※この作品はR-18です。

SGO/スローターゲイル・オンライン-情報非対称性のモラルハザード-   作:BaSH.sh

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主人公の過去と思想を書いておこうと思います。


アインフィリア
嘲笑者は語る


2002年、私は誕生する。

横暴な家庭に独り残される。

 

何時から、それを正しくないモノと現実的に分かったのか。

 

母は水商売で夜勤、父は肉体労働で昼夜問わず。

 

家庭環境は種類の違う暴力的で傍若無人な人間が競い合う低俗な環境であった。

 

私に投げかける言葉など自らの内面と外面をよく見せるための文字列でしかなく愛情など既に無い。

 

当然に私に注がれる愛は滑稽な遊びとして人形劇を望む幼稚で稚拙なモノだと感じる。

 

医師の言う愛すら子を所有物として扱い親の手で壊すこと、生殺与奪の権を持つ親は自らを全知全能であると思い謳うのが正常であるというのだ。

 

笑止、実に滑稽だ。

 

貴様らの言う愛とは何とも甚だしい。

生命の冒涜を生きがいとする者どもに罪と罰を与えよ。

 

彼らは冒涜こそ真正の正常であると物申し続けて改めることを拒むのだろう。

 

 

───ツァラトゥストラはこう言った───

 

「───神は死んだ」

 

既に形而下学によって説明が出来るようになったのだ。

 

故に人は自ら神を殺したのだ。

 

故に無神論者が蔓延ることなど全く不思議ではない。

 

──────では、問おう。

 

貴様らにとって親は神であるか?

資本主義において資本を持つ存在は国家よりも上の権限を持っているのか?

資本は永久に存在し、営み・生命は不変で永久であり我々に死など訪れず、横暴に何もかも淘汰することが生きがいであるのか?

我々は完全無欠の最強無敵で完璧な存在であるのか?

 

これを読む貴様らに問われているのだ。

 

普通や一般は不変であり、旧石器時代から現在も我々は同一の方法で狩猟生活を営んでいるのかね?

 

人間という存在は屁理屈が無ければ文明の利器を生み出すことなどできないのだ。

 

更に問おう。

 

親が全てという言説が正しいならば、国家は国のトップの人間を作り出した親の傀儡でなければいけない。

だが、全くそんなことなど無く自らにあるのは基本的人権である。

 

そうして弾圧と人権を踏みにじることをしているのは一部の国民の言動と行動である。

 

結論を言えば、SGOをクリアした私が人々を救ったからと言って、その親が聖人であるかと言えば、それは全く有り得ないことなのだ。

 

付け加えて言えば親の人格、そのものが嫌いであるが故に嫌悪感を抱いている。

更に言えば、その横暴な人格を持つものが親であることが私にとって最大の屈辱である。

 

だからこそ、私は死に直面した時に横暴な人格を持つ親の言動と行動を否定する為にもSGOをクリアして人々を救うことを誓い、それを実際に行ったのだ。

 

誰も私が成し遂げた現実にある事象を感情で書き換えることなどできないのだ。




主人公は割とダークヒーローなタイプです。
実を言えば主人公は反抗期ではなく横暴な人間が嫌いであることを理由に反逆しているだけなのです。

つまり、思考停止をして横暴な人間に従い道具なることなど最も行うべきではない行為であると主人公は考えているのです。
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