた執拗なる尻穴開発を忘れられずにいた。

 

 リシドが同じホテルの部屋に居るという状況で、無防備にも身に纏っていた白い布を脱ぎ捨てて全裸になったイシズはシャワーヘッドを股下に押し当て、狐蔵乃との性行為を思い出しながらシャワーオナニーを始めたのだ。

 

 その間、リシドは微かに聞こえて来るシャワーの水音やイシズの淫らな喘ぎ声に終始ドキドキしながら、彼女の着ていた白い布の中から“3枚のカード”を盗み出し、それをすぐさまマリクの下へと届けていた。

 

 そして深夜遅く、マリクはリシドにこのカードの入手方法を聞き出していたのだが……どうもイシズが遊戯の自宅に出向いて何やら話し込み、2枚のカードをどういう訳か彼女に預けた──というところまでは分かった。

 

 そこでマリクは考える。このカードはイシズや遊戯にとっても重要なカードであり、ともすれば必ず取り返しに来るに違いない。

 

 それ故にマリクはこのカードを自分の手元に置いておきたいと考えた。マリクが集めている残る神のカードである『オベリスクの巨神兵』をイシズから手に入れられたのは非常に大きな収穫だが、それ以上にイシズとの繋がりを保つ事の方が重要だと判断したからだ。

 

 ……だからこそマリクは次なる一手を考えた。イシズ達が近いうちに自分からこのカード達を取り返そうと必死になって動くだろう事を予測して、マリクは先に巧妙な罠を仕込んでおく事にした。

 

 そして……真夜中のグールズ地下アジトでは、首領のマリクが千年ロッドの力を使って早速1枚目のカードを実体化させ、その使い道を考えていた。

 

 まずは遊戯の大切なカードである『ブラック・マジシャン・ガール』を目の前に召喚すると、なんと彼女は驚いた事に自らを慰めているではないか。

 

 頬を赤らめ、唾液を垂らし、舌を突き出し、切なげな吐息を漏らすデュエルモンスターズ界屈指の美少女である色白の金髪ロングヘアーの彼女はマリクが千年ロッドの力を使って強制的に召喚した事にさえも気付いていないようだ。

 

 そんな彼女の無防備全開な大胆過ぎる痴態を見て、マリクは思わず舌舐めずりをしながら自身の股間を熱く膨らませる。

 

 恐らく今まではずっとデュエル中以外カードの中に封印された状態だった為に、呼び出された彼女本人もこの場が現実世界だと気付かなかったのだろう……だとしたら好都合だ。

 

 マリクは暗闇に身を潜め、しばらく『ブラック・マジシャン・ガール』の気持ち良さそうなオナニー姿を覗き見する事にした。そして……

 

「あっ♡ あぁっ♡ だめっ♡ だめぇっ♡ イクッ♡ イッちゃいますっ♡ ああぁぁぁぁぁぁっ♡」

 

 ぷしゃぁぁぁっ! びくんっ! びくびくっ! びくっ! ぷぴゅっ……ぷしっ!

 

 何も知らない彼女が絶頂を迎えると同時に、下品なアヘ顔を晒した彼女は身体を大きく仰け反らせて股間を痙攣させると、まるで小便でも漏らすかのように愛液を勢い良く大量に噴き散らして床を濡らす。

 

 

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「はぁっ……はぁっ……♡ あぁん、マスター……あのすごい反り返り具合と、噎せ返るほど酷い悪臭を放つチンカスだらけのぶっといおちんちんが、ずーっと私の頭から消えてくれないのぉ……♡」

 

 最早彼女にとっては毎日の習慣にまでなってしまったセルフ調教を終え、すっかり蕩けた雌の表情を浮かべる『ブラック・マジシャン・ガール』だったが、その明るいグリーンの瞳の奥には僅かに不安の色が浮かんでいる。

 

 どうやら彼女は自分のカードがマスターである遊戯の下からイシズのところへと一時的に移された事は把握しているらしい。

 

 そしてカードの中に長らく封じ込められている自分を親愛なるマスター遊戯の居場所から引き離したイシズの身に、何か異変があった事くらいは薄々と察している様子……

 

「はぁ……はぁっ……やだ、私ったら……今日も大好きなマスターじゃなくて、“あんなヤツ”のおちんちんを自分のマスターだと想って気持ち良くエッチしちゃってた……♡」

 

 彼女は無意識のうちに愛する遊戯の事ではなく、つい最近知り合ったばかりの狐蔵乃の事を想いながら自らの秘部を弄り始めてしまう。

 

「あぁんっ♡ だめっ♡ だめぇ♡ こんなのおかしい……っ♡ 私はマスターだけのモノなのに……あの女の子泣かせの逞しいおちんちんが忘れられない……っ♡」

 

 自分で愛液垂れ流す蜜壺をぐちゅぐちゅと卑猥に搔き回しながら、彼女は次第にその動きを激しくしていく。

 

 最早『ブラック・マジシャン・ガール』の中から大好きなマスター遊戯の存在は消え去り、代わりに大嫌いなはずの狐蔵乃の醜悪な男根の虜になっていた。

 

「んはぁぁん……っ♡ こんなのいけないのにぃ……でも、あぁんもっとぉ……♡ “アイツ”のおっきくて硬い極太おちんちんで私も杏子ちゃんやミホちゃん達と一緒にぃ、大好きな変態寝取られマスターの見ている目の前で女の子みんな仲良く孕みたがりのスケベおまんこパンパン穿られたいよぉ……っ♡」

 

 自分の意思で実体化出来ないカードの中からずっと遊戯の自宅で毎日行われる淫らな寝取られ会合を覗き見て、いつしか自身も完全に狐蔵乃の肉棒に魅了されてしまったらしい。

 

 脳内で大嫌いな狐蔵乃に無理やり犯されている卑猥な妄想に耽りながら腰を気持ち良く振っていると、突然背後から何者かの気配を感じ取る。

 

 オナニーの最中ながらハッとした彼女が慌てて振り返ると、そこには紫色のローブを身に纏うマリクが立っていた。

 

「はぁ、はぁっ……えっ!? な、なに!? あなた誰……!? いつの間に……っ!」

 

「フフ……お前の痴態は全て見せてもらったよ、ブラック・マジシャン・ガール……実に愉快な見世物だったね?」

 

「っ……!!」

 

 マリクのニヤついた言葉を聞いた瞬間、彼女はぼんッと頭から湯気が噴き出るほどに真っ赤になってしまう。

 

 まさか自分が遊戯ではなく狐蔵乃とのエッチを考えながら妄想オナニーしている最中に、その様子をこっそり覗かれていたなんて……

 

 突然の出来事に羞恥心で全身が震え上がるほどに恥ずかしくなったが、それでも彼女は何とか必死に平静を装いながらマリクに向かって強気な言葉を返す。

 

 

【挿絵表示】

 

 

「あ、あなたには関係無いわ……ッ! それよりも、ここは一体どこなの!? デュエル中でもないのに、こんな夜中に休んでいた私を呼び出すなんて……ッ!」

 

 そう言って警戒する彼女の恥ずかしがる様子を見て、マリクはクククと笑みを零す。どうやら彼女は自分が今置かれている状況が分かっていないらしい……まぁ無理もない。

 

 何しろこの地下室に連れて来られた時点で、既に彼女に逃げ場など無いのだから……

 

「休んでた? ハッ! よく言うよ……さっきまで自分が召喚された事にすら気付かずに気持ち良さそうに無我夢中でオナニーしてたくせにさ」

 

「っ……そ、それは……っ!」

 

 マリクに図星を突かれた『ブラック・マジシャン・ガール』は思わず赤面して口籠ってしまう。しかしすぐに気を取り直すと、彼女は自分を呼び出したマリクをキッと睨み付けて言い放つ。

 

「な、何が目的かは分からないけど、早く私を元の場所に戻して……っ!」

 

「へぇ、いいのかい? ここでスケベにオナニーしてたところをボクに見られちゃったんだよ……? お前はもう立派な変態魔術師だよ。カードの中に閉じ込められている間も持ち主以外の男に欲情して、しかもその男の事が大好きになっちゃうような最低のド淫乱女なんだ……それが持ち主の遊戯にバレたらどうなるかなぁ……?」

 

 マリクのその一言に、『ブラック・マジシャン・ガール』は一瞬にして青ざめた。

 

 いくら自分がカードに宿りしデュエルモンスターズの精霊とはいえ、今の自分はどういう訳かマリクの持つ千年ロッドの邪悪な力で実体化しており、更にはイシズや遊戯が居る場所から連れ去られているのだから……

 

「わ、分かった……っ! 分かったから……お願い、それ以上言わないで……っ!」

 

「フフ、ならボクの質問に素直に答えるんだ。と、その前に……まずはお前をここに連れてきた理由だが、このカードを取り返そうとして来るお前の主人達を逆に罠に掛けて捕まえる為さ。その為にはボクの手元にあるこの2枚のレアカードがどうしても必要になったんでね」

 

 マリクはそう言いつつ、ローブの懐から2枚のカードを取り出す。

 

「っ……! 『青眼の白龍』と『ブラック・マジシャン・ガール』のカード……どうしてあなたがそれを……っ!?」

 

 驚愕した様子の彼女に対し、マリクは得意げな顔をしながら話を続ける。

 

「おっと! その前にボクの質問に答えて貰おうか……断ればその場でどちらかのカードを破り捨てるかもしれないね」

 

「……っ! このっ、卑怯者……!」

 

 マリクの脅迫を聞いて『ブラック・マジシャン・ガール』は苦虫でも噛み潰したかのような渋い表情を浮かべる。

 

 しかし自身の本体であるカードがああしてあちら側に渡ってしまった以上は仕方がない……今は大人しくマリクの言う事に従うしかなかった。

 

「っ……それで、私に聞きたい事っていうのは何……?」

 

「なに、簡単な事さ。これからボクはお前のマスターであるあの武藤遊戯という、弱虫デュエリストを徹底的に痛めつけるつもりだ。その時に邪魔されないように、遊戯のモンスターであるお前にはちょっとした仕掛けを施しておこうと思ってね……」

 

「なっ……! なんですって……っ!?」

 

 予想だにしなかったマリクの言葉に『ブラック・マジシャン・ガール』は愕然とした。

 

「ふ、ふざけないでっ! ちょっと訳あって塞ぎ込んでるマスターに手を出すなんて……そんなの絶対に許さない……っ!」

 

「おいおい、さっきまであんなに可愛らしいオナニー姿を見せてたくせに、まだそんな生意気な態度を取るのか……? それに忘れていないだろうな? お前はこのカードの精霊であると同時に、今はボクの所有物でもあるんだぞ?」

 

 そう言ってマリクは千年ロッドをチラつかせて『ブラック・マジシャン・ガール』を脅すと、彼女は悔しそうな表情を浮かべながら押し黙る。

 

 そしてしばらく俯いたまま何かを考えていた様子の彼女は、やがて観念したように呟く。

 

「……分かったわ。マスターには手を出さないと約束してくれるのであれば、あなたの好きにすれば良いわ……! その代わり、もしマスターに危害を加えたらその時は容赦しないから……!」

 

 自分の大切なカードを人質に取られ、最早どうしようもなくなった彼女は諦めた様子でマリクの要求を受け入れる。するとマリクは不敵な笑みを浮かべ、大きく膨らんだズボンのテント張りをわざとらしく見せ付ける。

 

「フフ、契約成立だ。心配しなくてもちゃんと“その時には”お前にもたっぷり遊戯を相手に楽しませてやるよ……ただし、その時はもう既にボクの性奴隷になっているだろうけどね!」

 

「っ……!」

 

 マリクが告げた次の瞬間、彼女の視界が暗闇に包まれ、身体の自由が完全に奪われてしまう。

 

 ……どうやらマリクが千年ロッドの力で操っているらしい。

 

「フフフ、ゲームの時間だ。遊戯がこのアジトに辿り着くまでまだたっぷりと時間はある。それまでお前を存分に辱めてあげるよ……!」

 

「なっ、何を……っ!?」

 

 マリクの言葉に『ブラック・マジシャン・ガール』は不安を隠せない。彼の言うゲームというのが、言葉通りの単純な遊びではない事は明白だったからだ。

 

「ルールは簡単さ。ボクとお前、お互いにライフポイントを4000ずつ与え合う。そして先に相手のライフを全て削り切った方の勝ち……どうだい? デュエルモンスターズの精霊なら最も理解しやすいシンプルなバトルルールだろう?」

 

「っ……それ、本当にデュエルの勝負なんでしょうね……?」

 

 マリクの問い掛けに彼女は警戒しながら尋ねる。確かにデュエルの勝敗を決めるのにライフポイント制は一番分かりやすい方法ではあるが、マリクが執り行う闇のゲームでは命懸けの危険なバトルが行われる。

 

「ハハッ、もちろんボクはデュエリストらしくデュエルモンスターズのカードを使って戦うとも。ただし、モンスターのお前には戦う為のカードデッキがない……よって、ボクとのゲームではお前自身がプレイヤーとなってボクの使うカードと戦ってもらう。どうだい?」

 

 そう言ってマリクはローブの懐から2枚のカードを改めて取り出して見せる。

 

「ボクとのゲームに勝てれば、この2枚のカードはアンティとしてお前に返してあげよう。ただし……負けた時はボクの持つ千年ロッドの力で、お前ともう1枚の精霊をボクの忠実な下僕に相応しい闇堕ちしたモンスターの姿に書き換えてあげるよ!」

 

 マリクとの闇のゲーム……一体どんな恐ろしい目に遭わされるかは分からないが、このまま何もしなければ自分とカードの中に眠るもう一人の“彼女”は、いずれマリクの手によって自分達のカードから引き離されてしまう。

 

 それだけはどうしても避けなければならない……彼女は覚悟を決めた。例え自分や仲間がもう二度とカードに戻れなくなるような恐ろしい目に遭っても、それでも大切な存在を守る為には戦わなければならない。

 

 それがデュエルモンスターズのカードに宿りし伝説の魔術師マハードを師匠に持つ弟子の魂を持つ者──『ブラック・マジシャン・ガール』もとい『見習い魔術師マナ』の使命なのだ。

 

 そうして彼女は心の中で決意を固めると、マリクに向かって力強く宣言する。その明るいグリーンの瞳には確かな闘志が燃えていた。

 

「……良いわ! その勝負、受けて立つッ! 私が勝ったら、あなたの持つそのカード達は必ず返してもらうわ!」

 

「フフ、いいねぇ……! そうこなくっちゃ面白くないよ……! ボクの名前はマリク、マリク・イシュタールだ……さぁ魔術師の小娘ちゃん、楽しいゲームを始めるとしようか!」

 

 こうしてマリクと『ブラック・マジシャン・ガール』による闇のゲームが幕を開けた。

 

 お互いのライフポイントは共に4000からスタートし、デュエリストであるマリクは手札を5枚デッキから引き、『ブラック・マジシャン・ガール』は代わりに自身の召喚条件を無視された状態で闇のフィールド上に攻撃表示で強制的に実体化させられる。

 

「お前がボクに勝つには2回──そう、“たった2回”ダイレクトアタックを宣言するだけでいい。更にハンデとしてボクは普段使ってる『オシリスの天空竜』デッキや『ラーの翼神竜』デッキとは違う、趣味で組んだ拷問処刑用のお楽しみデッキを使わせてもらうよ」

 

「っ……ふ、ふんッ! 随分と余裕みたいだけど、後になって後悔しても知らないわよ……?」

 

「フフフ……さぁ、ボクの先攻からゲームスタートだ。精々頑張ってボクに一矢報いるんだね……!」

 

 マリクの挑発的な態度に『ブラック・マジシャン・ガール』はムッとした表情を浮かべるが、すぐに気を取り直すと自身が武器として愛用する魔術師の杖をぎゅっと握り締めて構える。

 

 するとその直後、突然の眩い光と共にマリクと二人で具現化した邪悪な暗闇の中へと吸い込まれていく。同時にマリクの手元にあったはずの千年ロッドも忽然と姿を消し、彼が手札として持っていたはずのカード達もいつの間にか無くなっていた。

 

「えっ……!? ちょ、ちょっと何これ……っ!?」

 

「フフ、これからお前はボクの持つ様々なカードによって恥ずかしい性的攻撃を受け続ける事になるんだよ……! さぁ、ボクのターンだ。ドロー! まずは永続魔法『スライム増殖炉』を発動!」

 

「っ……!?」

 

 マリクの発動した魔法カードを見て、彼女の顔が一気に青ざめる。この『スライム増殖炉』は自分のスタンバイフェイズ毎に『スライムモンスタートークン』を1体フィールド上に特殊召喚する効果を持つ厄介なカードだ。

 

 しかもこのルールにおいては……

 

「ちょっ、ちょっと待って! 私はターン中に1回までしか攻撃出来ないのに、そんなカードを出すなんて卑怯じゃないの……っ!」

 

「卑怯だって? おいおい、何を言ってるんだ? これはお前が得意とするデュエルじゃなくて、あくまで闇のゲームなんだよ? つまり、このカードの効果だって必ずしもデュエルモンスターズのテキスト通りじゃないって事さ……!」

 

「っ……!」

 

 マリクの言う事は決して間違ってはいない。しかし、それでも彼女は納得出来なかった。

 

「さ、最初からこれが狙いだったのね……!? 勝ち目のない戦いで私を辱め、苦しめ、絶望させて、精神的に追い込んでから叩き潰すんでしょう!? このクズ、サイテー男!」

 

「フフ……何を言っても無駄さ! 闇のゲームは既に始まっている! それにだ……ボクは1回ずつしか攻撃出来ないお前にただ恥を掻かせるだけの為にこのカードを使った訳じゃないよ。お前に拷問処刑用の『スライム』の恐ろしさを教えてあげる為さ……!」

 

 そう言うとマリクは暗闇の中から新たに1枚のカードを発動させる。

 

「更にボクは『リバイバルスライム』を攻撃表示で召喚!」

 

 マリクが繰り出したのは、青いゼリー状の身体をした気持ちの悪いモンスターだ。レベルやステータスこそ低い下級モンスターだが、このカードには恐るべき特殊能力が秘められている。

 

 マリクが召喚宣言を終えると、円形の魔法陣から勢い良く飛び出した『リバイバルスライム』がうねうねと身体を揺らしながらその場に蠢く。

 

「更にボクは1枚のカードを伏せ、ターンエンドだ。さぁ、お前の番だよ……!」

 

「くぅ……っ!」

 

 マリクの自信満々な様子から察するに、恐らくあのモンスターには何かとんでもない能力があるに違いない。もし仮に今ここで自分がマリクに攻撃を仕掛けても、返り討ちに遭ってしまう可能性が高いだろう。

 

 ……ならばここは一旦、表示形式を攻撃から守備に変更して様子見に徹した方が良いかもしれない。

 

 しかしマリクはそれを先読みしていたのか、冷や汗を流して無意識に膝を折ろうとする『ブラック・マジシャン・ガール』にすかさず声を掛けてくる。

 

「おっと、まだ防御姿勢を取るのは早いんじゃないか? 持ち主だったマスターに似たのか知らないけど……そんな消極的なプレイングだと、あっという間に敗北してしまうよ?」

 

「っ……!」

 

「それとも、お前は1枚の伏せカードにビビっちまう臆病魔術師なのかなぁ!?」

 

 マリクのわざとらしい挑発的な言葉にハッとなった『ブラック・マジシャン・ガール』は慌てて体勢を立て直すと、自らの武器である可愛らしいデザインの杖をしっかりと握り締めて戦闘態勢に入る。

 

 そしてそのままマリクに先制攻撃を掛けるべく、足裏を爆発させて一気に敵陣へと飛び掛かる。

 

「っ……私の攻撃、『黒・魔・導・爆・裂・破(ブラック・バーニング)』!!」

 

 まずはマリクの出方を伺おうと、彼女は相手フィールド上に存在する『リバイバルスライム』に狙いを定める。しかし意外にもマリクは何もせずに、攻撃表示の『リバイバルスライム』が撃破される光景を黙って見守っていた。

 

 ……どうやらマリクの伏せカードの正体は、彼女が予想しているような攻撃反応型の罠カードではなかったようだ。

 

 それを確認した彼女は内心ホッと胸を撫で下ろしながら、マリクのライフポイントを初期数値の4000から残り3500まで削る事に成功する。

 

 マリクLP:4000→3500

 

「やったわ! これで少しはあなたにダメージを与えられたはずよ……!」

 

「フフ、それはどうかなぁ。ボクの出した伏せカード──どうやらお前は攻撃の言葉がスイッチとなって発動するモンスター破壊の罠カードと読んだようだが、こいつはそんなつまらないものじゃないんだよ」

 

「……?」

 

 今の攻撃で勝利を確信したように笑うマリクに対し、『ブラック・マジシャン・ガール』は思わず首を傾げる。確かにマリクのライフポイントを削った事は事実だが、それでもマリクの余裕な態度が崩れない事に違和感を覚えたのだ。

 

「攻撃力1500しかない『リバイバルスライム』をわざわざ攻撃表示にしてあげたのはボクなりの優しささ。そしてこの瞬間、『リバイバルスライム』の特殊能力が発動する!」

 

「くっ……やっぱり罠だったのね!?」

 

 マリクの召喚した『リバイバルスライム』は本来なら防御専用の壁モンスターである。そのモンスターが敢えて攻撃表示で場に出された事で嫌な予感を覚えていたが、やはりそれが的中してしまった。

 

 マリクの宣言により、『ブラック・マジシャン・ガール』の魔法攻撃で瞬く間に撃破された『リバイバルスライム』がその場でうねうねと自己再生をし始める。

 

「フッハッハッハッハ! 驚いたかい? これが『リバイバルスライム』の持つ再生能力さ。スライムは形を持たない水のように、やられてもすぐ再生し、何度でもフィールドに戻ってくる──つまりこいつがフィールドにいる限り、お前の攻撃はボクには届かない!」

 

 マリクの言う通り、やがてその身体は見る見るうちに元の姿形を取り戻していき、『リバイバルスライム』はあっという間に復活を果たしてしまった。

 

「そ、そんな……っ!」

 

「フフフ、ボクはいきなり最初から全力で相手を倒しにはいかない……次の自分のターンでいかに相手を攻め込むかで戦略を立てるタイプでね……!」

 

 マリクの挑発的な態度を受けて『ブラック・マジシャン・ガール』は悔しそうな表情を浮かべるが、このままでは何度攻撃したところで、マリクのモンスターを倒せる気がしない。

 

「フフ、さっきまでの威勢はどこに行っちゃったんだい? ほら、“たった2回”ボクにダイレクトアタックを宣言するだけで勝てるんだよ?」

 

「くっ……知ってるくせに……ッ!」

 

 あまりに理不尽極まりないマリクの態度に怒りを覚えるが、だからと言って今の自分にはどうする事も出来ない。

 

「さぁ、ボクのターンだ。ドロー! まずは永続魔法『スライム増殖炉』の効果で『スライムトークン』を1体特殊召喚する!」

 

 そうこうしているうちにマリクのターンとなり、再び暗闇の中から産み落とされた青いゼリー状のモンスターを見た途端、彼女の顔色が怯えた様子で青ざめる。

 

 というのも……マリクは先程からずっと自分から目を逸らす事なく、まるで品定めをするようなニヤついた視線を送ってくるからだ。

 

 恐らく彼は、この闇のゲームの中で自分を徹底的に辱めようとしているに違いない。

 

 そしてあわよくば、デュエルモンスターズ界の精霊である『ブラック・マジシャン・ガール』を闇堕ちさせようと企んでいるのだろう。

 

「さぁ、お楽しみはこれからだ。さっき言っただろう? ボクは最初から全力でお前を追い詰めたりはしないと……じっくり、たっぷりと時間を掛けてお前のスケベな身体と心を淫らに堕ちた闇の姿に染め上げてやるよ……!」

 

「っ……!」

 

 マリクの放つ悪意に満ちた邪悪な闇の気配に『ブラック・マジシャン・ガール』は思わずドキドキと胸を高鳴らせて頬を赤らめる。

 

 そしてそれと同時に、何故か下腹部がきゅんきゅん疼いて熱く火照るのを感じた。

 

(や、やだ……! どうして私、こんなに興奮してるの……っ?)

 

 彼女は自分自身の長らく欲求不満だった身体の反応に戸惑うが、すぐに気を取り直してマリクに向き合う。するとマリクは相変わらずこちらを舐め回すようなイヤらしい目付きで、じっとりと眺め回してきた。

 

「……ふむ、名も無きファラオに付き従う女にしては、なかなか良い身体つきをしているじゃないか。特にその柔らかそうな胸なんか実に触り心地良さそうだねぇ……」

 

「っ……! な、何を言ってるの……!? この変態ッ! 私はあなたの思い通りになったりはしないわ……!」

 

 マリクのセクハラ発言に顔を真っ赤にした彼女は、彼の言葉を振り払うかのように頭を振って叫ぶ。

 

「フフ、強がっても無駄さ。お前はもう既にボクの支配する闇のゲームに迷い込んだ哀れな小娘だ……」

 

 しかしマリクはそんな彼女を見てニヤリと口角を歪ませると、唐突に指をパチンと鳴らして見せた。するとマリクの傍で蠢いていた2体のスライムが突如として『ブラック・マジシャン・ガール』目掛けて勢い良く飛び掛かっていくではないか。

 

「きゃあぁっ!?」

 

 突然の不意打ちに悲鳴を上げる『ブラック・マジシャン・ガール』だったが、2体のスライムは無防備に立っていた彼女に抱き着くようにして、むちむちぷりっぷりにエッチな発育進んだその豊満な身体に纏わり付いていく。

 

 

【挿絵表示】

 

 

「ちょっ……ぁんっ! や、やめてよぉ……っ!」

 

「フフ、どうだい。ボクの可愛いスライム達による恥辱の味は……?」

 

 マリクの言葉に呼応するように2体のスライムは更に激しく動き回り、彼女の着ているピンクと青色を基調とする魔法使いの衣装に染み付いた汗をじゅるりと下品に吸い上げる。

 

 その度に彼女は敏感な部分を刺激されてビクンと背筋を仰け反らせ、悩ましげな声を上げて身悶える。

 

「ひゃうっ! いやぁんっ! や、やだぁ……っ! そんなところ、吸わないでぇ……んっ、あぁんっ♡」

 

 マリクの卑劣な戦術によってすっかり発情させられてしまった彼女は、スライム達の執拗な責めに甘い声で喘ぎ続ける。

 

「フフ、どうやらお前の身体は随分と快楽に弱いみたいだね。それにしても……あの知る人ぞ知る幻のレアカード──『ブラック・マジシャン・ガール』に宿りし古代エジプトの精霊がこんなにいやらしい女の子だったなんて、ボクも知らなかったよ」

 

「こ、これは……っ、ぁっ……ち、違うの……ひゃぁんっ♡」

 

 マリクに煽られながらスライム達に身体を弄ばれると、彼女は思わず腰砕けになりそうになるのを堪えて反論しようとする。

 

 しかしスライム達は構わず今度はそのたわわに実った胸元に張り付くと、その弾力ある白い上乳を揉んで形を変えていく。

 

「や、やだぁ……! お願い、もう止めてよ……っ! あんっ、んぅ……♡」

 

「フフ、ボクのモンスターに犯されている気分はどうだい? お前の恥ずかしくて淫らな姿も、いずれは大好きなマスターの眼前に晒す事になるんだよ……?」

 

「そ、そんな……っ!? ぁ、やぁん♡ だ、だめぇ……♡」

 

 マリクの言葉にショックを受けると同時に、スライムの愛撫に感じてしまう彼女は思わず切なげに瞳を潤ませて息を荒げる。そんな彼女の反応を楽しむようにマリクは妖しい笑みを浮かべると、両手を広げて意気揚々と語り始めた。

 

「ボクは『リバイバルスライム』と『スライムトークン』でプレイヤーである『ブラック・マジシャン・ガール』に攻撃を仕掛けたんだ……! デュエルモンスターズのルールではこの2体はお前の攻撃力2000には届かない──」

 

 マリクの言う通り、スライムの攻撃力はどちらも2000以下であり、いくらスライムの特殊能力で復活出来るとは言えども、攻撃表示同士のモンスターがぶつかり合った場合、どちらかが戦闘で破壊されるのは必然である。しかし……

 

「──だが、これは闇のゲームだ。デュエルモンスターズの常識など通用しない。ボクのモンスターを倒したければ、その手に握った大切な師匠からの贈り物で直接スライムを攻撃すればいい──まぁ、さっきから喘ぎっ放しのスケベな変態マゾ魔術師にそれができるなら、だけどね!」

 

「くっ……!」

 

 どこまでも卑怯なマリクのやり口に怒りを覚えた彼女は、キッと鋭い視線を向かい合う彼に送る。このまま自分が何もしなければ、スライムを撃破するどころかマリクのライフポイントを削る事も出来ない。

 

 しかしそれならば、一体どうやって身体に這い寄る2体のスライムを倒せば良いと言うのだろうか……

 

 そんな事を考えているうちにもスライムは執拗に彼女の身体に纏わり付き、可愛らしい魔法使いのコスチュームの上からその柔らかな胸元をぐにゅっと押し潰していく。

 

 そしてそのまま2体のスライムは彼女の巨乳の形をなぞるようにして、ねっとりと厭らしく絡みついてくる。

 

 ぬちゃっ、にちゅっ、くちゅう……

 

 まるでローションのようにぬるぬると粘着いたゼリー状の物体が身体に纏わり付き、肌の上を這う感覚に彼女は堪らず身を捩らせる。

 

「は、離して……っ! い、いやぁ……っ! 気持ち悪いのにぃ……んっ、あぁん♡ 擽ったくて身体がゾワゾワする……やだ、私に変なこと覚えさせないでぇ……っ♡」

 

 彼女は悔しそうに歯を食い縛るが、スライム達は決してそれ以上激しく攻撃する素振りを見せない。それが逆に物足りないというか、焦らされるような快感となって彼女を苦しめた。

 

 恐らくマリクは彼女の敏感な部分を見抜いた上で、敢えてギリギリのところで刺激を与えないようにしてくるのだ。

 

 そうやって散々焦らされた挙句、とうとう我慢できなくなった彼女の方からマリクに犯してくださいとアクションを起こすよう誘導する。

 

 そう……闇のゲームに迷い込んでしまった哀れな少女に、闇のゲームの恐ろしさを教え込むかのように。

 

 やがて2体のスライムはまるで触手のように自在に伸縮しながら、器用に彼女の着ている衣装の裾を捲り上げ、内側へと侵入していった。

 

 そして太腿の付け根までずっぽりと入り込むと、湿った音を立てながらスライムのひんやりとした感触が彼女の大事なところを白い下着越しに擦り合わせ、それが上下に往復する度に、全身が痺れるような甘美な電流が彼女の脳内を駆け巡る。

 

「ひゃうんっ♡ や、やだぁ……っ♡ そこは、そこだけは許してぇ……っ♡ お、おかしくなっちゃうぅ……いやぁんっ♡」

 

 スライムに秘部を弄ばれ、ビクビクと背筋を仰け反らせて身悶える彼女の姿を見たマリクは不敵な笑みを浮かべる。

 

「フフ、気持ち良くて仕方がないようだねぇ……?」

 

「あ、あぁんっ♡ そ、そんなこと言わないで……っ! は、恥ずかしい……っ♡ ぁ、だめぇっ♡」

 

 マリクの誘惑に必死になって首を横に振る彼女だったが、それでもスライムの攻めは止まらない。

 

「フフ、じゃあボクはこの辺でターンを終了するかな。さぁ、早くボクのライフポイントを削らないと次のボクのターンで更に増殖する無限のスライム達がお前を増殖炉の苗床にしてしまうかもしれないよ?」

 

「うぅ……っ!」

 

 マリクの言葉に追い詰められた彼女は、最早なりふり構ってはいられないとばかりに自身の杖を固く強く握り締める。

 

「ま、負けないんだから……っ!」

 

 口では強がりを言いつつも、彼女はすっかり頬を紅潮させ、疲れた様子で呼吸を乱していた。先程からスライムに身体中を蹂躙され、何度も焦らされてしまったせいで火照った身体が疼いて仕方ないのだろう。

 

 しかし彼女は決して諦めずに、再び手にした杖を構え直す。例え自分の身体がどうなろうとも、絶対にこの男を倒すと覚悟を決めて……

 

 




次回も引き続き闇のゲームです!

そしてマリクは処女厨……なのかもしれない(笑)
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