この世界に転生した際、一番役に立った漫画は、他でもないDr.STONEである。
Dr.STONEは、生活に必要な物をどのように造れば良いのか、教えてくれた。
だからこそ、この生活において必要な物を、なんとか造り出す事が出来た。
「それで、なんで俺に相談を?」
「はい、七花さんは、このような荒事を得意だと、聞いたので」
それと共に、俺に持ちかけられた相談が来ていた。
「それで、森でなぜか毒霧があって、それをなんとかして欲しいと?
いや、なんで、それを俺に?」
「いえ、ここで様々な物を造っており、そういうのは得意かと」
「いや、自分の生活用に造っているだけだからな、本当に」
「お願いします!どうか、その、禪院家にも依頼をし「あぁ」えっ」
その一言に、俺は思わずぶち切れた。
「良いぜ、その依頼、受けるぜ」
「えっ、本当ですか、それじゃ」
「それで、その森の場所は」
「えっと」
そのまま、俺は依頼された場所へと向かう事になった。
『気に入らないのか』
「あぁ、あの家が関わっているんだったらな」
俺はそのまま、森の中へと向かって行き、そのまま入っていく。
その手には、既にハリベルの能力を発動させている。
毒がどういう原理で出ているのか分からないが、どうやら、毒霧のような状態である。
だからこそ、俺の周囲を水で、それを防いでいる。
「あいつか」
そうして、見つめた先。
そこにいたのは、巨大な猫。
今回の騒動の原因だろう。
そして。
「よぅ、久し振りだな」
「お前はっ、なんでここにいるんだ落ちこぼれがっ」
「あぁ、そんなの決まっているだろ、お前がどんな馬鹿をやっったのか、見に来たんだよ」
「ぐっ」
そう、悔しそうな顔をしていた。
「それで、あいつはなんだ?」
「ぐっ、この周辺で暴れている化け猫だ。
どうせ、落ちこぼれだから、お前を餌に、俺は」
そう、何か言おうとしたが、どうでも良い。
俺はそのまま、目の前にいる猫の視線は、俺ではなく、向こうの奴。
「なるほど、また、お前ら案件かよ」
「なっ」
「さて」
そのまま、俺は猫の方へと目を向ける。
「お前、こいつに恨みがあるんだろ。
まぁ、別に俺はこいつがどうなっても、一ミリも興味はないけど、殺されたら面倒だからな」
その言葉に対して、既に敵意を剥き出しにした猫は、俺に向かって、襲い掛かる。
だが、その敵意は、俺に対してではなく、後ろの奴に対して。
それに対して、俺は、ハリベルの力で、拘束する。
「ぐるるるっ」
拘束した水のまま、俺を睨んでいる。
「それじゃ、こいつは俺が貰っていくぜ、じゃあな」
「なっ、お前、待てっ、なぜ俺を助けない」
そう、俺は既に目的である猫を連れて行く事にした。
「・・・えっ、なんで?
十分助けたじゃないか、お前の脅威から」
「このままだと、野垂れ死んでしまうっ」
「そうか、頑張れ、お前だったら出来るよ」
「まっ」
それだけ言い、俺はそのまま奴を放って、森を抜ける。
毒となる原因を、水で周囲の毒霧を吸い込んでいく。
「さて、こっちの方は」
「・・・」
「大人しい?」
それと共に、俺は見つめる。
「・・・別に、あいつがこのまま死ぬんだったら、別にやる意味もないから」
「あっ喋った」
「・・・それで、あんたは私に何の用?」
「何、俺の所に来ないか?」
「あんたの所に?
また、なんでよ」
「そうだなぁ」
そう尋ねてきた彼女に対して、俺の答えはまぁ、決まっている。
「むかつく奴らの名前、泥を塗りたくないか」
「・・・聞かせて貰おうじゃない」
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