※この作品はR-18です。

再婚連れ子義妹と性欲解消ドスケベセックス   作:襖バリア

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挿入まで。


過去編:始めてセックスをした日②

「柊さん、起きてください」

 

 寝る前に考えていたよりずっと優しい起こされ方をされた。良かったと安堵したが、茉莉花が断りもなしに俺の部屋に入ってくるのは初めてのこと、直ぐに気持ちが落ち込んだ。

 

「ちょっと話したいことがあるのでリビングまで来てください」

 

 そう告げられ茉莉花の背中を追うように部屋を出る。階下へ向かうために階段を下りる。俺の認識では処刑台には上がるものだと思っていたが、そこへ向かうために降りることもあるらしい。一歩下る度、それより深く気分が沈む。眩暈が酷くて倒れそうになったがどうにか耐えて階段を降り、リビングへ入る。

 目線を足先から上げられずにいると何か違和感を覚えた。目線を正面に向けたが茉莉花以外誰もいない。親がいるものとばかり思っていたが、予想は外れたらしい。

 

「だいぶ、お腹空いてるんじゃないですか。取り合えずこれを食べてください」

 

 食事をテーブルへ配膳しながら茉莉花が言った。その様子が普段とあまり変わりがなく、かなり困惑した。

 

「話し合いとかするんじゃないのか」

「するつもりですよ。でもその前に何か食べてからしましょうよ」

 

 返答をする姿を見ても、こちらへの嫌悪感などが向けられて無くますます混乱する。いつも通りの席に座って茉莉花も食べる準備をしているのでもはや意味不明だ。

 だが胃がキリキリと痛み食欲はないし、これから話し合いがあると思うと何か胃に入れたところで吐いてしまうだろう。ここまで来たら早いところ親と話したいが、その親はいったい何処にいるのか。キョロキョロと周囲を見回していると、

 

「親ならもう仕事に行っちゃいましたよ」

 

 と言われる。慌てて時計を確認すると既に時間は一二時を過ぎていた。今は早朝だと思っていたが全然違うらしい。状況から推測するに俺は昼頃まで寝ていて、その間茉莉花は親と会ったが特に何も言わずに日常を過ごしたということだろうか。

 

「朝に親と昨日の事について話したんだよな?それで親が帰ってきたら話し合いをするってことか?」

「昨日の事はなーんにも話してないですよ。いつも通り見送りました。柊さんが起きてこなかったのも、偶にはそんなことあるか程度でしたよ」

「親が帰って来てからあの話をするつもりってことか」

「いえ、全く」

 

 話し終えると再び食事をするよう、手で促される。何も分からず取り合えず対面に座ってみる。食べ物を目の前にしても昨日の事もあり食べる気にならない。顔を上げる気にもならないので皿の上の料理をじっと見ていると、

 

「食べないんですか。朝を抜いちゃったんですから、昼も抜くと体を壊しますよ」

 

 と言われた。

 

「あぁ、悪いけど、何というか、昨日の事があったからストレスで胃が痛くて食欲が湧かないんだ」

 

 深く息を吸い込んでグッと自分を勇気づける。

 

「正直に言うと、この状況が訳分からないんだ。何故昨日の事を親に言ってないのかとか、さっきから執拗に食事を勧める理由とかが分からないから怖いんだよ。まだこの料理に毒が盛ってあって、それで俺を殺そうとしているとかなら納得ができる。でもそんな様子も全く見受けられなかった。何を考えているのか教えてくれないか」

 

 確かに柊さん視点だと不気味ですね、そう呟いてから顎に手を当てて思案顔になった。

 

「まず食事を勧める理由は三つあります。さっき言ったように体調を心配していること。それからその後にする話は食事前、食事中にするのは適当ではないと思っていたからです。後要望を通す時は満腹の相手の方がいいと訊いたことがあるので。

 それで聞いて欲しい提案というのはですね」

 

 テーブルの下に手を隠した。ポケットから何かを取り出そうとしているのだろうか。予想通りに何かを取り出してテーブルの上へ置いたが、予想外のものが置かれて思考が止まった。

 

「これは一体なんだ」

「コンドームです。初めて買いましたけど本当にこんな感じなんですね。少し感動しました」

 

 コンビニに置いてあるような薄い正方形の袋に入ったコンドームが目の前にある。ますます状況が理解を超え、間抜けな声で、はぁとしか言えなかった。

 

「結論から申しますとセックスをしましょう」

 

▽▲

 

「考えてみれば変な話ですよ。高校生カップルが同棲したいなんて言えば取り付く島もないまま却下されるのに、再婚する親の連れ子だから同じ屋根の下で、年の近い異性が一緒に生活をすることになる。大学生でも同棲ってのは少ないんじゃないですかね。それに近い事を、高校生の身でやっている。高校生なんて世間から見れば子供ですよ。昨日みたいなことが今までお互い隠し通せていたことを称賛されるべきですよ」

 

「そもそも私たち異性に対しての期待が大きすぎると思うんです。異性と付き合ったことが無いって前に言ってましたよね、私もそうですけど。そうなると必然的に異性ってくくりで相手も見ると殆ど未知のものなるんですよ。例えば性交渉に対するものとか、異性自身というか異性の生態とも言うべきものでしょうか」

 

「話が何だか取っ散らかってしまいましたね。つまり私が言いたいのは、義理の兄弟に対する性欲を、下着程度でお互いに発散できていたのは理性的だと褒められてしかるべき行為だと主張したいんですよ。え、そりゃ昨日貴方が私のブラでオナニーしようとしたことは分かってましたよ。それに私も貴方のパンツでオナニーしようとしていたって事は察していたでしょう」

 

「ああ、又話が横道に逸れてしまった。つまり言いたいことはですね、一回セックスをして、肥大化した妄想を壊す。そうするのがお互い、このまま生活を続けるために必要だと思うんです。だからセックスをしましょう」

 

「私ってかなり容姿がいいでしょう。そんな相手とセックスするってのは悪い提案ではないでしょう。容姿の良さは自惚れているが故の評価じゃなくて、今までの人生で告白されたりとかの客観的事実から基づく評価です。そんな相手と一緒に生活してれば間違えだって起こしますよ」

 

「その理屈で行くと私はどうなんだって?そりゃ柊さんの事をかなりイケメンだって思ってますよ。とは言え私は容姿だけでキャーキャー叫ぶようなミーハーな感情だけではなく、内面も加味した上での評価ですよ。つまり人間的に貴方の事が好きだと言っているんです」

 

「断ったらどうするかですって?女の子がこれだけ全力で相手を誘っているのに、袖にされたらどうするかなんて決まってるじゃないですか。親に昨日の事を言いますよ。流石にプライドを傷つけられて泣き寝入りするほど弱い人間ではありません」

 

「証拠が云々って事なら私が一方的に攻めることができます。気を付けていたみたいですけど昨日のブラに少しカウパー汁が付いたのか、ちょっと精液臭いんですよ。それを見せれば親は私の事を信用するでしょうね。保険として見つけられないところへ隠してありますから、捨てるってのは難しいですよ。それにそうしたら私の部屋を漁る姿を残すだけで十分こっちの信用は得られます」

 

「唯一勝機があるとすれば私を今、気絶させる、証拠を全て捨てるってことを親が帰ってくるまでに行う。それくらいですかね。現実的に考えて不可能なのは分かるでしょう」

 

「仮に貴方が、私も義兄のパンツでオナニーしようとしたって証言しても、証拠が何もなければ苦し紛れの言い訳だと思われるだけですよ。その場から逃げる行動が間違えだと断言はしないですけど、お陰で主導権を相手へ渡すことになってしまいましたね」

 

「それで、どうするんですか。セックスをしないで親の幸せを壊すのか。それともセックスをして親にいらない心配をかけない様にするのか。どっちにするんですか」

 

 じゃあしようか、捻りだすようにそう言った。

 

「じゃあ早くご飯を食べて下さい。嫌ですよ私、初めての時にお腹が鳴って気力が出ませんなんて言われたら。ご飯を食べたら歯を磨いたりして下さいね。私は柊さんの部屋で準備をしているので、準備が出来たら声を掛けて下さいね」

 

 そう言うが否や突風のように二階へ上がっていった。

 テーブルの上へ片手を放り出し、残った手で叩きつけてみる。ドン、と大きい音が鳴り、痛みをしっかり伝えてきた。夢ではないみたいだ。

 机上に置かれたままのコンドームが衝撃で床に落ちる。拾い元の位置に戻す。いくら見つめても幻覚の如く消えたりしない。

 取り合えず食うか。

 

 何はともあれ、義妹になる予定の女性とセックスをすることになった。そういうことになった。

 

▽▲

 

 食事を終え、簡単に体を清潔にしてから自分の部屋へ入ると茉莉花が歩き回っていた。俺が入ってくるのを確認すると、如何にも落ち着いて待っていましたとばかりにベッドの端へ座った。

 

「何を入り口で突っ立っているんですか」

「ああ、そうだな」

 

 同じくベッドの端へ腰かける。彼女の肩に力が入って緊張している様子を見ると、先ほどのやり取りの結果の通りセックスをすると実感をする。結果こちらも緊張をしてしまった。

 

「そんなに離れたところに座ったって何にもならないでしょ」

 

 今まで座るときは変に思われない様、なるべく距離を空けるようにしていた。その習慣に従って座ったことで、お互いの距離は最大限離れる位置へ座ってしまった。

 

「真ん中へ座るか。茉莉花も近づけよ」

「言われなくたってそうしますよ」

 

 言葉をかけるまでちっとも動かなかったので恐らく嘘だろう。俺がまず座る位置をズラす、続けて茉莉花もそうした。近づいた後にしばらく床の一点を凝視していたが、不意に肩が触れるまで接近してきた。

 反射的に逃げようとしてしまったが、元々茉莉花が持ってきた話だ、そう強く念じることで動きを止めた。だが茉莉花から見れば、触れられたことに驚き、ビクッとなったように感じただろう。

 

「そんなに驚くなんて、ちょっと失礼じゃないですか」

 

 どう言い返しても自分の情けなさが浮き彫りになるだけだと思ったので、

 

「それでいつまでこうしているつもりだ」

 

 と話を逸らした。そうして再び無言の時間が訪れた。

 

 そうなってくると段々と感覚が日常生活ではありえない位鋭敏になっていく。お互いに気恥ずかしさからか相手を見ることが出来ずにいるが、それでも相手の存在を感じている。

 身動ぎしたときの衣擦れの音や、呼吸音が人生で一番捉えているし、空気を吸えば彼女の甘い香りを感じる。更に体が触れ合っているせいで相手の脈打つ心臓の鼓動をハッキリと認識することができた。自分の暴れまわる心臓を相手も感じているのかと思うと、何とも言語化し難い感情に襲われる。

 そのまま動けずにいると、空気を深く吸って茉莉花が覚悟を決めた。

 

「じゃあ、服、脱ぎますか」

「そうだな」

 

 そのまま座っていると何も起きなかった。久方ぶりに壁紙から視線を外して茉莉花を見ると、不思議そうな顔でこちらを覗いていた。

 

「脱がないのか」

「二人で脱がないと性行為はできないでしょ。いや、そんなことないですね。でも今日は二人とも脱ぎますよ」

「セックスをするって、話を持ち掛けてきたのは君だろ。俺が先に脱ぐより、君がそうする方が適当じゃないか」

「先に脱いでくださいよ。先にこっちが脱いで、やっぱ止めた、何て言われる可能性だってあるんですよ。脅されている貴方から脱いでください」

 

 それならどっちが先に脱いでも変わらないだろと思ったが、俺が脅されていることを思い出した。

 今更ながら普通男側が脅してセックスを強要するだろ。いや、そんなことを言うなら普通親は再婚しないし、年の近い異性の家族が急にできることもないか。そもそも始まりが普通ではないなら、不思議な事ではないのかもしれない。そんなことないわ。

 

 服を脱ぎ去る最中、穴が開くほどジッと見つめてくるので軽く現実逃避をしていた。そのお陰か残すは下着一枚残すのみとなった。流石にこれを脱ぐときは逃避できるほどの余裕はない。

 茉莉花を見れば、こちらが視線を投げていると気付かないほど、若しくは気にせずパンツを一心不乱に見つめている。

 

「何で脱がないんですか。まさか脱がして欲しいなんて思っているんのですか」

 

 ここまで来ても止める気配はない。我が愚息でも見て気が変わることを祈りながら生まれたままの姿になった。

 そのまま立ちっぱなしなのも変なので先ほどまで座っていた場所へ戻る。近づくときも、座った後も、特に止めたいような仕草は認められなかった。

 

 不意に彼女が立ち上がったかと思うと、脱ぎ捨てた衣服を全て掴み、廊下へ放って部屋の鍵を閉めた。全く使っていないので存在を忘れていたが、この鍵は同居する直前、彼女の部屋には鍵が無いことに気付いたので、練習用に取り付けたものだ。まさか彼女の身を守るためものの練習台でこんなことになるとは思いもしなかった。

 

 あっけに取られている内に茉莉花の服は下着を残すのみとなっていた。その状態でベッドまで戻り元の位置へ座った。

 

「よく分かんないですけど、愛撫は下着を付けながらした方がいいみたいです」

 

 特に聞いてもいないのにそう語った。顔は真っ赤だが先ほどからそうなので失態による赤面なのかは判断がつかない。

 

「痛い思いはしたくないので、性器を濡らすために愛撫をして下さい」

 

 そう言ってからベッドへ寝転がった。ただ緊張しすぎているのでマネキンでも横たわっているみたいだ。

 

「取り合えず足の力を抜いてくれ」

 

 そう告げると足の力が抜けたので、手で両足を開き、その間へ入る。正常位に近い体勢になった。

 この状態になっても続けるつもりとなると、この先進んでも中止にはならないだろう。どうやら俺も覚悟を決めねばならないようだ。

 

「じゃあ、パンツの上から、オマ、女性器に手の平を当てて円を描いて下さい」

 

 どうすればいいかと悩んでいたところに指示がきたので喜んで従う。少し湿った感覚がしたが、汗なのか別の何かなのかは判別できなかった。

 

「そうすると片手が空くけど、こっちは何をすればいい」

「胸を揉んで下さい」

 

 言われた通りにする。ブラの上から揉むことになったが、あまりお気に召さなかったのか、

 

「ブラを外していいですよ」

 

 と言われた。外そうと思い頑張ってみたが、構造も分からないものを片手で外すことができなかったので、

 

「ごめん、外し方が分からない」

 

 と正直に伝えると、少し上体を起こして茉莉花自身が外した。

 

「乳首はまだ触らないで下さい。胸の外側を優しく揉んで下さい」

 

 と揉み方を教えてくれた。性器を弄る手の速度をもっとあげていいとか、胸を揉む力をもう少し強くしていいとか、茉莉花の指示通りに愛撫を続けていると手に確かな水気を感じるまでに至った。

 

「ちょっとどいてくれますか。脱いじゃいますので」

 

 そう言うが否や脱ぎ去り、ベッドの下へ投げ捨てた。ベシャリと水気の落下音の通り、彼女の性器は目で確認できる程度には濡れていた。

 

「コンドーム、近くにありますよね」

「ああ、あるよ」

 

 ベッドから降りなくても届く位置に置いてあるコンドームを手に取る。

 

「じゃあ着けてください」

「本当にいいんだな」

 

 つまらない事を聞くなとばかりに強い視線を投げられたので大人しく包装を破く。実物は初めて見るが、そう難しい構造をしている訳でもないし、ガチガチに勃起しているので難なく装着することができた。脅されているが女体を直接触り、愛撫するのは童貞には刺激が強すぎる。その女性が普段から意識している人なら尚更だ。

 その様子を茉莉花は、包装を破るとこから着けるまでをじっくり見ていた。着け終わると見ていたことに恥ずかしさを感じたのか視線を逸らす。その時に一瞬目が合い、お互いここが最後の分水嶺だと理解をしたが、どちらも止めようとは口にも態度にも出さなかった。

 

「じゃあ挿入して下さい」

 

 口は未だに半開きで、まだ言葉が続きそうだ。そして予想通り続いた。

 

「初めてなんですから優しくしてくださいね」

 

 最後にそう言い、誘った。

 

 そうして俺は童貞を、茉莉花は処女を失った。

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