転生先は美少女秘書の居る魔法図書館でした。寂しがり屋でちょっぴりえっちな美少女司書と毎日イチャラブセックス三昧 ~陰キャ童貞からの逆転勝ち組人生~ 作:味のないお茶
第二十五話
風呂から出た俺は居間でテレビを見ながら夕ごはんまでの時間を潰していた。
台所ではノエルが鼻歌交じりでハンバーグを焼いていたので、
『俺もなにか手伝おうか?』
と聞いたところ、
『テーブルにお皿を用意してくれると嬉しいです』
と言われたので、皿の準備を整えていた。
「今年は仙台育○が優勝候補筆頭だよなぁ……初戦からとんでもない試合でスタートしたけどな」
『熱闘甲○園』を見ながらそんなことを呟いていると、どうやら夕ごはんの支度が終わったようだった。
テーブルの上には出来たてのハンバーグとお手製のサラダが用意されていた。
マグカップにはコーンスープが入っていてこれも美味しそうだ。
「これは……王宮の食事なのかな……」
お風呂から出たサーシャはテーブルの上に並べられた料理の数々を見て言葉を失っていた。
「ノエル……昔よりも腕を上げたんじゃない?」
「ふふふ。そう言って貰えると嬉しいわ」
そして俺は炊飯器の前まで行って中を確認する。
真っ白なあきたこまちが艶やかに輝いていた。
「ご飯も炊けてるから好きなだけよそってくれ」
「やったわね!!」
「僕もお腹がすいてるからね。大盛りにしようかな」
「ふふふ。これほど賑やかな食事が出来るのもここでの生活の魅力よね」
そんな話をしながら、俺たちは茶碗にご飯をよそって椅子へと戻った。
「よし。じゃあみんな揃ったからな。いただきますをしようか」
「そうね!!早く食べないとせっかくのお姉ちゃんのハンバーグが冷めちゃうわ!!」
「あはは。そうだな。じゃあ食べようか」
こうして俺たちは『いただきます』と声を揃えた後にご飯を食べ始めた。
ノエルの作ったハンバーグに箸を入れて割ると、中から肉汁が溢れてきた。
一口大にして口の中に入れて咀嚼すると、肉の美味しさが溢れ出してきた。
「あぁ……うめぇ……」
ご飯が無限に食べられる。ルエルのその言葉は嘘じゃ無いよな。
「ふふ。本当にここでの食事は賑やかになりましたね」
俺の隣に座るノエルが微笑みを浮かべながらそう呟いていた。
「そうだな。ノエルとしてはどうなんだ?」
「ふふふ。そうですね。私としては独りで食べていた時よりも幸せを感じていますよ」
「そうか。そう言ってくれると俺も嬉しいよ」
「リュウトさんをこちらに呼び寄せてから、本当にたくさんの人が来るようになりましたからね。びっくりです」
ノエルはそう言うと、ハンバーグを一口大にして口の中に入れた。
「ふふ。独りで居た時と料理の腕は変わってないんです。ですが、今の方が数段美味しいと感じます」
「まぁ、皆で食べる方が美味しいって言うからな」
「はい。それに人数が増えればそれだけ作りがいもありますからね」
「あはは。確かにそうだな」
こうして俺たちは、ノエルの作ったハンバーグに舌鼓を打ちながら、楽しく夕ごはんの時を過ごしていった。
「ご馳走様。ノエル。今日も美味しかったよ」
「ふふふ。お粗末様でした」
そして、ノエルの作った絶品のハンバーグを食べ終わり、俺は使った食器を流しに入れていった。
「食器洗いは俺がやっておくから、ノエルはお風呂に入ってきなよ」
「わかりました。ありがとうございます。リュウトさん」
ノエルはそう言うと、俺に頭をひとつ下げてから居間を後にした。
「さて。ちゃっちゃと洗っていくかな。ハンバーグの油はほっとくとめんどくさい汚れになるからな」
一言そう呟いてから、俺は食器用洗剤を染み込ませたスポンジで、全員分の食器を洗っていく。
ルエルやサーシャ。オルフェたちは『食後の運動』と称して、トレーニングルームへと向かっていた。
「最初は俺とノエルだけだったし。そこにルエルが来た。洗う食器も少なかったけど、サーシャやオルフェがこれからここで生活するって言うなら『食洗機』があってもいいよな……」
ガコン!!
「……は?」
食洗機があれば便利だよな……なんて思った次の瞬間。
俺の目の前に業務用とも言えるようなデカい食洗機が現れた。
これは昔。ぎょうざ○満洲でバイトをしてた時に使ってたようなものと同じだった。
「いやいやいや!!!!デカすぎんだろ!!!!」
某テニヌ○王子様の相手プレイヤーを見たような気分だった。
……まさかとは思うけど、これが『ちょうど良いサイズ』になるくらいに人が増える。そんなことは無いよな?
「あはは……まさかな……」
俺は試しに残っていた食器を食洗機に突っ込んでみた。
すると、ガコンガコン……と言いながら洗っていき、少しすると汚れの落ちたピカピカの食器が現れた。
「……便利過ぎんだろ」
これからはこれを使えば面倒な食器洗いも楽が出来るな。
改めて、この場の『異常さ』を感じることになった。