転生先は美少女秘書の居る魔法図書館でした。寂しがり屋でちょっぴりえっちな美少女司書と毎日イチャラブセックス三昧 ~陰キャ童貞からの逆転勝ち組人生~ 作:味のないお茶
第二十七話
コップを洗い終わった俺はオルフェに貸し与えている部屋へと歩いて行った。
元々の広さは『3LDK』だったが、人が増えてくるに連れて『勝手に部屋が増えていく』と言う良く分からない現象が起きていた。
『欲しいと思った物が出てくる世界』
まさかそれが『部屋の数』にまで反映されるとは思いもよらないよな。
そんなことを考えていると、彼女の部屋の前までやってきた。
コンコンとノックをすると、中から『どうぞ』という声が聞こえてきた。
「じゃあ……入るぞ」
俺はそう言って、ドアノブを捻って扉を開けた。
すると中には先程とは違う服装のオルフェが俺を待っていた。
ノエルやルエルが来ていた『魔法着』に似ていた。
「ふふふ。この衣装の理由ですが、タキモト様には練習では『催眠の魔法』を私に向けて撃ってもらいたいと思ってます」
「なるほどな。間違ってオルフェが寝てしまったら……という話だな」
「そうですね。多少の魔法ならレジスト出来ますが、タキモト様は規格外ですので……」
「あはは……まぁ俺と言うよりは『素体』の性能だと思うけど」
そして、俺が部屋の中へと進むと、オルフェからはベッドに腰かけて欲しいと指示を受けた。
それに従い、俺はベッドに腰を下ろした。
「まずは私が手本を見せますのでタキモト様はご覧になっていてください」
「わかった。あと、自分でも受けてみたいから、その魔法は俺に使ってみてくれ」
「え……良いのですか?」
少しだけ驚いた表情のオルフェに、俺は軽く笑いながら言葉を返す。
「あはは。どうせ『目覚ましの魔法』とかもあるんだろ?だったらどっちも身に受けられるからな」
「……えと、そうですね。『覚醒の魔法』と言うのがありますからね。わかりましたでは最初に説明をして、タキモト様に使いますね」
「了解だ。それじゃあ使ってみてくれ」
俺がそう言うと、オルフェの足元に『〇の中にZが三つ』みたいな魔法陣が描かれた。
「これが『催眠の魔法』の魔法陣です」
「あはは。なんか見覚えがあるような感じだな。これならイメージもしやすそうだ」
「それではこの魔法をタキモト様に使いますね」
『催眠の魔法』発動。
オルフェがそう言うと、彼女から淡い青色の光が放たれる。その光は俺の身体を優しく包み込んだ。
すると、『抗いがたい強烈な眠気』が襲ってきた。
「こ、これはめちゃくちゃ眠いな……」
「そのまま寝てしまっても良いですよ。我慢は身体に毒ですからね」
「わかった……じゃあ少ししたら起こしてくれ……」
俺はそう言うと、ベッドに寝そべり意識を手放した。
……。
…………。
………………。
「……ん。あぁ……」
一体どのくらいの時間が経ったのか。
俺は軽く声を出しながら目を開けた。
「ふふ。タキモト様は凄いですね。覚醒の魔法を使う前に起きました」
俺の目の前には、微笑みを浮かべるオルフェがこちらを覗き込むようにしていた。
「そうなのか。魔法を受けるチャンスを逃して少し損した気分だよ」
「タキモト様に使われている『素体』の力だけでは無いように思えますがね。……それでは私に魔法を使ってみてください」
オルフェはそう言うと俺から少し離れたところで手を広げていた。
「わかった。じゃあまずは魔法陣を思い浮かべて……」
俺はそう呟きながら、先程の魔法陣を思い浮かべる。
すると俺の足元には『催眠の魔法の魔法陣』が描かれていた。
「ふふふ。流石ですねタキモト様」
「難易度の高い魔法って訳じゃないんだろ?」
「そうですね。ですが言われて一度で覚えてしまうのは凄いことですよ」
そして、俺はそのまま魔法を発動させる言葉を紡ぐ。
「……『催眠の魔法』発動」
その言葉と共に淡い青色の光が放たれて、オルフェへと向かっていった。
「……これは。凄いですね……」
光に包まれたオルフェはそう言うと、軽く手を振って身体を包んでいた光を振り払った。
「……タキモト様。私で無ければ永眠してましたよ」
「う、嘘だろ」
少しだけ真剣な表情のオルフェに、今の言葉が冗談では無かったことを理解した。
「催眠の魔法がこんな威力で撃たれるなんて……規格外も良いところですね……」
「あはは。滅多に使わないようにするよ」
俺がそう言うと、オルフェは少しだけ思案したあと俺に話を切り出した。
「タキモト様はもう一つくらい魔法を身に受けてみたい。そう言ってましたね?」
「あぁそうだな。何かあるのか?」
俺がそう言うと、オルフェは少しだけイタズラっぽく笑いながら言葉を返す。
彼女はこの表情がとても魅力的だと思う。
「ふふふ。ありますよ?えっちなタキモト様が喜びそうな魔法ですね」
「……そうか。ちなみにどんな魔法なんだ?」
「はい。『催淫の魔法』ですね」
「……とんでもない……いや、ろくでもない魔法があるんだな……」
男が悪意を持って女の子に使ったらどうするつもりなんだろうか……
「ふふ。ノエルやルエルと居た世界では『使用禁止』とされていた魔法ですね」
「当然だよな。で?その魔法を俺に使うと」
「そうですね。この世界にはタキモト様に対して好意的な人しかいませんので、特に問題も無いかと」
「……そういう問題なのか?いや……まぁ興味はあるな」
自分がそれを受けたらどうなるのか?
うん。少し興味はあるな。
「よし。じゃあオルフェ。その魔法を使ってみてくれ」
「ふふふ。はい。了解しました。ちなみにタキモト様が『我慢出来なくなっても』私は大歓迎ですからね」
「あはは。もしかして『それが目的だったりする』のか?」
俺がそう言葉を返すと、オルフェはクスリと微笑みを浮かべるだけで言葉は返さなかった。
その様子に少しだけ来るものがあったので、俺はオルフェの元へと歩み寄り、彼女の身体を抱きしめる。
「タ、タキモト様!?」
「そんな回りくどい事なんかしなくても、して欲しいと言えばいつでもしてやるよ」
俺はそう言うと、オルフェの唇を乱暴に奪いながら彼女の豊満な双丘を揉みしだいていく。
重ね合わせた唇からは、彼女の甘い嬌声が漏れ出てきた。
「んぅ……あぁ……タキモトさまぁ……」
「さて。続きがして欲しかったら俺に魔法をかけてみろ」
唇を離した俺はニヤリと笑みを浮かべながら彼女にそう言ってやった。
『主導権を握られる』のは主義じゃないからな。
まぁたまには悪くないと思えたけど。
「……わかりました。タキモト様……覚悟してくださいね?」
「あぁ……俺に使ったことを後悔させてやるからな」
「ふふふ。それでは行きますね」
オルフェはそう言うと、足元に催淫の魔法の魔法陣を描いた。
『淫紋』と呼べるようなものに見えた。
なるほどな。こういう陣なのか。
「では使いますね……」
オルフェがそう言うと、彼女から淡い桃色の光が放たれた。
そして、それは俺の身体を包み込んだ。
さて……どんな効果があるのかな?
俺は自分の身体に起きる変化を楽しみにしながら、淡い桃色の光を眺めていた。