転生先は美少女秘書の居る魔法図書館でした。寂しがり屋でちょっぴりえっちな美少女司書と毎日イチャラブセックス三昧 ~陰キャ童貞からの逆転勝ち組人生~ 作:味のないお茶
第十四話
「ふぅ……お腹いっぱいだな。今日も美味しいご飯をありがとう、ノエル」
「ふふふ。お粗末さまでした。と言っても私はスクランブルエッグしか作ってませんが」
「そんな事ないよ。ノエルの作ったスクランブルエッグはとても美味しかったからな」
「えへへ。そう言ってくれると嬉しいです。ありがとうございますリュウトさん」
俺の隣に座っているノエルの頭を撫でると、彼女は少しだけくすぐったそうにしながらも頭を寄せてくれた。
可愛い……本当に可愛い……
「キスしたい」
「もぅ……リュウトさんのえっち……」
「キスはえっちじゃないだろ……」
「でも……二人が見てますよ……ん」
そんなのはお構い無しに、俺はノエルとキスをした。
あぁ……幸せだなぁ……
そう思いながら唇を離すと、ノエルは少しだけ恥ずかしそうに頬を染めていた。
「もぅ……ダメですよリュウトさん」
「好きなんだから良いだろ?」
「えへへ。それはキスですか?それとも私ですか?」
「両方だよ」
「私もリュウトさんが好きです。貴方とするキスも大好きです」
こうして食後に牛乳を飲みながらノエルとそんな会話をしていると、ルエルとサーシャがその様子を見ながら話をしていた。
「ラブラブね……お姉ちゃんとリュウト」
「とても羨ましいなぁとは思うよね……」
「ふふふ。二人には負けませんからね」
「勝敗とか関係なく、俺はみんな大切に思ってるから」
俺がそう言うと、ルエルがジトーとした目で言葉を返した。
「何処の富豪よ……全く。リュウトは幸せ者よね」
「あはは。確かにタキモトさんは幸せ者だと思うよ」
「ふふふ。そうですね」
「そうだな。俺はとても幸せ者だと思うよ。だからこの生活を続けられるように頑張ってこうと思うよ」
前の世界では想像も出来なかったような暮らし。
この生活を守るために頑張っていこう。
俺はそう決意を新たにした。
「それじゃあこの後のことを話していこうか」
お腹も落ち着いてきたところで、俺は三人に向けてそう言った。
「えと。僕はトレーニングをしようと思ってるんだ。デュランダルも戻って来て、部屋の一角をトレーニングルームにしてもらったからね」
サーシャが自分の居た世界で失っていた愛剣の『聖剣デュランダル』
俺が言ったように、彼女が戻って来て欲しいと願ったら、目の前にやってきた。
『こ、これは……本当に驚いたよ。もう絶対に手に出来ないと思ってたから……』
サーシャはそう言うとデュランダルを抱きしめながら涙を流していた。
『おかえり……デュランダル……もう手放さないからね』
そして、我が家の空いていた部屋をサーシャに渡すことにした。
部屋数はかなりあるので、一部屋くらい渡しても全然足りている。
むしろ望んだら部屋も増えるのではないか?とも思ってる。
そして、それとは別に『トレーニングルーム』を作ることにした。
これは俺が元いた世界で利用していたトレーニング施設の設備を参考にしながら呼び寄せたもの。
自重トレーニングだけでは限界があるからな。
それにこれは最近運動不足だと言っていたノエルやルエルにも好評だった。
『わぁ……これはありがたいですね。最近少し二の腕周りが気になってたんです』
『私も少し腰周りが気になってたのよね。これは助かるわ』
『二人とも……そんなに気にするようなレベルじゃないと思うんだけどな……』
『ふふふ。リュウトさんにはいつでも『最高の自分』を見せたいんです』
『女の子には女の子の戦いがあるのよ。それは自分が求めてる『理想の身体』を目指すものよ』
『……ルエル。だったらお前は少し食べる量を』
『無理よ!!だってお姉ちゃんの料理は美味しいもの!!だから運動するしかないのよ』
『あはは。まぁルエルが食べる量を減らしたら、病気か?と疑ってたからな。俺はお前が美味しそうにご飯を食べてる姿を見るのが好きだからな』
『ふふふ。ルエルのたべっぷりは作ってる側から見ても気持ちが良いですからね』
そして、そのトレーニングルームはいつでも解放されていて、誰でも利用出来るようにしてある。
中にはシャワールームもあるので汗を流したらすぐに身体を洗うことも出来る。
「それはじゃあ俺とノエルとルエルはいつものように魔法図書館のカウンターで来訪者を待つか」
「そうですね。あとは私は少し気になってたことがありまして……」
「気になってたこと?」
俺がそう言葉を返すと、ノエルは小さく首を縦に振りながら答えた。
「はい。魔法図書館の外れの方ですが……微弱な魔力の反応があったんです。もしかしたら来訪者が来たのかも知れません」
「あ、それは私も感じたわ。でも……あまりに小さいから、小さな魔獣でも紛れ込んだのかしらね?」
「一晩たって少し動きがあったようですが……今はまた動きが止まってます。少し気になってるんですよね」
「そうか。それじゃあ少しに気かけておこうか……え?」
そんな話をしていると、足元に魔法陣が浮かび上がり、俺の身体の周りが光り輝いてきた。
「え?え?え?……なんだよこれ!?」
「わ、わかりません!?……て、転移魔法!!??一体誰が!!??」
「リュウト!!これは転移魔法よ!!良く聞きなさい!!貴方はこれから何処かに飛ばされるわ!!何処に飛んでも私たちが必ず見つけ出すわ!!」
「わ、わかった!!それじゃあ後のことはよろしく頼んだ!!」
俺がそう言い残すと、身体が浮遊するような感覚に包まれた。
そして、俺の目の前から三人の姿が消え去った。