兵藤一誠です・・・・結論を言うと、俺達は曹操を撃退して八坂さんの救出に成功した。九重が喜んでくれたのは良いけどとか、全員帰ってから呼び出されて『平静を装ってる部長』にお説教されたり、何故かアザゼル先生の軽口からの流れで『元に戻ってた小猫ちゃん』に一発頂いたのは良いとして、その夜?
(俺は・・・・)
俺は、自分の部屋で普段の状態の左手を見つめた・・・・あの時に・・・・そう、部長をと言うか、魔方陣の中に部屋ごと召喚した時の事を回想していた。
・・・・・・・・。
何度も改めて思ってしまう!俺は凄い図を見せられて一旦は隠れてしまったんだ。
「あ、は・・・・ぅん、小・・・・ね、こぉぉ、変になり・・・・そう、なの・・・・」
「にゃ?やっぱり、おっぱいだけじゃ言う事を聞けないにゃ?じゃあ、予告通り、乳首?」
「やああ、許し・・・・て、ちゃんと・・・・やるからああ・・・・ひぃ!」
「駄目にゃ!言う事を聞かないから、しっかりお仕置きにゃ!」
「ぃぃいい、やああ・・・・!お願い、よ!私、本当・・・・に・・・・ッセーにもこんな・・・・いっぱい、してもらって、ないのよぉぉ!」
部長が・・・・部長が、まるで小猫ちゃんに・・・・そう、女の子の小猫ちゃんにだけど・・・・交わりながら、四つん這いで部屋を歩かされていたような光景だ。背後から胸を鷲掴みにされながら指で乳首を弄られるのが相当に効いてしまっているようで、必死に許しを求めている?あれだとまるで・・・・俺はドロドロしたものが胸の中で渦巻いていた・・・・。
『リアス・グレモリーの処女は俺のものだあああ!!』
そう叫びながらライザーを倒して、部長を連れ出したのに・・・・その部長が?
嫌だな・・・・『嫌だな』だって?嫌、か・・・・そう・・・・嫌だ!
そうだ!嫌だ!部長は・・・・部長は、俺の・・・・俺の『 』だ!!
そう考えたら・・・・背後から近付いて小猫ちゃんを・・・・まるで悪さしている小じゃなくて、子猫を引き剥がすように襟首の後ろを掴んで引き離しちまった。
「ニャ!?い、イッセー先輩!?」
「ふぇ、イッ!イッセー・・・・?」
「お楽しみだったようですね・・・・」
禁手の鎧姿の俺が来るなんて予想外だった為に二人共に固まってるな、小猫ちゃんは曹操の部下みたいに眠らせた。
そして、俺は見た・・・・四つん這いのはしたない姿になっている部長のアソコがエロ関連グッズや何やらで見たように『汗とは違うもの』が僅かに流れ出していたのを。
「あ、あの・・・・」
「部長?小猫ちゃんとお楽しみ中だったようで申し訳ないです」
一誠が自分の前に膝立ちになるが、只事ではない様子にリアスは震える。
何か暗いものが含まれる声色・・・・こんなイッセーは初めてだった。後になって帰還したけどアーシアが死亡した絶望で不完全な覇龍に至ってしまった時とは違うものだとしたが?
「ひぎぃっ!」
イッセーに小猫がしたような形で乳首をつねられてしまった。痛みに悲鳴をあげたが、敏感になっている身体は痛みの中に混じった快楽が僅かにだが大きくなった時に唐突に両手が離されてリアスは崩れ落ち、抱き着くと言うよりすがり着くようにイッセーの下腹部に・・・・無様な姿勢だけど・・・・このまま『次』を考えてしまった時イッセーから。
「部長?俺より、小猫ちゃんにしてもらった方が良いんですか?」
「イ、イッセー?」
やはり違和感があったが、これは・・・・そう、間違いなく『嫉妬』・・・・そう思ってしまったのが甘かった・・・・そして、リアスに対して?
一誠がそこまで回想した辺りで、京都の戦いでの『惨劇』と『曹操からの言葉』に頭が冷えたところでノック音が響いて返事も待たずにドアが開いた。
「イッセー・・・・わかってるわね?」
「ドアを閉めて下さい」
傲慢な態度に気圧されて言われたままにドアを閉めてしまうが、リアスとて何故かこうなった理由もこのまま下がれない理由もある。
「さあ、イッセー?主に対しての無礼!慈悲を掛けて欲しいのなら正直に弁明なさい!」
「無礼?それ覚悟のと付けるべき事じゃないんですか?そうしなければ、小猫ちゃんが男だったら部長が・・・・エッチな事の最後までされてたかもしれないし、戻るまで不安だったので、咄嗟にやってしまったんです!」
「う、うぅ・・・・」
リアスには返す言葉が無い、言われたように小猫が男なら・・・・イッセーとは既に一線を越えていたと判断されて、そうなっていた可能性はあるからだ。
「良いから、これを外して!」
学園制服に近い服装だったリアスはスカートを捲し上げた。下着を自分から見せつけるような図だが、今は違う・・・・リアスは下着ではなくて黒く、重そうなもの・・・・俗に言う。
『貞操帯を着けていた』
「お願いよ・・・・その、辛いのよ・・・・」
そう、この貞操帯はイッセーが何故か作り出せたものを着けられたのだが、欠点があると説明された・・・・それは着けた者の魔力を用いる事でしか取り外しが効かない事!数日の間だが、着けたままは辛く、最大の難関にして慈悲があるのは?
『おトイレ』
どちらの時も限界寸前ならば出す辺りを外せるが、その際に終わった後は神経を刺激する類いの負荷が働き、まるで早く『後処理』を終えろと急かされ、電流を流されているか鞭で打たれていたような日々だった。
終えた時には分子レベルで再構成されるが如く元に戻り、手や他のもので邪魔が効かなくされてしまう。
リアスは、まるでイッセーにおトイレの自由すら管理されてしまったような恥辱と苦痛、何より・・・・怪しい感覚に囚われてしまった。
「・・・・」
「イッセー・・・・ねえ、どうしたのよ・・・・?」
自分にあくまで冷淡なイッセーに涙を浮かべるリアスは・・・・二人の溝が深まってしまう恐怖すら覚え始めていた。
・・・・・・。
(くくくく、予想外に上手く行ったぜ!)
ドライグは状況を把握して、笑っていた。
イッセーに聞かせて、簡単な画像を見せたとこの・・・・力を悪用した赤龍帝が無理矢理女をものにしたり、おいたをした際なお仕置きに使ってたのを現代版にしたらこうだと考えたものをイッセーは魔力で再現してリアスに容赦なく着けたのだ。それから数日の間のリアスの姿は滑稽だ。はしたない事を管理され、済ませた後に後始末を早く負えなければ鞭や電流で仕置きされてるような姿が目に浮かんだ。
(リアス・グレモリー!お前にとってはご褒美かもしれないが、精々頑張りな!こんなになる原因を自分で招いて相棒に情けないとこを見せたのは弁明の余地が無いと反省出来てるのが仇になってのは都合良いからなあ?ヌははハハハハハっ!)
悪役そのものなドライグだが、自分にとっての目標がズレている事には気付いてなかった。あくまでも今はリアスをいじめてしまっている程度しか予想外の事態は起きてないのだから。
エチケットは守らせてあげるお仕置き器具登場回。