転生先は美少女秘書の居る魔法図書館でした。寂しがり屋でちょっぴりえっちな美少女司書と毎日イチャラブセックス三昧 ~陰キャ童貞からの逆転勝ち組人生~ 作:味のないお茶
第十八話
「さて、リュウトさん。時間はたっぷりとありますので話してもらいましょうか」
「……は、はい。かしこまりました……」
オルフェとの行為をノエルたち全員に目撃された俺は、ルエルの転移魔法で自宅へと戻ってきたあと、居間でノエルとルエルから詰問を受けることになった。
ちなみに、オルフェは別室でサーシャと話をしているようだ。
ちなみに、出会ったばかりのオルフェと一線を越える行為をしたことに関しては……後悔はしていない。
ま、まぁ……致し方がないと言うか……自業自得と言うか……
で、でも!!あれだけ魅力的な女性から誘いを受けて、我慢なんて出来るわけないだろ!!
……しかし。そんなことを口にする訳にはいかないので、俺はとりあえず当たり障りのない答えをしてやり過ごそうかなぁなんて考えていた。
「あ、リュウトさん。『当たり障りのない答えでやり過ごそう』なんて考えても無駄ですからね?」
「……え!?」
か、考えてることがバレてる!?
ま、まさか『読心術の魔法』みたいなのがあるのか!!??
そんな俺の思考を読んだのか。ノエルとルエルはクスクスと笑った。
そして、笑っているノエルにかわり、隣に居たルエルが答える。
「あはは。読心術の魔法なんてのは無いわよ?私もお姉ちゃんもリュウトをずっと見てきたからね。貴方の表情を見れば何を考えてるかなんてわかるわよ」
「そ、そうか……わかったよ」
俺は観念したようにそう言う。
もうノエルやルエルの前では隠し事一つ出来そうに無いな。
「それでは先に私の方から話をしますね」
ノエルがそう言って俺に話を始めた。
「まずはリュウトさんが転移魔法で転移したあと、貴方の魔力反応があるまでの間で、私たちは身支度を整えました」
「そうか。その見慣れない服はなんなんだ?」
俺はそう言ってノエルとルエルの服を指さす。
「はい。これは魔法着と呼ばれる物で、魔法の効力を高めたりする効果があります」
「なるほど。そんな物もあったんだな……」
「リュウトさんが見知らぬ世界に転移してしまった場合。そこでの戦闘も視野に入れてましたからね。魔法図書館でリュウトさんの魔力を探知した時は、とても安心しましたよ」
「そ、そうか……心配をかけたな……」
「そして、私たちはリュウトさんの魔力反応を探知したあと、ルエルの転移魔法でリュウトさんの場所まで転移しました」
そう言うと、ノエルは『目だけ笑ってない笑顔』で俺に言葉を続けた。
「ふふふ。そこで、私たちはリュウトさんとオルフェがえっちをしてるシーンを目撃したわけですね」
「そ、そうか。ノエルたちがどれだけ真剣に俺を探してくれてたのかを理解したよ」
俺はそう言ったあと、テーブルの上にあった麦茶を一口飲む。
そして、二人に話を始めた。
「その、転移魔法で飛ばされたあと、俺は倒れてるオルフェを見つけたんだ。すぐ近くに居たから探し出したとかそう言うのでも無かった」
「なるほど。オルフェが倒れていた。と言うことは彼女が転移魔法を使ったという線は薄いですね」
「その件だけど、後から彼女から話を聞いたら『誰か助けて』と呟いて倒れたらしい。だから魔法図書館の『特性』で助けになる人が呼び出された。名前を指定してなかったから、ランダムだったんだと思ってる」
それを聞いたルエルが笑いながら言葉を返した。
「あはは。現存する世界の中からランダムになるんだから、そこから理解が選ばれるなんてどんな確率よ」
「そ、そこまで薄い確率だったのか……てっきりこの魔法図書館の中からだと思ったよ」
そして、俺は二人に対して話を続けた。
「倒れているオルフェに近づくと、あまりの怪我の酷さに言葉を失ったんだ。とりあえず脈をとったら、弱いけど確認が出来たから、生きてることは確認出来た」
「そうですか。ギリギリだったんですね」
「それで、どうやってオルフェお姉ちゃんを助けたの?」
「彼女の隣に落ちてた魔法杖……レーヴァテインが突然光ったと思ったら、人の姿になったんだ。だいたい小学六年生位の女の子の姿にな」
「なるほど。レーヴァテインが擬人化を見せるのは珍しいですね。余程緊急事態だったんですね」
「その時にレーヴァテインから、オルフェを助けて欲しいと懇願されて、全力で『疲労回復の魔法』を使ったんだ」
「その時だったのね。私がリュウトの魔力反応を探知出来たのは」
「全力でやった疲労回復の魔法に効果があったみたいで良かったよ。そこでオルフェが目を覚まして、話を聞いたんだ」
俺がそこまで話をした後に、ノエルが麦茶を一口飲んだ後に尋ねてきた。
「さて。ここまでは、私もルエルもサーシャさんも『予想してた事』です。リュウトさんの口から『どうしてオルフェとえっちをする流れ』になったのかを話して貰えますか?」
「そうね。オルフェお姉ちゃんは軽い女じゃないわよ。私たちの世界に居た時も、言い寄ってくる男はにべもなくあしらってたわよ」
「あ、あれ……?オルフェの話だと、自分の世界に居た時からそういうことは無かったって言ってたけど……」
「ふふふ。彼女にとっては本当に眼中に無いレベルの『有象無象』だったのでしょうね」
「そ、そうなのか。まぁ……あれだけの美人だからな。言い寄ってくる男なんて星の数ほど居ただろうな」
「そんなオルフェお姉ちゃんを一瞬でえっちにもってくリュウトはなんなのよ……。まぁ……私が言えた義理じゃないけどないけど……」
「あはは……その、オルフェからは『助けて貰ったお礼に御奉仕をさせてください』と言われたんだ」
俺がそう言うと、ノエルとルエルは額を押えて表情を歪めたあと、小さく頭を横に振った。
「まさか……オルフェがそんなにチョロい女の子だったとは思いませんでした……」
「オルフェお姉ちゃん……流石にちょっと……チョロ過ぎよ……」
「そ、それで……色々して貰ってるとえっちをする雰囲気になって……です」
「……はぁ。わかりました。とりあえず、全くもって予想通りと言うか、想像通りの展開でしたね」
「それで、リュウト。もう少し私たちに言うことがあるんじゃない?」
「心配をかけて申し訳ございません」
俺が真剣な表情でそう言って頭を下げると、二人はやれやれと笑いながら許しの言葉をくれた。
「まぁ……今回はイレギュラーでしたからね。とりあえずリュウトさんがこうしてここに戻ってきてくれただけ良しとしますよ」
「ちなみに、今夜は覚悟しておきなさい。寝れると思わない事ね」
「は、はい……」
こうして、俺は一連の流れを話した上で二人から納得と許しを貰えることが出来た。
こ、今夜のことは……楽しみにはしておこうかな。
そんなことを考えながら、俺はコップに残った最後の麦茶を飲み干した。