「もう、充分じゃないの?」
赤龍帝の籠手の意識内で、ドライグに語りかけるスレンダーな金髪の女性は嘗ての赤龍帝エルシャであった。
何故か意識が残ってしまった歴代最強の女性赤龍帝とされる彼女は相棒としてそれなりの時間を過ごしたドライグの【手段と目的】に対して一定の理解はしたが、流石に先日の件が気の毒に過ぎたので一言申し上げに来たのだが?
「いや、俺は不干渉だったのは見てただろ。リアス・グレモリーが勝負しに来ても好きにすれば良いとして静観してたぞ」
「うん、飽くまで一誠君が禁手化したばかりの頃と同じような事態が起きたから、朱乃さんが過剰に出た力を吸い出してたらああなった流れよ、私から見てもドライグはそこは嘘言ってないわ」
「結果も全く予想外だった。別にあのまま健全に事が進ん・・・・いや、現代人とやらの感覚の中だと初体験が3Pとやらじゃ違うのか?とにかく、相棒の資質と女共の勇気が噛み合った結果がアレだ。こう見えても漏れ出した時から危険を感じて、龍の気が危険な類いにならないようにしてたんだ。そうでなければ間に合わなかったハズで結果的に助け船を出してたんだぞ!」
確かにそうだ。一誠との関係を自分なりに複雑な状況込みでも進めようとしたが、ウォシュレットで刺激されていたお尻の穴への指攻めで何度も達したリアスは結果的に左手の指から漏れていた気を腸内に注入され続けて取り返しが付けられない反応が起きる事態となった。ドライグが何もしてなければ、リアスは一誠の前で女として究極級の痴態となる粗相をする事だったであろう。
「以前に似たような事があったからな」
その時の真相は一誠には到底話せない、ドライグは言うまでも無いとしていた。何とかトイレに間に合ったのは幸いでまとめていた。
しかし、これはドライグの知る事は関係無しに未熟な転生悪魔は勿論。普通の人間の間で不用意に見得を張りながら関係を持とうとした女が辿る結末の一つであろう、準備不足のままから本来は必須な潤滑油等の使い過ぎでそうなる可能性はゼロではない、寧ろ高い。
リアスがそちらもあげたいとした気概事態は悪くはないハズ。だがしかしやはりで、お尻の穴とはそもそも不用意に挑戦すべき箇所ではない。
「「自業自得だ(ね)・・・・」」
二者の言葉には慈悲は無かった。
普通の類いでも性行為とは、未経験の子供同士が上手くやれる程に甘くはない・・・・極端な例だとしてもこれは真理だ。
-ー-ー-ー-ー-ー-ー。
「・・・・ぅっ、ぅ・・・ぅ゛ぅっ、ええ・・・・んっ」
平静を取り繕うリアスは、一線を越えられる機会を失った原因に自室のベッドで全裸で腰砕けになり、子供のように泣き崩れていた。
無事に済ませられはしたが腸内に溜まった気と一緒に、敏感になった腸壁を刺激しながら出て来るものは単なる排泄行為では得れない魔的な悦をリアスに与えた。防音措置が完璧でなければ近くにいた朱乃に聞こえる程に喘ぎ、泣き叫びながら排泄を終えたリアスの肛門は紙で拭く間も声を出してしまう程に敏感となり、今もその余韻に蝕ばまれている。
(お尻・・・・私のお尻・・・・駄目に・・・・なっちゃった・・・・私、こんなんじゃ・・・・怖くて、おトイレに・・・・行けない、イッセー・・・・のせい・・・・イッセーの・・・・『部長?』・・・・っ!)
声が聞こえた。
リアスは朱乃と喧嘩した時か小猫の時のように釘を刺された気がして身震いした・・・・怖いのだと自覚した。一誠が部屋の中央に立っているように錯覚したリアスは。
「イッセー・・・・ご、ごめんない・・・・わ、私が悪かっ・・・・」
途中で気付いたからにしても最後まで言えない、最後の意地を捨てられないのだ。何もかもかなぐり捨ててしまいたい欲求とせめてもの矜持を保ちたい欲求がせめぎ合う、仮に何もかもを一誠に委ねたらとした結果は。
(私、おトイレでも・・・・)
そういった類いでの戯れもあるとまで知識が無く、恐ろしい事としか思えないのでリアスはひたすら過敏になったお尻の穴が落ち着くまで泣き崩れるしかなかった。
一方。
密かな悪巧みをしていた朱乃も思わぬ代償が現れて、違うトイレに駆け込んだ。弄ばれた箇所が過敏になってしまったのはリアスだけでは無かった。淫核を主に弄ばれた朱乃は其方の方に影響が出た結果として自分で慰めるしか無い現状だったが?
「んんっ・・・・くぅ・・・・」
自室で膝立ちとなり、先程にされたような形を真似してまだ濡れている場を指で弄るが、それが更なる泥沼へと落ちる事になる、
(ぜ、全然・・・・物・・・・足りない、ですわっ、わたく、し・・・・)
ジュクジュクとはしたない恥液を溢れさせてベッドの縁に近付く、まるでそこに座る一誠の前に跪いた時のように。
【見下ろされたい】
普段と違い、釘を刺された時の目でそうされた時のゾクっとする感覚が恋しくなっていた。
「い、イッセー君・・・・わたくしを、リアスと一緒にで良いです・・・・から、ひれ伏させて・・・・貴方のものを・・・・~~っ」
その瞬間、プシャアアッ!とはしたない水音が響く、またも潮吹きをしてしまったのだ。
(お、お口で、あのたくましいものを・・・・と、想像しただけで、何もかもが溶かされてしまいそう、リアスもお尻の方のを出したから・・・・)
自室に逃げ込んだリアスがどうなっているかわかる。リアスがそちらなら、自分は陰核からのものをと。
(い、イッセー君は・・・・わたくしを軽蔑しないですわよね?・・・・そんな事をしても、許し・・・・ハズで・・・・ぅぅう・・・・っ、そんな)
仮に一誠の前で危惧する粗相をしても許して貰える確信はあるが、その時に自分は冗談半分で思った結末に抗えるかの恐れがあった。
【はしたない行為を管理されて支配されてしまう結末】
(リ、リアス・・・・ごめんなさい!わたくしは、甘く見ていました。お尻でこうなった貴女の方が辛いでしょうに・・・・だっ、駄目・・・・また出てしまい・・・・ますううっ!)
声を必死に殺しながら身体を震わせ、床に飛び散るものの音で現状を理解した。痙攣が一旦収まった身体を動かしてどうにか拭き取るが、こんなになっても満足させられているかのものが屹立しているようで、自分を労うものを出してもらえるようでと・・・・。
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「ちょっと違ったかもしれない・・・・」
警戒してくれていた皆にお礼を言い回った一誠は頭が冷えた後に勢いのままにリアスと朱乃に乱暴してしまった事を悔いた。二人の喧嘩を止める為に洋服崩壊迄使ってしまったが、もっとやりようはあったハズだと。
しかし、あの後にした行為は・・・・と。
(え、と・・・・確かにあのまま二人をと思ったけど、何て言うか・・・・もっと健全な段階を・・・・)
【~~~くれないかな?】
一誠はギクッとなってしまった。京都で八坂から指摘された事を思い出した。けど、自分の今は・・・・とした時。
『ニャア』
「え、猫の鳴き声・・・・小猫ちゃん?」
「やあ♪♪」
「く、黒歌っ!何で俺の部屋にいる!?」
黒猫が人間となり、和服を着崩した格好にしたような妖艶な美女は小猫の姉である黒歌であった。冥界で戦った時から奇縁となった美女の出現に身構えるが、黒歌は両手を上げて戦意の無さを示した。
「まあまあ、先ずはこんばんわ。何やら慌ただしくなってたようだから様子見てたら悪戯猫らしく忍び込んでみた。【あの曹操】と一戦交えたから少しはマシになったと思ったら・・・・まだ力押し以外は駄目なようね?」
「く、悔しいけどその通りだな」
「おや、何か一皮剥けたと言えば剥けた雰囲気だにゃ・・・・で、どうだった?眷属の下っ端でありながら王と女王を頂いた気分は」
何が起きたか見透かされているが、噛み合ってはいないし本番にまでは至って無い為に一誠はかえって冷ややかだった。
「そこまではやってない、お前はそう言うの判断出来るんじゃないか?」
「む、確かに・・・・精々が前段階とやらを楽しんだくらい?」
ツテで手に入れた小道具で洗浄用の処置はしたが、何やらそういう気配は無いと納得したようだ。
「はあ、何かにゃ・・・・君の今の実力と元々のスケベ振りやら便利能力を推測するにとっくに何人か虜にしておかしくないのに・・・・【レイナーレ】って堕天使に騙し討ち喰らった時に臆病になったようだにゃ?」
一誠の中で何かが崩れた。思い出すまいとしていた記憶、何故知っているかは・・・・とした時だった。
「あ、あら・・・・結界はまだ張ってあるけど、どうした・・・・の?」
何かが消えて行くと黒歌は感じた。
【無】
武道で良く聞く【無の境地】とは違う類いだとした。何もかもが相殺されているような中和されているような果ての類い。
(これ、もしかしてもしかすると)
フニュッ!
自分でそう聞こえるような音がするくらいに一誠の顔を胸に抱いた瞬間。
~~~~~~~~っ。
(な、何か凄い思念の波が来る。いや待って!待って・・・・っ!)
そこから黒歌が見たのは地獄だった。もしもであるが。
【自分が嘗ての主を殺すのに失敗した可能性の世界】
そこから連れ出してくれたのは?
~~~~~~っ。
「お、おい大丈夫か黒歌?」
腰を抜かして一誠に肩を揺さぶられていた黒歌は自分を呼び戻してもらったと理解しが。そこからはひどい状態だった。吐瀉物を吐き出して泣き崩れたが、何も聞かずに処理してくれて寄り添う一誠にされるがままだった。
「見たんでしょ?」
何をとは聞かずに一誠は頷いた。黒歌は含むところがあったから責めない内に一誠から提案があった。
「黒歌、お前は小猫ちゃんと仲直りしろ」
「無理よ!それにわかったんでしょ!自業自得だけど、私の体内の気脈は君と同調したせいで駄目になった!これじゃ普通の猫や人間の方がマシ!これの解決法は・・・・」
「・・・・これから【同種の力で塗り潰す】・・・・タイムリミットは一時間無い・・・・か」
「手っ取り早いのは、君に一晩中ってくらい抱いてもらって魔力の塊でもある【精子】を身体の中に流し込んでもらって取り込んだりね、けど君は・・・・」
古来より、【房厨術や弥勒】と言う単語がある。だからこそ性行で解決する事態が創作物の一部にあるが、お互い気持ちが通じている方が効果があるものだ。
不向き以前に一誠は無理矢理でやる場合とは無縁でいるべきだと黒歌は言えなかった。
第一、強姦と言うやり方すら生温い事を先にしたのは自分だからだ。記憶や気脈を読み取るつもりが赤龍帝の闇を甘く見すぎたのだ。このまま普通の野良猫みたいに生きてケジメを付ける覚悟をする黒歌に少し前の一誠ならば右往左往しただけだが?
「じゃあ【犯す】」
「え?」
「俺が悪党になるから、お前は被害者になれば良い。但し、小猫ちゃんと仲直りしろ!」
「え、えぇ・・・・っ」
服を更にはだけさせられ、ベッドに押し倒された黒歌は成す術が無く一誠を見上げるしかないが、決意が籠る両目に引き寄せられた。
(な、何なの?結構どこじゃない男前に見えて来た)
そして、一番関心があるとわかっている胸を露出させられた時。
「や、やああっ」
両胸がプルンと弾むが、見られた事に対する羞恥心と未知の高揚感に黒歌は自分のとは信じられない声を出した事に戸惑い完全に主導権を握られてしまった。
何が起きたか?
要は昔の18禁アニメみたいにエッチで解決。
次回、ついに?