リアス部長に乱暴な事をしてしまった後の京都辺りの回想をしていた・・・・以前、アーシアが死んだと思って不用意に半端な覇龍に至ってしまった時程じゃないけど、自分で制御できないくらいの力を出してしまって曹操達の撃退に成功した。
けど、ハッキリ言ってやり過ぎた。敵側の結界が凄くなかったら、多分・・・・。
曹操が何故か真剣な顔で俺に誘い掛けて来たもんだ。
『君は、俺達側に来るべきだ』
その言葉に、反論は出来なかった。自分でもあんな力の使い方をしていたら、部長の眷属には相応しくないと思ってしまって・・・・皆の顔を見る事が出来なかった・・・・九重は八坂さんを助けてくれたからって感謝してくれた。その八坂さんと対面して感謝された時。
『恐らく、お主の消耗した後の『乳語翻訳』とか言ったか?術の過剰な効果なのか?お主の中を見た・・・・ふむ、何やら女にフラれた過去でもあるようじゃな?』
ガーンっとなったけど、アーシア達は察してくれたようだ。
『天野夕麻』・・・・『堕天使レイナーレ』
その記憶が怖かったと、女々しいけど・・・・初めての彼女だったとか思ってた時。
『周りを見てみよ?』
言われた通りにしたら、何か気遣ってくれた目ばかりだ・・・・事情知らないゼノヴィアにイリナも何かあったのか?と考える目だ。
『真相はさておき、それはお主の『今』を否定して、曹操の誘いに乗るものか?』
『い、いえ・・・・っ!』
『そもそも、お主は元々人間の一般人なのに、其方向けではないようだのう?おっぱいドラゴン等と呼ばれて、明らかに冥界を始めとした異世界の住人から曹操のように乱世を駆け抜ける者向きじゃ・・・・今迄を見つめ直すのは良いが、勢いを削ぐのは感心せんな』
『は、あ・・・・?』
考えてみればそうだよな、リアス部長には本当に感謝している・・・・と考えた辺りで八坂さんは厳しい目を向けた。
『赤龍帝よ・・・・今から、お主がわらわを殴るくらいに怒る事を問おう?お主を悪魔に転生させた存在であり主であるリアス・グレモリーが?『機を見て、神滅具を宿していたお主を眷属にする機会を伺っていた』としたらどうする?』
頭が真っ白になった。部長が俺をそんな風にして?いや、それは。
『先日のテロリスト達か、わらわが知るような者達は確実にお主に問うぞ?』
『ち、違う!部長はそんな御方じゃない!』
『そうじゃろうな・・・・申し訳ない・・・・いずれ、我が述べたように、唐突にそのような事を敵側に言われるのが実現したらいかんと思って?わらわが、この場で言っておく必要があったと判断した・・・・』
いや、妖怪の長に頭を下げられるなんて?と思ってたら益々真剣な目になった。けど、事前に告げられてなければ何をしちまったかな内容だ。
とにもかくにも改めて、俺も皆も一気に頭が冷えた・・・・が、八坂さんの真剣な目は変わらない、流石にまだ勉強足りないから細かい事は後にして、どの勢力や組織でも『長』を勤める人とは役者が違うと思った時に次の話題が来た。
『じゃが、もう一つ・・・・お主達に失礼な事を言おう?してやられたばかりの側が言うなと言われる内容じゃが?それはリアス・グレモリーが『無能呼ばわり』される事。自分の管轄内でむざむざ一般人を殺された意味は重大じゃ、お主も今回の戦いで一歩間違えたら?』
そう、結界を破壊しかねない程の攻撃を個人的な感情任せにぶっ放しちまった・・・・俺は、下手したら一般人に死傷者を出したんだ。
「うむ、わかっているなら当面はお主達次第だのう・・・・行き詰まったら、わらわの所に来い。噂通り『スケベ』が所望なら、わらわが相手を勤めてやらんでもないぞ?」
俺は八坂さんの言葉に今迄のような反応をする事もなかった。心底堪えたからだろう・・・・ドライグが言うようなど根性だけが取り柄以前の問題だよな。
尚、真摯な一誠に感心はしたが?少し残念そうな八坂の顔には気付かないのは周りからは複雑に見られていたのを知る術は無い。
そして、回想を終えた時に部長の貞操帯を外し終わった。無礼討ち覚悟?ってやつだが、部長は自分が小猫ちゃんにあんなんにされた落ち度を自覚しているにしても何か言いたそうにしていたけど?
(俺は・・・・耐えるっ!)
そう、ドライグの座学にあった。
『女に嫌われない』
『嫌われる覚悟で守る』
(お前は、どっちを取る?)
後者だ!部長に嫌われたらと思うと、それだけで泣きたくなるけど、小猫ちゃん本人が何だかわからない状態になった弾みの流れで?部長が処女を奪われてたらと思うと・・・・俺は、部長の下僕で兵士だけど・・・・それ以上は?
『リアス・グレモリーの処女は・・・・俺の物だああぁぁっ!!』
今思っても、何て勢い任せな・・・・けど、俺から勢いとか、そんなの取ったら何が残るんだろうなあ・・・・っ!
(考えたら不味い気がするっ!部長が小猫ちゃんに・・・・あんな風にされてた時?俺が考えたのは・・・・此処は、俺なりに『ツテ』を頼るとしようか)
一誠なりの考えが、ドライグの淫謀ならぬ陰謀と知らない、知っていても?
『リアス以外には知られた方が都合が良い』
それ程のものをドライグが企んでいるとは思わずにいた一方でリアスは?
(おかしいわ・・・・)
イッセーが以前とは全然違う、アーシア達に聞いても・・・・何か言い淀んでいる?
一体、何があるの?それに、貞操帯を外して貰う前にイッセーの目に見据えられた時・・・・私は?
(~~っ!?)
身体がゾクゾクして・・・・これじゃあ、私・・・・私は?
『イッセーを怖がっている』
(そ、そんな・・・・私は、イッセーに・・・・こんな風に・・・・あ、あの時だって小猫じゃなくて)
私は、増設した家の女性専用トイレに腰を下ろしながら恐る恐る用を足していた。あの魔力製の貞操帯の後遺症は根が深い、それは身体の方だけでは無く?
(イッセー・・・・ねえ、イッセー?・・・・言ったでしょ?私、恋愛・・・・する人に、個人として見て欲しいって?)
胸を掬い上げて、私はそれだけで身悶えてしまっている・・・・小猫に散々いじめられた乳首、イッセーにだって、あの日まで一回しか・・・・それに?
(おトイレ・・・・自由に、出来・・・・るの、寂しいの・・・・?)
そう、あの貞操帯を着けられた間・・・・まるでイッセーに、はしたない行為の管理をされているようだった・・・・私のおっぱいや処女だけじゃなくて・・・・そんな事の自由も捧げ・・・・いえ、いけないわ。もう終わったんだから、いつまでも中に入ってたら不審に思われてしまうとしてスイッチを押したのだが?
「~~っ!?ひぃぃっ、やあああ・・・・っ!あああぁぁあっ!」
『ウォシュレット』
パワーが最大になっていた水流が、身をよじりながら考え事に気を向けていた私は、お尻の谷間にある『穴』にジャストミートしていたと気付いた。水流が中に入ってしまった時には、冷静さが即座に戻らない状態で暫く成す術が無かった。
(は、入ってる・・・・入って来て、るっ!お尻の中に、水がぁぁ・・・・っ)
我武者羅に指を動かして止める事は出来た。最悪の事態は免れたけど、私は・・・・もう。
『イッセーのところへ行く』
後始末を終えて、もう向き合うしかないと寝室に向かった。そう・・・・大丈夫、私はイッセーと向き合って、今までの有耶無耶を全部解消してみせる!・・・・そして、堂々と私のものに!
ドライグは、リアスの決意を感知した。いよいよ勝負に来るのか?と。
(まあ、好きにしな・・・・別に相棒と結ばれるのを邪魔する気はねえ・・・・が?舐めた真似をしてくれた礼はさせてもらうぜ?)
誰が最大にしっ放しだったかと、ドライグは何にお冠なのかは、はてさて?な回。