「ん~、兄さんだ」
「あ、やっと起きた」
結局茉莉花が目を覚ましたのは粗方掃除が終わってからだった。床はもちろんスク水にも小便がかかってしまったので脱がして彼女の体まで拭いた。完全に脱力した体をベッドまで運ぶのも骨が折れる作業だった。
そんな俺の苦労何て知らずに寝ぼけ眼でこちらを見ている。両手を伸ばし、
「キスしましょ~」
なんて呑気な事を言う。だが断る理由もないので近づくと手足を絡みつかせ、覆いかぶさるようベッドへ倒される。
リップ音を立てるだけのキスを鎖骨のあたりから、首、耳と段々と移動をしていき、最後は親鳥に餌をねだる小鳥みたいに口を開け舌を突き出される。これ以上は自分で動く気がないようなのでお望み通りこちらから動く。
麺でも啜るみたいに下品な音を立てながら舌に吸い付く。口内に唾液が溜まってきたら舌の上に乗るように流し込んだり、伸ばされたままの舌を舐め上げたりする。しばらくそうしていると満足したのか密着して胸板に頬ずりしてきた。
「ん~、兄さん好き」
「はいはい、俺も好きだよ」
頭や耳の裏を撫でながらあやす。茉莉花はこうして疲れて人目がないときはこんな感じで甘えてくるのだ。初めてのことではないので対応も慣れたもんだ。
「今日はどうする?このまま休憩したら帰るか?」
「ん~、コスプレエッチは?なんか衣装を注文したんでしょう」
「したいけど、茉莉花が休みたいならそっちを優先するよ」
「私をあんなに気持ちよくしてくれたんだから我儘言って下さいよ」
「めちゃくちゃしたい」
その言葉を聞くとのそのそと離れ、
「目の前で着替えて欲しいですか」
と問うてきた。生着替えはいくら見てもいいものなので、もちろん見たいと返す。でも正面から見せるのは着込んでからにして欲しいと付け足した。
内扉を開けてコスプレ衣装が入った袋を持ってくる。ベッドで寝ころびながら女がエロ専用の服を着る様子を見られるなんて、自分は幸福者だ。
背中を向けて着始める。それにしても胸を薄く肉付きも少ない肢体だ。それでも男みたいに角ばっておらず丸みを帯びているし、腰には括れがあって尻には脂肪が乗って一目で女と分かる最高の肉体をしている。
女体に感動していると着替え終わった彼女が振り向いた。
「兄さん、こういうアバズレみたいな服着てる女性が好きなんですか」
不機嫌さと怪訝さを混ぜた表情を浮かべそう質問してくる。頼んだ衣装はいわゆるアメスクと呼ばれるものだ。商品名はミニマムセーラー服。
ブラウスの丈は短く、腹部を露出したいわゆるヘソ出し状態。しかもセーラー襟と胸をギリギリ隠せる程度の布しかなく脇すらも隠せていない。スカートは股と同じ高さ超ミニスカート、ただ立っているだけでもパンツを隠すことができない。最も今は履いていないので性器が簡単に晒されている。
確かに普段スカートを履いても膝を見せないくらい長いものしか持っていない相手にそんな服を着せればそう思うのも無理ないかも知れない。
「街中でそんな格好の女に出会ったら全力で距離をとるよ。普段優等生で清楚な君が、頭の緩いバカ丸出しの服を着ていることに興奮してるんだ」
「……褒めたって嬉しくなんかないですよ」
愛液を太ももに垂らしながらそう言った。どんなに上手く嘘を吐こうともこれでは誰も騙せないだろう。
「それでどうして欲しいんですか?」
「丁度この部屋に教室を模した一角があるだろ」
「何か教えてくれるんですか?」
「いや」
立ち上がり教壇側へ歩く。
「優秀な生徒にオスへの媚び方を発表して貰おうと思ってね」
一種の羞恥プレイを強いられてることに気付いた茉莉花は鼻の下を伸ばし笑った。
▽▲
「ほら、見てください。さっきあんなにセックスしたのに、もうピッタリ閉じてるキツキツマンコですよ」
黒板の前に立つ俺に対し、生徒用の机に座りながらスカートをたくし上げて説明をしている。学校の成績だって上位に食い込む彼女が行儀の悪く頭が緩いことをしている現実に興奮している、努めてその感情を表へ出さないようにする。もっと恥ずかしがってくれなければ面白くない。
「締まりの凄さを実演しますね」
そう言うとローターを膣に入れ、リモコンを手渡してきた。コードは短くないとは言え限界がある。コードがピンと張らないよう、机の上の狭い空間で蹲踞の姿勢かつ、後ろ手でバランスを取り腰を突き出してきた。
「引っ張ってみて下さい。締まりがいいから全然抜けませんよ」
言葉が終わるな否やスイッチを強にする。
「あっ♡アピール無視して引っ張らないで♡」
「メスが男に意見を言っていいと思ってるのか」
ローターを止め、教卓で台パンをして如何にも怒っていると態度で示す。顔の紅潮を引かせ、
「メスの身分も分からないバカマンコに常識を躾けて下さいますか」
と言った。すかさず自分を卑下して男を上に立てるとは流石の頭の回転の早さだ。
「じゃあまずは減らず口を叩いたその口は何のためにあるのか教えろ」
「はい!男に媚びへつらい」
「男?随分な言い方じゃないか」
「男性様に媚び、オチンポ様はもちろん足の裏や肛門まで舐めるためにあります!」
「よく分かってるじゃないか」
ローターを一番弱く動かしながら褒める。
「胸は何のためにある?」
「もちろんセックスアピールのためです!これは揉むのも吸うのも男性様の手慰めためであり、その度に喘ぎ声を上げて楽しませるためのものです!」
体をできる限り動かし、小ぶりな胸を申し訳程度揺らしながら答えた。ローターの振動を中くらいにする。興奮で垂れた愛液は茉莉花の肛門まで濡らしている。
リモコンを激しく動かしコード伝いに膣を刺激しながら、ここは何のためだと訊く。
「オマンコは男性様にオチンポ様を恵んでもらい、精液をコキ捨ててもらうためのものです!それに私は避妊薬を飲んでいるのでコンドーム何て無駄なものをせずに扱っても何の咎もございません!」
「ふーん、他には」
「私のオマンコは余すとこ無くキュウキュウとオチンポ様を締上げますので気持ちよく射精できると約束します!」
「ローターを引っ張って外れたら意味のない無駄な穴だってことだな」
いくら締め付けが強かろうと人の手の力に勝てるわけがない。茉莉花もそれは分かっているだろうから返事をすぐにできずにいる。だが断れば今までのオス媚び発言が嘘になるので乗らざるを得なかった。
「もちろんです!抜けてしまうような緩い穴にも、それがあるメスにも価値がないので見捨てていただ、ああっ♡」
徐にローターを強にする。直ぐに抜くのではなくなるべく甚振ってから抜きに行こう。
「ほらっ♡簡単にっ♡抜けないでしょっ♡」
ギリギリ動かない程度の力で引っ張り続ける。全身を真っ赤に染め上げるほど力を込めているのが分かるが、こっちは力を込めていない片手なのでやはり勝負は決まっている。
「兄さんっ♡強弱つけてっ♡責めないと勝てないんですかっ♡」
刺激に慣れないように振動を変えながら責める。とはいえ絶頂が近づくと肛門を窄めて耐えようとするので、そのタイミングで弱くしているのが殆どだ。
始めのうちは膣の締上げと絶頂の耐えで体力を多く使っていたが、ローターの緩急の付け方を学習してきてローターを弱めるのと同じタイミングで力を抜いてくるようになった。体力の温存が上手くなった。なので寸止めの責めを止め、茉莉花の不意を突くようにローターを強にする。
「ん゛♡ああっ」
絶頂時には一番強く締まるが直ぐに体が緊張を解く瞬間がある。それに合わせてローターを引いて少しだけ動かした。
「動いたぞ、緩くて価値のない穴だってことかい」
「まだ、まだ抜けきっている訳ではないですよ。決めつけるには早いんじゃないですか」
息を整えながらそう余裕ぶる。時間制限は決めていないので茉莉花の勝率はない。止めていたローターを再び動かす。
「もう締まりの良さがっ♡分かったんじゃないですか♡早くセックスしましょうよ♡」
勝負をうやむやにするため早くセックスしようと誘ってきたが、無視をして何度も同じことをする。もうローターは膣内から顔を出し、かろうじて落ちていないところまで引き出した。
「これは緩いクズ穴か」
「もう絶対引き出せません♡あっ♡ローター動かさないでっ♡やだやだイクッ♡」
絶頂をして弛緩ても引き抜かずに様子を見る。クズ穴認定されずに済んだと思ったのか笑顔でこちらを見たが、その時にローターを引く。もうされないと考えていたのか意図も簡単に抜けた。
「あ」
呆然とした顔で揺れるローターを見つめる。思考が纏まらないのかしばらくそうしていたが、現実をゆっくりと受け止めた後には素早く机から降り、土下座する。
「嘘吐きのバカマンコですみません!で、でも」
「でも?さっき緩い穴は何だって言ってたっけ?」
「か、価値がないから見捨てていいと言いました」
床へ置かれた頭に足を置いて撫でる。
「よく覚えてたな。偉いぞ」
「えへへ、ありがとうございます」
ひとしきり撫でた後は口元へ足を持っていき口を閉じさせる。何も言わずとも足を舐める。自発的に指の股にさえ舌を差し込んだ。
「まぁ俺は優しいから見捨てることはしないよ。でもな、誠意を見せて貰わんことにはな」
うつ伏せの体勢になり、服をまくり胸を露出させ足の裏を舐めた。さらにスカートの下から手を突っ込み下品な水音を立てた。
「学力順位一桁の現役JKは何をすればいいでしょうか」
「写真を撮るからそのままにしてろ」
反応も見ずにスマホを取りに歩く。水音がなくなったので大分葛藤しているだろう。それでもスマホを持ち帰って来た時も、無様な姿を晒したままの体勢だった。
「写真撮るぞ」
カメラを向けると戸惑った顔をしたが、すぐに笑顔に両手でピースをして撮られる準備をした。一枚撮ってやると興が乗ったのか、蹲踞の姿勢でスカートをまくれとか、四つん這いで尻を突き出せとか、そういった要求を受け入れるようになった。
事前に保存されていた画像より、今日撮った写真の方の量が超えるまで写真を撮った。カメラ越しに媚び、性器を濡らした姿を見続けてもうこちらも我慢はできないが、ただセックスをするだけでは面白くない。机の上で仰向けに倒し電マを持たせる。
「緩い穴をキツくするためにそれで圧迫しろ。クリトリスを全力で潰して一番強く稼働させろよ」
「机の上でこんなことしたら、学校でも思い出して絶対集中できないですよ♡」
だらしない顔でそう期待した。まず濡れそぼった穴に挿入をしてから、茉莉花は電マを押し付けた。
「あ♡これでスイッチ何て入れたら絶対ヤバイ♡」
それだけで許容以上の快楽に襲われることが予感できたのか、指が震えて決して電源を入れなかったので無理やり入れた。
「お゛っ♡」
薄い腹越しに電マの振動で射精をしそうになったがどうにか耐えた。茉莉花だけを責める気持ちだったが不意打ちめいた刺激だったのでよく耐えた自分を褒める。そうじゃなくても外から押し付けられているおかげでいつもより締まりがよくて気持ちがいい。
茉莉花はキスをするために顔を起こしていたが、電マが動くと体をエビ反りにした。足も腰もビクビク跳ねさせアクメを決めている。まだ腰を振ってないのにこれでは先が思いやられる。
「あ゛っ♡脳がっ♡焼けちゃうっ♡」
気持ち良すぎて腰を止めるのは無理そうだ。茉莉花も脳が焼けるとか言いながらも電マをクリトリスに押し付けるのを止めない。奥へ突く度に潮を吹いて腹を濡らす。
いくら腰を掴んでいるとはいえ、やはり腰をぶつける度に奥へズレてしまう。そうなったら引き寄せていたが、直に面倒になって来て常時腰を引き寄せることにした。体は離れることが無くなったが、腰を振る度に鳴っていた音が水気を帯びた拍手めいた音はしなくなる。常にチンコを膣の最奥にある子宮口へ押し付け、全力で腰を振る力を振動として全て受け取るようになる。
「死ぬっ♡死んじゃうっ♡お゛っ♡」
射精をしても性欲が収まらず、射精をしながら腰を振り続ける。その間も茉莉花は息の絶え絶えといった様子で乱れていたが、二回目の射精をしたときに気を失った。
電マを押さえつける力もなくなったが、握りこんだまま意識がなくなったのでクリトリスを刺激しているままだ。こちらも動く気にならず、しばらく見た後に電マを触ったら自身の熱でかなり熱くなっていた。時計は見ていないが大分長い間セックスをしていたようだ。
電源を落として水気を拭いてから適当に置く。自分の腹から下が茉莉花から出た液体でびしょ濡れになっている。茉莉花の肩を叩いて起こし、
「風呂に入ろう」
と声をかけた。
▽▲
「入浴剤もあるんですね」
「至れり尽くせりだな」
二人で風呂に入りながらそんな会話をする。湯舟が広いので同時に入っても窮屈さは全くない。初めは向かい合わせにだったが、折角なら体を密着させようと茉莉花が言い、俺を背もたれにしている。お互いの頬をくっつけるまで頭を後ろに倒し、鼻歌を歌いながらご機嫌な様子だ。
俺の腕はお腹のあたりで抱くようにされた。その両手に添うように手を当て、指先でこちらの指先から肘まで撫でるのを繰り返している。そうしている徐に、
「そういえば写真の事ですけど」
と聞いてきた。
「あぁ、やっぱ消して欲しいか」
有耶無耶になることを期待していたが、やはり見逃されなかったか。そう思っていたが別に、と小さく呟き複雑そうな表情をしている。
「全部は消さないですよ。その、写真撮られるの、結構楽しかったので」
でも、と続け。
「写真写りが悪いと判断したものは消させてもらいます。その、兄さんに見てもらう私は綺麗でいたいので。それと他人には見られないように保存するのが条件です」
「スク水着てる時に気絶したときも写真撮ったけど、それも許してくれるのか」
「え、そうだったんですか。まぁいいですよ。さっきの条件で消しちゃうかも知れないですけど」
「やったぜ」
思いつく限りの誉め言葉を茉莉花に送ったら、鼻を鳴らして得意げになった。天才で寛大な私を抱きしめる権利をやる、とのことなので回した腕に力を込める。密着度が高まって嬉しそうに笑った。心なしか腕を撫でる速度も上がった気がする。
楽しそうなので邪魔はしたくなかったが浴槽に入ってから尿意を催してしまっている。さっきから我慢しているがもう限界だ。
「ちょっとトイレに行きたいからどいてくれないか」
「小さい方なら私の頭にかけてくれませんか」
無視して立ち上がったら、両足を抱え込まれた。
「私がして欲しいって言ってるからいいじゃないですか」
「いや、流石にダメだって」
「私はこのままずっと同じ体勢でもいいですよ。それで漏らすくらいなら私にかけて下さいよ」
テコでも動きそうになかったので了承する。ただ信用しきった訳ではないのか、扉側に移動してから、チンコの前に顔がくるように座った。
「やっぱり嫌って言っても全部顔にかけてやるからな」
キスでも待つみたいに目を閉じて上を向いた端正な顔に小便を浴びせる。どうせなら絹みたいにつややかな黒髪を汚そうと思い、頭頂部を狙う。自慢の髪が貶されているのに笑顔を浮かべて嬉しそうだ。
「ふふ、兄さん専用の肉便器になっちゃった」
黄色い水を含んだ髪を手に取りながらそう呟いた。見てるこっちが気恥ずかしくなってきたのでシャワーを浴びせる。不満そうな顔をしたが清潔にしなければ触れ合いはしないと言えば、しぶしぶ髪を洗い始めた。
その後はお互いの体を泡だらけにして洗ったり、また二人で浴槽に浸かったり。十分な時間を使って疲れとり、タオルでお互いの体を拭き、入って来た時より清潔になってラブホから出た。
外へ出て、ようやく空が暗くなり始めるような時間になっていることに気付く。そうなると空腹が気になってくるが、疲労で量が多いものも、提供に時間がかかるものも避けることにし、牛丼を食べることになった。
早く家に帰って休みたかったので、掻き込むように食べ帰路についた。
なお帰宅した俺たちは両親に映画が楽しかったかと聞かれ非常に焦り、二人して上映中に寝てしまって映画の記憶はないと言い訳をした。