股間に温かい感触を感じ少しずつ霧散した意識が戻ってくる。
もしかして失禁してしまったのだろうか?
瞼をゆっくりと開けると優しく俺を見つめる顔が其処にあった。
「……バーゲスト」
「お目覚めですか、マスター?」
今の彼女はさっきまでの情欲に駆られた姿ではなく俺を心配する淑女のそれだ。
体を確かめるとベッドの上に寝かせられバーゲストが寄り添ってくれている。
お互い裸だけど毛布を掛けられて彼女の体温で寒さを感じる事は無い。
「マスターが気を失ってしまいましたから御体を清め温めさせていただきました。何処かお辛い場所はありませんか?」
本気で俺を心配そうに見つめる彼女は何処から見ても心優しく気高く美しい。
「どれくらい気絶してた?」
「10分ほどです。全力でお射精したから精も根も尽きてしまわれたんですね」
バーゲストが俺の背に手を回して労るようにゆっくり体を起こす。
ベッドから離れた床に冷えて固まりつつある精液が点々と落ちている。
その光景を見てさっきの射精がどれほど凄まじかったか再認識すると恥ずかし過ぎて身を捩るしか出来ない。
「あんなに遠くに飛ばすぐらい
女の尻に顔を埋めてオナラを嗅ぎながら射精なんて情けなさ過ぎる醜態を揶揄するように讃えるバーゲスト。
煽る言葉によって下半身に甘い疼きがこみ上げてくる。
「御体を舐めて汗や精液を舐め取らせていただきました♥マスターの貴重な子種を無駄にする訳にはいきませんし♥」
口を開けて長く紅い舌を波打たせるバーゲストを顔が淫欲に染まっているのを察する。
少しずつ追い詰められまた無様な姿を晒してしまいそうなのに心の何処かでそれを望む自分がいた。
思わず抱きつこうとするが彼女の腕に遮られてしまう。
「バ、バーゲスト……」
「いけませんわマスター♥さっきあれほど
「そ、そんなぁ……」
此処で止めるなんて生殺し過ぎる。
落ち込む俺を尻目にバーゲストが寝かしつけようと体を密着させてくる。
太い腕を俺の枕に、たわわなオッパイを毛布に、鍛えられた太腿を掛布団にして俺の体を覆う。
その滑らかな肌触りと弾力を持った筋肉の硬さと脂肪の柔らかさと甘くて獣臭い匂いがどんどん理性を削り取っていく。
布団の上からでも分かるぐらいオチンチンが硬く勃起してるのに其処には触れてもらえない。
世界一いやらしい肉布団に包まれてながら寝るなんて不可能。
このままずっと朝まで眠れないまま過ごしたら頭がおかしくなってしまう。
首を動かし何とか解決策が無いか考える。
目に入ったのは右手の甲で光る魔力の輝き。
そうだ、令呪を使ってバーゲストに命じれば良い。
そんな馬鹿げた事に令呪を使うつもりか?と理性がそう訴えてくる。
逡巡してる間もバーゲストは俺に抱きつくのを止めない。
ドロドロに理性を溶かされてながら俺自身がオチンチンになったような錯覚に落ちる。
もう一秒だって待ちたくはなかった。
「れ、令呪を以てバーゲストに命ずる!」
「マスター?」
「いやらしい事してぇ♡気持ち良くしてェ♡」
「はい♥マスターの望むままに♥」
令呪の一画が光を失ったのと引き換えに極上の雌に快楽を与えられる。
その期待だけで甘イキして精液が漏れそうだ。
「それじゃさっきから硬くなってたオチンチン、解放して差し上げます♥」
毛布が除けられると俺の真性包茎チンチンは皮に包まれたまま空に向けて硬く起立していた。
「毛布を先走りで濡らしちゃうぐらい興奮してたんですね♥ずっと勃起してたのは分かってましたけど♥」
「いじわるゥ♡バーゲストのいじわるぅ♡」
「申し訳ありません♥だってマスターはいつも私が恋焦がれてるのに誤魔化すから♥ちょっとした仕返しです♥」
「してない♡誤魔化してない♡」
そう俺が告げるとバーゲストの視線が俺の顔からオチンチンに移る。
「でもオチンチンの方はとっっても正直♥じゃあオチンチンにマスターの本心を語っていただきましょう♥」
視線に晒されたオチンチンがピクッと痙攣する。
バーゲストに臆したようにも主人に甘えて媚びるペットにも見える。
「それでは質問に答えていただきます♥よろしいですか?」
「うぅ……」
ピクッ♡ ピクッ♡
唸る事しか出来ない俺に比べて激しく動くオチンチンは首を振って肯定してるようだ。
バーゲストがオチンチンに息がかかるぐらいに近づいてその反応を確かめる。
「マスターにお聞きします、貴方は童貞ですか?」
「そ、それはぁ……」
ビクッッ♡ ビクッッ♡
「ひゃぁああん♡」
俺を裏切るようにオチンチンが激しく動き出し、その快楽に脳が支配されて喘ぐ事しか出来ない。
「ふふっ♥やっぱりオチンチンはマスターと違って正直ですね♥とっても可愛らしい♥もしかしたらマスターより好きになってしまいそうです♥」
「ダメぇ♡嫌いにならないでェ♡オチンチン好きになっちゃやだァ♡」
飼い主に捨てられるのを拒むペットのように必死に媚びを売って哀願する。
バーゲストはそんな俺の反応に満足気だ。
「次の質問です♥マスターは私にイジメられて気持ち良くなっちゃう変態さんですか?」
ピクッピクッピクッ♡ ピクッピクッピクッ♡
「ああぁあぁん♡違うゥ♡変態じゃなぁい♡」
「でもオチンチンは必死に頷いていますよ♥」
「嘘だァ♡勝手に動いてるだけぇ♡本心じゃないぃ♡」
「なるほど、つまりマスターは否定すると仰いますの♥では本当かどうか試してみましょう♥」
「ふぇ……?」
ゆっくりバーゲストがオチンチンを見つめ始めた。
何が起こるか分からず混乱する頭で次に行われる行為に恐怖して体が震える。
「一人で皮を剥けないぐらい臆病で情けないオチンチン♥」
ピクピクピクッッ♡
「ひぁアあぁぁあん♡」
突然バーゲストに罵られて混乱する俺とは違いオチンチンが激しく脈動する。
「ちょっと触っただけで簡単に先走りを垂らし精液を撒き散らす早漏っぷり♥」
ビクッッン♡ ビクッッン♡ ビクッッン♡
「オおぉォおお♡」
「挙句に臣下であるサーヴァントの尻に敷かれ屁を嗅がされて射精する救いようのないマゾ♥」
「うひィぃいいぃん♡」
ピュッ♡
凛々しく強い女騎士として振る舞うバーゲストに罵られただけで甘イキして亀頭を覆う皮の先端から精液が数滴垂れた。
「証明は終わりました♥やっぱりマスターは変態さんです♥」
「そんなぁ♡」
「マスターのオチンチン♥ 包茎♥ 早漏♥ マ~ゾ♥ 包茎♥ 早漏♥ マ~ゾ♥」
「止めてぇ♡オチンチン馬鹿にしないでぇ♡」
囃し立てるようにオチンチンを揶揄うバーゲスト。
ビクッッン♡ ピクピクピクッッ♡ ピクッピクッ♡ ピクッン♡
その言葉に踊らされるように痙攣が止まらないオチンチン。
何とか抵抗する為に右手の令呪に魔力を込める。
「さらに令呪を以てバーゲストに命ずる!俺のオチンチンをイジメるの禁止ぃ!」
令呪が発動し光り輝いて室内を照らす。
バーゲストが動きを一瞬止めた隙に何とか体を引き離す。
余りの醜態に情けなくて涙が出て来る。
そんな俺の体を何かが優しく包み込んだ。
「あぁ、申し訳ございませんマスター。泣くほど辛かったのですね」
意気消沈しながらも俺を抱き締めるバーゲストはとても優し気だ。
「私がマスターを軽蔑する事は私の忠節に誓ってありえません。先程の行為も全てマスターに気持ち良くなって欲しい一心です」
「本当?」
「はい。私はマスターのオチンチンを情けないとは思っていません」
そう告白するバーゲストは俺のオチンチンを優しく撫で始める。
「包茎は純真無垢の証明♥早漏は直ぐに絶頂して子種を蒔ける雄として優れた資質♥マゾはあらゆる苦痛に耐えられる英雄の器♥マスターは優れた雄なのです♥」
「うん、ありがとう」
バーゲストに褒められ頭を撫でられるだけで心がどんどん落ち着いていく。
このままベッドに横たわったら眠ってしまいそうな安心感だ。
「それでは最後の質問です♥」
「もうイジワルしない?」
「いやらしい質問ではありません。ですが、マスターと私の関係に関わる重要な問いです」
バーゲストの真剣さにこちらも覚悟を決める。
「マスターは私を伴侶になっていただけますか?恋人として、番いとして、夫として愛してくれますか?」
「それは…」
その問いには即答できない。
バーゲストはとても魅力的な女性だ。
献身的な淑女であり、誇り高い騎士であり、荒々しさをその身に潜めた狂獣でもある。
その総てを受け入れる器があるかと俺に問いかけているのだ。
「契りを結ぶのなら私を受け入れてくれる御方でなければ嫌です。マスターにその覚悟はお有りでしょうか?」
契りという言葉にオチンチンが反応して震えてしまう。
「私の伴侶となってくださるのならマスターに身も心も捧げます。ご帰還なされたマスターを手料理で慰め、共に湯で体を清め、褥で激しく交わるつもりです」
その光景を想像するだけでバーゲストに対して愛おしさと性欲が湧き上がる。
「マスターが御望みなら何時如何なる場所でも股を開いてオチンチンを受け入れます♥好きな時に好きなだけ私のオマンコにオチンチン挿れて射精してもよろしいのです♥私に何をしても良いのです♥」
「……なる」
「え?」
「バーゲストの恋人になる♡お婿さんになる♡番いにさせてぇ♡」
「はい♥不束者ですが末永くよろしくお願いします♥」
ようやくバーゲストと気持ちが通じ合った事に安堵する。
あとは待ち望んだセックスをするだけだ。
「あぁ、でもマスターがあまりに推すとして弱いならもしかして他の男性に心が動かされるかもしれませんね」
「え……」
「強き雄に雌が惑わされるのは逃れ難い本能です。私は恋多きバーゲストなどと蔑称される女ですし」
「そ、そんな」
バーゲストは俺の恋人なのに、俺の妻なのに、俺の番いなのに他の男に目移りする?
どうしようもない不安と嫉妬に襲われる。
俺よりずっと優れた英雄豪傑がいるカルデアでバーゲストが他の男に靡かない保証なんて何処にも無い。
そう思った次の瞬間、自分でも抑えきれない感情が膨れ上がり衝動的に令呪最後の一画を使っていた。
「重ねて令呪を以て命ず!バーゲストは俺の女だ!絶対に他の男を好きになっちゃダメ!」
令呪を全て使い果たしてバーゲストを自分の女だと主張する。
その決断に悔いは無かった。
「もう♥そんな事をせずとも私はマスター一筋ですのに♥そんなに不安になってしまいましたか?」
「だって…。バーゲストはこんなに魅力的なのに俺以外の男の事なんて言うから…」
「あぁ♥可愛い♥本当に可愛らしいですマスター♥強く雄々しいのに私の前で可愛らしいなんてズルいです♥ますます惚れ込んでしまいそう♥」
バーゲストは堪らなくなったようで俺の耳元やうなじを長い舌で舐めて始める。
強い力に翻弄されて興奮と困惑でどうにかなってしまいそうだった。
「でもマスターと呼ぶのは他人行儀すぎますね♥これからは互いに名前で呼び合うようにしましょう♥」
そう告げたバーゲストが俺の唇と己の唇を重ねた。
性欲ではなく愛情たっぷりの接吻、まるで神前で愛を誓い合う恋人達のようだ。
「では立香、ベッドに行きましょうね♥」
「うん♡」
「お互いに童貞と処女を喪失して♥夫婦としての初夜♥番いとしての初交尾♥きっと忘れられない記憶になりますわ♥」
俺達は二人用には些か小さいベッドの上に乗りやっと一つなる興奮に勃起し股を濡らした。