ルビーのお腹をポンポンするやつ 作:リリシク
ルビーちゃんはおしまい!は次回になりました…
筆遅くてほんと申し訳ない。
(ゴォンゴォン)
「はぁ…」
午前2時、俺は回る洗濯機を眺めている。
一月前までこの時間帯にも起きていたことはザラにあったが、ここ最近はよく眠れているせいか身体がだるい。ぼんやりとした頭でこれからのことを考える。
今日は色々あった。本当に色々なことが…
「まさか俺の前でやり始めるとはな…」
自慰について知らなかった時点で想像出来ていたが、ルビーの性についての認識は幼すぎる。
芸能界で今も輝いているアイドルなのにだ。このまま放っておくと絶対に好からぬ輩が寄ってくる…いや、もう寄ってきているか?
既に近くで身を潜めているかもしれない。
そしてアイの時のように…
「んなこと、絶対にさせねぇ…」
あの子の征く道をそんな輩に台無しにされることなどあってはならない。
もちろん彼女が目指す道にある困難を全てどうこうするって話じゃない。ただ彼女が目指した夢に釣られて寄ってくるようなヤツは俺が排除してしまってもいいだろ?
全力で応援すると決めたんだ。兄としても第一号のファンとしても…
俺はほかほかの水玉パンツとパジャマを袋に詰めながら誓いを新たにした。
…ふぅ。許してくれMEM、非常事態だったんだ。
さて、今俺の目の前にはすやすやと仰向けで眠っているルビーが無防備に下半身を曝け出している。
肉付きの良いすらっとした太もも、普段日の光に晒されないそこは驚くほど真っ白で瑞々しさを秘めていた。
水玉パンツを手に取り裏表を確認してルビーの足へと通す、肌触りの良い布地がルビーの足の隙間をくぐっていく。
「ひゃ…ぅ」
太ももまでパンツを通すと手と太ももが直接当たりルビーが少し震えた。こんなところで起きられると終りだ。ルビーが寝付ける様、お腹を撫でてリラックスさせる。
「・・・♪」
暖かくて、柔らかくて、すべすべしていて、弾力があるお腹。おへそも綺麗で怪我の跡なんてない。とても撫でやすくて…
寝付いてくれたか。お腹を撫でるのを止める。早くパンツ履かせないと…
一気に行くぞ、ルビーの背中を浮かせて右側をゆっくり引き上げ、次に左側を引き上げる。最後にパンツの真ん中の前と後ろを引き上げれば終わりだ。手の甲に触れるサワサワとした感触と、もっちりと引っ付くおしりの感触があった気もするが…
「んっ!…ぅぅ?」
ルビーがすやすやと寝息をたてている。
やり切った…
これで今夜起きた痕跡はすべて消えた。あとはルビーに自分で性処理をして貰うように誘導するだけ。何事も無かったように穏やかな顔で眠っているルビー。
後処理を終えた俺はルビーを抱き枕にして眠りについた。
すっきりとした晴れやかな朝だ。
念のためもう一度昨日の痕跡が残ってないか確かめた後、残っていた作業を始める。
「んふぁー」
「おにぃちゃん、おはぉー」
「…おはよう」
ルビーが起きたな。
痕跡は全部消した、だからそっちは大丈夫だろうが…
「あ…っ」
起きたばかりでのほほんとしてたルビーが一瞬で点火した。
「お、おにいちゃん! 昨日。私、なにして…」
「そんなに慌ててどうした?」
穏やかな声で平然と返事を返す。
「えっ?いや、だから昨日ぅ…その」
「昨日お前疲れてのか寝るの早かったな。コテンと眠って心配したんだぞ。」
顔を真っ赤にしていたルビーが振り返った。
「えっでも昨日、おねしょが…あれ?」
ルビーが自分の服を確認し始め、両手で足の付け根を抑えて❔マークを浮かべている。
…今のルビーには何の物的証拠も残されていない。
パジャマもパンツ濡れてない、その下にあるものも…
「どうしたルビー・・・、おねしょ?」
心配そうにルビーの目を覗き込みながら安心させるように語り掛ける。
「っ…と。ううん。なんでもないよ!」
「なら良いけど、身体がおかしく感じたらちゃんと俺やミヤコさんに報告するんだぞ。」
「お前が倒れたらファンやミヤコさんは勿論、俺も心配するんだからな。」
「う、うん大丈夫だよ。私は
明らかに挙動がおかしく、ぎこちない笑みを浮かべて誤魔化そうとしているのが分かるが…
おれは何も言わん。昨日あったことは夢か何かだと思っててくれ。
何度もベットと自分の身体を確かめた後、首をかしげながら部屋を出ていくルビー
あぁ、これだけは言っておかないと
「あと、最近また眠れていないみたいだから眠れないと思ったらいつでも部屋に来ていいぞ。」
「えっ、いいの?」
「あぁ、お前の身体が一番大事だからな」
「やった!おにいちゃん大好きー♪愛してる!」
調子の良いことを言いながらスキップしてるルビーに本を返す。
「これ、特におかしなところはなかったぞ」
ルビーには自分で性処理して貰わないと困るからな。昨日の様子を見るに充分自分で出来るようだし。
…少し書き足しておいたから大丈夫だろ。
本を受け取ったルビーはすぐに部屋を出て行った
ちょっと顔が赤くなってた気がするけど、思い出したりしてないよな?
少しだけ不安になりながらも俺はその後姿を見送った。
「はぁ、NG出しすぎだろあの芸人…」
最近増えているネット配信ドラマの撮影。時間が押したため、全体的に荒れた雰囲気での撮影がやっと終わった。
俳優、芸人、ユーチューバーなど入り混じった撮影だったがそれなりのモノが撮れたと思う。
「あっ、おかえりー。遅かったね、おにいちゃん♪」
「ただいま。今日は早かったんだな」
「うん、配信もあったからそのままおにいちゃんとこ来てたの」
部屋で寛いでいたのは最近この部屋でルームシェアを始めた俺の妹ことルビー。
…いやマジで入り浸ってるんだよなぁ。いつでも来て良いって言ったの俺だけど。
まぁどうせ一緒に寝るんだから問題ないか
「どうしたの難しい顔して?」
「ちょっと疲れてるだけだ。」
「そう?なら良いんだけどー」
ん?なんか今…
「でねー、おにいちゃん。今日ミヤコさんと…」
「ん、あぁそうだな。俺もミヤコさんが元気になってくれて嬉しいよ。B小町が軌道に乗ってから働き詰めで本当に倒れるんじゃないかとおもってたしな」
「うん。私もね、自分のことで精一杯で周りにいる皆のことが見えてなかったんだなって…」
「私だけじゃなくて先輩やMEMちょ、ミヤコさんも苦しめてた。」
「ルビー…」
元気溌剌とした笑顔が一変、萎んだようにしゅんと顔を俯せたルビー。
自分が芸能界で駆け上がるためにやった強引なアプローチを反省してるのかあのやり方は長期的に良くない影響を生み出すだろうから止めて欲しかった。なによりあれは躍進と引き換えにルビーが本来持っていた輝きが減っていた様に思えて…
「でもね…。もう、大丈夫だよ!」
「私は私のやり方でやるって決めたんだ。」
「
キラキラと真っ直ぐに輝く瞳。その輝きは太陽みたいに伝播して、周りにいる者を温めてくれる。
「だからね、おにいちゃん。」
ルビーが俺を見つめる。
「私はもう大丈夫だから、これからは私にだけ目を向けるんじゃなくて」
「他にも困ってる人が居たら手を差し伸べてほしいな。おにいちゃんがやりたいように、さ。」
あぁ、君は……
「えっどうしたの?固まって…私なにかおかしな事でも言った!?」
「いや、違うよ…」
少しだけ自分を許せた気がして、滲み出てきた涙を隠して。
「ははっ、何言ってやがる。まだお前は危なっかしいだろ?ずっと見張ってなきゃ心配だよ。」
「むぅー!ちゃんとTV局の慣習とか気を付けることとか覚えてきてるよー。それに最近は風格出てきたって言われることあるもん!」
「ないない。大体お前は……」
「おにいちゃんだって……」
「朝、か…」
二人で言い合う内にいつも間にか眠っていたようだ。
いつものように胸の中に抱きついてるルビーを引き剝がしながら起き上がる。
「ぅー、お、ちゃ…私の……」
寝言でなんか言ってるな。新しく着ているパジャマはお腹冷やしそうでで心配なんだが…
(さわさわ)
「んんっ…‼…ぁ」
「…じゃあ今日もほどほどに頑張るか。」
俺は今日の収録でネタになりそうなものを調べ始めた。
「あぁ、アクア」
「どうしたのミヤコさん?」
「経費の関係の書類あったら出しといて、一緒にやっておくわ」
「それは助かるけどミヤコさんは大丈夫なのか?」
「あー、それくらい問題ないわ。あれから嘘みたいに体の調子がいいし、事務の人も増えたから。」
「そうなのか。ならお願いしとく。」
溜めていた領収書を手渡す。
「確かに貰ったわ。」
「ところで……あなた達その、何もしてないのよね?」
「何のことだ?」
「あなたとルビーよ!昨日も一緒に寝ていたみたいだけど…しかもあんなにくっついて…」
「よくわからないけど、兄妹だし一緒に寝ててもおかしくなくないか?…あぁ、そういうことは一切してないよ」
「俺がルビーの夢を邪魔するなんてことは絶対にないから安心して。」
「そんな、アクアまで…。今の絶対に収録とかで言うんじゃないわよ!」
「言わねぇけど?」
「あ~!もうっ!…でもそういう雰囲気じゃないのよね」
「アクアから説得して貰おうと思ってたのに、ルビーはあの調子だし…でも、無理やり引き離したら…」
ミヤコさんが頭を抱えている…何かおかしい事言ったか?
しばらくブツブツ呟いていたミヤコさんは意を決したように俺へ向き直った。
「分かった。でも、もし…仮に、仮によ。そういう事をしてしまったのならちゃんと私に伝えなさい。」
「初期の対応によって取れる選択肢が全然違うんだから!」
「う、うん。分かったよ。」
勢いに押されて頷いたけど、俺ミヤコさんからルビーに手を出すかもしれないって思われてのか…地味にショックだ…
あっ、そういうことに性認識の教育は入るのだろうか?でもあれからお腹ぽんぽんしてないけどルビーは大丈夫そうだし態々解決した問題を掘り起こさなくても良いか。
「なに?なにか言うことがあるんだったら言いなさい。大丈夫怒らないから」
「いや、もう解決済みだから問題ないよ」
「・・・・・」
「分かったわ。」
「じゃあ今日も収録頑張ってきなさい」
悩ませていた顔を切り替えて、親の顔になったミヤコさんにぽんと背を叩かれ俺は出かけた。
「良い天気だな」
仕事に向かう俺の足取りは軽やかだった。
あれから一週間ほど経ち、苺プロは今日も順調に回っている。
仕事に押しつぶされそうだったミヤコさんは活力を漲らせながら駆け回っているし、アイドルから女優業に転換し始めた有馬も堅実に評価を積み上げてる、炎上騒動でキャラ崩壊していたMEMも落ち着きバリバリ案件をこなしている。
まさに今苺プロは望月の欠けたるところもなんとやらと言ったところだ。そして俺は…
「で、なにか申し開きはある?おにぃ、ちゃん…?」
「いや、だから誤解なんだよ!俺にやましい所なんてないんだ!」
ベットに腰掛けているルビーの前で正座していた。
遡ること30分前、今日のタスクをすべて終わらせた俺はシャワーを浴びて自分の部屋へと向かっていた。そして部屋に入るといつもは俺のベットでゴロゴロしてるルビーが今日に限って机で何か作業していたのだ。
不思議に思ったが、まぁそんな日もあるかと作業の邪魔にならないようベットに寝そべりながらタブレットを操作していた俺の上にルビーが降ってきた。
「お…、っは、いきなりなにすんだよ!」
怒って振り返るも、ルビーはそのまま俺の背にしがみついて離れない。
「どうした、ルビー?」
「嫌なことでもあったのか?」
話しかけても何も反応がない。
数回話しかけてもぎゅっと抱きしめる力が強くなるだけなので仕方なくそのまま作業することにした。
正直やり辛い…
それからしばらくして、やっとルビーが話しかけてきた。
「ねぇ、お兄ちゃん」
「ん、どうした?」
「ちょっと聞きたいことがあるんだけど」
やっと引っ付き虫を止めたルビーが真剣な表情で見つめてきた。
「いいぞ、何について聞きたいんだ?」
15年の嘘の撮影も佳境に入っている、この頃ルビーはあかねと一緒にいることも多いし演技の話かな?
ルビーは神妙な顔つきで俺を見つめながら聞いてきた。
「最近おにいちゃん帰ってくるの遅いよね」
「まぁ…色々あるからな」
「じゃあ、一昨日の21時過ぎどこ行ってたの?」
「一昨日の夜は収録終わりにTV局の資料室を使わせて貰ってたな。20年くらい前の演技指導の映像が残ってたから。」
噓ではない。TV局の資料を漁っていたのもそんな伝手を用意したのも。スケジュールにはそのように書いていたし、実際に資料室に行っている
…日時は少しずれているが。
「ふぅん、そうなんだ。」
何か資料を捲りながらルビーは変わらない表情で尋ね続ける。
「じゃあ昨日私が眠った後どこいってたの?」
「…手洗いに」
「それにしては遅かったよね」
「・・・・」
ルビーの表情の読めない透明なアルカイックスマイル。
その顔も可愛いんだけど、目が笑ってない。
…どこまで知ってる?
さっきの話は何だ!?というか手に持ってるの俺のスケジュール表じゃないか!?
MEMのことまでバレてるのか!!
様々な懸念が脳裏をよぎる…
「最近ねー。MEMちょがキラキラしてるからね。お兄ちゃんのこと聞いてみたんだけど」
「お兄ちゃんのこと話すとき、ちょっと目をそらしてたんだー」
あっ…ヤバい…
「ねぇ、お兄ちゃん」
「はい」
その迫力に思わず敬語になってしまう。
「MEMちょに変なことしてないよね?」
「…してないです」
ダメだ、声が震えてしまった。
しとやかに笑ってるルビーと目が合う
「・・・・」
「・・・・」
即座にルビーの前に正座した。
「で、何したの?」
「ちょっと、MEMから相談を…」
「あんな時間にMEMちょの家まで行ってさ」
「私、MEMちょのあんな顔初めてみたなー」
「・・・・」
ダメだ完全にバレている。
いや別に疚しいことをしていた訳じゃ…
「凄い…アクたん。これすご…いっ」
「ダメ、もうそこダメだっ…て!」
「私…。は、初めてだからぁ…っ!」
頬を赤く染め上目遣いで見つめてくるMEMを思い出してしまう。
やま、しいことを…していた訳じゃ…
「おにいちゃーん、お兄ちゃん聞こえてるー?」
「…っは!」
「そんなに良かったの?MEMちょとやってた事?」
「い、いや!誓ってそんなことはやってない!」
「じゃあどんなことしたの?」
洗いざらい吐かされた。
「ふーん。MEMちょと
3度ほどMEMと
ルビーは俺が話したことを反芻するのよう手に持っている資料を弄っている。
「おにいちゃん」
「な、なんだ。」
そのにこやかな笑みが怖い。次の場面で首を落としてきそうな夜叉味を感じる。
「うん、正直に話してくれたしこの話はお終い。」
「うーん、今日も疲れたー!」
「お兄ちゃんなでなでしてぇ~」
「…えっ?」
さっきの迫力はどこへやら。
いつものルビーに戻って俺の胸に飛び込んできた。
「どうしたのおにいちゃん?そんな顔して」
抱き着いた後、正座したまま呆然としていた俺の膝に頭を載せて甘えてくるルビー。
「いいのか?その俺が…MEMやミヤコさんにと
「んー、しちゃダメなの?」
「おにいちゃんがしてるのマッサージなんでしょ?」
「それでMEMちょもミヤコさんも元気になってる。なにか問題があるの?」
「いや、それは、そうなんだが…」
釈然としない。
いや、ミヤコさんやMEMを元気づけたくてマッサージしているのは間違いではない、間違いではないが…
「それとも…おにいちゃんは2人に変なことしてるの?」
ルビーの雰囲気がブリザードのように冷たくなる。
「いや、そんなことはないぞ!ミヤコさんもMEMにも疚しいことは…一切ない!」
ちょっとだけ2人のマッサージ中の姿が思い浮かんだが、疚しいことはしてない…していないはず!
ルビーはじーっと俺を見上げた後に笑って言った、
「うん。分かってるよ。おにいちゃんはそんな無責任な真似しない。するならちゃんと…っと。」
「MEMちょが変な雰囲気だったからね、意地悪してみたくなっただけ。」
「はぁ、肝が冷えたぞ」
「はは、ごめんねおにいちゃん。でもおにいちゃんも悪いんだよ?」
「おにいちゃんって昔から女の子を勘違いさせるようなことばかりするから!」
「女たらしー、モラリストー、約束守れー(ボソボソ)」
ぷくーっと頬を膨らませて膝の上でじたばた暴れ出した。
「ははっ。っと、悪い。」
「でも出来るだけその信頼に応えられるようにするよ」
暴れているルビーの頭を撫でて宥めた。
「スタッフさんがね…」
「先輩が…」
「じゃあそろそろ寝るか」
穏やかな時が過ぎていく。取り留めもない話をしながらルビーとベットへ入ろうとした時
「じゃあ、おにいちゃん。久しぶりにアレやって!」
「アレ?」
「うん、最近あんまりしてくれなかったから。」
「お腹ポンポンってするやつ」
「…えっ」
「いや、アレは…その…」
確かにアレは暫くやってない。
でもアレをやらなくても最近のルビーは順風満帆で、色っぽくなることも無かった。
つまり自分で処理出来ていたはず、で…
「どうしたの、おにいちゃん?」
にこやかに俺を見つめてくるルビー。
「MEMちょにもミヤコさんにもしてたマッサージだし、何も問題ないでしょ?」
「私とおにいちゃんは兄妹なんだから…」
「家族でマッサージするなんて、当たり前のことでしょ♪」
その笑顔はまるで
ルビーが中学生だった頃の服着てるミヤコさん概念めっちゃ書きたい…