※この作品はR-18です。

イッセーがヒロインたちと一線を越えちゃう話   作:Scorcher

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トライヘキサ無力化後の日常パート。お腹が大きくなったアーシアとオーフィスが看病をしてくれる内容です。

原作でもアーシアが何かとドラゴンに深く関わることが多いですからね。そういった要素を反映させた展開となっています。

次回はいよいよボテ腹エッチ回。溜まりに溜まったものを放出……したのですが、割と短めになっちゃったんですよね。


LIFE42:兵藤家の龍神巫女

アーシアが妊娠をしたことにより、彼女が持つ神器『聖母の微笑』は覚醒へと至っていた。悪魔、人間、天使、どのような存在にも効果を発揮する癒しの力。その万物を癒す力が、アーシアが持つ本来の力と合わさり、途方もない力を生み出していた。

 

「龍を引き寄せる力?」

『そうだ。あの娘にはありとあらゆるドラゴンを引き付ける力があったのだ。』

 

クリフォトとの決戦後、自室で療養中の俺はドライグからアーシアに関する秘密を聞いていた。

 

『赤と白、俺とアルビオンのニ天龍が巡り合うのは運命ではあったが、お前の周りに多くの龍が集ったのは、彼女の存在に依るところが大きかったようだな。』

 

龍を引き寄せる力。神器ではないアーシア本来が有してしまった呪いのような力。もしかすると、俺とアーシアが出会ったのもその力の影響によるものだったのかもしれない。

 

「俺と出会ったのも……ヴァーリが次元の狭間でアーシアを見つけることが出来たのも……」

『本来持つ力が発揮された可能性があるな。俺も単なる偶然かと思っていたが、オーフィスが懐いているのを見て偶然ではないと思うようになったものだ。』

 

邪な思いを持つことがないアーシアの奇麗な心に、多くのドラゴンが引き寄せられていた。ドライグも、アルビオンも、オーフィスも、ありとあらゆるドラゴンはアーシアの下に集うことを受け容れてもいた。

 

『まぁ唯一の例外は、なぜかパンツコレクターになっていたファーヴニルだろうな。』

 

一度は脱走したはずのファーヴニルが戻ってきた理由だけは、アーシアの力ではなくアーシアのパンツを求めてきたからであったらしい。呪いを越える変態性とはいったい……

 

『そんなわけだから、グレードレッドと対になったトライヘキサもドラゴンに近い存在。さらには解放された神器の力を受けてしまえば、あの娘の虜になるのは容易だったということだ。』

 

黙示録の獣、トライヘキサすらも虜にしてしまったアーシア。癒しの力を受けたトライヘキサは凶暴性を失い、アーシアの支配下に収まってしまったのだった。

 

「なんだか……アーシアってもしかして、すげぇヤバい存在になったのか?」

『ああ。実質全てのドラゴンとトライヘキサを手中に収めたようなものだからな。その気になれば、一瞬で世界を滅ぼすことだって簡単出来るだろうさ。』

 

各方面ではすでに、アーシアをサーゼクス様、アジュカ・ベルゼブブ様に並ぶ超越者のように扱い危険視、あるいは英雄視する動きもあるという。それどころか、四大魔王でも対処が困難だというトライヘキサを手懐けたことで、超越者さえも上回る存在になっていた。

 

「で、そんなアーシアを俺がママにしてしまった……と。」

『まぁ、事実の順番としてはお前が彼女を妊娠させたのがきっかけだったいうことだがな。母親になることが、神器覚醒のトリガーだとは誰にも分からないさ。』

 

人の思いで性能も姿形も変わるという神器。アーシアの強さを増した母性が、彼女の持つ神器を進化させたのかもしれない。そんな話をしていると

 

「イッセーさん、リンゴを切ってきましたよ。一緒に食べますか?」

「ああ、ちょうど小腹も空いていたところだよ。」

「飲み物も持っていたぞ。喉に詰まらせたら一大事だからな。」

 

お皿に盛られた食べやすいサイズに切ったリンゴを持ったアーシアと、その手伝いでくっ付いてきたオーフィスが部屋へと入ってくる。そんなアーシアのお腹は、服の上からでも分かるくらいに、手で抱えることが出来るほど大きく膨らんでいた。

 

「でも大丈夫なのか?そんな動いたりして……」

「平気ですよ。むしろ少しくらいは身体を動かさないと、お腹の子にも良くない気がしますので。」

「ジッとしてるばかりでは、赤子も元気にはならないだろう。イッセー、病人も同じだ。いっぱい食べろ。」

 

そう言いながらオーフィスは、フォークで刺したリンゴを俺の口の中へと突っ込んでくる。アーシアには気遣いを見せる一方で、俺の扱いは日増しに雑になっているような気がした。

 

「んぶぅっ!?やべっ……ごぶぉっ!おれは病人というわけじゃ……ごばぁっ!」

「あぁぁっ!もう、ダメですよ……言ってる傍からそんな乱暴にお口へ押し込んだりしたら。」

 

相変わらず親が子を優しく叱るように、オーフィスを窘めるアーシア。禍の団に祭り上げられていた龍神様も、彼女の前ではワガママ気味な子供であった。

 

「よいっしょ……っと。いっぱい切ってきましたから、たくさん食べてくださいね。」

「いつも悪いな。今度ばかりはボロ負けだったし。」

「いえ……わたしは、イッセーさんがご無事だっただけで十分ですから。」

 

ベッドに腰を掛けたアーシアは、いつもと変わらない様子で俺に眩しい笑顔を見せてくれる。クリフォトとの決着、トライヘキサを実質無力化した存在だとは、こうしていつも接している俺でも信じることが出来なかった。

 

「それにしても……あんな化け物を封印したりして、身体には何も影響はないのか?」

「はい。もともと『聖母の微笑』は魔力や体力を使わない神器でしたし、私の身体はもちろん、お腹の子にも負担はほとんどありませんでした。でも……最近は少しだけ、身体が重たいと感じています。」

 

少しだけ恥ずかしそうにしながら、自らの膨らんだ腹部を擦って笑みを浮かべるアーシア。彼女自身が言う通り、その身体は以前よりも少し丸みを帯びており、以前から程良く実っていたおっぱいも大きくなっているようだった。

 

「ただ、それでも私はイッセーさんに謝らないといけないです。」

「ん?何か悪いことでもしたっけ?」

「この身体のまま、トライヘキサさんの元へと向かったことを、私……イッセーさんには何も伝えていませんでしたから。」

「あー……そう、だな。」

 

アーシアによるトライヘキサの掌握作戦は、俺が不在だった時にサーゼクス様やアザゼル先生によって立案されたものだった。そのとき俺はクリフォトとの決戦の真っ最中であり、アーシアが戦場に赴いたのを知らされたのは救援に来てくれたグレイフィアさんからなのであった。

 

「別に気にすることはないだろ。サーゼクス様からも先生からも、勝手にアーシアを連れ出して悪かったって言われたし。」

「そうかもしれないですけど……私も、イッセーさんだったら危ないからと止めるかもって分かっていて……」

 

確かに身重なアーシアが戦場へ出向くと聞けば、俺は反対していたかもしれない。反対しないにしても、大いに悩んだ可能性は非常に高かった。それでも

 

「自分に出来ることがあれば、何かしたいと思っただけだろ?それくらい、俺でも分かるからさ。」

「イッセーさん……」

 

申し訳なさそうな顔をしていたアーシアだったが、俺の言葉を聞いて安堵の表情を浮かべる。全ては過ぎたことであったし、彼女の思いを汲み取ってしまえば、責めることなどする必要はないのであった。

 

「これからはイッセーもしっかり、アーシアのことを考えてやればいい。もう、大きな戦いも起きないだろうからな。」

 

そう言いながらアーシアと一緒に膨らんだお腹を擦るオーフィス。新たなに育まれている命に触れて、幼い姿をした龍神様はヒトに対する理解をさらに深めようとしていた。

 

「ところでアーシア。こうしてイッセーとの子が出来た以上、そなたはイッセーと子作りをするつもりはないのか?」

「えっ、ええっ!?」

「ちょっ……オーフィス、急に何を言い出して……!」

 

ヒトに対して理解度が未だに低いオーフィスは、自らが疑問に思ったことを憚ることなく口にする。そしてその問いに対して、アーシアは顔を赤くしながらも答えようとする。

 

「そ、それは……確かにもう、安定期に入っていますから、イッセーさんがしたいというのでしたら、わたしは……その……」

「だそうだイッセー。お前は紅髪の姫や黒髪の巫女とも子作りをしているようだが、アーシアもまだまだしたいらしいぞ。」

「い、いや……そりゃアーシアとは最近ご無沙汰だったけど、それはお腹の子のことを考えて……うぅっ!?」

「むぅぅぅぅ……」

 

妊婦であるアーシアとのエッチに抵抗を示す俺に、少しだけ顔を膨らませて見つめてくる。浮世離れしたと思った彼女が見せるそんな膨れっ面に安堵して、可愛いとも思ってしまった。

 

「そ、それじゃあ……久しぶりにするとしようか。」

「イッセーさん、私が妊娠しているからといって、手を抜いたりしちゃダメですからね。」

 

手心など一切無用だと、俺に釘を刺してくるアーシア。一方療養中で他の眷属女子ともご無沙汰だった俺も、股間を有り得ないほど膨らませて準備を万端にしてしまうのであった。

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