数ヶ月前は夢にも思わない光景だと一誠は思っていた。
『跪いている』
あの二大お姉さまが全裸の姿で、魔力の鎖で両手を後ろ手に拘束された姿で。
学園内で見上げた姿に見惚れていたが、今は同じ家に同棲しているどころか豊満で美しい肢体を自分に曝されて、片方は自分の股間に膝を折って。
「ん・・・・ぅん」
大きくしてしまったものに、一誠自身がエログッズでしか目の当たりにした事が無い熱烈な奉仕の行為を捧げる。一度キスをしてもらった関係の姫島朱乃が、その艶めかしい唇を被せて卑猥な音を響かせ続けている。顔を赤らめて一誠を見上げる両眼を潤ませている。
あそこへの口付けだけで全身がゾクゾクする程の刺激なのに、目線だけでどうにかなってしまいそうだと一誠は必死に堪えていた。
一メートル離れた場にもう一方のお姉さまであるリアス・グレモリーの白い裸体がある。朱乃同様に両腕は後ろ手に縛られて膝立ちになり痴態を演じる二人を食い入るように見つめていいた。自分の存在など忘れたかのように、一誠の肉棒に口付けの雨を降らせる朱乃とされるがままの一誠をただ呆然と眺めた。
「あ、朱乃さん・・・・」
肩を押して引き離そうとする一誠に朱乃は全力で抗い、見上げながら告げた。
「イッセー君・・・・わたくしは、このまま純潔を差し上げるまで続けます。一誠君なら、本気だとわかりますわね?」
一誠は意味がわかった。涙を浮かべているが真剣な色しか浮かんでない両目に気圧されて見入られてしまった時に理解した。
『和解する前の父親との確執を振り切る為に自暴自棄になって関係を迫られた時とは違う』
リアスにもそれは見て取れた。
朱乃は真剣だ。理由は痛い程に理解しているのだ。伊達に親友ではない・・・・アーシア達のように同年代ならではの利点が無く関係を迫っても上手く行かず。何より自分達と既に力関係が逆転している焦りでなりふり構わなくなったのだ。
だが、このままではいけない。そもそも先にどうにか出来なかった不甲斐なさを棚に上げてはならないとして、リアスも行動に移った。
「ぶ、部長・・・・ぅぅうっ!」
これがリアスの策、一誠の左横に移動して胸を肌着越しに吸い付き、舌を這わせた。
「ふふ、どうしたのイッセー・・・・私に胸をかわいがって貰えるんて予想外?」
「そ、それは・・・・んむっ!」
「やっぱり、挟まれたりする方が嬉しいみたいね、私の方から先に抱かせて下さいと言わせてあげるわ」
「あらあら、リアスも考えましたわね」
そう、おっぱいドラゴンと言われる相手にはおっぱいに始まりおっぱいに終わるハズとしてリアスは両手を使えずとも一誠の顔に胸を押し付けた。顔を見られないから焦りを悟られにくく、優位性を保てるので利点が多い。
あたふたして左手を動かした一誠は腰や尻を撫でてしまっただけではなかった。
「イ・・・・ッセーっ・・・・そこ、は・・・・っ」
「ぶ、部長・・・・そ、その?」
「い、良いのよ・・・・そっちも欲しいなら・・・・そのね、あげる・・・・わよ」
尻の方から割れ目と谷間を思い切りなぞるだけでなくて、穴まで触れてしまう一誠にリアスは寛大であった。
ウォシュレットの水で敏感になった後孔をなぞられたのは慌てたが、胸に顔を挟んだのが幸いであったとした。
リアスが大胆な誘惑を成功させたのを悟った朱乃も自分なりの知識を使って勝負を掛けた。
「あ、朱乃さん?」
何と、一誠の股関から顔を離した朱乃は立ち上がって一誠の右側に移動して背を丸め気味にしながら肩で四つん這いになりつつ再び股関に顔を埋めた。
「ん、んんっ、ぅむ・・・・どうです。これ、ならイッセー君が右手を伸ばせば、わたくしの胸もお尻・・・・に、股関も、堪能できますわよ?・・・・んん・・・・っ」
異様な心理状態になり、言葉通りにするイッセーの手と指が各所を愛撫する形になって、喘ぎながら舌を伸ばす朱乃に対してリアスも自分から尻をくねらせてイッセーの愛撫を促した拍子でお尻の方の穴に指が入り込むが、リアスは構わずに更に動きを早めた。
朱乃もそれに負けまいとして、ついに一誠のものを口に含んだ。口内に含んだものが醸し出す熱に思考まで犯され、半ば開いた瞳には明らかな淫欲の色があった。
(俺、は・・・・)
大事な仲間であり先輩である美女二人が喘ぎ泣きながら奉仕する声と恥部からは破廉恥な音を部屋に響かせる。
一誠は余りにも倒錯的な光景に流されてしまう、右手で口淫による奉仕をする朱乃の秘所の割れ目をなぞり。左手の指で自分の顔に胸を捧げるリアスのお尻の穴に埋め込んでいるだけでなく、二人が自分から身体を動かして更なる愛撫を求めているのに応えた。
「や、ああ・・・・っ!お尻、お尻ぃぃっ」
「ん、くぅぅ・・・・、ひぃっ!摘ままれ、て」
リアスの腸内の皺をなぞりながら抉り、朱乃の淫核を摘まんで捏ね回す形となる。
胸の中心に舌を這わせて、更に自分の分身を滾らせる一誠に美女二人が歓喜の悲鳴を上げ続けた。
「イッセー・・・・お尻、おひ、り・・・・あなをもっと、もっとぉぉ・・・・ぐちゃぐちゃにしち、ゃって・・・・良いからああっ!」
「イ、ッセー君・・・・ひぃぃいいっ!わたく、ひの固い、とこおぉぉ、でん、き・・・・はひらせ、てくださひぃぃっ!」
物狂ったかのように、激しい愛撫を求めつつ口と胸の奉仕を喘ぎながら続ける二人だが、最近の状況を現す事態が起きた。
「や、あぁぁああっ・・・・っ!おひ、り・・・・で、い、っくぅぅ・・・・っ!」
「あ、ぐぅぅ・・・・わ、わた・・・・ぐじ、で、出て、しまぅぅ・・・・っ!」
二人は失禁してしまったように、恥部から恥ずかしい飛沫を飛ばした。リアスには覚えがある潮吹きと呼ばれた現象、舌を出して喘ぐ二人には残酷な現実があった。
「そ、そんな・・・・」
「す、すごいです・・・・わ」
二人ではしたない痴態を晒されてまで慰めたに関わらず。一誠のそれは尚も屹立したままであった。矜持にヒビが入ったのを自覚せざるを得ない・・・・。
「もう・・・・なら・・・・んぐっ」
「ぶ、部長?」
一誠の指を肛門で咥え込んだまま朱乃と同じ姿勢になったリアスは絶頂に喘ぐ余りに口を離した男性器に唇と舌で奉仕を開始した。
即座に動けたのは、以前に寝ている一誠に自慰行為をしながら奉仕し、満足させるまで三度も達してしまったせいで味わった敗北感の賜物である。
だが、朱乃もリアスと頭がぶつかるのも構わずに再びむしゃぶり付くように一誠の男性器に口を差し出す・・・・それから数分後に漸くであった。
「「ん、んっっ」」
二人の唇に挟まれた先端から火山が噴火するように、真上に白いものが撃ち出されて二人に降り注いだ。一誠は天にも昇る心地であったが、慌てて二人を見やった。どう言えば良いのかとしたが?
「ん・・・・これ、が・・・・一誠君・・・・の」
「ふふ、漸くスッキリ出来たかし、ら?」
妖艶に微笑んで、寧ろ歓迎してくれたような表情。しかも自分の出したものを舐め取ってくれている。
「まだまだ元気・・・・ね、しっかり・・・・大人しくさせて、あげる」
「ふふ、わたくしも・・・・」
そう言って、再度自分のものに顔を埋めて頬擦りやキスまでして今度はリアスが先に口内に含み、朱乃が胸に吸い付く。
「イッセー君も、裸になりなさい。わたくしは直に胸を可愛いがってあげますわ」
言われた通りにしたイッセーは二人に身を任せつつお互いに恥ずかしい部分を晒して、先程とは担当が逆の奉仕を受けるの内にベッドの中央に移動し体勢を入れ換えた。所謂シックスナインだが、自分の両側に二人の尻が並ぶ形になっている。
「二人共、何処で・・・・こんなのを」
「私も・・・・こういうの、の・・・・知識を学んだりは、す・・・・る、わ」
「そうですわ、よ?旦那様に、喜んで・・・・欲しい、です・・・・もの」
尻の谷間から割れ目を指でなぞられ、恥ずかしい孔に挿入されて悶えながら必死に奉仕する二人はいつしか連帯感が生まれていた。この機会を逃したくはないのだ。時期は違えど、こうなりたい願望があったのだからとして出た次の案は?
「二人共、かけます!」
「「はい・・・・」」
自分の愛撫で喘がせ、何度も達する二人に奉仕させ、並んで跪く二人に傲慢に言い放って精を浴びせる事、但し敬語は崩せないのが一誠らしいとしていた。歓喜の表情で自分の射精を顔で受け、お互い舐め取って綺麗にする二人に一誠は怪しい感覚を覚えてしまう。
次は。
「じゃあ、ミルクの時間です」
何処かズレた表現、既に拘束は外されている二人を見下ろしながら思い切り射精する。
「「はあああ・・・・んっ」」
またもお互いの顔と身体を染めた白い液体を舐め取り合う二人の図に萎える事が無く鎌首を上げるものに対して、三人は次の段階を考えた時。
『グギュルルル・・・・』
場違い極まる音が響いて、淫蕩に染まった一誠の目が正常に戻る。
「あらあら、リアス・・・・そう言えば食事を取ってなかったですわね」
「・・・・」
恥ずかしそうに俯くリアスの姿にそうなのかと納得した一誠に朱乃は告げた。
「イッセー君、残念・・・・ですが、お情けをお願いしますわ・・・・外にいる皆に、いつまで見張りは気の毒でもあります・・・・」
そうだったと一誠は気付いた。元々、禁手に初めて至った時に類似した影響が出たので朱乃が対処しつつ他に見張りをしてもらっていたのだから。
自分なりに手応えを掴んだ一誠は、言われるがままに退室した二人を見送った。
(部長には、今日の事は迂闊に切り出さないようにしようか、流石にちょっと異常な状況だったし。最後にお腹空かせてなんて恥ずかしいだろうしな)
-ー-ー-ー-ー。
だが、一誠の考えは的外れであった。
「リアス、辛いでしょうけど」
外にいる皆に上手く言った朱乃は、自分ではないのは右か左かの違い故に気の毒に思う親友を支えながら。
『トイレに向かっていた』
奉仕する間に気が僅かに漏れる左手で恥部を愛撫されていたリアスの腸内には言うに耐えない結果となる形で刺激物が浸透していた。
声を殺して泣きじゃくり、へっぴり腰で歩を進めるリアスは最悪の事態を防ぐべく朱乃に支えられて『腹痛』と戦っていたのだ。自分から誘った後孔への愛撫の果てであるので落ち着いても発言権は無い。
(仮に、そうなってもイッセー君はわたくし達を嫌ったりしないハズ・・・・けど?)
実は、亡き母が父と耽っていた行為にはそういうのもあると調べてはいた。尤もアッチは母が主導権を握っていた。
(イッセー君は、わたくし達にそういう行為をして支配したい願望があるかしら・・・・)
全裸で、そういう事をされたに等しい親友を支えながら場違いな思考をする朱乃、最悪に近い『おあずけ』を迎えた気恥ずかしさがあったのかもしれないとして、力が入らず汗まみれで転びかねないせいで鈍く歩き続け、時折お腹から悲鳴をあげる親友を支えてトイレへの歩を進めるのだった。
運のつきと言うべきヲチ?