男の俺は聖女になれませんが……聖女の力を覚醒させるチ××はあります! 作:elly
第十三話
「ローナ……」
ルパートがローナの肩に触れると、ローナの肩がビクンと震えた。
「怖い……よな?」
ゆっくりとローナを抱き寄せると、二人は向き合う姿勢になった。恥ずかしいのか、ローナは目を伏せている。その様子がとても愛らしく、ルパートはローナにくちづけた。
(ん……柔らかい……)
一旦、唇を離したものの、もう一度その感触を味わいたくて、すぐにまたくちづけた。
(ローナ……)
ルパートが唇を離そうとした瞬間、ローナがルパートの首に両腕を絡ませ、グッと引き戻した。
今度はローナの番だ。三度、唇を合わせる。
「んっ、んんっ……!」
何とローナは舌を差し入れてきた。
ビックリして、思わず体を引いてしまった。
「ごめんなさい……嫌、だった……?」
しまった、と後悔した。とっさのこととはいえ、ローナを拒絶したような感じになってしまった。
「そういうわけじゃないんだ。ただビックリして……」
ルパートとローナは同い年であったが、ローナはどこか幼く、ルパートはローナのことを勝手に妹のようだと思っていた。その妹みたいなローナのいきなりの大胆な行動に戸惑ったのだ。ローナが知らない間にルパートを追い越し、一気に大人になってしまったように感じた。
「私……娼館でどういうことをするか教わったの。だから――んっ……!」
――ちゅっ、くちゅっ、レロレロ……。
ローナはさらに積極的に舌を絡ませてきた。
第十四話
「「ぷはっ……」」
(次は胸か? 胸を触ればいいのか……?)
胸を触わるつもりで唇を離したが、いざ行動に移そうとすると、急に迷いが出てきて、動きが止まってしまった。
「……私がしてもいい?」
「ん、ああ……」
この場はローナに任せることにした。
「!」
(こ、これって……)
ローナは掛け布団を下半分だけめくると、裸の下半身に夜気に晒され、少し身震いした。
「ちょっとだけ我慢して。すぐに温かくなるから」
さきほどの濃厚な口づけのせいで、ルパートのモノはすでに怒張していた。その根元をローナは軽く握り、ゆっくりとしごき始めた。
「んっ……」
ルパートは、初めての快楽に思わず腰を浮かせた。
他人に、しかも女の子のふっくらとすべすべした手でしごかれるのが、こんなに気持ちのいいものだと思わなかった。握っている力も弱いし、動きも遅い。それなのに、自分でするのよりもずっと気持ちがいい。
「気持ちいい……」
いつの間にか屹立全体をしごかれていた。
(ダメだ! もう我慢できない――)
限界を目前にしたとき、亀頭が柔らかく温かいものに包まれた。
「れろっ、れろれろ」
ローナが亀頭を咥えたまま、鈴口を舌先で舐め回していた。
猛烈な快感がルパートを襲った。
(もう、間に合わない!)
迫りくる射精に備え、ローナを引きはがそうとした。
――どぴゅっ、どぴゅっ、びゅるるるるるる……。
「んんんっ――」
呻きと共に、ルパートはローナの口内に勢いよく精を放っていた。
しかし、ローナはペニスを咥え込んだままだ。それどころか、さらに口を窄め、亀頭から最後の一滴まで吸い取ろうとしている。
(もしかして……俺のを飲んでる?)
股間に顔を埋めていたローナが、口元を手のひらでぬぐいながら顔を上げた。
「飲んだのか……」
おそるおそるローナに尋ねると、
「うん、飲んじゃった。ルパート君の……」
ちょっと恥じらいながらローナは答えた。