お待たせしました。
他の作品を優先して書いているのでのんびり更新になりますが、よろしくお願いします。
書いてたらどんどんゆっくりねっとりとしたプレイになっていく不思議。
虹夏ちゃんの反応が良すぎるのが悪いんや…
さて、どこから手を付けていこうか。
目の前に横たわる極上の獲物を前に吟味する。
どこをどう触ってもきっと虹夏はいじらしい反応を返してくれることだろう。
それはどれもこの状況を盛り上げるスパイスとなるに違いない。
虹夏が身にまとっているのは隠すべきところが全てはだけられた薄手のパジャマのみ。
ほとんど裸を俺にさらしていると言っても過言ではない。
丹念にその体を見れば、恥ずかしくなったのか視線をさまよわせ始めた。
「あんまりじろじろ見ないでよ……」
「なら触るか」
「ひゃわあ!」
とりあえずは耳を撫でると虹夏が間の抜けた悲鳴を上げた。
そのまま耳の後ろの産毛を触るように手を滑らせれば、逃れるように身をよじる。
「どうして耳触るの? くすぐったいんだけどお……!」
「いや耳を責められると興奮するという人もいるらしい」
「一体どこでそんな情報を得るのさあ」
「虹夏が清純そうな顔してこういうことの知識があるのと同じように、俺にも秘密くらいある」
「な、ないよ!? そんな知識ないから!」
「本当に知識ないやつは愛液を見たらおもらしだと思うだろうに」
「それは……そうかもしれないけど」
「で、週に何回くらい自分でするんだ?」
「流石に言わないやあっ!」
一生懸命に否定するのを横に、その右耳にふっと息を吹きかけてやる。
すると軽く腰を浮き上がらせる思った以上の反応が返ってきて、むくむくと悪戯心が湧いてきた。
続けて息を吹けば、首を反対方向に反らせて遠ざかろうとする。
そこでさらけ出されたのは白い首筋だ。
ぴんと張った滑らかなそれに、衝動のままに吸い付く。
「ひうっ! ちょっと、跡付いちゃう」
「ふぉんなふよくふはなきゃふはないはひい」(そんな強く吸わなきゃつかないらしい)
「何言ってるのかわかんないし、くすぐったいんだけど!?」
強く吸うというよりも、甘噛みするような気持ちでうなじを弄んでいく。
風呂に入ったばかりの体は汗の酸っぱさもなく無味と言っていい。
しかし虹夏が使っているボディソープの甘い香りが鼻孔を満たして興奮を強く刺激する。
俺などは体は洗えればいいとばかりに安売りの石鹸で済ませてしまうが、虹夏はおしゃれに気を遣っているのだという気付き。
そしてその清らかな体を俺だけが汚しているという背徳感が体を満たす。
「綺麗な体だな」
「……ありがと」
「意外と痩せてるよな」
「意外とって何意外とって。一言余計なんだけど」
首筋を辿って上に登って行けば、耳たぶに辿り着く。
真っ赤に実ったそれを唇の先で
「ひんあっ」
「もしかして、耳が弱いのか?」
「わかんないけど、み、耳元で喋っちゃダメ……!」
「ほう」
「絶対今悪い顔してるでしょ! ほんとにだみゃあ!」
耳たぶはフニフニとしていて唇の先でもその柔らかさがはっきりと感じ取れる。
そこから耳の筋をなぞるように舐めあげてやれば、虹夏の体がぶるりと震えた。
ボディソープから、シャンプーへと香りが変わる。
いつの間にか虹夏の顔はしっとりと汗ばんでいて、心なしか甘い味がした。
「ふあっ、そこ、やめて……」
戯れに、舌を耳の中に差し込むと「ふああっ!」と一層反応が大きくなる。
それに気を良くして、中を圧迫しないが音を立てるように舌を出し入れすることにした。
じゅぷじゅぷと淫らな音が鳴り、疑似的な性交を想起させる。
「ひあっ、ああ、やあ、それやだ、音があたまにひびいてへんなきぶんになる……!」
「そういうことしてるんだから変な気分になるもんだろ」
「そういう問題じゃ、ひや、うう、んん! ああ、ふああっ!」
ぞくぞくとした感覚が走っているのだろう。
背中を仰け反らせて暴れているが、力が入っていないためもう体で押さえつける必要もない。
足がシーツを擦るように蹴る音と虹夏の嬌声が部屋に響く。
耳を舐める都合上、俺の耳元から聞こえる虹夏の喘ぎ声に脳を焼かれそうだ。
その声がどこまで行きつくのか試したくなって、空いている手を虹夏の首にやり、鎖骨を辿ってその下にある丘の縁に沿わせた。
「あ、そっち……」
滑らかな肌の下に感じる感触が、少しの柔らかさからマシュマロのような夢を含んだものに変わる。
世の中の男子が夢見る胸の大きさではないが、確かにそこに存在する。
触れればそれは小さいながらもおっぱいなのだ。
そのまま丘を登るのではなく、麓の境目を円を描くようになぞっていく。
「あ、んっ、ふうんっ! ああ、あふっ、いっ、一緒に触られるとぐちゃぐちゃになっちゃう」
「ぐちゃぐちゃになってるところが見たいんだ。泣いても許さない」
「いじわるな奏は嫌いになってやるう!」
「それはちょっと困るな、と」
「ひやあ! あ、あああ!」
そう高くはない丘を一気に登り、頂点の膨らみをきゅっと摘まんだ。
その瞬間虹夏の腰が浮き上がり、一瞬の硬直の後にシーツに落ちた。
軽くイったのだろう、荒い息を吐いて忘我の様子だ。
ふと下に目をやれば、シーツに広がったシミが見えた。
太ももで軽く股に触れてやれば、ぬるりと快感の証がズボンに付く。
「イったのか?」
答えは聞くまでもなくわかり切っているが、虹夏の口から聞いてみたい。
そう思っての言葉だったが虹夏はふいと顔を背けて小さく声を漏らす。
「……イってない」
「そうか?」
「イってないったらイってないの!」
「それなら別にいいが、イクという言葉の意味が分かるんだな」
「あ」
見事に墓穴を掘った形となった虹夏。
自分の口走った言葉の意味を少し考えて理解したのか、また顔が真っ赤に染まる。
「うがあああ! やっぱり意地悪! 奏なんか嫌い嫌い!」
「いた、ちょ、前髪がくすぐったい」
頭を左右にぶんぶんとふるたびに、虹夏の前と横の髪が鞭のように顔をくすぐってくる。
「やめろやめろ」
「うがあああ!」
「怪獣かよ」
「ぎゃおおお!」
「まだ余裕はあるんだなあ」
冗談に付き合って怪獣のマネをするくらいのことはできるようだ。
少し余裕を取り戻したらしい虹夏の乳首をこりこりと弄ぶ。
「ひやあ! あ、不意打ち、だめえ!」
急に快感を与えられては暴れる余裕も失うらしい。
耳元から顔を離して虹夏の顔を覗き込めば、潤んだ瞳と目があう。
口元からつうと一筋垂れた糸が首に流れて、俺が舐めた跡と交わって淫らな十字を刻んでいた。
桜色の唇は軽く開かれたまま耽美な息を吐きだしている。
そこにあるのは、悦楽に浮かされた大人の女の表情だった。