いろんな人外娘さんに愛されたり弄ばれたり食べられたりしちゃう短編集 作:白米炊け太
魔王を封印した最強の聖女様がサキュバスの呪いで粗チンふたなりにされて、幼い下級サキュバスの双子のチャームにあっさり掛かって、失神しながら魔力たっぷりの精液を搾り取られてつよつよに成長させてしまい、さらに淫紋刻まれて永遠に精液サーバーにされちゃう感じです。
ふたなりなので苦手な方はご注意を!
「ん……んん、ん……」
清潔な白いシーツにくるまって眠る少女。
瞳を閉じたまま眉根を寄せて、時折落ち着かなげに脚をもじもじと擦り合わせる。
やがて寝苦しさに耐えかねたかのように、少女は目を開け、気だるげに身を起こした。
「はぁぁ……」
肺の奥から絞り出すようなため息は、悩みの深さの表れか。
さぁーっ、とカーテンが夜風でめくられ、まだ高い月の光が窓から差し込む。
透きとおるように白い肌が照らされ、部屋にはくっきりと暗い影を落とす。
神の使いたる聖女の証である、緩くウェーブのかかった白銀の髪が風に撫でられてなびく。
涼し気な蒼い瞳はぱっちりと大きく、形の良い小さな鼻、唇は厚さも色づきも控えめ。
整った顔立ちは少し幼さを残し、白いネグリジェ姿はお人形のように可愛らしい。
「主よ……いったいどうすれば良いのでしょう……」
そんな綺麗な顔をしかめてシーツをめくり、見下ろす寝間着の股間には、本来あるはずのない膨らみがあった。
聖女アリア。
先ごろ勇者とともに魔王のもとへ赴き、そして見事封印せしめた、人類最高の神聖魔法の使い手。
彼女自身は否定するものの、世間では、同行した勇者や魔法使いを差し置き、彼女こそが最功労者だと囁かれていた。
なにせ封印の術式はあまりに複雑かつ膨大な魔力を要するもので、彼女以外に扱える者はなかった。
もちろん戦闘では他のメンバーと共闘するものの、最終的に魔王の封印を完成したのは彼女なのだから、それも当然かもしれない。
旅から帰還し盛大な歓迎を受けたのち、元いた教会へと戻ってきたアリア。
実は、他の誰にも、パーティメンバーにさえ明かしていない事実があった。
それは、魔王の側近エルダーサキュバスによって命と引き換えに掛けられた呪詛。
今際の際のハッタリ負け惜しみか、自身の高い魔法耐性により無効化されたものと思っていたそれは、気付かぬ間に身体を蝕んでいた。
聖職者の頂点にある彼女でさえ、聞いたことのない呪い。
――まさか男性の
「んっ……くぅ……」
話に聞く男性のモノに比べれば、随分とささやかな大きさだ。
寝間着の上からそっと触れると、じんわりと痺れるような感覚がして、ピクピクと敏感に反応した。
白く清い指先ですり、すりと撫でると、力が抜けて何かが内側から込み上げるような、馴染みのない快感が広がっていく。
女性のソレを弄って自慰をするのとは違う、これが男性の性感というものなのだろうか。
気が付いたのは、教会に戻ってきてから。
最初は多少の違和感があるだけだった。
それが日を追うごとに気になりだし、またサイズも少しずつ大きくなっていって。上質なシルクのショーツに先端がしゅりっ♡と擦れると、こそばゆい刺激に襲われるようになり。
その都度そこに異物が生えているという事実を思い知らされ、しかも日に日に敏感になっていく。
近頃はもう、身動きするたびにむず痒い快感を得てしまい、漏れそうになる熱い吐息を気を張って抑えなければならなくなっていた。
(今日はとうとう、一日中固いままでしたね……)
これが機能的にも男性のソレと同じだとすれば――いわゆる、『溜まっている』という状態なのだろうか。
定期的に欲望を発散して、『抜かないと』いけないのだと、知識としては知っていた。
なんだかムズムズして落ち着かなくて、何度か触ってみた。
分からないなりに弄ってみて高まっていくにつれ、大切な何かが溢れ、漏れ出してしまうような感覚が強くなって。
実のところアリアは、女性器でのオナニーでさえ数えるほどしか経験がない。
絶頂が近づいたときに、あの腰が戦慄きひとりでに震える、身体が自分のものではなくなるような感覚。
終わった後のなんとなく後ろめたい背徳感、どこかふわふわとした落ち着かなさ。
そういった感覚がどうにも苦手なのだ。
ましてや、男性器を弄ってオナニーし、絶頂するなど――この焦れったさを発散したいとは思いつつ、どうしても怖くなって止めてしまうのだ。
教会の信仰と崇拝の象徴、救いを求める人々の希望という立場。解呪のエキスパートとしての自負。
まさか自分が淫魔に呪われているなどとは公にできるわけもなく、また恥ずかしさもあった。
それに、聖女たる自分にさえ解けず正体も分からないものが、他の誰かの手に負えるとも思えない。
結果として誰にも言えないまま、ここ数日は悶々として深く寝つけない夜が続いていた。
翌朝、シスターが少し申し訳なさそうに話を切り出してきた。
「サキュバス、ですか……?」
「ええ……強力ではないそうなのですが、いま動ける女性冒険者がいないとかで……」
主に男性をターゲットに精気を奪うサキュバス退治は、それほど強い個体でなくても女性の戦士や魔法使いのパーティで赴くのがセオリーだ。
それが折り悪く出払っていて、ダメもとでアリアのもとに依頼が回ってきたのだという。
「……やはり、聖女様のお手を煩わせるような案件ではありませんよね。ギルドには断りを……」
「いえ、構いません。被害が出ている以上は、手をこまねいてはいられませんから」
もちろんそれは本音だし、呪いのことがなくても引き受けていたはずだ。
でも今は何よりも、少しでもヒントが得られないかという思いがあった。
過去幾多の人間を喰らったエルダーサキュバスとは比較にならない弱い個体だろうが、それでも淫魔。何かしら知っていることを聞き出せるかもしれない。
ありがとうございます、と深々と頭を下げたシスターの瞳には憧憬の念が滲んでいるように見えた。
この視線を裏切ってはならない、そう心に留めて出かける支度をする。
ペアで行動する個体とのことだが、下級のサキュバスなど何十匹いようと、聖女たるアリアの守護結界に太刀打ちできるものではない。
負けることなど万に一つもあり得なかった。
護衛の教会騎士とともに、ひっそりとした森の奥の洞窟に赴いた。
中からは確かに魔力の波動を感じるが、決して強いものではない。
ここで待つように伝え、単身洞窟の中へ。
サキュバスがいると分かっている場所、魔法耐性が高い者だけが赴く方が魅了されるリスクが少ないからだ。
「わーっ、ルルちゃ~ん、何だこいつっ、魔法ぜんぜん効かないよっ」
「……それにすっごい魔力だよ、ララ……なんでこんな奴……」
あっさりと姿を見せた二体のサキュバス。
髪も瞳も青いのがララ、両方とも赤いのがルル、色以外は双子のように瓜二つだ。
炎、氷、雷……いずれの攻撃魔法も、駆け出しの魔術師でもしのげる程度。アリアとは戦いにもならない。
確かにサキュバスらしく整った美少女と言える容姿に、胸の先と局部だけを覆った極めて露出の多い衣装。
だが、いかんせん顔も身体も口調にも、多分に幼さを残していて。
覗く素肌は健康的ではあっても、淫魔らしい妖艶さはあまり感じられなかった。
「実力差くらい理解できるでしょう……大人しくしなさい。貴方たちには聞きたいことがあります」
聞こえているのかいないのか、二体とも、逃げ場のない狭い洞窟で互いに縋るように抱き合ったまま、おろおろするばかり。
「うわーん、どうしようっ……えーいっ、≪
投げキッスのような仕草から、いかがわしいピンク色に染まった魔力が放たれる。
「ララ、そんなの効くわけない。ちっとは考えなよ」
「うるさいなーもうっ、ルルちゃんもクールぶってないで何かしてよーっ」
ほとんど魔力も感じない、見るからに苦し紛れ。
サキュバスの使う魅了の術は男性にはよく効くが、女性にはかなり効果が薄いのは常識だ。
ましてや彼我の魔力差を考えれば、アリアに効果があるはずもなかった。
(やれやれ……少し大人しくさせるしかありませんか……)
やいのやいのと姦しい様子は子供じみて、いっそ微笑ましくさえ見えた。
くりくりとした大きな瞳とツヤツヤした唇が良く動き、感情豊かな表情を作り出すのがじつに可愛らしい。
大胆に見せつける素肌は、どこも滑らかな白さできめ細かなハリがある。
きっと、すべすべと上質の絹のように手触りが良いに違いな――
(っ……! わ、私は、いったいなにを……?)
生まれつき膨大な魔力を有していたアリア。
そこに幼少のころから聖女としての英才教育を施され、魔力量も、その技術も――特に防御魔法に関しては、史上稀に見る水準にまで達していた。
そもそも魅了の術に掛かったことなどなかったのだ。
だから、反応が遅れた。
「……ねえねえ、あれって、もしかしてさ……」
「いや、まさか……いちおうアタシも、≪
ぽわわん、とまた唇からピンク色の魔力が放たれる。
事態の把握が遅れたアリアは、またも正面からその淫らな魔力を浴びてしまい。
「う……ぁ……ッ……」
身体がぼぅっと熱くなる。
薄桃色に染まる唇、白くほっそりとした指先が美しい。
よく見ると長いまつ毛や、宝石のように煌めく瞳に、うっとりと見惚れてしまう。
サキュバスたちの決して豊満ではない身体も、なぜかとても淫らなものに見えて。
発展途上な膨らみかけの胸、弾けるように張り詰めた太腿に、あらぬ劣情さえ抱き始めていた。
(こっ……これッ……魅了……ッ……? どう、してっ……)
「ほらほらっ。しかも何か、めちゃくちゃ効果あるっぽくないー?」
「わ、ホント……ちっちゃい男の子みたいに効いてる……んじゃ、これは……? ≪
「ぁ――」
ルルの赤い瞳から放たれた光が、視界いっぱいに広がる。
吸い込まれそうな輝きにぽーっと見入ってしまい、身体から力が抜けていく。
じんじんと、甘い痺れのようなものが身体を包んでいた。
「あはっ、おもしろーいっ……じゃあ私も~……」
(これは、マズいです……はやく……解呪を……)
身体がうまく動かせない。
初めて味わう、淫魔に魅了される感覚に焦り、戸惑い。
ぼんやりして回らない頭で、どうにか解呪の魔法を――
「……≪
「ッ……ひぃ……っ……」
急に耳元でララに囁かれたような心地がして、背筋のゾクゾクする感覚に練りかけた魔力は霧散して。
困惑する間に、サキュバスたちは悠々と宙を漂い近づいてくる。
「変なの、あんなに強そうだったのに……ほら、もっとアタシの目を見なよ……♡」
「ッ……あ、ぅぅ……」
なお強まる淫らな魔眼の力がアリアの脳内を蝕む。
ルルの赤い瞳に魅入られるほどに、身体が熱くいっそう劣情が膨らんでいく
「『私たちの身体……えっちでたまらないね……♡目が離せないねぇ……♡』」
ララの魅了の魔声が脳を揺さぶり、淫魔の身体に視線を釘付けにされる。
小ぶりながらも形の良い胸はツンと上向き、いかにもふにゅんと柔らかそうで。
先端に控えめな突起が浮いて……その内側にあるはずの色付いた蕾をつい想像してしまう。
「だめぇ……私は、あぁぁ……!」
「『いいんだよー、おねーさん……♡魅了されるの、初めてなんでしょ……可愛いねー……♡』」
「ッ……!」
魔物相手に無防備に接近を許し、頭を覆うヴェールをめくられ耳元で囁かれる。
腕を抱く柔らかな胸、鼻につくような少女の声、耳朶をくすぐる吐息、全てが興奮を誘う。
(気持ちを、強く持たなければ……!)
投げキッスで、視線で、声で。
何度も魅了を重ねられて、脳も身体も、未熟な淫魔にどうしようもなく惹かれていく。
淫らな視線も、甘ったるい声も、なめらかな肌も体温も、全てが魅力的。
普通の男ならばとっくに堕ちて虜にされている状況で、アリアはまだ正気を保っていた。
心を、意思を捻じ曲げられ、無理やり好意を抱かされる、それがサキュバスの魅了。
信仰と理性を重んじる聖女にとって、何よりもおぞましく耐え難いものだったのだ。
キッ、と正面の赤髪の淫魔を睨みつけるが、ハァハァと息を荒げて興奮に頬を染めた姿ではいかにも迫力不足らしく、ルルは気にも留めない。
「んふふ……おねーさん、アタシ分かっちゃったかも……♡」
「えっ、ルルちゃん、何がわかったのー?」
「ふふん……まあ見てなって、ララ」
ニヤついたルルが、立ち尽くすことしかできないアリアのスカートをめくり上げる。
清楚な白いショーツに手を掛けて。
「くっ、やめなさいッ……」
「『抵抗しないでー、力抜いてー……ふぅぅ~っ……♡』」
「ふぁ……ぁ……っ……」
身を捩って抵抗しようにも、ララに耳を吐息でくすぐられるとたちまち脱力して。
その隙にいっきに下着を引き下げられる。
ぴょこんっ、と飛び出す勃起したモノを目の当たりにした途端、二人のサキュバスは。
「ぷっ……あははははっ! なにそれ、ちっさっ、おちんちんなの? それで勃ってんのっ?」
「きゃははっ、ぴこぴこ、ってすっごくかわいーねっ………ぷっ、くくくっ……♡」
「み、ないでっ……ください……!」
重ね掛けされたチャームのせいで完全に立ち上がった勃起。
勃起してなお親指程度のサイズしかないモノを、サキュバスたちは嘲笑った。
「あー、おっかしいの……でもはっきりしたね、なんでおねーさんにチャームが効いたのか」
「どっ……どういうこと、ですかっ……」
「知らないんだ? ちんちんが弱~い雑魚オスほど、アタシらの魅了はよーく効くの。しかもおねーさん……くん、くん……結構溜め込んでるっしょ♡まさか、はじめっから勃ってたんじゃないの、コレ?」
いやらしい笑みを浮かべ、股間に顔を近づけ匂いを嗅いでくる淫魔。
自分の恥部を、いちばん見られたくないものを見られて、恥ずかしくて顔を俯かせる。
でも、指先で肉棒をきゅっ♡と摘ままれると、途端にゾクゾクと甘い快感が広がってしまう。
「ひぅぅ……! や、めなさ……いっ……」
「ただでさえ粗末なちんちんなのに、そんなに性欲溜め込んでおっ勃てて……そんなクソ雑魚ちんちんぶら下げて、イカせて~っ♡魅了して~っ♡て言ってるようなもんだよ。馬鹿なの、おねーさん……? ま、おかげでアタシら助かったけど」
「くぅ、そ、んな……」
つまりアリアは、オスの性欲をたっぷり溜め込んで、これ以上ないほど魅了に弱くなった状態で、自らサキュバスの巣に踏み込んだのだ。
自分の愚かしさに今更ながらに気付かされる。
だが後悔するのはまだ早い……とにかく脱出を――
「ふふっ、可愛い子供ちんちん、皮被ってる……くーり、くりっ……♡」
「ひぅぅっ……やめっ、あぁぁ……」
くりゅっ♡と皮の上から指でこね回されるだけで、集中を乱され情けなく声をあげてしまう。
幼いとはいえ人を篭絡する淫魔の指先、自分で触るのとは段違いの刺激が襲ってくる。
小さな勃起にすべすべした指先を絡め、しゅりしゅり、くりゅくりゅと弄り回して、的確に快感を刻み込まれる。
「ほらほら……よわよわ子供ちんちんには、やさしーく……ちゅこ、ちゅこ……♡ちーこ、ちーこ……♡」
「ひッ……こ、この……だ、めぇ……っ……」
「おねーさんすっごいねー……もうビクビクしてるっ……♡あはっ、ホントに雑魚ちんちんなんだぁっ。オナニーとかしたことなかったりして~?」
指先でちゅこ♡ちゅこ♡と扱かれると、たちまちビクビクと悦んでガマン汁があふれる。
それさえ初体験のアリアは、とぷとぷと勃起からツユを吐き出す感覚に戸惑っていた。
何か大切なものが込み上げて、漏れ出してしまう――そんな恐怖が背筋を震えさせた。
「え、マジ……? 初物なんてラッキー……あ、でもコレ、そもそも射精できんのかな……?」
「はぁぁ……やめなさ、い……それ、以上は……っ……」
「あはっ……全然我慢できない雑魚雑魚おねーさん、もうお漏らししちゃいそうだねっ」
勃起の根元がじんわりと痺れ、亀頭がぷくっと膨らむような感覚。
射精などしたことなくても、それが何かの前兆だということは分かる。
未知の感覚に備えようと身を固くするが――。
「あ、我慢しようとしてるーっ……『ほぉら……腰から力抜いてぇ……身を任せて、気持ちよーくイカせてもらおーねー……♡』」
「へぁぁ……あぁ……」
耳に直接≪
一切のガマンや抵抗を奪われたまま、絶頂へと導かれていく。
(嫌っ……駄目なのに、イヤなのに……逆らえないなんて……っ……!)
「ん、ビクビクとまんない、もうイクんだ……ほーら、手の中に出しなよ……んふふ、ちっちゃいから全部包めていーね……ぎゅーっ……♡」
「私が合図したげるね~……『ほら、快感に負けて、きもちいいお漏らし……イッちゃうよー……せーの、ぴゅっぴゅっぴゅ~っ……♡』」
ぷにぷにの少女の手が、屹立を握手でもするように握ってくる。
柔らかな淫魔の手筒の締め付け、ぬくもりは、未精通の粗チンにはあまりに甘美で。
むぎゅむぎゅっ♡と手の中で揉まれる刺激と、耳元で囁く催淫ボイスの前に、あっさりと限界を迎えていた。
「あ゛ぅぅっ……い、嫌ぁっ、だめぇ……あ゛ぁ゛ぁぁぁ……」
びゅっ……びゅく、びゅく……どくどく……どく、どく……♡
柔らかな手の中に精液を吐き出す。
生まれて初めての射精に、どろどろしたモノを尿道が流れ、先端から打ち放つ未知の強烈な快感に、訳も分からず悶え乱れるアリア。
「おっ、出てる出てる~……んふふ、新鮮な初搾り……ほらほら、もっと出しなー?」
「あ゛あ゛っ……ひっ……やめっ……くふぅぅぅ……ッ……」
脈打つモノをぐちゅぐちゅと握り込まれ、苦痛にも似た強烈な刺激に鳴かされて膝が笑う。
足腰の力が抜けてぺたんと尻もちをついて、サキュバスの手による初射精の余韻に身体は痺れていた。
「さーて……強いおねーさんのザーメンは……ん、ちゅぷ……ちゅぅぅ……♡ ゴク……ゴク……んんっ……!? す、すっご……なに、これ……!!」
魂が抜けたように呆けたまま、手にべっとりついた白濁をぴちゃぴちゃと舐め取り飲み干していく淫魔を、ぼーっと見つめる。
「ど、どうしたのっ、ルルちゃんっ……そ、そんなに美味しーのー……?」
「美味いなんてもんじゃねーからっ。ほら、ララも飲んでみ……」
目を見開いたルルが、興奮気味にララに語り掛ける。
やがて二人してじゅるじゅると一心不乱に舐めていく。
「ふわぁぁっ……なにこれぇ、すっごい魔力っ、こんなの初めてだよルルちゃんっ♡力が、湧いてくるみたいっ」
「こりゃ、ツイてるよ……ララ、アタシら、メッチャ強くなれちまうかも……♡」
「むふふっ、運が向いてきたって奴だねっ、ルルちゃんっ……!」
身体を包む気怠い脱力感――エナジードレインの感覚だと、アリアにも理解できた。
オスを射精させ、精液に溶かした魔力や精力を奪うサキュバス固有の魔法。
そして今、幼く未熟な下級サキュバスたちが味わっているのは、人類最強を誇る聖女アリアの濃密な魔力――彼女らにとっては想像さえしたことのないご馳走であり、極上の栄養源なのだった。
「うぅ……私は……あぁ、なんてことを……」
相変わらず身体はだるくて動かないものの、はしゃぐ淫魔たちを眺めて、アリアの意識はようやく少しだけクールダウンしつつあった。
いったい何をやっているのか。
こんな下級のサキュバス相手に魅了され、いいようにされて。
誰にも隠していた恥部を暴かれ粗チンと罵られて、よりによってそこを責められ、オスの快楽に負けてしまって。
あまつさえ、エナジードレインで魔力を奪われるなどと……あってはならない失態の連続。
(どうして、こんなことに……っ……主よ……お許しください……)
どこで間違えたのか。
人々の希望であらねばならない聖女としての誇りも、自尊心も、もうボロボロ。
後悔と羞恥と絶望とが頭の中をぐるぐる回って、目の前が暗くなりそうだった。
「ねーえ……私たちぃ、おねーさんのこと気に入っちゃったぁ……♡今度は私が搾ってあげるねっ♡」
「あ、あぁぁ……」
「逃げないの。おねーさんはぁ……アタシらの希望の星かも、しんないんだからさぁ……」
甘ったるい猫なで声の囁きにも魔力は籠められていて。
左右から挟まれ、腕を抱かれて、うっとりしたような声が理性をクラクラと揺るがせてくる。
ふにゅふにゅとした小ぶりな胸の感触、すべすべした肌のなめらかさに、ゾクゾクと身体が悦んでしまう。
「……あ、あなたたちの、ようなっ、魔物にはッ……負けませんっ……!」
自分の意志に関わらず、身体はもう淫魔の虜になりつつある――絶望的な事実を突きつけられても、アリアはまだ折れていない。
神の祝福を受けた聖女であるという自負、救いを求める人々の尊敬や憧憬の視線。
自らのプライド、周囲の期待や羨望を思い起こし、心を奮い立たせる。
(少しは快感にも慣れたはず……少し集中しさえすれば、下級の魔物など……!)
「すごーいっ、頑張るねっ、おねーさん……じゃあコレで、パクって食べてあげるぅ……♡」
するするっ、と目の前に鎌首をもたげたのは、黒く先の尖った淫魔の尻尾。
その先端に、くぱぁっ♡と口が開いていく。
鮮やかなピンク色の粘膜は、ねっとりと糸引く粘液にたっぷりと濡れて、何層にも柔らかそうな肉の折り重なっていて。
「あぁぁぁ……!? や、やめ、なさい……ッ……嫌っ、やめてっ……」
奮い立たせた決意を早くも揺るがすような、おぞましい尻尾内部の造形をまざまざと見せつけられて。
いくら嫌悪を明らかにしたとて、止めてくれるわけもなく。
「んふふー、やめなーい……だいじょーぶ、スッゴク気持ちいいよ~♡」
「そーそ、受け入れたら楽しくなるからさ。素直になりなよ」
ぱっくり口を開けた尻尾穴がペニスをひと息に咥え込む。
とろとろに蕩けた柔肉が絡みつき、蜜にぬめり、じゅぷぅっ♡と密着してくる尻尾の粘膜。
「くッ……ひぃぃ……ひぁぁぁ……ッ……」
「精通したての雑魚ちんちんでサキュバスの搾精尻尾味わえるなんて、おねーさんラッキーだねっ……おちんちんも、ビクビク悦んでるぅ……♡」
ぐちゅぅぅっ♡
ぐじゅっ♡ぐりゅっ♡じゅぶぶっ♡
「ほんっと、おねーさんがスッゴク美味しーの出してくれるから、サービスしてんだよ……? でもま、こんなちっちゃいの……ぷぷぷっ……そもそも、おまんこじゃ奥まで入んないしっ……あーっ、おかしいっ……きゃははっ……♡」
「あぁぁぁ……!」
へたり込んだまま、左右からクスクスと、ケラケラと嘲笑され馬鹿にされて。
蛇のような尻尾が小さなペニスをぐっぽりと奥まで咥えて、粘肉で押しつぶすようにぐちゅぐちゅと揉み、ぐにゅぐにゅと容赦なく咀嚼し責め立てる。
肩を腰をガクガク震わせて強烈な搾精刺激にあられもなく乱れるアリア。
「んん~……おねーさんのおちんちん、ちっちゃくて食べ応えないなー……うっかりプチって潰しちゃったらごめんねー?」
「ちょっとララ、そんなことしたら本気でぶつからね……」
「あくぅぅぅ……だめっ、だめぇ、止めて……ひぁぁぁ……ッ」
尻尾はサキュバスの一番の武器でもあるのだ。
いつどんな体勢、死角からでも陰部に絡みつけ、食らいつかせることができる。
そして人間の膣内などとは比べ物にならないほど愛蜜にまみれ、自在にうねり締め付けしゃぶりついて、そしてちゅうちゅうとペニスを吸い立てて。
相手はたとえ戦闘中であろうが、唐突に襲う甘い快感に決定的な隙を晒すことになる。そのまま射精でもさせられようものなら、もう二度と抵抗しようなどとは思えぬ快楽の奴隷にされてしまう、魔性の蜜穴。
(我慢っ……ガマンしなければ……サキュバスなどに、これ以上力を与えるわけには……ッ……)
「あれ……おねーさん皮被ってる~? ちっちゃすぎて気付かなかったよー」
「なんで今更気付くのよ。遅いでしょ」
「あははっ、ごめんねー……ほーら、赤ちゃんちんちん、尻尾の中でむきむきしましょーねぇ……♡」
ぐぽっ♡ぐぽっ♡と搾精穴がうねり、ペニスにちゅぅぅっと甘く吸い付いたまま包皮を押しのけ、代わりにとろけきった蜜粘膜で覆っていく。
皮がぷりんっと剥けるのと同時に、無防備になった亀頭部をぐちゅり♡と媚肉に包み込まれ、吸い付かれて。
「あひぃぃぃッ……!」
大人の男でさえ容易くイカせる搾精尻尾の中、ついさっき精通したばかりの包茎を、うねる粘肉で甘く剥かれるという刺激。
それはいくら気を張っていようが、オスの性感に目覚めたばかりの少女が我慢できるようなレベルの快感ではなかった。
びゅーっ……びゅくびゅくっ……♡どぷどぷっ♡ぴゅるぴゅるぴゅるっ……♡
「ありゃ、お漏らししちゃった……もー、おねーさん弱すぎぃ……♡」
ぐぷっ♡くぽっ♡ぐちゅぐちゅ♡ちゅぅぅぅぅ……ッ♡
「あぎぃぃぃっ……吸われ……くっぁぁぁぁ……ッ……」
ララの尻尾の中にあっけなく精を放っても、お構いなしに粘肉で揉みくちゃにされ、しゃぶりついて白濁を吸い上げられる。
搾精尻尾が無邪気にペニスをいたぶる苛烈な刺激から逃れようと、無意識に腰を引くと。
くちゅぅ……♡
「ッ……!?」
「こーら、まだ逃げよーとしてんの……ああ、物足りないんだ……? 贅沢なおねーさん……こっちも犯して欲しかったんでしょ」
「なっ……ちっ、ちがっ――」
「ほらぁ……力抜きなって……」
逃げた先で待ち受ける、ぴとり♡と尻穴に触れるぬめったモノ。
きゅっと、反射的にアナルを締めるアリアに対し、ルルは細指を身体に這わせて来る。
ぴんと立った乳首に、ルルの指が伸びる。
すり、すり……と服越しに乳首をくすぐる甘い快感がゾクゾク伝わって。
「あぁ……ふぁぁぁ……やめ、だめぇ……」
「女の子だもんね、乳首もきもちよくなろーね……ほーら、いい感じに力抜けてきた……♡」
乳首を優しく擦られる気持ちよさに、身体の力が抜き取られる。
ダメだとわかっていても、腰の力がすぅっと抜けて――。
ぐりゅぅ、ずぶずぶぅぅぅっ……!
ルルの尻尾の尖った先端――蜜にまみれた黒い剛直が、聖女のいたいけなアナルを無慈悲に刺し貫く。
「お゛ほぉ゛ッ!? ひぎィィィィッ……!」
強烈な異物感に拒否反応を示そうがお構いなし。
割れ目をミチミチ広げ尻穴を抉るヌルヌルのサキュバス尻尾。
だが準備の何もなくアナルを犯されたせいで、快感よりも裂けるような痛みが襲っていた。
「ありゃ、ちょっと痛かった? 蜜が足りなかったかな……ん、んん~……♡」
びゅくびゅくぅっ♡どぷどぷどぷっ♡
「ひぐぅぅっ……ッ……なっ、これぇ……ッ……!?」
「くふふ、媚薬増量サービス、感謝してよー……?」
直腸にぶちまけられる尻尾の分泌物。
淫魔の体内で生成される媚薬成分が、粘膜を通じて素早く吸収されて。
「あぁ……熱ッ……いぃぃぃ……ッ……!?」
「あははっ、お尻の穴疼いちゃうかなー? ルルちゃんやさしーい♡」
「ふふん、美味しいの出してくれるから、ちっとは優しくしないと……ほら、これでマシでしょ……ん、しょ、っと……♡」
ずぷぅっ♡ずぶっ♡すぶっ♡じゅぷっ♡じゅぶぶぅっ♡
「ッッッ~~~―――!?!」
「ほーらずっぽ♡ずっぽ♡きもちーでしょー……あははっ、キュンキュンって締め付けすっごい……おねーさんの処女アナル最高だよぉっ♡」
ずんっ、ずんっ、と尻尾で直腸を乱暴に犯される。
吐き気を催すほどの異物感、狭い穴を抉られ広げられる痛み、媚薬ローションまみれの尻尾がぐじゅぐじゅに粘膜を犯す壮絶な刺激。
快感なのか何なのかも分からない感覚に、腰の奥が灼熱のように熱くなって。
「乳首も忘れないよー……爪の先で、カリカリカリっ……♡」
前立腺を――エルダーサキュバスの呪いで植え付けられた、女の身体にあるはずがない器官を、何度も何度もゴリゴリ突き上げられる。
本来なら知るはずのなかった絶望的な快感、身体がバラバラになりそうな激感に、腰がガクガクと激しく痙攣して。
びゅぷっ♡どぷっ♡どくどくっ♡びゅっっびゅるるーっ……♡
「ありゃっ、おねーさんお尻犯されて射精してくれたんだぁ……むふふ、ありがたーく吸っちゃうねぇ……♡」
ずちゅぅぅっ♡ぐぽっ♡ぐぽっ♡ごぎゅ、ごぎゅごぎゅっ♡
「かはぁっ……お゛ッ~~おごごぉ……ッ……!?」
腰が持ち上がるほど深々と尻穴を貫かれ、勝手に突き出したペニスで尻尾の穴をぐちゅりと抉って、最奥を突き上げながら打ち放って。
トコロテン射精した屹立を、また搾精尻尾の柔肉ヒダがぐっちゅりと絡め取る。
粘膜でそりそり舐めしゃぶっては吸い立て、ゴクゴクと飲み干されていく。
(こしっ……とまんなっ……あ、あたまが、おかしくなるっ……ッ……!)
「あぁん、やっぱ美味し~っ♡おねーさん、ありがとっ♡私どんどん強くなっちゃうよっ」
「サキュバスの尻尾で敗北射精きもちーね……♡はやく認めて、楽になろーよ……ほら、一緒に楽しも……?」
まだまだ止めるつもりはないらしい。
ダメだ。
もう出しては駄目、絶対にイってはダメ。
魔物に力を与えるなど汚らわしい、軽蔑されるべき行いなのだ。
それは、敵を利する裏切り行為に他ならない。
人類の守り手たる聖女の自分が、そのようなこと――
カリカリっ♡ぐりぐりぐりっ♡
ごりゅごりゅごりゅぅっ♡
じゅぷじゅぷっ♡ずっぽ♡ずっぽ♡ずちゅぅぅぅぅっ♡
「がはっぁ……! いぎぃぃあぁぁぁ……ッ……!?」
呼吸さえままならない拷問じみた責めに、思考をぶった切られる。
乳首を爪で摘ままれぐりぐり穿られる。
前立腺を抉り込まれ、ペニスは無数の柔ヒダでレロレロにしゃぶられ、ピストンして犯される。
心でどう思っていようが、サキュバスの情け容赦ない尻尾レイプに、人間の身体は耐え得るようにはできていない。
前立腺が一気に収縮し、尻穴をぎゅうっと締め付けて淫魔の尻尾を悦ばせながら、腰が弓なりに跳ね上がって――
ぶびゅるるるっ♡びゅくびゅくびゅくぅぅっ♡
「~~~ッ―――……!!」
息がくるしい。
酸素が足りない。
理性も尊厳もボロボロにする無慈悲な凌辱に、意思と関係なく絶頂。
唾棄すべき利敵行為に胸が締め付けられ、チクチクと針で刺されるような痛みを覚えながら。
身を灼くような痛みと快楽、連続絶頂に絶え間なく喘ぐ息苦しさに、視界も意識も白く濁っていく。
「ほーら、お尻ごりゅごりゅってきもちーねー♡息できないくらい喘いじゃうねー……♡ ホント、おねーさん何なの? 人間裏切って、アタシらのためにこんなの貢いでくれるなんて、最高すぎっ♡」
「尻尾でずぽずぽレイプされるの、悦んでくれてうれしーなーっ……ほら、じゅぽ♡じゅぽ♡じゅぽ♡ ……はぁい、びゅるびゅるびゅるる~っ♡ねーっ、神様ってホントにいるのかもねっ♡神様ありがとーっ」
犯す尻尾は止まらない。
淫魔たちの貪欲に精を、力を求める本能のままに、凌辱は激しさを増す。
(まけ、ない……ああ、苦しい……こんな、相手にぃ……まけるわけ、にはぁ……)
常人ならとっくに気が狂うか快楽に身を任せるほどの責め苦に、アリアは未だに驚異的な精神力で抗っていた。
魔王さえ封印した聖女としての矜持か、幾度も死線を潜り抜け鍛えられた忍耐か、無数の名もなき人々の希望として生きる覚悟か。
今もって正気を保ち続け――ただそれは果たして、幸せなことだったのかどうか。
「「おねーさん……もっともーっといっぱい出してぇ……♡」」
淫らに男を誘う淫魔の魅了吐息が、耳をぞろりと撫でるのが合図――。
ごりごりっぐりゅぐりゅぅっ♡ぢゅぷぅぅぅぅぅっ……!!
ぎっちぃぃぃっ♡じゅぽじゅぽじゅぽっ♡ずちゅずちゅずちゅちゅっ……!!
「お゛お゛お゛ぉぉっ~~~!♡?〇✕△♡♡♡」
ギリギリと爪で乳首を抉られ、痛みを伴う快楽に身体が熱く滾る。
尻穴の奥で搾精尻尾がぐぱぁっ♡と口を開け、前立腺に食らいついて、ぐちゅぐちゅに舐めなぶり吸い上げる。
ペニスを犯す尻尾が粗チンを押し潰す勢いでぐしゃりと締め付け、腰振りでは再現できない速度で滅茶苦茶にピストンして犯しぬく。
ごぼごぼぉっ♡ぶびゅびゅるるっ♡びゅーっびゅるるるーっ!!!
今日一番の勢いで、噴水のように白濁を噴き上げる。
マグマのように熱い精液が、尿道を内側から焼き尽くす凄絶な快楽。
弓なりにぴぃんと腰を突き上げた、快楽をせがむかのように淫らなポーズ……その身体が、ぐらりと傾いて。
どさっ……
仰向けに倒れ込んだアリアの瞳はぐるりと白目を剥いて。
ちょろちょろちょろ……本来の尿道から溢れた温かい液体が、地面に広がっていく。
「ありゃ、失神しちゃった……ルルちゃんがお尻イジメすぎたんじゃないのー?」
「違うって、ララが一気にザーメン吸い上げすぎなんだよ……もう、アタシの分はどうすんのさ」
「ゴメンって、ほら、魔力分けたげるからぁ……ん、ちゅ、ちゅぷ……」
「当然……ん、ちゅ……ぴちゃ、ぴちゃ……ちゅぅぅぅぅ……♡」
気絶し失禁したアリアをほったらかし、唇を重ね聖女の魔力を分けあう二人。
頬をとろりと桜に染め、濃厚な魔力の溶けた精液にうっとり酔いしれて、洞窟内に水音響かせ唇を交わす少女たち。
その姿は、すっかり一人前のサキュバスらしく、見る者を魅了し堕落させる淫蕩な空気を纏っていた。
「……お、目が覚めたー? おねーさんったら、心配したよー」
「そーそ、頑張りすぎ……白目剥いてちょろちょろお漏らしも可愛かったけどね♡」
目覚めたのは知らないベッドの上。
腰がや股間やお尻のズキズキとした痛みが、ぼーっとする頭に記憶を呼び起こしていく。
――身体はかなり重いが、動く。魔力もまだある。
拘束もされていない……油断しているのだ。
二体を一撃で仕留めるために、体内で魔力を練り上げ――
ぶびゅぅぅっ♡びゅくっ♡びゅるるる~っ♡
「はへぇぇ……? あ、あぁぁぁ……ッ……」
何の前触れなく、射精していた。
体内から突き上げてくる快感に集中も途切れてしまう。
「わっ、ホントだーっ、ルルちゃんのいう通りだったねっ」
「ふふん、そうでしょ……おねーさんなら絶対そうするって思った」
噴きあがった精液は宙を漂い、くるくると指を回す淫魔の目の前に運ばれ、ちゅるん、と飲み干されてしまう。
「んふふ、やっぱり美味し……♡」
「な、んで……っ……?」
「自分の身体見てみたら、おねーさん?」
「ッ……! こ、これっ……あ、あぁぁ……」
言われるままに視線を下げ、絶句。
ドレススカートは脱がされ、頭のヴェールを残して一糸まとわぬ姿。
そして身体中に、刺青のような文様が刻まれていたのだ。
青と赤の線が絡み合うように、下腹部に大きく複雑な、魔法陣のような文様を描いている。
そこから伸ばされた線が、お腹や胸や首筋、腕や足にの先にまで全身に広がっている。
「あはっ、知ってるんだ……淫紋♡たっぷり魔力いただいたから、お礼に刻んであげたよ……♡素敵でしょ、二人で描いたの」
「性欲増大、感覚過敏……効果はいろいろだけど……一番の特徴は、これに魔力を流すと絶頂しちゃうってこと。さっき、自分で確かめてくれたねっ……♡」
さーっと血の気が引く。
目覚めた意識がまた遠くなる気がした。
魔力を通したら絶頂……それではもう、魔法を使うこともできない。
そんな、そんなもの、いったいどうしたら……?
絶望的な気分で目の前の淫魔たちを見やり、そして違和感。
「あ……あなたたち……ッ……」
言葉を失った。
目の前にふわふわと宙に浮かぶ二体の淫魔。
アリアを散々に凌辱したあの二人だ。特有の魔力紋が、間違いなくそう告げている。
「あははっ、分かる~? おねーさんのおかげで成長しちゃったーっ♡」
だが外見は大きく異なっていた。
背が高い。そこらの男性よりも長身で、脚も驚くほど長く、すらりと伸びる真っ白な脚線美が眩しい。
「おっぱいも大きくなったでしょ……触ってもいーよ、おねーさん……くすっ♡」
ささやかだったバストは、アリアの頭ほどもあろうかというくらい豊かに実っている。
乳首だけを隠しているせいでむしろ卑猥さを増した胸は、キメの細かい乳房が上乳から谷間、下乳まで、完全に露わになっているのだ。
とろりと滑らかな丸み、自然とできる谷間の深さ、たぷんっ、たゆたゆと、煽情的に揺れる柔乳。
その胸を見せつけ誘えば、あらゆる男が理性を蕩けさせ飛び込むであろう、艶めかしい魅惑の美巨乳へと育っていた。
「ハイサキュバスくらいにはなれたかな……? おねーさんの魔力のおかげで、ね♡」
「あ、あぁぁ……そんな、そんな……ッ……」
彫刻のように整った美貌に、うっとりと見惚れてしまいそうになる。
星屑をちりばめた大きな瞳。
魔力を込めた視線で一瞥されれば、高位の魔法防御の使い手でもない限り、たちまち跪いて快楽をねだる性奴隷に堕ちるだろう。
唇は瑞々しい果実のように豊かでハリがあって、ふんわりと唇を重ねられれば、夢のような陶酔に浸らせてくれるに違いない。
「くすくす、幼くて雑魚雑魚でどーしようもなかった私たちが、こんなに立派になれたよ」
「人間を裏切って、私たちを育ててくれて、ホントにありがとうね、おねーさん……♡」
絶世の美貌、誰もが見惚れるプロポーション、雪のように白い肌から匂い立つ妖艶さ。
たった一体で町ひとつを陥落せしめる、サキュバスの中でも数少ない上位種、ハイサキュバス。
(なんてことを……わたしは……)
あのエルダーサキュバスにはさすがに及ばないとはいえ、未熟だった二体の淫魔を、自らの魔力でここまで成長させてしまった――。
人類の敵を大きく成長させてしまった後悔と絶望、胸を押しつぶされるような痛み。
虚ろな瞳で俯くアリアを慰めるように、青い髪のルルがそっと胸に抱き締めてくる。
ふにゅぅん……♡
「う……ぁ……」
「そんな怖い顔しないで……おねーさんに感謝してるんだよー私たち……♡」
白い柔肌が、豊かで柔らかな膨らみが視界を埋め尽くす。
頬をとろりと撫で、挟み込んでくるすべすべなめらかな乳肌。
どこまでも沈みそうな柔らかさに顔面がむにゅりと埋もれ、そして谷間の甘い乳の匂いが、身を委ねたくなるような恍惚へ誘う。
「おねーさん、全部忘れちゃお……? 素直になってくれたら、優しくしたげる……いっぱい、きもちよーくなろ……?」
むにゅぅん、と後ろからも赤い髪のルルが胸を押し付けてくる。
後頭部も谷間に挟まれ、頭全体がむちむちと吸い付くような幸せなぬくもりに包まれ、濃密な谷間の芳香が肺を満たす。
世の男という男がよだれを垂らして羨むに違いない、ハイサキュバスの真っ白な巨乳に挟まれる、極上の前後ぱふぱふ責め。
(あぁぁ……甘くて……あたたかい……溶けて、しまいそう……主よ、どうか私を……ッ……)
媚薬成分を含む淫魔のフェロモンが体内を犯して回り、煽られる劣情が耐えがたく身体を昂らせる。
ペニスもとっくに反り返って、ダラダラと先走り続けている。
優しく、きもちよく、快楽に溺れさせてくれる――そんな甘い誘惑に、くらくらと揺らいでいく理性。
流石のアリアも限界だった。
散々に凌辱されて精神をすり減らし、淫紋まで刻まれて、かと思えば一転して極楽の乳枕に優しく抱かれて。
情緒がぐちゃぐちゃにかき乱され崩壊寸前だった。
絶望的な心地よさの中、走馬灯のように記憶が駆け巡っていた。
家族との記憶、聖女と見出されてからの目まぐるしい日々、魔王封印のパーティに選ばれ祝福とともに旅立ち、そして勇者達との長い旅路――
「ッ……!」
ハッとした。最後にすがるべき希望。
「んん~……どうしたの、おねーさん……?」
完全に堕ちたと思われた聖女は、目いっぱいの力で、ぐいっと正面の身体を押しのけ。
そして光を失いかけた瞳を吊り上げ、キッと睨みつけて。
「まけ……ません……きっと助けが……来ます……ッ……!」
魔王のもとへ導いてくれた、あの勇者だったら――そんなわずかな希望が、一欠片の理性を繋ぐ。
だが、本当に勇者が来てくれると思っているわけではない。
あの勇者は決して人を見捨てず、諦めない人間だったから。
(簡単に諦めては……顔向けできませんよね……)
アリアの最後の抵抗に、淫魔たちはしばし驚いたように固まっていた。
「すごいね、おねーさん……ほんっと、尊敬する……♡」
「うん……ほんと、欲張りだよね……もーっと、イジメて欲しいなんてさっ……♡」
そして、感心したように呟く。
今一度身構えたアリアを徹底的に堕とすべく、行動を開始する――
むぎゅぅぅぅぅっ♡
「んぶぅぅぅっ……んむ、むぅ~~~ッ……!」
「優しくするのはおしまい……窒息するまでおっぱいに埋めてあげる……ふふ、嬉しいね……?」
「だいじょーぶ、死んでも生き返らせるし……気が狂っても治してあげるっ……♡」
はちきれそうに溢れる乳肉に顔面がずっぽりと埋まり、口も鼻もとろけきった柔乳にみっちりと塞がれて、呼吸ができない。
フゴフゴと息苦しさにもがく身体を、どこまでもムチムチと絡みつく豊満な肢体で抱き潰して離さない。
「おねーさんもさ、結構いいおっぱいしてるよねぇ……♡」
長身の淫魔二体に、前後から抱き潰され悶えるアリア。
サキュバスには及ばないまでも、ふくよかで形の良い胸に、背後のルルがしなやかな指を這わせる。
ぴぃんっ♡ぴぃんっ♡
「ッ……!」
「お胸も責めて欲しかったでしょ、おねーさん……♡」
淫魔との触れ合いに興奮を煽られて勃起した乳首を、淫魔の指先が弾いて弄ぶ。
びりっ、びりっ、と快感が胸から波紋のようにぶわっと広がる。
たちまち腰が疼き、ペニスもビクビクと反応してぷぴゅぅっとツユを迸らす。
さわ……♡さわ……♡すり、すり……♡
柔らかな指の腹が張り詰めた乳頭を優しく撫でる。甘くむず痒い刺激がぞわぞわっと伝わる。
時には爪の先をグリグリっ♡と立てられ、軽い痛み混じりの鋭い刺激を浴びせられて。
「んッ……むぐ……んぅぅ……~~~ッ!」
「くすくすっ、そんなに息吐いたら、すぐ苦しくなっちゃうよーっ……?」
媚薬と淫紋で極端に感じやすくなった乳首を、サキュバスのしなやかな指先が巧みに弄り回す。
余計に息が苦しくなるとわかっていても、喘ぎ乱れるのを抑えることなどできない。
すぐに酸素が足りなくなり、意識が遠くなって。
(くる、しい……い、いき、が……ッ……)
「ほーら、乳首カリカリっ……ん……? もうだめか……んふふ、いーよ、おやすみなさい……♡」
急激に視界が暗くなり、身体の感覚が薄くなる。
命の灯が、消えかけていく。
(ぁ……死――?)
凍えるように身体が寒い。
手足が冷たくなっていく。
最後まで抵抗を止めなかったことを、主はご覧になってくれただろうか――おぼろげな意識で、そんなことをぼんやりと考えて。
そうして、ぷっつりと意識が途切れ――
ずぶぶぅぅぅぅっ!!
「お゛ごお゛ぉ゛ぉ゛ぉぉっ!?」
「はい、起きてー? おねーさん、眠っちゃってたよ……?」
尻穴を刺し貫いた尻尾がぐりぐりと前立腺を抉る、尻穴が裂ける鋭い痛みと、ぞぶりと直腸を抉り込まれるおぞましい刺激。
前後尻尾責めで失神するまでイキ狂わされた、あの記憶がトラウマのように脳裏を駆け巡る。
身体が紙屑の如くバラバラにちぎれるような、身体に刻まれた容赦のない凌辱の記憶。
悪夢から浮上するように、アリアの意識はまた覚醒していた。
「ッ……ハァァッ……!」
わずかに隙間の空いたむちむちの乳谷間の間で、必死に息を吸って呼吸を整えて。
ドクン――!
「あ゛ッ……がぁッ……!?」
甘ったるいミルクのような空気で胸を満たした途端、ドクンッと心臓が跳ねた。
理性を飛ばし、脳機能を狂わせ、性奴隷に堕とすための、危険な魅了の力を含んだサキュバスの芳香。
(あっ、熱いっ……肌が……灼けッ……!)
肺の空気が空っぽになり、生存本能のままに息を吸い、肺胞の一片までも犯し尽くす甘い猛毒、媚薬フェロモン。
人間を容易く壊し得る劇薬が身体を満たし、猛烈に鼓動が早鐘を打つ。
皮膚の下を虫が這うかのような、気が狂いそうな淫欲の疼きが身体中を支配して。
むぢゅぅぅぅぅっ♡
「ふぐぅぅっ……!?」
「はーい、息継ぎおしまいっ……ほら、むぎゅむぎゅ~……♡また私のおっぱいに埋もれちゃおーねっ」
命をつなぐのにギリギリ必要なだけの呼吸が許され、どうにか息を吹き返したところを、また甘い窒息責めに抱き潰されて。
「乳首もまた触ったげる……すーり♡すーり♡くり、くりっ♡」
「ッ~~~!!」
すべすべの指が乳首をぐりぐりと押しつぶし、爪を立ててギリギリと食い込ませてくる。
乳谷間の媚毒フェロモンが細胞のカケラにまで浸透した身体は、凄まじく敏感になっていて。
乳首を弄られるだけで、刺すような鋭い刺激が脳髄から足先までを貫き、ビクゥっと肩や腰が跳ね上がってしまう。
「ねー苦しいっ? 止めて欲しいっ? また美味しいザーメンいっぱいくれたら、止めてあげてもいーよっ♡」
「今度こそ窒息して死んじゃうよー……? 生きてるうちにどぴゅどぴゅってしておいたら……? くすくす……♡」
「むふふっ……もちろん、可愛くおねだりしてくれたらぁ……またきもちよーく、吸ってあげるよっ?」
くぱぁッ♡くちゅくちゅッ♡と搾精尻尾が口を開け粘膜がこすれ合う粘音を響かせる。
ジリジリと焼き焦がすような劣情に支配され、絶頂を求める本能が叫び、ペニスは猛り狂ったようにツユを飛ばす。
(わ、私は……私はぁ……!)
射精したら止めてやると。
自ら快楽を願い、射精を懇願しろと。
自らサキュバスに力を与えて、自分から人間を裏切れと、そう言っているのだ。
「ん……力が抜けてきた……今度こそ、おやすみなさいかなー……?」
喘ぎ悶えてガクガクと痙攣するのを無理やり抑えつけらえれ、抵抗は一切許されず。
ただでさえ足りない酸素を、言葉にならない嬌声をあげさせられ残さず吐き出させられる。
またすぐに呼吸困難に陥って、空気を求めてもがき宙を掻く手。
消えようとする命の火を、サキュバスたちは悪魔らしく愉快そうに見つめて。
(あぁ……あぁ……ほんとに、しんで……しま、う……)
「ありゃりゃ、もうおしまいか~……」
「んふふ、おやすみなさい……♡」
やがてまた意識がブラックアウトして。
ずぶずぶぅぅぅぅっ~~っ!!
「――――~~~ッッッ!?!」
「はーい、おはよ。ほら息吸って~……おっぱいむぎゅむぎゅーっ♡」
「お目覚めの乳首責め、カリカリカリッ……♡ 女の子らしく、お胸でいっぱい気持ちよくなろーね……♡」
浮上した意識を、発狂しそうな甘くもどかしい刺激が襲う。
「かッ……はッ……!」
「……もしかして、殺されないって思ってる……? 分かってるの? 私たち、ハイサキュバスなんだよ」
「くすくすっ……人間なんて食べ放題できちゃうくらいの力を、おねーさんがくれたんだよっ……♡」
そう、彼女たちはもう弱く未熟なサキュバスではない。
指先ひとつ、視線ひとつで男を堕落させ、息をするように命を搾り貪る上級淫魔なのだ。
自分が死んだとて、獲物を見つけるのに苦労などしないだろう。
――それだけの力を、アリア自身が与えたのだから。
(そ、んな……私は、いったいどうすれば……)
彼女たちが世に放たれれば、いったいどれだけの被害が出るか――。
自分の与えた力で、大勢の人間が犠牲になる。
聖女として多くの人々を守ってきたアリアに、そんなことは耐えられなかった。
搾精を願えば自分は助かり、被害は広がらないかもしれない。だが淫魔たちはさらに力を増すことになる。
そしてなにより……一度でも快感をねだれば、もう確実に心が折れてしまう予感がしていた。
今度こそ、堕ちてしまう――。
酸素が足りない頭で、思考は堂々巡り。
気が付けば、アリアの腰は、ヘコ、ヘコ、と宙を掻き始めていた。
「あははっ……そうだねっ、自分でお射精すればいいって思ったんだねっ♡」
「ぷぷぷっ……情けなく腰ヘコヘコしてるおねーさん、可愛い……♡」
射精しなければ死ぬ、だが淫魔に力を与えてはならない。
淫紋と媚薬フェロモンのせいで、尋常でない淫欲が体内で煮えたぎって暴れて。
様々な葛藤と、射精を求める本能が、腰を無意識にヘコヘコと動かしてしまっていた。
「くふふ、ヘコヘコかわいーねっ、おねーさん……上手にぴゅっぴゅできるかなー……♡」
「おねーさん、最ッ高……可愛いから、応援したげる……♡ほらほらぁ、乳首に意識集中してー……大丈夫、ちゃんとイケるよぉ……くりくりっ……♡」
乳首を摘ままれこね回されるたび、ペニスがビクビクっとツユを迸らせる。
ぐりぃっ♡と爪で抉られ、痛みと快感に痙攣する腰、戦慄いて涙を流して跳ね上がるペニス。
爆発しそうなソレを、情けなくヘコつかせる。
「ッ……! ッ……!!」
薄れる意識のなかで、理解はしていた。
どれだけみっともないか、情けないことをしているか。
馬鹿にされ笑われ、屈辱と怒りに頭が沸騰しそうだった。
でも乳首責めで射精しなければ、本当に死んでしまうのだ――。
生きる。
生きて、被害を食い止め、いずれ来るかもしれない助けを待つ。
生きるために腰を振って、みっともなく宙を突き上げ、射精を求めた。
「ん、また寝ちゃうー……早くイカないと、ホントに死んじゃうよー?」
また意識が遠ざかり……
ずぶずぶぅぅぅッ♡
むぎゅぅぅぅぅぅ♡
「お゛ごお゛っ!! ごぶぅぅぅぅ……っ……」
「ほーら、お尻ごりごりーっ……あはは、よかったー、まだ生きてた……♡」
「ちゃんと私もお手伝いするよ。おねーさんが上手にぴゅっぴゅできるように、刺激強めてこっかぁ……♡」
アナルをドリルのように掘り返される衝撃で目覚め。
濃密な乳谷間のフェロモンで際限なく昂る淫欲に気をやりそうになりながら、中空に腰をぶつける。
ギリギリィッ♡ぐりぐりぐりぃっ♡
ヘコっヘコっヘコっ……
だっぱん、たっぷんと揺れる豊かな双丘の間で顔面を摺り潰され、消えそうな命を弄ばれ。
激しさを増す乳首の刺激は痛みと快感で全身を灼き焦がして、火あぶりにされているような凄まじい熱が身体を包んで。
窒息しかけ、無理やり息を吹き返され、また犯され。
ギリギリで命を繋ぐ綱渡りを繰り返して。
そして発狂寸前まで溜め込まれた興奮が、淫欲が、とうとうあふれ出す――
「おっ、イケそうだよっ……ほら、腰ヘコヘコがんばれがんばれっ、おねーさんっ♡」
「しっかり応援したげるね……ほーら、爪でかりかりかり~ッ♡グリグリグリ~ッ……♡」
「あ゛ッ、ガッ……い゛い゛い゛ぃぃぃ……!」
ぐりぃっ♡と宙を思いきり突き上げた屹立。
その親指大の粗チンの先がぷっくりと膨らみ、弾けて――
ぴゅっ♡ぴゅるるっ……♡とろぉぉぉ……♡とぷ、とぷ……♡
「あはははっ……ホントにでたっ、すごいすごーいっ♡」
「ぷっ、くくくっ……なっさけない射精……とろとろーっ、て……あははっ、おっかしい……♡」
ともかくも、これで窒息責めは終わるはず――
どうにか命を繋いだ安堵を感じた束の間。
「そんじゃ、ぐつぐつに濃くなったザーメン、いただきまーす♡」
「ぇ……は……?」
背後のルルの尻尾が、僅かに精を吐き出して情けなく震えるペニスを、ぱっくりと咥え込んで。
じゅぶぶぅっ♡ずちゅぅぅぅぅぅぅっ♡♡
「お゛ほお゛お゛ぁぁぁッ!?!」
ごぼごぼぉぉっ♡びゅぐぐっ♡びゅぐるるるるっ♡
どびゅどびゅぅぅっ♡びゅっびゅーっ♡どびゅるるるるるる~~ッ♡♡
「んはぁぁぁ……最っ高……♡ いっぱい熟成させたザーメン、魔力も、生命力もぷりっぷり……すっごい濃いぃぃ……♡」
「あぁ~ん、いいなあいいなあルルちゃんっ……♡」
身体が千切れ飛びそうな暴風に巻き込まれたまま、マグマのような精液を尻尾内に打ち放つ。
尿道が灼けて、全身が精液になって飛び出していく。
とびっきり濃密な命を魔力を捧げ漏らす危険すぎる絶頂に、バチバチと目の前に火花が散って視界がぼやける。
ごぎゅ、ごぎゅ、とリアルに命を吸い上げられる音、恐怖が身体を竦ませる。
ここに至って、ようやくアリアは理解した。
――すべて遊びだったのだ。
精液をひたすらに熟成させて、極限まで濃密に魔力の溶けた精液を味わうための遊び。
「あ……あぁぁぁ……」
そもそも精を吸うことが目的なら、普通に搾精すればいい。
彼女たちは遊んでいたのだ……心の折れない聖女を堕落させ、自ら快楽をねだる奴隷にしようと。
アリアは必死に耐え、そして彼女たちの目論見は外れた。
耐え抜いて、そのあとは――――次の遊びをするだけ。
命を掛けた決意も覚悟も、彼女たちには只の暇つぶし。
「ねえねえ、おねーさんっ……もっかいやろーよっ……今度は私に濃いの飲ませてねっ♡」
「あれ、おねーさん……本気にしてた? 言ったでしょ、死んでも狂っても治してあげるって。それも淫紋の効果なんだよ」
「もうおねーさんは年も取らないし、ずーっと私たちと一緒だよっ」
永遠に続く射精地獄。
狂うことも死ぬことも許されない精液サーバーであることを、はっきりと自覚させられていた。
「よわよわだった私たちが、こんなに強くなれたのもおねーさんのおかげだよ。ほんっと、おねーさんってほんと神様みたいだねっ♡」
「もうすぐおねーさんより強くなれそうだよ、ホント感謝してる。私たちの救世主様♡」
いずれこの双子は、あのエルダーサキュバスを超え、アリアよりも、勇者よりも魔王よりも強くなるだろう。
アリアの精液を際限なく吸い、成長し、誰よりも強くなって、そのあとは――?
とんでもない化け物を生み出してしまったのだと、完全に手遅れになった今、気付いてしまった。
「あ……あぁぁ……やめ、て……」
やめて。
もうイキたくない。
苦しいのも嫌だ、敵に力を与えるのはもっと嫌だ。
だぷんっ♡と豊かな双房が揺れ、甘く切ない芳香が鼻先をくすぐる。
淫紋を刻まれた身体は、それだけで馬鹿みたいに昂って快楽を求めてしまう。
これ以上、自分に幻滅したくない――――いくらそう思っても、ズキズキ痛みを訴えるペニスや乳首が勃起していくのを止めることなどできなかった。
ここがどこか、それは分からない。
おそらくどこでもないのだ。
なにかもやもやとした白いものに覆われた空間に大きなベッドだけが浮かび、アリアはそこにただ座っていた。
頭を覆う真っ白なヴェールだけが、
月光のように白く清らかだった身体は、首から下を赤と青で描かれた淫紋にびっしりと埋め尽くされている。
魂まで穢され淫魔の搾精奴隷に堕ちた姿を、誰にも見られることがないのは唯一の救いかもしれない。
周囲を囲う雲のようなものの向こうには、どうやっても行くことができない。
魔力によって生み出され、外界から切り離された閉鎖空間。出入りできるのはあの二体のサキュバスだけ。
人知を超えた魔力の持ち主でなければ成せない所業だった。
彼女にとっては、もうこのベッドの上だけが世界のすべて。
「やっほー、ただいま、おねーさん」
空間がぐにゃりと歪み、アリアの横に現れたのはララ。
傍らのアリアの肩に頭を預けるように抱き着いて、たわわに実った柔らかな乳房がもにゅりと潰れる。
燃えるように赤い髪と瞳からは、身の毛もよだつほどの膨大な魔力が立ち昇る。
「……」
アリアはそれを一瞥もせず、ヴェールに覆われた顔で俯いたまま。
「今日もがんばったからー、ご褒美もらうねぇ……んふ……♡」
微笑み一つで国が傾くような美貌で、妖艶な流し目、ウインクを一つ。
淫紋がぼぅっ、と鈍い光を放ち――。
「あ゛あ゛……ぁッ……!」
ぶびゅぅぅっ♡びゅっびゅーっ♡びゅるるるる♡
前触れのない射精。
淫紋の効果で常に勃起しているペニスから、白濁が噴水のように迸った。
尋常でない量の精液はくるくると宙を踊りながら、ララの口へと運ばれていく。
「んん~っ、効くぅぅ……♡やっぱこれだよっ。おねーさんのザーメンがいちばん好きぃ……♡」
白濁を啜る陶酔したような表情や淡く染まった頬は、誰もが見惚れる淫蕩な女神の美しさ。
「あ、いーなあ。ね、アタシにもちょーだい」
反対側に現れたルルが、同じく身を寄せ、お菓子をねだるような気軽さで声を掛ける。
海のように深い青色の瞳がきらりと光を放つ。
「お゛ほお゛ぉ……ッ……」
どびゅどびゅぅ♡びゅぐるるっ♡どびゅるるる♡
また噴き上がる精液の量は一度目と変わらず、極めて多い。
どぱぁっ、と溢れた精液を指先で操り口に運んで、ルルも極上の美味を味わっていく。
「むふふ、ルルちゃんが飲んでるの見たら、また欲しくなっちゃった……おねーさん、おかわりっ♡」
ぶびゅびゅぅっ♡びゅぐるるるるっ♡
「ララだけずるい、アタシもー」
びゅくびゅくっ♡どぷどぷどぷっ♡
「ッ~~~……がッ……はっ……!」
身を灼くような強制連続射精、身体の内側から見えない力に犯され、息もできないほど全身を痙攣させて悶える。
囁きひとつ、視線ひとつで絶頂。
飲みたいときに、飲みたいだけの精液を吐き出させられる。
たとえその一滴一滴が彼女たちに力を与え人間を脅かす、敗退行為だと分かっていても。
ベッドの上で一見仲睦まじく身を寄せ合う三人。
今や魔王をもしのぐ力を手にした双子のサキュバスと、淫紋の力で死なず老いず、枯れ果てることもない生きたドリンクサーバ。
「はぁぁ、生き返るわー……あ、そうだ、なんか勇者ってひとがね、おねーさんのこと探してるみたい」
ルルの細指が桜色に染まった乳首を捉え、天鵞絨のごとくなめらかな指の腹で撫でさする。
ぐにっ、と押しつぶし、指で摘まんで、爪の先でカリカリと弄り回す。
「ひぃ……ぁ……ッ……」
手慰みのような軽い指先愛撫で腰が震えるほどの絶頂感が沸き上がり、とぷとぶっ♡と女陰からツユがこぼれる。
「へー、おねーさんの仲間だったって人だよねっ? おねーさん、大事に思われてるんだぁ。ね、嬉しい~?」
ララの黒い尻尾の先が、とっくに濡れそぼった女陰をじゅぶぅっ、と子宮口まで刺し貫いて、ぐちゅぐちゅと無遠慮にかき回す。
「い゛い゛ぃぁぁっ……!?」
背中を仰け反らせて一瞬でアクメに達し、太腿を痙攣させてまた大量の愛液を溢れさせるアリア。
自分たちの恩人である彼女を、淫魔達は愛おしそうに撫でていく。
「……だ、め……来ては……ダメです……っ……」
下半身は愛液と精液にまみれ、顔も涙とよだれでどろどろに汚しながら、息も絶え絶えの元聖女。
「えー、会いたくないのー? ね、他にはいない? 会いたい人とか、行きたいとことかさっ」
いつか助けが来る――そんな希望を持ったこともあった。
だが今やこの淫魔たちの魔力は、この世の誰も敵わないレベルにまで育ってしまっている。
勇者とて例外なく、彼女たちと相対した瞬間に膝を折り、魅了され快楽をねだるだけの奴隷に堕ちるだろう。
「んふふ、なんでもお願い聞いたげるよ。アタシら、おねーさんに恩返ししたいの」
止められる者はもうない。
もしまだ世界が無事なのだとしたら、それは神にも等しい彼女たちの、単なる気まぐれに過ぎない。
「死……なせて……くだ、さい……」
喉奥から絞り出した唯一の願いが、聞き入れられることはなく。
「む~……またそんなこといってー。あっそうだ、おねーさんアレ、ホームシックって奴なんじゃないっ?」
「ん……ララにしちゃ良いこと言うね。んじゃさ、懐かしいとこでも行ってみよっか」
何かを思いついたようなルルがぱちんと指を鳴らすと、ぐらりと視界が歪んだ。
「はひぃぃっ……やめ……ひぐぅぅぅ……っ……」
天井を埋め尽くす色鮮やかなフレスコ画、光を受けて虹色に輝く幾つもの大きなステンドグラス。
荘厳なパイプオルガンの音色が響き渡る、広い会堂。
一段高い位置に設置された祭壇、その上空に三人は浮かんでいた。
「おねーさんってさぁ、えっちな身体してるよね……おっぱいもおっきいしさ……ん、ちゅ……♡」
「顔も身体も真っ白で綺麗だしぃ……そーいう目で見てた人、いっぱいいるんだろうね……れぇろっ……♡」
ぬちゅっ♡ぐぢゅっ♡ぬぢゅぅぅっ♡
「あっ……あぁっ……! お、おゆるし……ください……あぁぁぁぁッ……」
両脇を抱えられ浮遊するアリアの秘所を深々と貫くのは、祭壇の上部に設えられた白い十字架の頂点――。
この教会の、人々の祈りのシンボルを膣内にねじ込まれ、オナニーをさせられていた。
胸を揉まれ、乳首を爪の先で弄られ、こね回されて甘い声を上げさせられる。
内腿をすり撫でられ、耳や首筋に蕩けた舌をねっとりと這わされ、性感の狂わされた身体がガクガクと震えて。
空中に浮いたまま成すすべなく弄ばれ、しとどに濡れた蜜壺を聖なる十字架でごりごり抉られる。
かつてアリアが暮らした教会。
彼女にとってもっとも神聖で、拠りどころだった場所。
よりによってその信仰の象徴を、聖女自らが穢し、貶める、最低の自慰行為。
「んぎぃ……ひぃぃぃ……や、めて……お、ねがいっ……」
眼下には今日も多くの人々が祈りを捧げたり会話をして過ごしている。
だがこれだけ目立つ場所に浮遊しているのに、誰も気付く者はない。
今の淫魔たちの手に掛かれば、ここがたとえ王都の中心、何重にも結界の貼られた玉座の間であろうと同じこと。
もはや人類はこの双子の掌の上なのだと、改めてそれを思い知らされたアリアは絶望するしかなかった。
「むふふ、大丈夫だよー……この人たちにはなんもしないから」
守りたかった多くの人々が神と対話し、向き合う場所を、自分のはしたない体液が汚していく。
悔しさと悲しみと自己嫌悪で、胸が張り裂けそうだった。
許されるなら舌を噛んで死んでしまいたい。どれだけ傷を付けてもすぐ治ってしまうこの身体が恨めしかった。
「ね、せっかく人が集まってるし……おねーさんが元気にしてるとこ、みんなに見てもらおっか……♡」
「ッ……な……ひぃっ……!?」
淫魔の白い指がぱちんと鳴らされると、場の空気が一変する。
「なあ、あれ……」
「なんか、浮いてる……」
「え、女の子……?」
一瞬静かになり、そしてざわつき始める人々。
いくつもの視線が一斉に自分の方を向くのがアリアにも分かった。
「こいつらにはおねーさんしか見えてないから安心して。アタシたちが姿を見せたら怖がるから」
「おねーさんの元気な声、聞かせてあげてっ♡もっと思いっきり腰振ってっ♡ほらぁっ……♡」
じゅぼぉぉっ♡じゅぶっ♡ぬちゅうっ♡ぐぢゅぢゅぅっ♡
「あ゛っ……お゛ほぉっ……ぎぃぃっ……!!」
言われるままに浮いたまま腰を上下させ、くねらせて、固い十字架を蜜壺に激しく抉り込む。
どれほど嘆いて喚いても腰は止まらない。
この身体に、アリアの自由になるところなどもう一片たりともないのだから。
広がっていくざわめき、少女の痴態に気付き始めた人々が怯え、悲鳴を上げ始める。
見慣れた顔がいくつもあった。
娘の写真を嬉しそうに見せてくれたパン屋の主人。
好きな人がいるんだと嬉しそうに話していたカフェの女の子。
兵士になった孫の無事をいつも祈っていたおばあちゃん。
(ごめんなさい……っ……ごめん、なさい……ッ……!)
十字架の角がゴリゴリ擦れる鋭い痛みと、そんな乱暴な腰使いでも得てしまう快感が、脳天まで稲妻のように突き抜ける。
「――あれ、もしかして……聖女様じゃ……」
誰かがポツリとこぼしたつぶやきが耳に届き。
「あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁ~~~ッ!!」
獣のように甲高い嬌声を、広い教会に響き渡らせてしまう。
ぶしゅぅぶしゅぅっと、激しく吹き上げる潮が十字架にびちゃびちゃ掛かり、垂れ落ちて、床にぽたぽたと水たまりを作る。
少女は子宮口を聖なるしるしに貫かれ、仰け反り天を仰いで絶頂していた。
「あはははっ、見てみてっ、おねーさんのお漏らししたツユをみんなじーっと見てるよっ♡」
「聖女様のありがたーい蜜だもん……たくさんの人に見てもらわなきゃ……♡」
アリアにしか聞こえない、くすくすと楽しげに笑う淫魔たちの声。
「あぁぁ……もう、殺して……おねがい……ッ……」
「うふふ、だーめ。私たちずーっと一緒だよっ、おねーさんっ」
「アタシたちおねーさんのこと大好きだからさ……ま、これからもよろしくね」