儚き華は夜に散る 作:生魚
「薫ちゃんのおまんこ、とっても綺麗なおまんこだね。こんな綺麗なおまんこをぺろぺろできるなんて、すごく嬉しいよ」
私の秘部を見て興奮しているのだろうか、はぁ、はぁ、と息を荒くする目の前の中年男性。彼の生ぬるい息が秘部にかかり、むず痒さを覚える。
今思えば、すぐに逃げればよかったんだ。公園でいきなり話しかけられたと思えば、君のおまんこを舐めたい、なんて言ってきて。あまりの恐怖に立ち竦んでいたら、そのままその場に押さえつけられてしまい、今に至る。
気づけばズボンも下着も剥がれ、男は露わになった秘部を舐め回すように見てくる。今すぐにでも逃げ出したいが、この状態で逃げるわけにもいかなくて。どうしたらいいのか必死に考えていると。
「薫ちゃんのおまんこ、ちょっと濡れた? おじさんの息、そんなに気持ちよかったかな。それとも、おまんこ見られて興奮しちゃった?」
男はそう言って、私の秘部をいきなり吸い上げる。その瞬間、電撃のような快楽が走り私の頭は真っ白になる。
「興奮なんてしていないよ、だから早く解放してくれ……」
だけど私は興奮なんてしていない。すかさず否定しようとするが。
その瞬間、男の舌が私の秘部を這い回る。ねっとりと、じっくりと、味わうかのように私の割れ目に舌を沿わせる。
ぬめぬめした感触が、なめくじみたいで気持ち悪い。気持ちよくも、なんともない。舐められた部分がじんわりと熱くなっているのは、きっと恐怖からだ。
「薫ちゃん、舐められるのが好きなのかな? おまんこ汁がとろとろ出てきたよ」
「そんな……わけ……っ!?」
今度は私の愛液を吸い取るかのように吸い上げられ、身体が大きく跳ねる。
内側から何か大きなものが込み上げ、どろりと何かが秘部から出てきたような気がした。
「せっかくお掃除したのにまた汚しちゃって……舐めるたびにえっちになっていくね、薫ちゃんのおまんこ」
それを見て気分を良くしたのだろうか、男は秘部全体をはむはむと唇で挟んだり、舌を膣内に挿れたり、全体を舌で舐めまわしたりといろんな形で私の秘部を口で蹂躙する。
その全部が気持ち悪くて怖いはずなのに、そのねっとりとした快楽に溺れてしまいそうな私もいた。
「うん? クリトリスが舐めて欲しそうにぴん、って主張してるね? とってもかわいいね、たくさんいじめてあげるからね」
「んん”っ!?」
そう言って男がクリトリスを強く吸い上げた瞬間、何かが勢いよく吹き出す。
それは私の秘部からで、まるで潮を吹くかのように……いや、きっと、認めたくはないけれど、それは潮だった。
勢いよく吹き出したせいか、その液体は男の顔にかかる。男はそれを拭き取ることもなく嬉しそうににやにやしたいやらしい笑みを浮かべる。私は、それがとても怖かった。
「薫ちゃん、おまんこを舌で舐めてるだけなのにお潮吹いちゃうんだ。よほどおまんこをぺろぺろされるのが大好きなんだね」
「違う、ちが……っ!」
だが、たとえ表面上で抵抗しても、秘部を舌で舐められるだけでまた潮がぷしゅ、ぷしゅと飛び出してくる。この一致しない心と身体が、今の私の全てなのだろう。
いくら理性的なことを考えても、いやらしい舌の感触が全てを支配していく。もはや逃げる選択肢なんて、とっくにないんだ。むしろ、もっと、もっと……
気づけば私は秘部を両手で広げ、見せつけるかのようなポーズで彼にこう言っていた。
「……そう、だよ。おまんこを舐められるの、すごく、好き、なんだ。あなたの好きなように、たくさんいじめてくれないか」
そこからはもう、されるがままだった。ねっとりと舐め上げられる甘い快楽が、全てを飲み込んでいく。
舌を入れられながら膣内を舐められている時のことだった。急に、潮とはまた何か別のものが込み上げてきて。
「んっ、はぁ……っ」
じょろろ、と音を立てながら放出されていくそれを見て私は驚愕する。
……その、黄色いということは、これはその、いわゆる、尿、なのだろうか。もうここまでくれば潮も尿も同じようなものだ、今更気にすることではない。
誰かがやってくるかもしれない街中の公園で秘部を舐められて放尿するという、瀬田薫にとってあるまじきことをしているのに、それが今の私にとって一番気持ちよかった。
「薫ちゃんのおしっこ、美味しいね」
「フフ、そう……かい? たくさん味わっておくれ……っ」
彼は私の尿を避けるどころか、大きく口を開けてそれを飲んでくれる。少し前の私なら心底軽蔑していただろうが、今はそれが嬉しい。誰がどう見たってこれははしたないことなのに、それが幸せでたまらないんだ。
私の秘部は、今や唾液と愛液と潮と尿でどろどろだ。そんな私の秘部を、今も彼はじゅるじゅると音を立てながら舐める。
次の絶頂まで、後少し。どうか、この瞬間が少しでも長く──そう思ってしまうほどに、私は快楽の奴隷になっていた。