※この作品はR-18です。

Ventangle Days   作:神谷涼

9 / 10
PHANTASMAGORIA-4

FIRST DAY 21:00~ SECOND DAY 3:00

 

 

 

 魔力は、人類の神話や伝説と結びついて実体化した。

 神とは固有名と人格を与えられた存在の総称であり。

 妖精とは“特定の名”を持たぬものたちの総称だ。

 

 ヘルハウンドは、一定の性質を持つ妖精だが土地によって詳細は異なる。

 そんな中で特に個体として著名なものがいれば、固有名を持つ“神”となれるだろう。

 

 そして24世紀になって顕現した妖精の中でも……長く存在して個体として認知された妖精は、強力な力を獲得していける。

 本来ならば人間に危害を加える妖精たちは、ほどなく討伐される。

 だが、ここは宵闇区。

 何も持たない連中が流れ着く場所。

 

 そんな場所で、建物すらない“悪魔の十字路”に現れたヘルハウンド。

 これを討伐して何になるというのだろう。

 襲われる被害者はいるが、生存者にとってみれば競争相手が減っただけ。

 魔犬は宝を溜めこんだりもせず、現れる土地にも価値は薄い。

 凶暴な略奪団とて、何のメリットもない怪物と戦おうとは考えまい。

 

 ゆえに、このヘルハウンドは討伐されることなく残り続けた。

 踏み込んだ者を殺して犯して喰らって――近隣の弱者から恐怖と不安を捧げられ続けた。

 既に“名もなきヘルハウンド”ではない。

 宵闇区で“十字路の獣”と呼ばれ恐れられるに至った怪物は……その恐怖に等しい力を得たのだ。

 狡猾で凶悪な――この土地と結びついた、強大な妖精と化しつつあった。 

 

 だから。

 

 知らぬ間に格下となったファンタズマゴリアは、いいように嬲られ弄ばれることになる。

 

 

 

   ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 一回で終わるはずがなかった。

 ヘルハウンドの長い射精が終わり、つながっていたモノが抜ける。

 四つん這いでどうにか付き従っていたファンタズマゴリアは、そのまま瓦礫の中につっぷしてしまう。

 サキュバスの子宮ですら飲み干しきれなかった白濁が、激しい勢いで膣穴から溢れ出して下品な噴水と化した。

 

「ヴルルルルゥ~~」

 

「あ゛っ……ふぇ♥ へぇ……♥」

 

 まだ案内半ばということか。

 魔犬は明らかに不満げな唸り声をあげている。

 膣穴から精液を噴き出して倒れ込むサキュバスを咎めるように、かぷかぷと尻に牙を軽く突き立てて噛んでくる。

 それでもしばらくは動けず。

 大きな尻を獣にいいように弄ばれ、マーキングとばかりに歯型まで付けられた。

 

「あ、あぁ……」

 

 よろよろと、どうにか這ってヘルハウンドに向き直れば。

 

「ウルルルル」

 

 しゃがみこんだ姿勢の魔獣に、見下ろされる。

 その股間では毛皮の中から先端だけ見える……非勃起状態の生殖器。

 

「ぁ……♥ はぁい♥ 勃起、させて……いただだきますぅ♥」

 

 ずりずりと、這いつくばって獣の下に入り。

 硫黄臭のする毛皮に包まれた、萎えた肉棒へ奉仕を始める。

 膣穴からは未だにどろどろと濃厚な精液が垂れ、手足は疲労困憊しているが……まだ目的地に至っていない。

 そしてきっとこの獣は、この方法以外で目的地へ導くつもりなどないのだ。

 

「ワフッ、フッ、フッ」

 

「れろ♥ んちゅ♥ んじゅるるるぅ♥ んちゅっ♥ んむ♥」

 

 嘲笑うような声を頭上に聞きながら、毛皮からはみ出た先端を舐め、吸い。

 顔を毛皮に押し付け、粘膜部を剥き引きずり出すように強く吸った。

 

「ウゥゥルルルオオオオオォ~~~~ン!!」

 

 発情期の獣特有の、酔ったような遠吠え。

 犬のそれは人間と違って亀頭以外も全体が粘膜だ。

 直接愛撫するなら、その感度は人間より遥かに上。

 そして何より、サキュバスの本気フェラに耐えられる存在などまずいない。

 毛皮の中から長く尖った肉棒が完全勃起して飛び出す。

 

「あぶ♥ ぢゅぼ♥ ぢゅる♥ れろ♥ ぢゅるるる――んぶっ?」

 

「ヴァフッ!!」

 

 そのまま夢中になってしゃぶりつき、喉にごりごりと擦りつけて扱きたてるが。

 昂った獣は突如身を引いて肉棒を口から引き抜き、乱暴にファンタズマゴリアの体を背後へ転がす。仰向けになった彼女の脚の間へ素早く入り込むと……よほど発情させられたのだろう。今度は正常位で上から、一気にねじ込んできた。

 

「んぎぃっひぃ♥♥♥」

 

 まだ子宮から排出されきっていなかった精液が無理矢理に逆流させられて、びちゃびちゃと周囲へ飛び散る。

 黒く硫黄臭のする毛皮に包まれながら、獣の交尾を受け入れるしかない。

 

「ヴァフッ! ヴァフッ! ヴルルル!」

 

 己が流し込んだ精液に嫉妬するように、魔犬が激しく腰を打ち付ける。

 子宮口を殴りつけるように亀頭で打たれ、開かされ。

 体重をかけて獣の体がのしかかると、下腹部が圧迫されて子宮の奥に入り込んだ精液まで……絞り出すように逆流させられる。

 

「あぎっ♥ ひぎっ♥ あ゛っ♥ でちゃうっ♥ でちゃうううぅ♥」

 

 一突きごとに子宮内の精液が、ぶしゃぶしゃと大量に噴き出して飛び散る。

 サキュバスにとって一度取り込んだ精気は活力でもある。

 それを無理矢理に外に排出させられれば、男が搾精されるようなもの。強い喪失感と脱力が襲う。

 体が混乱して子宮が飢え、己から精を奪うものを新たな雄と認識して吸い付いてしまう。

 膣肉全体が、この危険な凌辱者を歓迎するように蠢き絡みついてしまう。

 

「ヴァフッ、ワフ……ファフッ……」

 

「ああああああぁ♥ はやくぅ♥ はやくだしてぇ♥ んっ♥ れろ♥ んぐ♥ んぢゅ♥」

 

 犯しながら顔を舐めてくるヘルハウンドに媚び、舌を出して絡め合う。

 己の媚薬唾液を飲ませようとしても、体勢はファンタズマゴリアが下。

 逆にどろどろとした、地獄の炎のような熱い唾液を大量に飲まされる。

 それもまた心身を火照らせ昂らせる魔薬なのだと知りながら。

 

「フッ! ヴァフッ! ガフッ」

 

「あ゛ぁぁああああ♥ はやくぅ♥ はやくぅ♥」

 

 乱れ火照る体で射精をせがみながら、かすかな理性を働かせて獣にしがみつく。

 そうすれば尾結合にならず、このままぶら下がって連れて行ってもらえるだろうと考えてだ。

 

「ヴルルルル……ヴァゥンッ! ヴァンッ!」

 

「ひっ♥ いっ♥ はげしっ♥ はげしぃぃ♥」

 

 だが、あれだけ精液を放った魔獣の二度目の射精は、遅い。

 しかも目の前の雌を弄び、全力で味わい尽くすつもりだ。

 今まで以上に激しい腰遣いで突かれ。

 逆流する精液がなくなっても、愛液と潮を噴かされる。

 

「ヴァウルルルルル!!」

 

「あ゛っ♥ お゛っ♥ お゛っ♥」

 

 一帯の“主”として多くの恐怖を集め、強大化したヘルハウンドの本気の凌辱に晒される。

 いつしか、しがみついていた手もほどけ。

 貫かれるごとに不様な声をあげる、獣のオナホール同然となっていた。

 

 

 

「オオオオォーーーーーーーン!!!!」

 

「あ゛ぁああああああああああああああああああああ♥♥♥」

 

 勝利を宣言するような遠吠えと共に射精する時には、一時的な失神に陥ってしまう。

 

 

 

「ヴァウルル……ヴァフッ」

 

「ぁ、あぁぁぁ……こんなぁ……♥ こ、こんな格好で、連れ回すなんてぇ♥」

 

 気づいた時には、奥にまた精液を注がれながら尾結合……それも、仰向けだったためにブリッジ姿勢で痴態を見せびらかすような体勢だ。

 そこかしこの物陰から恐ろしい魔獣と、犯される淫魔の姿を凝視する視線を感じる。

 羞恥と背徳感、そして注がれ続ける精液が、サキュバスの肉体を活性化させる。

 

 おかげでどうにか、ヘルハウンドの射精が終わる前に案内先へたどり着けたが。

 

 ここがその場所なのだと念を押すためか。

 

 ファンタズマゴリアは、さらにその場でもう一度ヘルハウンドに犯された。

 今度は射精が終わるまで、獣相手に舌を絡め合うキスを強いられ……体の芯まで地獄の炎で炙り尽くされたのだった。

 

 

 

   ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 深夜12時。

 ちょうど日付が変わる時にヘルハウンドの射精は終わり、その姿は闇へ溶けるように消えた。

 本来の領域たる“悪魔の十字路”へ戻ったのだろう。

 

「はあっ……はぁっ……♥ しぬかと、思ったわぁ……あんなに、強くなってる、なんてぇ♥」

 

 残されたファンタズマゴリアは護身用に持ち歩いている特殊警棒を伸ばし、杖代わりにして、どうにかよろよろと立ち上がる。

 ぼたぼたと大量の精液が秘所から溢れ出し、太腿を伝い落ちた。

 

「と、とりあえず……ここってことは……アレ、よねぇ……」

 

 周囲は崩壊した建物跡ばかり。

 形の残った建物はない。

 せいぜい、浮浪者たちが建てたバラックが点在しているだけ。

 ライナが推測した“犯人”の拠点となりそうな場所はない。

 

 だが、よろよろと顔を上げて見上げれば……頭上には、傾いたコロニーの壁面――つまりこの宵闇区へ覆いかぶさる“天井”を土台として築かれた建物がある。

 俗に“逆さ城”と呼ばれるそれらの中でも、高い位置にあるものはコロニー内部の“迷宮区”を使うか……あるいは空を飛ばなければ侵入不可能だ。

 

「今は、きついしぃ……私の運動能力じゃ無茶、よねぇ……」

 

 眺めていると、巨大な鳥が飛び立った。

 アレが“犯人”に違いない。

 

「狙撃する道具も腕も、ないしぃ……んっ♥」

 

 ヘルハウンドの精液が陰核を舐めるように垂れる。

 未だゼリーのような半固形でぶるぶると震えるそれを指ですくい、長い舌で舐め上げ味わう。

 

「はぁ……どうにか、近くの知り合いに力を……借りましょぉ……休憩場所も、ねぇ♥」

 

 己の中から溢れる精液をすくっては口に運びつつ。

 ふらふらと、ひとまずその場を後にするのだった。

 

 

 

   ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 再び、座金井工房。

 

「またお邪魔するわよぉ……」

 

「うわ、すごい有様じゃない。またセックスマラソンでもしてたの?」

 

 だが、入ったロビーにいたのはライナではなく……彼女の同居人たるハンター、エンドロールだ。

 ロビーというには狭い部屋で、ソファベッドに寝転んで端末を眺めていたらしい。

 

「えっ、確かに体は埃だらけ泥だらけだけどぉ、ぶっかけられてないでしょぉ。そんな推理じゃ、長生きできないわよぉ」

 

「そんな推理力って必要!?」

 

「はぁ……まぁ、あんまり冗談言ってられる状態でもないんだけどぉ……ライナはぁ?」

 

「今は作業中。アンタでも邪魔はやめた方がいいわよ。きついなら勝手に休んでくくらいは別にいいんじゃない?」

 

「そうねぇ……ま、いいかぁ……エンドロールちゃん、ちょっと助けてぇ♥」

 

「え、私?」

 

 エンドロールにとっては顔を合わせれば、ろくな目に合わない相手だ。

 とはいえ、それなりに“貸し”を重ねている以上は無下にもできない。

 表情こそ強張っていても、頷くしかないのだ。

 

 

 

   ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 ファンタズマゴリアの体を、少し熱めのシャワーが清めていく。

 予備プレイルームを兼ねたシャワールームで、プレイマットにぐったりと座り込み、エンドロールに体を預けて洗ってもらっているのだ。

 汚れきった肌と髪から砂塵を落とさなければならない。

 

「ごめんねぇ……久しぶりに、ぐちゃぐちゃに犯されちゃったわぁ……♥」

 

「このくらい別にいいけど……サキュバスのアンタがここまでされるって、よっぽどの相手ね」

 

「あはは……“十字路の獣”があんなに強くなってるなんてねぇ。数年前に交尾した時はふつうのヘルハウンドだったんだけどぉ」 

 

「何を好き好んで、あんなのに手を出すかなぁ」

 

 エンドロールは丹念にマッサージしてくれる。

 

「ありがとうねぇ♥」

 

 肌の傷こそサキュバス特有の再生能力で消えていくが……無理な姿勢で痛めた節々からは、痛みが消えずにいたのだ。

 

「ま、ギリギリまでヤられるのはさんざん味わったもの」

 

 同性であり、さんざん肉体関係も結んだ関係だ。

 未だ精液を溢れさせる秘所も、遠慮なく洗われる。

 

「はぁ♥ サキュバスなのにぃ、吸いきれないくらい出されたなんて……屈辱だわぁ」

 

 下腹部を押しながら、開かれた脚の間へとエンドロールの指が挿入される。

 

「変な落ち込み方……っん」

 

 かき混ぜる指に膣襞が絡みつき、肉棒へするようにしゃぶってしまう。

 凌辱された直後でも、サキュバスの体は入ってきたものに奉仕してしまうのだ。

 エンドロールの口から、抑えた甘い息が漏れた。

 

「ねぇ、エンドロールちゃん……あのさぁ♥」

 

「そりゃサキュバスの体洗ってるからいろいろ催すけど、こういう時はナシでしょ。第一、私がいつも喜んでアンタに抱かれてるっていうの?」

 

 苛立ったエンドロールの指が乱暴になる。

 

「あっ♥ ち、ちがうのぉ……今は本当に感謝してるのよぉ♥」

 

「感謝してても私は股開かないっての!」

 

「ひゃう♥ そうじゃ、なくてぇ……お礼にぃ、今は私の体……エンドロールちゃんの好きにしていいって言いたいのぉ♥」

 

 チラっと、シャワールームの棚に視線を向ける。

 

「はぁ? ……はーーーーーーっ」

 

 そこにあるものを見て、エンドロールが深々とため息をついた。

 ライナがここでエンドロールを犯すための淫具だ。

 中でも、ファンタズマゴリアの視線が示すのは……培養液に入れられた装着型男性器(ファロスウェア)。ライナが瞬間着脱できるようにし、装着者は男性器の快楽を得たうえで、疑似射精もできる高級品だ。

 エンドロールはこれで犯されたことも、ライナに搾精されたこともある。

 

「無理に搾ったりしないし、エンドロールちゃんのしたいこと、なんでもしていいからぁ♥」

 

 横たわったまま、体をくねらせて誘う。

 

「………………はぁ」

 

 無言のまま、エンドロールがファロスウェアを手に取った。

 

「どうぞぉ♥ 好きに味わってぇ♥」

 

 空気を無視して、甘えきった声でさらに誘う。

 

「このバカッッッッ!」

 

「ひぁっ♥」

 

 頬を平手で打たれた。

 

「ズタボロで来たから心配してたのにっ! 犬に犯されて全身ドロドロで! まだ足りないって言うの!」

 

「あぅ♥ あぁっ♥ ごめんなさいぃ♥」

 

「媚びてんじゃないわよ! この淫乱ビッチサキュバス!!」

 

 いつの間にか取り付けていたファロスウェアが、まだヘルハウンドの精液を垂らしている淫魔穴を一気に貫いてきた。

 

「ああぁぁぁぁぁぁ♥♥♥」

 

「さんざん犯されてきたクセに、もの欲しそうにしてぇっ!」

 

 技巧も何もない乱暴な腰遣い。

 罵りながら振り下ろされる平手。

 

「あうっ♥ ひっ♥」

 

「よがってないで何とか言いなさいよッ!!!!」

 

「ひぃぃぃ♥ ご、ごめんなさいぃ♥」

 

 乳首をきつく抓られる。

 激情に囚われたエンドロールには、淫魔の肉穴を味わう余裕もない。勢い任せに、がむしゃらに腰をぶつけて、叱咤するように激しく尻へ太腿を打ちつける。

 

「その気になったら私より強いクセにっ! クズ相手に股ばっか開いてッ!!」

 

「ひっ♥ あっ♥ ごめんなさいっ♥ ごめんなさいぃ♥」

 

「アンタなんか、ずっとここでクズどもの便器してりゃいいのよ! 色情狂ッ! 中古オナホッ!」

 

「はぃぃ♥ 私は性処理しかっ♥ できない肉便器サキュバスですぅ♥」

 

「だったら、この人工チンポのザーメンも……ありがた、がってぇ、受けなさい、ひっ♥」

 

「あぁっ♥ ザーメンおめぐみありがとう、ございますぅ♥♥♥」

 

 射精について口にして、一気に膣肉の感覚を味わったのだろう。

 エンドロールの顔が切なげに歪み、一気に精液を迸らせる。

 これだけ快楽と精気を上乗せしてくれれば、人工物を介した射精でも問題ない。でなければ、双頭ディルドでのレズセックスなど、糧にはできない。

 

 それに。

 

「はぁ……はぁ……ご、ごめん。つい、その、変なスイッチ入っちゃって……痛くなかった?」

 

「ん♥ だいじょうぶよぉ♥」

 

 射精を終えて冷静になったエンドロールのものが膣内で急速に萎え。

 心配げな顔で、さんざん平手で打った顔を撫でてくる。

 まさにDV男のような行動だが、当人は気づいていない。

 

「こんなことするつもりじゃなかったのに……」

 

 落ち込む姿に、つい膣肉を蠢かせエンドロールの萎えたファロスウェアを慰めてしまう。

 とはいえ、ファンタズマゴリアも海千山千のサキュバス。このタイプの対処法は熟知している。

 

「気にしないでよぉ♥ 精液を注ぐのは精液に限るし……エンドロールちゃんのいつもと違う顔が見れて嬉しかったわぁ♥」

 

「……でも」

 

 現金にピクリと中で反応するものに、敢えてポーカーフェイスを保つ。

 

「蔑みながら虚勢を張ってる表情とかぁ♥ 不安が隠しきれなくて澱んだ目とかぁ♥ 劣等感まる出しの罵倒とかぁ♥ 小物っぽくて本当に素敵だったわぁ♥♥」

 

 呆気にとられたようなエンドロールの顔に、じわじわと怒りが広がる。

 

「どこまでも、私をバカにして……!」

 

 激情に合わせ、中でまた勃起している。

 

「そんなつもりはないんだけどぉ♥」

 

 煽るように、勃起したものを膣肉を絡め締めつけて愛撫する。

 

「いいわよ! そんな減らず口、二度と叩けないようにしたげる!!!!」

 

「あぁん♥♥」

 

 そうして口直しとばかりに、エンドロールの愛らしい攻めを味わうファンタズマゴリアだった。

 




ひたすらセックスしかしないサキュバスセッション……!

●エンドロール
【挿絵表示】
前章主人公。
立場と実力は特に変化なし。
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