「テスト結果は」
「余裕です」
「イエイ」
「おー、イエイ」
と、いう訳で俺と茉莉花のテスト結果は赤点を余裕で超えて問題なし。茉莉花から神経質になりすぎだと言われていたが実際その通りだった。
こうして目の上のたんこぶが消えれば、快楽に耽るだけのセックスがしたくなる。祝賀会みたいなものなので盛大にやろうってことになり、親の目を気にする必要のないラブホテルへ行こう、そういうことになった。
けれど上手く予定が合わず、お互いの全てのテストが返却されて一回週末を挟み、ようやくいける算段が付いた。焦れったかったが、準備に時間をかけることが出来ると前向きに捉えることにした。
そして今日、ようやくラブホテルへ足を運ぶことができたのである。
適当な部屋を選び、入室した直後に茉莉花から準備をするので少し待ってくださいと言われた。部屋のテレビにスマホの画面を投影できるとのことなので、その設定に難儀し、丁度終わったころに茉莉花の準備も終わった。
「じゃーん、ワンちゃんですよー」
そう言いながら壁の死角から、のそのそとゆっくり姿を現す。一目見た時には犬耳のカチューシャを付けているだけだと思い、何でこんなにも準備に時間がかかったのかと怪訝な顔になる。それを察した茉莉花がゆっくりと腰を左右に揺らすと、股や尻の向こう側に何かが揺れていることに気付く。
なるほど、あれは犬の尻尾を模したアクセサリーだ。体の正面から見れば丁度尾骶骨のあたりから生えているように見える。しかしカチューシャと尻尾以外は何も身に着けている様に見えない、どうやって装着しているのかと考え直ぐに答えに辿り着く。アナルだ。
「サプライズが有るって言ってたのはこのことか」
「えへへ♡はい♡今日はメス犬茉莉花ちゃんを可愛がってくださいね」
今すぐにでも押し倒したい気分になるが自制する。朝一でラブホに来たし、日が沈んでから帰っても親には怪しまれない様にしたのだ。焦る必要はない。
そんな風に考える俺を焦らすかの如く、一歩が足半分程度しか進まずに歩いている。焦燥感から手元にある縄で意味もない手遊びをしながら見守っていると、とうとう近くの台に手を着き、歩くのを止めてしまった。
「す、すみません。ジッとしてる分には大丈夫なんですけど、動くとお尻が、その、あれで、ゆっくりとしか動けないんですよ」
確かに、よく観察すれば脚が小さく震えている。顔だけでなく肩まで赤みを帯びているので嘘を吐いてるって訳でもなさそうだ。
観察を続けている間中、茉莉花は手で体を支えた体勢のまま動かずにいた。その上物欲しげな目でこちらを見てくる。床に軽く足を叩きつけ、
「御託はいいから早く来い、雌犬」
と罵ってやると、いやらしい顔でニヤリと笑い歩き始めた。
それでも欠伸が出るほどゆっくりとした動きだったので、さっさと歩けとばかりに手拍子を打つ。初めのうちは拍手に合わせて一歩ずつ進んでいたが、リズムを上げてやるとペースが乱れ、俺の手が届くまであと少しのところで転んでしまった。
「はぁ」
しっかりと聞こえる様に大きくため息を吐き、立ち上がって歩みよる。近づいたらしゃがみ込み、首へ縄をもやい結びという方法で結んでリードにして立ち上がる。
「やっぱり、リードが無いと犬っぽくねぇよな」
「は、はい♡」
「犬なら返事は?」
「ワン♡」
首が少し締まる程度の勢い、それでも先ほどの歩行速度よりよっぽど速い速度で引く。相変わらず四肢が快楽で痙攣しているがしっかりと付いてくる。それに四つん這いかつリードを引かれる状況は彼女にとって悦びでしかないらしい。試しに縄を上げてわざと首が絞まるようにしてやると、一瞬背中がピンと弓なりになった。
「ほら、ベッドに着いたよ。人間に手伝って貰わないと目的地に行けないなんて本当に哀れだね」
ベッドに座り、床を見下ろして茉莉花を見る。荒い呼吸を整えると膝立ちになり、ベッドに上がって来ようとしたので、透かさず尻を平手で打つ。
「あ♡」
と大声を上げたが、それに負けない音が鳴るように続けて何回も尻を強く叩く。何度かそうしているとベッドに上がろうとしたから叩かれていることに気付き再び床で四つん這いになった。
「ごめんなさい♡犬が調子に乗りました♡何でもするので許して下さい♡」
既に白い肌に真っ赤な平手の紅葉が浮かんでいるが、まだスパンキングを続ける。
「あ!ワン♡ワン♡」
人の言葉を喋った罰だと察した時には尻全体が赤く染まっていた。指先で触れるか触れないかギリギリの塩梅で撫でると、叩かれて感覚が鋭敏になっているのか全身を震えさせた。口から息が漏れる音は聞こえたが、声は出していないのでスパンキングはしない。
床にいる茉莉花の頭を足の裏で撫でる。どう考えても屈辱的なシチュエーションだが、やはりマゾらしく興奮して愛液で太ももを濡らす。
「犬の群れの上下関係はお互いの位置を見ると大体分かるらしいぜ。ボスは上で手下は下。茉莉花ワンちゃんもちゃんと理解できてて偉いね」
頭いいね、よしよし。そんな風に声を掛けながら足を動かし続ける。サラリとした髪の感触で足の裏がこそばゆいし、犬耳のカチューシャに当たらない様にしているので思ったより面倒だ。
それにしても茉莉花は普段から、髪は女の命です、と公言している。その髪を足蹴にされているこの状況は尊厳破壊とか言われる類なのだろうか。しかしお互いが同意の上でのプレイだから違うのだろうか。どちらにせよ命と宣言しているものを足で荒く扱われても、文句を言わないどころか興奮している茉莉花は変態のマゾ女である。
「おら、腹見せろ。急所晒して降参のポーズしろ」
気を使いながら頭を撫でることと、片足がすることないので、背中を見せる体勢から仰向けにさせる。俺の足元で茉莉花が寝っ転がったので右足で顔を、左足は胸を踏む。
「あー、大好きなご主人様に踏まれて嬉しいね。嬉しくてご主人様の体を舐めたくなってきたね」
右足を口元へ持って行くと舌を伸ばして舐め始めた。そして自由にさせていると舐める箇所が足の裏から段々と指の方へ移っていき、指の股に舌を捻じ込んできた。
足を舐める水音を聞きながら左足の指で勃起した乳首を抓む。足の指は器用な方ではないが、ツンと上を向いているので簡単に挟める。そうするのに飽きたら足の裏で乳首を押し込んだりして感触を楽しむこともできる。
「嬉しかったら犬らしく尻尾を振ってみたらどうだ」
腰を左右に振ったが、床に背中を付けたままでは尻尾も床へ垂れ下がっていて全然動かない。尻尾が全然振らないじゃないか、嬉しくないのか。そう問うと、尻を浮かせて勢いよく尻を左右に振る。しかし上半身は足が乗っていて浮かすことが出来ずにそうしているので、両肩は床についているのに尻を浮かしている大分滑稽な格好だ。
「お、ちゃんと尻尾振れてるぞ。お前が悦んでると俺も嬉しいよ」
茉莉花の目に見える様にスマホのカメラを起動する。こんなに痴態を晒しているのに写真に残るのは恥ずかしいのか手で顔を隠した。もちろんそんな行動許さずに手を退かして写真を撮る。男に踏まれて、足に奉仕をし、愛液垂れ流しながら興奮している女のハメ撮りだ。
気分の赴くままにシャッターを切るが、被写体が足元で寝っ転がっているだけでは直ぐに似たり寄ったりの写真ばかりになってしまう。体の上から足を除け、リードを引っ張りベッドに上がるように促す。
ベッドへ上がる茉莉花の尻の辺りを眺めていると、また尻でも叩かれるのかと不安そうな目をしていたので、気にせずリードで引っ張り上げる。そして俺の目の前で四つん這いになった。こうして目の前にすると意外と犬のコスプレグッズが凝っていることに気付いた。
犬耳のカチューシャは髪と同じ色をなので、しっかりと同化している。頭に固定する器具も髪で隠しているおり、チラリと見るだけなら違和感がない。さらに尻尾の方も色を合わせている。元々の美貌と相まってここへ来た時の服でも着れば、そのままコスプレ会場に混ざっても問題なさそうだ。最も今はそれ以外何も身に着けていないのでただの性に溺れたメスでしかないが。
「アナルプラグを咥え込んだ尻穴も撮ってやるから尻を向けろ」
さて、尻尾が生えている姿を見てから結構な時間が経っているが、間近で見るのはこれが初だ。意外と足で虐めるのが楽しく時間をかけすぎた。いや、そもそももっと前からアナルを開発していると言っていたが、実際にアナルを使った姿を見るのは今日が初めてだ。
こうしてアナルを使っている姿を目の前にし、自分が思っている以上に興奮していることに気付く。今すぐにマンコにぶち込んでやりたいが焦る必要はない。時間はたっぷりあるので、この痴態をもっと写真に収めよう。
尻を向けてきたが少し距離が離れているので尻尾を掴みゆっくりと手繰り寄せる。鼻息を吹きかけられるほど近づいたので、尻尾から手を離して写真を撮る。アナルから尻尾の生えた尻を複数枚撮る。次に手で尻タブを広げ、アナルからほんの少しピンク色のアナルプラグを覗かせて撮影。
視線を感じて顔を上げると茉莉花が真っ赤な顔でこちらを見ていた。尻尾の生えた尻と顔を画角に収めて撮影。今撮った写真を確認すれば、茉莉花のアナルから尻尾が生えているのがよく分かる一枚になった。
しかし笑顔ではないのが気に入らない。笑顔とついでにピースも要求して撮影。中々満足のいく一枚になった。
犬の言葉しか喋れない上の口の代わりに、下の口が雄弁になっている。物欲しげなメス穴はクパクパとオスを誘い、食べごろですと示すように愛液で視覚から、発情したメスのフェロモンを全身から発している。
試しに小指の爪で陰唇を軽く掻く。そうすると随分待ち望んでいたのかイキ潮を少しだけ吹いた。そのまま爪の先でゆっくりとなぞるが、もっと刺激を求めて腰を振りちょっとずつ全身で近づき、膣内に指を咥え入れようとしてくる。その分手を後ろに下げるが、茉莉花もそれだけ距離を詰めてくる。
確か犬は信頼している人にはお尻を当てる。無防備な背中を任せるためらしいが、そのために今、茉莉花がやっているように尻尾を振りながら後ろ歩きをするのだろうか。そんな益体の無いことを考えていると、とうとう尻が俺の手ではなく体とぶつかった。
浅ましいことに手を求めていたことを忘れ、股間同士を擦り合わせて陰茎を探し始めた。未だに自分でペースを握れると思っている浅慮さに呆れる。体を乱暴に掴んでひっくり返して仰向けにし、太ももに膝を乗せて動きを封じる。
姿勢の関係で膣の入り口近くに陰茎の先端があり、挿入て貰えると勘違いをしたのだろう。茉莉花が手でマンコを広げて男性器を受け入れる体勢になる。荒く息を吐きながらチンコに見惚れているので俺の冷めた表情には気付きそうにない。
「犬らしくねぇな」
ここで挿入は愚か、直接性感帯に触れて快楽を与えるとますます増長するだろう。なので握り拳を作り、腹の上から子宮を揺さぶってやろうと考え、臍の下に拳を押し付ける。
「おぉ゛♡ケツ穴、や゛、ぁ♡」
思った以上に大きく反応した。茉莉花自身も驚いたのか俺の手を抑えた。
ああ、そういえば、アナルに玩具を挿入て歩くだけでも腰が砕けそうになっていた。更にポルチオで快楽を得られるように開発をしていた。この二点が頭の中で結ばれて結論を出す。アナル側と腹側の両方から子宮口が押し潰されて絶頂した。それだけの事だ。
再び拳を押し込めばいとも容易くイキ潮を吹く。そうでなくても野太い声を絞り出して快楽に悶えている。面白がって何回も続けるが、流石に音の鳴る玩具扱いは嫌なのか、血管が浮き出るほど両手で力を込めて拳を止めようとしている。なので無駄な抵抗をしている両腕を頭の上まで上げさせ、片手で上から抑えつける。それだけで彼女は些細な抵抗すら出来なくなった。
お誂え向きに上体を倒す形になった。体重をかけやすくなったのでより簡単に、強く圧迫出来るようになった。
「お゛、あ゛ぁ゛、お゛♡や゛め、お゛お願いしま゛っ♡」
「犬語」
「わ♡わん♡」
簡単にマゾアクメを決める茉莉花に乗せられてしまい、折角犬のコスプレをしているのに殆どいつも通りのプレイになってしまったので反省。
体を退かせば物欲しい目でもっと責めろと訴えてくるが努めて無視し、先ほどから首にかかったままのリードを手に取る。やはり雌犬はリードを引いて散歩をしなければならないだろう。
年末あたりから体調悪かったせいで更新できていませんでした。
失礼しました。