「んっ………ほぉかしら?」
「すっごくいいよ、両儀式」
現在、アニメやゲームのキャラである両儀式にフェラをさせている状況を崩壊前の自分に言ったら、妄想をし過ぎて気でも狂ったかな?と冷静に考えるし、そもそもサーヴァントが本当にゲームキャラと同じかどうかも怪しいがそれを気にしていたら今の世界で生きていけないだろうな。
なんせ、ゲームやアニメの描写からエネミーを倒すのに軍隊並の装備が必要になるし、1人でシャドウ・サーヴァントと対面した場合は死を覚悟するしかないので、いくら中身が怪しくても対抗できる能力を持つサーヴァントに頼るしかない。
その上、両儀式を始めとする俺と契約したサーヴァントは俺の事を好いてくれているので、現状はこのままで良いかなと思っているとそろそろ出そうだ。
「出すよ、両儀式!」
「んっ、ひてぇ!」
その言葉と共に、口の中に出すと彼女は満足げに飲み干していき、出し終えたのを確認すると両儀式は白濁色の液体を口の中に含みながら微笑んできた。
(あーもう、こんなんで彼女を征服した気分でいるんだから俺ってかなりチョロいもんだぜ。まぁ、惚れた時点で同じようなもんか)
今までは、友人は居ても親友と呼べる奴がいない程度には他者と交流をしてこなかったので、チョロいヒロインであるチョロインは創作物の中だけだろうと考えていた。
そして、今回の騒動が起きて混乱の真っ只中にいた俺を助けに来てくれた彼女とエミヤは俺にとってのヒーローに見え、それと同時に助けに来た主人公に対して簡単に惚れるってこう言う事かぁと実感した。
その結果、彼らを疑いながらも大した抵抗感もないままに受け入れたのは、ゲームにおいて絆やらをカンストさせたサーヴァントであるのと同時に惚れた弱みってのも含まれていたりもする。
「気持ちよかったですか、マスター」
「あぁ、勿論」
「私も既に準備はできています。よろしければ本番もしたいのですがよろしいでしょうか?」
「あぁ、大丈夫だとも」
飲み干した両儀式が、ズボンやらを脱ぎながらそう言ってきたので了承しながら、俺も脱ぎかけのズボンやらを脱いで互いに全裸になってからどっちが上かで戸惑ったものの最終的に彼女が上になる事で決まった。
「知識としては知ってるけど、初めてだから痛かったら言ってね?」
「勿論だが、それはお互い様だろう?」
「ふふっ、そうね」
俺は彼女を作らなかった以上、妄想はするが実際にやった事はない一方で両儀式もこの世界に来て初めての相手が俺なので、初心者同士でやるエッチになるだろうな。
その事で、不安はあるがやらないと彼女の好意を無駄にするだろうし、そうなると他のサーヴァント 特にトラロックやモルガン、伊吹童子なんかがやりに来るだろうから『勝負なら今、ここで決める!』と、どこぞやの薄氷の巨人の人みたいな気持ちで待っていると両儀式はゆっくりと、しかし確実に腰を下ろして逸物を秘所に挿入した。
「はぁぁ〜、膣奥まで来たぁ」
「スッゲェ良いよ、両儀式」
「それは、よかったわ。んんっ!」
その際、騎乗位による快楽で軽くイきかけているのだがそれでも動きたい様子で覚束ない動きで腰を動かしている。
(彼女の心遣いは無駄にしたくない。だからと言ってこのままだとあまり気持ち良くないから長丁場になるなぁ。ここはマスターとして彼女をリードするか)
彼女の動きを見て、そう思いながら自分でも腰を動かすと予想外の動きだった様で固まってしまった。
「マ、マスター。何を」
「このままだと長丁場になるからね。一緒に気持ち良くなろう、ぜ!」
「あふん! まっ待ってぇ! 動かさないでぇ!」
そして、その言葉と共に腰を動かすと彼女は懇願するように前屈しながら言ってきたのだが、それで動きを止める程の余裕は今の俺にはない。
何しろ、初めての本番で我慢していた性欲は暴走しかけているし、いくらバニヤン並にスレンダーな体躯の両儀式であっても、月明かりに照らされて下から見上げるのは中々に壮観だからだ。
そんな彼女をよがらせたい、もっと
「あっ! やぁっ! ダメっ! イく! イっちゃうからぁ!」
「イく姿見せて、両儀式」
「あっ、やっ、あっ、あぁっ、うっ、ん〜〜〜〜〜〜!!」
そして、突き上げる腰の動きにイった様で大きくのけ反る形で天井を見上げ、硬直が解けた両儀式は俺の体に自分の体を預ける様に倒れ込んできた。
「ズルいです、マスター。私がイかせようとしたのに」
「すまんすまん、気持ち良くなりたかったもんでね」
「………仕方ありませんね。その代わり、私が満足するまで付き合ってもらうわよ? マスター」
「はいよ」
どうやら、俺をリードできなかった事に対して不満げらしい。
アサシンの方は兎も角、セイバーの方の彼女は紛いなりにも根源の存在である以上、知識に偏りがあるとは言っても10代半ばの俺をリードしたい様なので両儀式の気が済むまでヤりあった。
両儀式 side
まさか、根源である私がリードされるなんて思ってもいなかったわ。
この世界へ来るにあたって、ゲームのキャラクターだった頃の私の記憶を引き継いでいる、とは言っても最初に会った時のマスターの印象は悪く言えばどこにでもいる様な人、良く言えば年相応の学生だった。
エネミーの登場によって、混乱してパニックになって只ひたすらに逃げ惑うしかなかった学生だったマスターは、私とエミヤが出迎えに行った際には片腕を骨折して酷い顔をしていた。
こんなマスターで大丈夫かしら?と、思っていたのも束の間で他のサーヴァントから事情を聞き出した後は、生き残った家族と連絡を取り合って合流の方法を模索した。
合流する方法は、私からすれば穴だらけの計画だったけれども運が良くてマスターの姉妹と無事に合流できた一方で、彼のご両親とは未だに連絡が取れていないとの事で悲観的になっていた。
その事で、10歳にも満たない子供の様に泣くマスターに心のどこかで揺り動かされて、あれよあれよと言う間に体を重ねて彼を疲れさせる事に成功したわ。
正直に言って、マスターを満足させる事ができるのかは自信半分不安半分だったけれども、彼は満足してくれた様で今は私と向かい合う形でぐっすりと眠ってしまった。
「大丈夫よ、マスター。例え、あの姉妹が居なくなっても私はいつまでも一緒にいるわ。そして貴方が死んだ時、私の根源へと導いてあげる。だから安心してね、マスター」
安心し切って、ぐっすりと眠っているマスターにそっと囁きかけて彼が起きるまでその寝顔を眺める事にした。独占欲が滲み出る目付きなりながら。
おっと、最後で不穏な雰囲気が。