「じゃあ、勉強しますね」
「まぁまぁ、気持ち良くさせてあげるから。遠慮しなくていいよ」
体を拭いて髪を乾かしたらそそくさと逃げようとしたので、手首を掴んで二階へ上がる。一階のリビングからマッサージ器とスマホ用の三脚を、さらに自分の部屋から麻縄を持って茉莉花の部屋へ行く。
「前に縄買っただろ。縄での縛り方ってのが分かってきたから見せてあげるよ」
「私勉強をしたいんですけど」
軽く抵抗を続けているが、嫌だとポーズをとっているだけでマゾ根性は無理やり犯されるのを期待しているのが丸分かりだ。無視して茉莉花の体に縄を這わせる。生身の肉体相手に縛るのは初めてだったので不安があったが、上手いこと亀甲縛りにできた。
両腕は後ろに回した状態、薄い胸を強調させる縄、この後にセックスからの中出しをしたいので取り合えず拘束は上半身のみ。初めてにしては中々だと自分を褒める。写真に残そうとスマホを向けると羞恥からか顔を逸らしたので、頬を軽く叩いてレンズに正対させる。
「笑えよ。折角写真に残すんだから楽しそうにしろ」
低い声で茉莉花にそう命令をすると、小さく体が跳ね、鼻の下を伸ばしたいやらしい笑みを浮かべた。写真に収めたら茉莉花をベッドへ放る。もっと写真なり動画を残したいが手に持ちながらするには不便。ということでスマホ用の三脚にセットする。ベッドの上にいる被写体を上手いこと収めるように調整をしたら録画を開始する。バッテリーの残量も心配だったので充電器を差す。これでスマホの事を気にする必要はなくなった。
だがいい画角にしたとは言え、茉莉花が動いては台無しになってしまう。なので膝の上あたりで縄を結び、ベッドの下を通して反対側から出てきた縄でもう片脚も同じように縛る。大股を開いた状態で拘束することに成功。どう抵抗しようと、精々膝より下が少し動くだけだ。
作業が終わって一息吐くと視線を感じる。首をできる限り曲げて俺を見ている。視線が合うと、
「早く♡早く♡」
と急かしてきた。今から俺に犯される奴が楽しそうにしていてムカついたので、セックスが終わったら体を簡単に拭こうと思い持ってきたタオルを猿轡にする。これで言葉を発せなくなった。
静かになったので低周波マッサージ器のパットを取り付ける。パットは四つあったので二つを臍の少し下に、残り二つを膣口と脚の付け根の中間あたりに貼る。これで当初考えていた拘束ができたが、さっき足を拘束する際にベッドの下から淫具を幾つか見つけたので、それも使おう。
ローターが二つあったのでテープで両乳首に取り付ける。バイブもあったのでそれを手に取る。それ以外にもアナルビーズとかもあるが、使い方がよく分からないし、ローターとバイブだけで十分だろう。使わないのは再びベッドの下へ置く。それにしてもいつ買ったのか分からないものも多かった。いつの間に集めたのだろうか。
淫具を付け終わる。まだ何一つ電源を入れていないのに運動した直後の犬みたいに浅い呼吸をしている。動けない状態で猿轡もされているのに不安とかより期待や興奮が勝るとは、惚れ惚れするほどのマゾっぷりだ。恐らくだが縄酔いする性質なのかも知れない。
膣口から先ほどの出した精液と、興奮で分泌された愛液の混合液が垂れている。バイブの先端で垂れた液を下からゆっくりとなぞる。穴へ辿り着くころには乱暴に突っ込んでも抵抗なく奥まで入る程度バイブが濡れた。
特に焦らさずにバイブを入れてやると、挿入した刺激だけで軽くアクメした。
「じゃあ、マゾ豚ちゃんを淫具で頭パーにさせてあげますねー」
まず乳首に取り付けられたローターの電源を入れる。小さい駆動音が部屋に響き、揺れ動くが一番強い動きでもズレる気配がない。
「ん♡」
動作を確かめるために強くしたとき、口が塞がれているので聞こえにくいが小さく喘いだ。そして、んー、と言って責めを懇願するような声を出してきた。促されて行動するのは癪なので枕などで顔を埋め、声が届かないようにする。ついでに初めから飛ばしても面白くないのでローターの振動を弱くする。
次にバイブの電源を入れる。こちらも問題なく動いたので、とりあえずマンコに突き刺し、両手をフリーにする。セックスの時の癖なのか、腰を振って快楽を貪ろうとしたが、支えが無いので逆にバイブを逃がしそうになった。それを嫌がり、ジッと動きを耐え、時折動きを抑えた反応なのか腹がビクビクと動く。
ようやく低周波マッサージ器に意識を集中できるようになった。電源を入れてみたが動いているのかいないのかも分からない。手元のパネルで弱めてみたり強くしてみたりしても音がするわけでもない。壊れているのか、そう思ってパットに触れてみると、その周辺の筋肉がピクピク動いていることに気付く。おお、外から見るとよく分からないがちゃんと動いているみたいだ。
物珍しさに感動していると、縄がギチギチと音を立てていることに気付く。拘束が緩んだのか、観察をして直ぐに股を開かせている縄が音の発生源だと分かる。脚を閉じたいのだろう、動く余裕が無いようにとしっかり目に締めたはずだが、両足とも小指が入る程度の隙間ができている。驚いて低周波マッサージ器の電源を落とすと、糸が切れた人形みたいに力が抜けた。
顔に被さられた枕をどかすと涙目のだった。一瞬呆けていたが、目が合っていることに気付くと顔を左右に振った。言葉が出せないが意図は分かる。快楽が許容量を超えているのに拘束されていて逃げることが出来ないから辞めて貰うように懇願しているのだろう。低周波マッサージ器の電源を入れることで返事をする。
「ん゛ん゛♡」
そもそも今日はコイツの我儘で始めたのだ。断る俺を無理やり誘ったのだからこれでお相子だ。
キツイ責めになるように低周波マッサージ器の出力を調整していく。反応を見ながら試した結果、弱中強の三段階だと、中程度の出力が最も善がっていた。不意に触れてボタンを押してしまわない様に離れた場所へ置く。
「んええ!」
何だか騒がしくなってきたので再び顔を埋める。微かに何かを言ってるのが分かるが大分静かになった。ローターを最大出力で動かせば、その音に紛れて気にならなくなってきた。
これで茉莉花の体を虐める淫具でまともに機能をしていないのは、電源が入っているが固定されていないので、しっかりと効力を発揮できていないバイブだけだ。それを持ち手以外が視界から消える様に奥へ挿入る。
縄が悲鳴を上げるが、それも駆動音に掻き消される程度でしかなく。腰を浮かして逃げようとしたが、拘束されているので真面に動けず、手で追えば全力を出して稼いだ距離はなくなった。寧ろ尻を落とした先ほどの体勢より、下手に逃げたせいで中途半端に尻を浮かして逃げる猶予が消滅したので辛くなったと言える。
それでも蟻の歩幅並みに腰をズラしてバイブから逃げようとしている。なので右へ逃げればそれだけ追いかけ、左へ逃げても同じことをし、どこにバイブが当てられると逃げようとするのか探る。つまり一番の弱点を探し当てる。
逃げ場所を失わせながら探していると最終的に彼女の薄い腹肉から盛り上がり、バイブの先端がどこにあるのか分かるまで奥へ突き入れることになった。恐らく逃がそうとした箇所は子宮口、ポルチオだろう。
弱点へバイブを突き刺す。猿轡と防音の為に布地を超えて、喉が心配になるような叫び声が聞こえてくる。
このままでは喉を壊すかもしれない。どうにかして黙らせられないかと考え、ふと思いつく。今は内から子宮口を責めているが、外からも出来るのではないか、お誂え向きに先端がどこにあるかも分かる。そこを内側のバイブと指先で挟み込んだ。
「ん゛お゛♡」
一つ、大きく叫んだかと思うと、透明な潮を股からピューッと吹き出し、さっきまで痙攣させていた全身が弛緩した。もちろん腰の力も抜けたので重力で落ちたが、バイブがブレないように力を込めていた結果、バイブで下半身を支えることになった。
様子を確認するために顔を覗く。普段のクールぶった顔は鳴り潜め、鼻水と涙が垂れた痕を残し、白目を剥いた見事なアヘ顔を晒していた。
ここらが潮時か。バイブの電源を切る。後は俺が射精したら解放してあげよう。
トロトロに溶けたマンコへ挿入。先ほど覚えたことを活かし、片手で背中を支えもう片手でお腹を圧迫する。試しに三回ほど力を込めたら、気絶した体を跳ねさせ反応した。それに膣圧も上がりチンコへの刺激が強くなるのもいい。
意識もないので俺が気持ちよくなるためにだけのセックスをする。セックスとはいえこれは殆ど独りよがりなオナニーだろう。射精感に堪えて長く楽しむ必要もない。痴態を散々見せつけられていたので精液が直ぐにせり上がって来る。流れに逆らわず射精をする。結局茉莉花の意識は挿入から射精までの間、一度も浮上しなかったが、欲しがりな膣だけはキュウキュウ締め付けていた。
「おし、じゃあ勉強するか」
縄を解き、淫具を片付け、お互いの体を簡単に清める。短くない時間そうしていたが、それでもぐったりしたまま動かなかった。殆ど身動ぎ一つ許さず快楽責めしたことが随分堪えているらしい。まぁ、直に起きるだろう。
俺はこれで汗を流したら勉強をしよう。いい点とって憂いない夏休みになればこんなプレイを何回だって出来る。さあ、勉強をしにリビングへ行こう。
因みにしばらくしたら茉莉花も降りてきて勉強を始めた。その前に俺へ、
「今日のセックス最高でした」
と声を掛けてきた。