※この作品はR-18です。

男の俺は聖女になれませんが……聖女の力を覚醒させるチ××はあります!   作:elly

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第一章の最終話です。


第一章  『聖(性)なる力目覚める!? 幼馴染とせがまれエッチ』 ⑩

第二十話

(朝か……)

 カーテンから差し込む光が目に入り、ルパートは朝の訪れを知った。

 寝不足気味なのか、少々体が重だるい感じがする。 

(! な、何だ……?)

 下半身にくすぐったさを感じ、一気に目が覚めた。

 頭だけを動かし、ローナのベッドを見ると、もぬけの殻だった。

(まさか……!)

 慌てて掛け布団をめくると、股間に顔を埋めているローナがいた。

「あっ、おはよう!」

 ペニスを扱きながら、ローナが顔を上げた。やっていることとは裏腹に、ローナの朝の挨拶はさわやかだった。

「昨夜あんなに出したのに、もうこんなになってる……」

 ――れろっ。

 ローナは、とろんとした目つきをして竿に舌を這わせた。

「何を――うっ!」

 ――ちゅぱっ。

 逃れようと上半身を起こし、腰を引こうとすると、ローナに亀頭を吸われた。

 すると、唐突に昨晩の記憶が蘇った。あの快楽を期待し、ローナに身をゆだね始めている自分がいた。

 ローナが頭を上下に動かすと、ほどなくして射精したいという欲求に襲われた。

(ヤバい……!)

 ローナはもう制服に着替えている。このまま出してしまったら、制服を汚してしまうかも知れない……。

「ローナ……」

 離れてもらいたいという意味で、ルパートは声をかけた。

 ――ぱくっ。

 ローナはそれを逆の意味にとらえてしまったみたいだ。より深くペニスを咥えこむと、射精を促すかのように舌先でチロチロと亀頭を舐めだした。

 昨日もやったせいか、舌使いがこなれてきている。

「で、出る……っ!」

 勢いよく出た精液をローナは一滴も零すことなく、全て飲み干した。

「私、今日、日直だから先に行っているね」

 ティッシュで口元をぬぐいながら、ローナは言った。

「あ、ああ……」

 数分前まであんなに淫らなことをしていたのに、ローナにはもうその気配は感じられない。何だかルパートは置き去りにされたような気になった。

 出かけようとするローナの姿を何とはなしに視線で追っていた。すると、ドアを開けようとしたローナが突然、ルパートのところに戻ってきて、耳元で囁いた。

「したいときはいつでも言ってね。私がここにいる間はいつでもしてあげる」

 

 

第二十一話 

「き、聞いて……ルパート君! 大変なことが起きたの!」

 先に寮に戻ったルパートが部屋でくつろいでいると、ローナが興奮した様子で帰って来た。

 全速力で走って来たのだろう。髪は乱れ、顔は赤くなっている。

「とにかく落ち着け」

 コップに水を一杯汲んで差し出すと、ローナはそれを一気飲みした。

「あ、あのね! その、力が戻ったの!」

「力?」

「そう! 〈聖女の力〉!」

「は? 何で? だってあれは――」

 今のローナに〈聖女の力〉があるということはあり得ない。そもそも処女を失った時点で、完全に〈聖女の力〉は消失している。

(どういうことだ……?)

 ルパートは困惑した。

「それでね、〈聖女の力〉も前よりもずっと強くなっているんだって!」

「何だって!」

 思わず大声を出して立ち上がった。

「ちゃんと調べたのか?」

「う、うん……。先生もおかしいって言って、何度も調べて……で、そもそも力が弱くなったっていうのが何かの間違いだったんだろうって……」

「バカな!」

 あの日以降、ルパートとローナは、何度も欲望に身を任せており、ローナが処女でないことは明白だ。なのにどうして……。

(まさか! でも、そんなことは聞いたことがない……!)

 ルパートの中に、ある考えが浮かんだが、すぐに打ち消した。 

「どうしてこういうことになったのか理由はわからないけど……娼館に戻ることにならなくて本当によかった……」

 腑に落ちないことは多々あるが、ローナの退学の危機が去ったことは事実であった。




第一章を最後までお読みいただきありがとうございます。


第二章  『公開セックス! お嬢様は陥没乳首』に続きます。
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