イッセーがヒロインたちと一線を越えちゃう話 作:Scorcher
デレ要素はほぼ皆無です。ツンロリクールな状態のままで行為へと及んでいきます。描いている人がそちら方面でのフェチですからね。
次回は本番、ではなくご奉仕回です。本パートで本番行為は少し先に持ち越しとなります。何かと理由を付けないとエッチなことが出来ない子ですからね……
若手悪魔たちのレーティングゲームが開催されることとなり、部長と俺たち眷属は魔界へと招待された。ライザーの一件の時とは異なり、今回は正式な手続きを経ての魔界訪問だったので、ゲームまでは何も起こらないと思っていた。
「んん~……にゃかにゃかに頑張ってくれちゃうわねぇ。」
「い、イッセー……先輩……もう、いいです。私が姉様についていけば……」
「はぁ……はぁっ……こ、小猫ちゃんを渡せるわけ……なんてねぇだろ……!たとえ……」
魔界のパーティー会場を襲撃してきた禍の団の連中。俺はその一人であり、はぐれ悪魔の黒歌と対峙していたが劣勢に陥っていた。妖術に翻弄される俺。さらに傍にいた小猫ちゃんは黒歌の術で動けない状態となっていた。そして何よりも、この黒歌は
「お前が小猫ちゃんの家族でもだっ!」
相手が小猫ちゃんの姉であったからだ。どこかで手を抜こうとしていたのかもしれない。だが黒歌は俺を殺してでも小猫ちゃんを連れ去ろうとしていて、そんな相手に倒されるわけにはいかなかった。
『Welsh Dragon!!! Balance Breaker!!!!!!』
真紅の輝きに包まれる俺の身体。次の瞬間、凄まじい衝撃波と共に黒歌が展開していた妖術は全て消し飛び、俺は紅い鎧を身に纏っていた。
「んにゃぁっ!?なんでっ!?まだ禁手化には至ってなかったんじゃ……!」
鎧を身に纏った俺に驚く黒歌。そんな彼女に俺は一気に詰め寄り、右手から強烈なエネルギー砲をお見舞いする。
「吹っ飛べぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!」
「きゃぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」
俺の一撃をまとも食らい。近くの大木に身体を叩きつけられる黒歌。ダメージはそれほどなかったものの、戦闘力を奪うには十分な一撃だった。
「あいたたた……うぅぅっ!よくも私をこんな……許さな……えっ?」
叩きつけられた身体をすぐに起こして、もう一度俺に立ち向かおうとした黒歌。しかし、すぐに自分の身体に気付いた異変を察知して思考を止める。
「な、なによこれぇっ!?」
黒歌が身に着けていた黒い衣。その布地は俺の放った一撃で全て消し飛び、彼女は全裸となって俺に全てを見せているのだった。
「次は本気の一撃をぶちかましてやるっ!それでも小猫ちゃんに手を出すつもりか!?」
部長のおっぱいにも負けないほどのおっぱいが目の前に!だが今はそれよりも、敵としての黒歌を退けることが最優先だった。
「こ、こんにゃことをしてぇっ……!ぜ、絶対にあんたのことは許さないんだからっ!覚えていなさいよぉっ!」
そう捨て台詞を吐き捨てて、顔を真っ赤にした黒歌は撤退していく。俺は少しだけ彼女の丸出しだったおっぱいに名残惜しさを感じながらも、すぐに小猫ちゃんの元へと駆け寄る。
「小猫ちゃん!」
「い、イッセー……先輩。姉様は……?」
「なんとか追い払うことが出来た。大丈夫、もう小猫ちゃんに手を出してはこないから。」
「ありがとう……ございます。わたし、リアス部長やイッセーさんと……離ればなれなるのは……」
「ああ。俺だってそんなのは御免だ。部長やアーシアだけじゃない、小猫ちゃんのことだって俺が守ってみせる。」
この後すぐに、部長やアーシアが駆け付け、俺も小猫ちゃんも回復することが出来た。そして、改めてレーティングゲームへの準備を始めるのであった。
◇
魔界での一件から数日後。レーティングゲームの初戦を終えた俺は久しぶりにオカルト研究部の部室に足を運んでいた。
「あ、イッセー先輩。」
「ん?あれ、小猫ちゃん?他のみんなは?」
部長やアーシアも不在であり、室内にはいつも通りといった様子でお菓子を食べている小猫ちゃんだけがいた。
「みなさんは先に帰りました。次の試合にも備える必要があるみたいですから。」
「ああ、そうか。オカ研の活動は、どうしても二の次になっちゃうよな。」
そう言う俺もまた、部室には魔力強化の資料を探しに来ただけであり、部の活動のために足を運んだわけではなかった。
「小猫ちゃんはどうしてここに?」
「それは……このお菓子が、まだ残っていましたから。」
「あー……そういうことね。」
小猫ちゃん自身が食べるために保管をしていた巨大なロールケーキ。学校帰りで小腹の空いた俺は、その一部分でも齧りたい欲望に支配されようとしていた。
「……食べたいんですか?」
「えっ!?い、いやっ、そんなことないよっ!小猫ちゃんが食べているんだから、そんな美味そうだなとか思ったりも……」
「すごく、食べたそうな顔をしています。」
「うぅぅっ……!」
食いしん坊であるがために、自分の食べているものは決して分けてくれない小猫ちゃん。だが、今日の彼女はそうではなかった。
「もしよかったら、一緒に食べますか?」
「えっ?」
「私ひとりじゃ食べ切れそうじゃなかったので、少し食べてもらえると助かります。」
すぐに嘘だと分かった。確かに大きなロールケーキだったが、小猫ちゃんにとっては朝飯前といったサイズなのだから。そして、何よりも一緒に食べたいと言って俺をこの場に留めておきたい。そういった思いを感じる取ることも出来てしまうのであった。