イッセーがヒロインたちと一線を越えちゃう話 作:Scorcher
朱乃さんはグッズだけならリアスに次ぐ優遇っぷりだったりするんですよね。それに反して本編での扱いが……
とはいえ、リアス以外の初期ヒロイン勢が原作中盤以降、総じて微妙だったりする気がしたりも。
次回は本番プレイです。中々にマニアックなシチュとなります、ご注意を。
禍の団の襲撃事件がしばらくの月日が流れた頃。俺たちは部長のお供として、人間界で行われる北欧主神たちとの会談に同席することなる。しかし、案の定というか予想通り妨害に遭ってしまい、グレモリー眷属として撃退を任されることとなっていた。
「こんのぉぉぉぉっ!!!」
襲撃者である悪神ロキにトドメを食らわせようとしている俺。馬鹿デカいハンマー『ミョルニル』の一撃で勝負を決めようとしたものの、ロキはそれを寸でのところで受け止めてしまう。
「ぐぅぅぅ……従属悪魔如きに、我が打ち倒されることなどあるわけが……!!」
「クソっ……乳神パワーをもらってもダメなのかよ……!?」
異世界からのよく分からない神様からの力を得て、ミョルニルの出力は十分なはずだった。それでも、ロキが渾身の一撃を受け止めたのは俺の力不足だからであった。
「ふんっ!悪魔の力のみで、我を滅ぼすことなど不可能!この程度の雷で神を滅ぼそうなど笑止千万!」
「あぐぅっ!?や、やべぇっ……!」
ロキは俺ごとミョルニルを吹き飛ばそうと、両手から極大の光を放とうとする。まともに食らってしまえば、いくら俺の身体が丈夫であっても無事では済まなかった。しかし、いまさら回避をすることも出来ず、俺は死を覚悟するのであった。
「滅ぶがいい!」
「ぐぅっ……!」
そうしてロキが放った光にミョルニルと俺が包まれそうとなる直前、ミョルニルに向かって強烈な雷光が放たれる。
「ぬぅっ!?こ、この雷は……!?」
「うおぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!」
“堕天使”の雷光を纏った、神の雷を放つミョルニル。それを握り締めた俺がその出力を倍加させ、神を討ち滅ぼす一撃を放つ。
「うぐぅっ!ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」
悪神が放とうとした極大の光さえも飲み込む超極大の雷撃。傍にいた俺には一切ダメージはなく、むしろその光に温かさを感じていた。その一方で、俺たちが放った一撃をまともに食らったロキは、断末魔と共にその身体を消滅させるのであった。
◇
いつもだとこうした戦い後は、大体ボロボロになっている俺であったが、今回は意外とダメージを受けることなく終えていた。もちろん、俺以外のグレモリー眷属にも大きな被害がないまま済んでいた。
というのも、今回の戦いでは禍の団から抜けたヴァーリや、北欧神話の従者、さらには堕天使の勢力からも支援が来ていたため、火力に特化した部長の眷属、特に俺が花を持たされるような格好となっていたからであった。
「あぁぁ……それでもまぁ、三大勢力には悪神を打ち倒した英雄なんて扱われちゃっているんよな。」
これまではレーティングゲームにおける魔界での知名度、二天龍を宿しているという俺の珍しさで注目されていた一方で、実は大局に影響を与えるような活躍をしたことはほとんどなかった。
そうした中、多くの勢力が集結した戦いで決定打を放った活躍は、名実共に各方面に注目集め、衝撃を与える結果となっていた。
「んんん……ふぅぅぅぅ……!それもよかったけど、やっぱり戦いの後に傷が沁みない風呂ってのも格別だなぁ。」
静かな浴室内で、一人湯船の心地よさに浸っていた俺。今頃女子たちは女風呂ではしゃいでいるのだろうか。部長のおっぱい、アーシアのおっぱい、ゼノヴィアのおっぱい、小猫ちゃんのちっぱい……お風呂の中におっぱいが溢れ返っている光景が目に浮かんでくる。
「んっ?」
そうした妄想を捗らせようとしていた矢先、男風呂である浴室のドアが外から開かれる。男女に別れているとはいえ、ここは俺の実家の風呂場。入ってくるとすれば父親、あるいは眷属男子の木場、そしてギャー助ことギャスパー。あとは三大勢力の偉い人たちがなぜか顔を見せるようなこともあったが、今日はそのいずれも来てはいないはずだった。
「うっふふ……お邪魔しますね。イッセーくん。」
「うっ、うわぁぁぁぁっ!!!あ、朱乃さんっ!?」
入ってきた人物の正体は、艶やかな黒髪を下ろした朱乃さんだった。一応は白い装束を身に着けていたものの、浴室内の湯気で布地は透け始めており、その下には何も身に着けてないことがすぐに分かってしまった。
「ど、どどどうしてこっちに入ってきたんですか!?」
「あら、私が入ってしまっては何か不味いことがあるでしょうか。」
「不味いことしかないですから……!い、一体何のために男風呂になんて……」
いくら部長を含めた複数の女子と関係を持っていたとはいえ、こんな不意を突かれる形で裸の状態で居合わせることは滅多になかった。しかも、俺はまだ朱乃さんとはそういった関係には至ってもいなかった。
「イッセーくんのお背中を流したいと思ったんです。この前のお礼を含めて、ね。」
「お、お礼?」
驚く俺を楽しむように見つめていた朱乃さん。自他共に認める生粋のドS女王様であったため、俺も弄ばれることはよくあった。ただ、今日はそれ以外にも目的があって、俺だけがいた男風呂に彼女は入ってきたようだった。
「リアスたちもお風呂からはしばらく上がってきません。少しだけ……ほんの少しだけでいいですから、2人だけの時間を過ごしませんか?」
そう言って俺を見つめくる朱乃さんの顔に、普段のお姉様オーラは感じられなかった。俺より一つ年上なだけ、どことなく自信がなさそうな表情を浮かべる彼女を前に、しっかりと両手で股間を隠しながら、背中を流してもらうため湯船から上がるのであった。
◇
浴室内の椅子に座る俺は、同じく椅子に座った朱乃さんに背中を現れている。股間には申し訳程度にタオルを乗せているが、いつそれが浮かび上がるかは時間の問題だった。
「イッセーくんが入部したばかりの頃は、こうして2人で一緒に時間も作れたのに、ずいぶんと寂しくなってしまいましたね。」
「そ、そうでしたっけ?ああ、でも確かに……前よりも賑やかになって……」
部長とは同い年なのに人妻感が漂う朱乃さん。俺が今よりも遥かにヒヨッコで、オカ研へと入部したばかりの頃は、そんな彼女のエロさに振り回されてばかりだった。
「でも前に比べると、イッセーくんも私を怖がらなくなってよかったと思っているわ。」
「怖がるなんて……別に俺は、朱乃さんのことをそんな風に思ったことなんかないですけど。」
「……そうだといいのだけど。最初はイッセーくんに多くの隠し事をしてしまっていたから。」
人間と堕天使のハーフである朱乃さん。人間としての命を堕天使に奪われた俺にとって、堕天使は憎んで当然の存在だと彼女は考えていた。そして朱乃さん自身も、堕天使と血の繋がりを持っていてしまったがために、母親を失っていると俺は聞いていた。
「バラキエルさんとは、ちゃんと話が出来ましたか?」
「ええ。あの戦いの後も、なんとか生きていてくれましたから。」
堕天使陣営の副総督、バラキエルさんは朱乃さんの父親であり、先日のロキとの一戦でも俺たちに力を貸してくれていた。そして、俺がロキにトドメを刺した一撃は朱乃さんが父親と和解して、堕天使の力を解放したことで得た力を合わせたものであった。
「少しずつ……本当に少しずつだけど、これからも家族として付き合えればと思っているわ。」
「そうですか。そうしてもらえるなら、俺も安心が出来ます。」
見た目こそ強面なバラキエルさんだったけど、俺が直接話をした時は朱乃さんに対する申し訳なさを口にするほど、娘のことを考えているお父さんだった。血の繋がった家族であれば、例え堕天使だろうが関係はない。そしてそれは、俺も同じ考えだった。ただ、一方の朱乃さんはといえば……
「イッセーくん……」
「んんぅっ!?ちょっ……あ、朱乃さんっ!?」
俺の背中を洗っていた朱乃さんが、自らの胸を俺に押し付けてくる。薄絹を身に付けてはいたけど、そのおっぱいの柔らかさと、濡れ透けた乳首の感触は伝わってきていた。
「んんっ……んぅっ!どうかしら?大きさだけだったら、リアスにも負けない私のおっぱい。気に入ってもらえるといいのだけど……」
「ぶ、部長よりも大きい……!んんんぅっ!」
間違いなかった。朱乃さんのおっぱいは部長のおっぱいを越える大きさだというのは、見ただけでも分かるほどだった。そんな巨乳を越えた爆乳が、俺の背中に潰れるほどに密着している現在の状況。当然のように、下半身に乗せていたタオルは見事なまでに浮かび始めていた。
「んっ……ふぅっ……!あら?うっふふ……イッセーくんってば、もうこんなになって。」
「うぅっ!と、当然じゃないですか……!こんなに柔らかくて、大きいおっぱいが当たっていたら……んぅっ!」
「でも、もうイッセーくんはリアスのおっぱいを十分に味わっているのでしょう?」
「いぃっ!?そ、それは……」
どうやら朱乃さんは、俺と部長がセックスをしていることを把握しているようだった。俺のペニスが勃起しているのを見ても、彼女が動じることはなかった。
「リアスだけ、じゃないのかしら。イッセーくんのここはもう……アーシアさんとも、ゼノヴィアさんとも……もしかすると、小猫ちゃんとも繋がっていたりするのかしら?」
「あぁぁっ!そ、そそそそれはそのぉっ……!」
「ひょっとして、もうロスヴァイセさんとも?私だけが置いてきぼりにされてしまっているのかしら?」
「いやっ、さすがにまだですっ!ロスヴァイセさんはついこのあいだ来たばかりじゃないですか!?」
ほぼ全ての事柄を言い当てられて、俺はペニスを固くしたまま頭がパニック状態となる。そんな俺の背中におっぱいを押し付けたまま、朱乃さんは股間を浮かせたタオル越しに勃起したペニスを握り締めてくる。
「ああ……すごく固い。イッセーくんのここは、こんなに立派になってしまうのね。」
「んっ、んんっ……!あ、朱乃さんっ……!んぅっ……あぁっ!」
俺の耳元で囁くように声を上げる朱乃さん。その息遣いまでが分かる上、押し当てられた胸からは彼女の鼓動が感じられて、チンコを扱かれる気持ちよさは増していく一方だった。
「はぁっ……はぁっ……!イッセーくんは、私とも関係を持ちたいと思ってくれるのかしら?」
「それは……!んぅっ!俺は別に……どうしてもエッチがしたいというわけじゃ……!」
「っ……!?そう……なのね。」
確かに部長とはお互いの初めてを捧げ合うということもあり、俺もそういう気分となってエッチをしていた。ただ、その後のゼノヴィア、アーシア、小猫ちゃんの3人に関しては部長とエッチをしてしまった以上、俺から積極的にアプローチを仕掛けたわけではなかった。
そんな経緯もあり、俺は朱乃さんにはっきりとしない返答をしてしまったのだが、彼女にとってそれは不安を膨らませる答えのようだった。
「やっぱりイッセーくんは、私みたいな女とは繋がりたくないわよね。」
「えっ……!い、いや……別にそういうこともないんですけど。」
「いいえ。分かっているわ。リアスだけじゃなくて、他の子たちよりも私が関係を持てなかった理由……私の穢れた身体と繋がることを、イッセーくんが本能的に拒んでいることくらい、私だって分かっているのだから……!」
「へぇっ……け、穢れた身体って……?」
確かに朱乃さんは人妻感のあるお姉様だったものの、別に誰かと付き合っているという話は聞かなかった。直接的に聞いたことはなかったものの、彼女の含みを持った言葉の前に、俺も若干の不安を持つことになる。
「私の……堕天使の血が流れた私の身体を、抱く価値がなんてないって分かっているわ……!」
「あ、そういうこと……ですか。」
『穢れた身体』の意味が判明して安堵する一方、朱乃さんは俺が堕天使に対するトラウマが拭えていないことを心配していた。
確かに俺は堕天使のレイナーレに一度殺され、さらにはアーシアまでもが命を奪われている。ただ、そういった経緯を思い出そうとしても、最後に映る光景は
『にょおぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!』
魔法少女ミルたんの鋼鉄製マジカルステッキで、顔面をぶっ飛ばされるレイナーレ。美少女だった彼女の顔は一瞬にして木端微塵となり、なぜか光の粒子となって消滅していた。
「うぅぅっ……み、ミルたん。」
「イッセーくん?」
「あっ……!いやっ、なんでもないです!あのっ……俺そんなにトラウマとか持っていないですから。その……別に朱乃さんが堕天使ハーフだとかそういうのって、全然気にならないというか……」
むしろ現在の俺は、レイナーレよりもミルたんにトラウマを持っていたりする。とはいえ、彼女(?)は善意で俺を助けてくれた上、今でも悪魔の契約者として付き合いが続いていた。さらに最近ではアーシアや小猫ちゃんもミルたんと友達になっているくらいだった。
「本当に?こうして私がイッセーくんを誘惑しているのも、堕天使の血がそうさせているかもしれないのよ?」
「いや、堕天使の血がそこまで万能だとは思えないですけど……」
どうあっても朱乃さんは、自分が俺という男に釣り合う女ではないと考えているようだった。朱乃さん自身が俺にアプローチを仕掛けてきても、俺が積極的にならないのであれば、それは彼女にとって納得が出来ないことという感じだ。
「だったら、イッセーくんから私を抱いてもらえるかしら。」
「え?俺から……?」
思わず俺は顔を振り向かせて、朱乃さんと見つめ合う形になる。彼女は小さく頷いたまま、真剣な眼差しで俺の顔を見据えているのであった。