俺は赤龍帝ドライグだ!
嘗ては二天龍と称された力の象徴だ!
そして、今世では?
『乳龍帝でおっぱいドラゴン』だ!
・・・・・・・・・・・・。
うぉぉぉぉおおおおおおんっ!
何でこうなった!?と言っても相棒のせい!
良い奴には違いないが、おっぱいが何より優先する!おっぱいで何でも解決!無理も通れば道理?何じゃいそりゃ!?
つか、奴の周りはバカな子程可愛いとかがタイプな嗜好が多いし、悪魔は基本的に努力や根性とは無縁なのが主力だしでスケベ込みで受け入れられてるなあ?サイラオーグ・バアルみたいなのが例外中な例外で他にもそんなんを期待してたもんだから、やたら新鮮で魔王達ですら期待してるんだ!
あのサーゼクス・ルシファーも?
最強の魔王でありながら『おっぱいドラゴンの歌』なんか作曲しやがるバカモノで真面目な妻に尻に敷かれてるから理解あるんだろうなあ?
はっ?いかん!いかんぞっ!?このまま流されるままではいかん!どうにか、この流れを断ち切らなければ!
と言っても、奴に禁欲を強いるのは?
『乳語翻訳のような技を作られそうだから逆効果』
そもそも女共の方から近付いて来る・・・・っ!?
・・・・待て、近付いて来るだと?
そうだ!これだ!実は俺も相棒の事はある程度把握はしてるんだ!
丁度、もう就寝時間・・・・ようし!赤龍帝たるこの俺に・・・・いや、あの女共には恨みは・・・・恨み?
ある!
あるじゃねえか!?元を正せば・・・・!?
ぬがあああっ!頭来たぜ!?俺の怒りは宇宙を越えた!
見てろよ、俺だって伊達に何代もの宿主を介して見たくもねえもんを見せられたワケじゃねえぞ!
・・・・・・・・。
その日、ドライグの宿主であるイッセーはリアスによりいつの間にか魔改造された自宅に帰ったが、匙や木場、同級生男子同士で行われた遅くまでの訓練でヘトヘトになっていた。そのせいか、入浴を済ませた時は日付けが代わる手前だった。ベッドに入って泥のように眠ってしまったが・・・・その時、左腕が一瞬光ったのを気付くものはいなかった。
リアス・グレモリーはイッセーの部屋への歩を進めていた。望まぬ結婚から救いだしてもらって以来はアーシアも一緒に寝るのが習慣になっているが、今夜はアーシアは既に眠ってしまっている・・・・ならばと。
ベッドに眠るイッセーを確認したので、服を脱ぎ捨てて全裸となって近付くが浮わついた思考になって、ドアを閉めた時に結界内に閉じ込められたような感覚に気付けなかった。
悪魔の中でも極上とすべき白い肢体を僅かに紅くして胸を隠さずに向かう・・・・いつか、この身体を彼に・・・・と期待させるが、今日は朝起きたら自分に抱き締められていたと言う展開をイッセーにプレゼントする事を目的に近付いてる途中に寝返って仰向けになったイッセーの身体は?
(っ!?え、えぇぇ・・・・っ)
リアスは気圧されて尻餅をつきそうになった。イッセーの身体からはいつもとあまりにも違うものが・・・・『膨らんでいた』・・・・短パンを突き破ってしまいそうな巨大な膨らみ、股間にあるソレが存在を主張していたのだ。
「ま、まあ・・・・男の子だし?」
そうは言っても、リアスにも平均程度の興味はある。そう言えば入浴の際には背中を洗ってあげていても・・・・じっくりと見た事は・・・・じっくり、そう・・・・じっくりと。
「わ、私は・・・・イッセーの主・・・・で、だから・・・・下僕の事は色々・・・・把握しているべき・・・・よね?」
何とか自分を正当化しながら興味本位での軽挙を誤魔化そうとしたが、何かに誘われるようにイッセーの股間に近付いていた。まるで鎖に繋がれた娼婦の如く・・・・リアスはついにイッセーの短パンを下にずらした。
「きゃっ・・・・ああっ!」
押し殺した悲鳴が部屋に響いた。
下のトランクスまでずらしてしまい、姿を見せたそれは・・・・長くて、太くて・・・・凶悪なまでに張り出した血管と傘のように型どった部分が綺麗なピンク色で天に向かって屹立していた。
(ド、ドラゴン・・・・)
幻影ではないハズ。
リアスにはそれが天高く飛び上がる昇龍のように見えた。
それ程にイッセーのソレはただならぬオーラを纏っていたのだ。
イッセーの『内面世界で起きている事』を知る由もないが・・・・リアスは以前の戦いを思い出していた。
『リアス・グレモリーの処女は俺のもんだぁああアア!』
そう叫んで自分を奪い去った。いや、取り戻した?どう言っても正解な気がするけどと。
(こ、これで私の処女を・・・・)
ゾクッとしながら、そうなった時を想像してしまった。既にイッセーとは戦闘力関連では逆転されていて戦ったら勝ち目は無い・・・・その上、宣言通りにイッセーのものにされたら・・・・性欲の強さが説明不要だから、四六時中に彼に求められて・・・・求められ、て?
(・・・・あ、あの時からいつでも私をと・・・・)
手を出してもくれない、どちらかと言うとアーシアの方が別格なような接し方だとリアスは思っていた。
そう考えるとドロドロと渦巻くものがあった。これで自分をと・・・・伸ばした手がそれに触れたと気付いた。
(あ、熱い・・・・それに、弾力があるようで鉄のように・・・・)
喉がカラカラになる。生唾を飲み込んでも効果が無い・・・・そして、両手で握ったものを猫のように撫でて、さすって、軽く握り続けてどれだけの時間が経ったかすら定かではなくなり始めて、先端に引き寄せられるように顔を近付けた。一誠の身体や汗の匂いより遥かにクラクラと脳を揺さぶるものに引き寄せられる・・・・龍の力を吸い出してあげる時とは全然違う・・・・と思った時。
(あ、朱乃と同じような事ばかりやってたけど・・・・左手からばかり、だったわね、もしも・・・・もしも、これが左手からのと、似たようなものなら・・・・)
あながち間違いではない理屈で自分を理論武装したリアスはイッセーの屹立したものの頭部にちゅっと口付けするように唇を重ねた。生々しい感触と匂い、それだけでお酒を飲んでしまった時のような怪しい感覚が脳内にまで広がり、更に何度も口付けを重ねる内に唇が官能的な喜びで震えてしまう。
「ぅぅっ・・・・んっ、ちゅっ・・・・んん、む・・・・はあ」
くぐもるような声で卑猥な音を鳴らすリアスはもしもイッセーが起きてしまったらどうするかの心配はしていたが、せつなさを堪えきれない劣情が勝っていた。決して離すまいとしながら手で握った部分の感触を楽しみ、全体に口付けの雨をふらせた。
(私、普通のキスもここまでした事がないのに・・・・)
喉を震わせて、やがて一誠の匂いが染みた自分の唾を飲み込むようになり、その度に身体が歓喜に震えてしまう、目を覚ましたら自分の処女を奪って欲しいし、このまま行為に酔いしれ続けたい二律背反の思いでひたすら一誠の男性器に口付けを捧げ続ける内に自分の女の部分が疼いてしまい、股を刷り寄せて震わせてしまうリアスは最早堕ち続けるしかなかった。
・・・・・・・・。
(運が良い女だ・・・・『おこぼれ』を味わう機会を早速頂くとはな。まあ、良いさ!許容範囲だぜ?『茶番』も見抜けねえ女のままでいるかはお前次第だ)
ドライグの意図を知る由もないリアス、言ったように『茶番』に付き合わされて以来傷つけられた矜持から来る天龍の復讐は始まったばかりである。
何が起きてるかとか、経緯はさておき。
リアス、自分から歩み寄れました(笑)