※この作品はR-18です。

怨霊ハーレム   作:ボルメテウスさん

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忍の折り紙

「隠密行動に長けている霊を探す必要がある」

 

「それが、忍者なのか」

 

 その俺の言葉に対して、ハリベルは答える。

 

 それに対して、俺もまた同意するように頷く。

 

「俺達の中で、隠密に長けているのは、メドゥーサだけど、それでも完全に隠密が得意訳ではない。

 

 だからこそ、そういう隠密活動に長けている忍者が欲しいんだ」

 

「なるほどね……でも、どうして、そこまでして、忍者が必要なの?」

 

「情報はどこから手に入れられるか、分からないからだ。それに忍者なら、情報を盗み聞きする事も可能だろうしな」

 

 そう言いながら、俺は歩き続ける。そして、ハリベルは何かを考えるように言う。

 

「ふむ、それも、奴らに対抗する為か?」

 

「あぁ」

 

 奴らの家の力は強い。それが、どういう風に力を持っているのか、それはよく分かっていない。

 

 だが、少なくとも、奴らの情報網は侮れない。

 

 それに対抗する為にも、忍者の力が必要になってくる。

 

 そんな事を考えている時だった。

 

「紙?」

 

 俺は一枚の紙を見つける。

 

 それは、折り紙だった。

 

「折り紙?」

 

「……」

 

 俺の言葉にハリベルは何も言わず、ただ黙って、その折り紙を見つめる。

 

 すると、まるで折り紙は、意思を持っているように動き始めた。

 

「これは」

 

「どうやら、早々に探していた忍者はいたようだな、ただ」

 

 それと共に見つめた先では、折り紙が巨大な鳥を作り出した。

 

『キィイ』

 

 それは、奇声を上げると、こちらに向かって来た。

 

「どうするつもりだ」

 

「少し、落ち着かせて貰う。

 

 紙を相手ならば」

 

 同時に、俺はハリベルから、巴に変わって貰う。

 

 それと共に、懐から取り出した薙刀に巴御前を宿す。

 

「ふぅ」

 

 同時に、薙刀は炎を纏い、巨大な薙刀をゆっくりと構える。

 

「巴、頼めるか」「えぇ、勿論」

 

 巴の声に合わせるように構える。

 

 そのまま、こちらに向かって紙の鳥が襲って来ると同時に薙刀を振り下ろす。

 

「……凄いな」

 

 

 

 目の前で起きた光景を見ながら呟く。

 

 紙の鳥は、それと共に、爆散していく。

 

 まさか、紙が炎に触れた瞬間、爆発した。

 

 それに対して、俺は驚きを隠せない最中、そのまま目を真っ直ぐと向ける。

 

「そこか」

 

 それは直感だろう。

 

 俺は、紙の鳥の中にある気配に手を伸ばす。

 

 同時に、掴んだのは女性。

 

 青紫の髪に黒いコートを身に纏っている。

 

 

 

 先程までの紙の鳥は、彼女が暴走していた要因だった。

 

 そのまま、紙の鳥は、そのまま散り散りになって、消えていった。

 

「それで、どうする?」

 

「とりあえず、起きてから聞いてみよう」

 

 そのまま、俺は、彼女を連れて、その場所から去って行った。

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